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+作者:SS初級者 ◆S2RjfIBJZA + +~一方、遂に墜ちたリップとココノは~ + +「それでは、こちらが浴場になります。えっと…」 +と首をかしげるココノ。そう、今はスイートリップから七瀬凛々子へと戻っている性か、 +どちらの名称で答えれば良いか迷っている様だ。それが可笑しかったのか、微笑みながら +「どちらでも良いですよ。ココノさんが呼びやすい方で呼んで貰って構いませんよ。」 +と、微笑みながら返す。 +「では…凛々子さん。こちらが浴場になりますので、こちらで身を清めてお待ち下さい。 +メッツァー様もそろそろ帰還なされる頃ですので」 +と、想い人の名前を聞いただけなのに胸が高鳴る凛々子。 +「ふふ…ではごゆっくり…私は凛々子さんの新しい着替えをお持ちしますので」 +「着替え?」 +と、不思議そうに返す凛々子。 +「ええ、これから同じくメッツァー様に仕える身になりますので。それ相応の格好をして +もらいますので」 +という言葉を聞いて顔を赤らめる凛々子。それを察したのか、少し苦笑いを浮かべながら +ココノが +「大丈夫ですよ。そんな卑猥な格好では無いので。基本的には私と同じ服装になります」 +それを聞いて安堵したのか、小さくため息を吐く凛々子 +「ふふ…では…」 +と、浴場から離れていくココノ。そして、粘液や汗でべとべとになった身体を洗うべく、 +凛々子も足早にシャワーへと向かうのであった。 +そして数分後、シャワーを浴び、湯船に浸かっていた凛々子の元に、同じく一糸纏わぬ姿 +で浴場へ入ってくるココノ +「すみません。私も汗をかいたので、ご一緒に汗を流させて貰いますね」 +そして、シャワーを浴びた後、同じく凛々子と肩を並べて湯船に浸かるココノ、そして、 +何気なくココノが凛々子へと問いかける +「…凛々子さんは、メッツァー様のどこに惚れたんですか?」 +「教導学園でメッツァー様と初めて会った後、他の男性には無い優しさを感じて、段々好 +きな気持ちが出てきて…それで敵として私の前に現れた時はショックだったけど、それで +も学園生活の時の優しさが忘れられなくて…私も聞きたかったんですけど、ココノさんは +どうして?」 +一瞬、ココノが昏い表情を見せる、しかし、湯気の性か、凛々子は気付かなかった + +「私は以前、アップルナイツという騎士団に所属していて、ゼーロウの軍勢との戦闘に敗 +れ、ゼーロウへと連れて行かれて、陵辱の限りを尽くされていました。それこそ、死にた +くなるくらいに。その時、ゼーロウに幹部として就任したメッツァー様が出した案があっ +て、実験的に、捕らえられていた私がメッツァー様に預けられました。最初、私は相手が +変わっても、陵辱されるだけと思っていましたが、メッツァー様は違いました。時には陵 +辱もありましたが、優しく接してくれていたメッツァー様に、いつの間にか惹かれていっ +て、気付いたら、今の自分になっていました。」 +「そうでしたか。」 +と、その話を聞いて、どれだけ凄惨な思いをしたのかと考え、気が下がった凛々子を察し +たのか +「長湯になりましたね。そろそろ上がりましょうか」 +と笑顔で話しかけるココノに頷く凛々子であった。 +そして、脱衣所で、ココノは早々に着替えを始めたが、凛々子はどうしても着替えの手が +進まない。これを着る事によって、完全に今までの生活と別れる事になるのを分かってい +るだけに、手が進まないのだ。先に着替え終わったココノがそれを察したのか +「凛々子さん。大丈夫です。メッツァー様は絶対貴女を大事にしてくれます。だから、勇 +気を出して一歩を踏みだして下さい。」 +と微笑みながら語りかける。その微笑みを見て、勇気付けられたのか、意を決して着替え +始める凛々子。そして数分、最後に帽子を被った凛々子を見て +「良かった。ぴったりです」 +と、笑顔を零すココノ。そして、鏡へと通される凛々子。そして… +「これが…私?」 +スイートナイツの衣装も大胆とは感じていたが、それ以上に赤と黒を基調とした魅惑さを +感じる大胆な衣装に身を包んだ自身を見て、胸が高鳴る。 +「お似合いですよ。凛々子さん…それでは改めまして、これからもよろしくお願いします。 +共にメッツァー様の為に頑張りましょうね」 +と、笑顔で挨拶をするココノ。それにはにかみながら +「こちらこそ。よろしくお願いします。」 +と返す凛々子であった。 +「ふふっ、それではメッツァー様が間もなく帰還されますので、お迎えに上がりましょう」 +「はい。ココノさん」 +と相づちを打って、魔法陣へと向かう2人であった。
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