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ニセ科学を批判する目的

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pseudoctor

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そもそも、ニセ科学批判とは何か


ニセ科学を批判する事である。それ以上でもそれ以下でも無い。
つまり「ニセ科学批判」とは個々のニセ科学批判行為から共通する部分をまとめて表現した、言わば最大公約数的な抽象概念である。従って、現実に存在するのは個別のニセ科学に対する個別の批判であって「ニセ科学批判」という名前の行為は実在しない。
例えるなら「スポーツ」という名前のスポーツは実在しないので「スポーツをする」と言った場合、実際に行うのはジョギングや野球等、個別の競技である。これと同様に「ニセ科学批判」という名前の批判行為は実在せず、実際に行われるのは「マイナスイオン批判」や「血液型性格判断批判」等の個別の批判行為なのである。

批判する目的とは何か


理想を言えば「ニセ科学の撲滅」なのだろうが、それは現実にはまず無理である。何故なら、誰にでも「非合理的なものも信じたい」という本能的な欲求があるから、ニセ科学を口にする人を完全に無くすのは殆ど不可能だろう。しかし完全に無くすのが無理だからと言って、何もしないのもどうかと思う。現実的な目標としては「ニセがニセであると世の中に広く認知される事」あたりになるだろう。
また、これとは全く逆に「ニセ科学を吊るし上げて仲間内で楽しんでいるだけ」という意見を貰う事もあるが、それも極端な評価である。もし本当にその通りならば、こうしてWikiを公開したりもせず、招待性SNSの中とかだけでやっていれば良い事だろう。面映いのでこういう言い方はあまりしたくないのだが、少しでも世の中の状況を変えたいという気持ちがあるから、やっているのである。

「科学的な間違いの指摘」が最終目標なのではない!


「科学的に間違いを指摘する事」は批判のスタートラインであって、ゴールではない。現実に行っている行為として、どうしても間違いの指摘が目立ってしまうので、それだけが目的の様に見えてしまうのかもしれない。しかし実際には、間違いの指摘は「クリアすべき前提条件」とでも言うべき部分である。


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