分裂か、それとも新たなる胎動か 第35回大会~
第35回大会『 SEVENS』シリーズを経て、リーダーの 幽香は、共闘した 守矢神社のニューリーダー腋巫女 早苗と
共感するものを感じたとして、新たに軍団の垣根を越えて ゆうさなタッグを結成し、 LTW取りに動いた。結果から言えば
LTW奪取はならなかったものの、 早苗との絆は確実に深めている。
また、 雛も L⑨W王者として挑戦を チルノから受け、同じく チルノ軍とは敵対する 秋姉妹と共闘する動きを見せ始める。
このように、外部と積極的に手を結ぶような動きは、これまで東プロ内で孤立しつつヒールを貫いていたO.D.Sの姿からは
想像もつかなかったものだけに、とうとう最狂のヒール軍団も分裂か、いやこれは有力なレスラーを取り込んでより強大化する動きではないか、
とファンの間でも意見が四分五裂していた。
なお、第35回大会の『 SEVENSシリーズ』の最後に、 M.Dが久しぶりに登場したが、規定を破ってリングに乱入したために
無期限謹慎処分を受け、東プロから事実上永久追放されることとなった。これに伴い、O.D.Sからも除名されたものと思われるが、メンバーは
明言を避けているため詳細は不明である。
それはさておき、これらの動きに対しての残るメンバーの動向についてだが、元々 魔理沙は、「私のやりたいようにやるだけだぜ」がモットーであり、
この動きにも関心をもっていないように見える。
このためファンは、O.D.Sのブレインであり、「月の頭脳」とうたわれる参謀 八意永琳の動きに注目していたが、
第36回大会にて、ついにその 永琳も沈黙を破り、 LSW獲りに動き出すことを表明した。
結果から言えば、コンテンダーマッチで 神奈子に破れるも、その際 永琳にしては珍しく相手を誉める形で、言わば人脈を
作っており、さらにその 神奈子が新王者となったところから、一躍さらに次代の LSWを狙えるポジションに付いたとも
言われている。
O.D.Sがこれほど活発に各方面に手を伸ばすことは、 GM軍が参戦してからは無かったことであり、
なんらかの前触れではないかと、ファンの間でも議論が絶えない状況となっていた。
しかし、第38回大会にてその議論をも吹き飛ばすような事件が勃発する。
ARMSとの一戦で、リーダー 幽香が 萃香の豪腕に失神KOされるという屈辱、さらにリング上で泣き出すという醜態までさらしてしまった。
それに対し、これまで皆の動静に対して沈黙していた 永琳がついに動く。 幽香に非情の掌底を食らわし、「ベビーとなれ合うからだ」と一喝。
我を取り戻した 幽香は次大会で行われる LTU防衛戦に、軍団内での自らの進退も賭けると発言。
こうして、第39回大会で行われる試合は、単なるタイトルマッチではなく、万一負けようものならリーダー交代、極論すれば最狂軍団が一夜にして
消滅という可能性すらはらむこととなり、俄然注目を浴びることとなる。
先だって行われた 伝統のマリアリ戦での 魔理沙の快勝を経て、開始されたタイトルマッチは、結果から言うと前試合のそれをなぞるように
幽香が 萃香の豪腕の前に沈み、タイトルを失うという結果となる。
だが、その過程はというと、耐久力に欠けると評される 幽香が 萃香と堂々と渡り合い、意地と根性を見せつけて、
負けてなお彼女の評価を大いに高めるものであった。
それを受け、 永琳は 幽香をO.D.Sのリーダーであると認め、確かにベルトは失ったが、解けかけていた軍団の結束を改めて高めることとなった。
これにより、O.D.Sは、解体かとも言われていた危機をひとまずは乗り切ったというのが大方の見方である。
とはいえ、実力的には劣ると言われていた ARMSに連敗したことは、ヒール軍団としては大きな失点とも言え、
混迷を極める東プロの中でも、今後のO.D.Sの行方にはさらに注目が集まることになった。
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