M.D(マスク・ド・ダークサイド) -第35回大会より無期限謹慎処分

能力:不明(東方Project由来のキャラクターではないため)
   笑いを取る程度の能力?
所属:O.D.S(第23回興行~第35回興行)

ファイトスタイル

暗黒面に堕ちた者

鋭利な刀剣を思わせるチョップと首を切り飛ばすバズソーキックに顔面砕き系の技を駆使する。
以前引退した誰かに酷似したスタイルだがあくまで偶然の一致である。
証拠として、懐に短剣や毒袋を常に忍ばせており、試合に勝つためならそれらの使用や反則行為、まして
トップレスラーの技を剽窃する事も厭わない、誰かとは似ても似つかぬ鉄面皮レスリングを展開する。
一方勝利を焦り相手を深追いし過ぎた結果、まんまとしてやられる事も多く、その時は誰かへの叱咤よろしく「未熟者」コールが観客席からあがる。
また一部の観客からは出るだけで笑いが取れると評判(?)だが、無期限謹慎となってしまった現在、本人がそれをどう思っていたかは不明のままである。

ダークサイドディルージョン

本人は修行の末自ら編み出した技だとしているが、技の形はまんま幽々子のバタフライディルーション。
元々破壊力は折り紙つきで初勝利を奪った縁起の良い技だが、後に安売りするようになったために幽々子が「馬鹿が私の技を乱発してくれた」と不快感を露にしていた。
それだけでもフィニッシュとしてはどうかと言うところだが、初披露の相手がチルノだった上にカウント2であっさり返され、
逆にダイヤモンドブリザードを食らいあわや初勝利献上と言う事態を招いたため、余計に評判を落とす事にもなった。
ベルトとマスク剥ぎをかけた幽々子との試合では仕掛ける前にラストライドで撃沈され、『掟破りの逆ディルージョン』とはならなかった。
(ただし、この試合に出場していたのは「M.D.に扮していた妖夢」というのが、所属していたO.D.Sの見解であることに注意されたし)
オリジナルは山田敏代のリバースゴリースペシャルボム。

ダークサイドカッター

カナディアンバックブリーカーの体勢で相手を肩に担ぎ上げた後、捻りを加えて相手の顔からマットに叩き付ける。
実況が間違えて「白玉カッター」とコールしたが、結果的に同型になっただけで別の技である。
元は横須賀亨の横須賀カッター。

ダークサイドクラッシュ

マットに座っている状態の相手に対して側面から走りこみ、顔面を蹴り飛ばすミドルキック。
妖夢の「未来永劫斬」と同型だが別の技。見た目にはかなりえげつない。
元はTAJIRI選手のバズソーキック。

160Km/hチョップ(仮)

コーナーにはり付けた相手に対し、野球のピッチャーのように大きく振りかぶって袈裟切りチョップを叩き込む。
外の世界ではタイガーマスクならぬタイガースマスクのような野球キャラが使う、ややお笑い入った技である。
オーバーモーションはともかく痛そうな技ではあり、技を出している本人はきっと真面目なのだろう。

凶器攻撃
言わずと知れたヒールの常套手段。
M.Dは特に竹刀をよく用いるが、その扱いはみょn…妙に手慣れたもので、ファンの間からは
「剣術の心得があるのではないか?」「斬れない物などほとんど無さそうだ」などと囁かれている。
またフォーク状の凶器を使うこともあり、竹刀とあわせて楼観剣・白楼剣などと呼ばれることがあるが、あくまで妖夢のそれとは別物である。
技でもなんでもないが、本人はきっと必死なのだろう。

その他使用技

ダブルスラッシュ(モンゴリアンチョップ)、毒霧、急所攻撃など


戦績

+ 全戦績 -ネタバレを含むので注意-
以下は、第32回興行時点。
大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考
第23回大会 第5試合 3vs3(,魔理沙) アリス,萃香,霊夢 sm3657399 ●(18:35 萃香・ショートレンジ百万鬼夜行)
第25回大会 第4試合 3vs3(幽香,) レミリア,フラン,チルノ sm3795997 ●(17:27 フラン・ローリングラリアット)
第26回大会 第1試合 U3Tトーナメント() リグル,ミスティア sm3856770 ○(16:42 ダークサイドデリュージョン・リグル) 初ピンフォール勝利
(マスクを被る前から的な意味で)
第6試合(メイン) 4vs4『BLACK or WHITE』(永琳,幽香,魔理沙) ,,小町,映姫 sm3879860 ○(15:34 OtTRルール・映姫)
○(17:42 OtTRルール・)
●(20:14 ・OtTRルール)
O.D.S3人目の退場者
双方通じて5人目の退場者
O.D.Sの敗北
第27回大会 第3試合 U3Tトーナメント準決勝() レティ,チルノ sm3936614 ●(17:12 レティ・アイアンクロースラム)
第28回大会 第3試合 3vs3(魔理沙,) アリス,鈴仙,メディ sm4014033 ●(16:02 アリス・ジャストフェイスロック) ピンを取られたのは
第29回大会 第4試合 TAG(魔理沙) 霊夢,アリス sm4144215 ○(13:33 ドラゴンスープレックス(魔理沙)・霊夢)
夏フェス 第3試合 8wayBR L⑨Wベルト争奪バトルロイヤル ミスティア,リグル,ルーミア,
,,天子,チルノ
sm4262509 ○(6:18 OtTRルール・ミスティア)
○(10:31 OtTRルール・リグル)
●(13:34 ・ペインスパイラル)
最後の2人まで残り
第32回大会 第1試合 LSWタイトルマッチ 幽々子 sm4399032 ●(10:12 幽々子・ラストライド) マスクを剥がれる
  • シングル 1戦0勝1敗
  • タッグ 3戦2勝1敗 (M.Dのフォールによる勝ちは1回、M.Dがフォールを取られた負けは1回)
    • O.D.Sとのタッグ、タッグ名はなし) 2戦1勝1敗 (M.Dのフォールによる勝ちは1回、M.Dがフォールを取られた負けは1回)
  • 6人タッグ 3戦0勝3敗 (M.Dがフォールを取られた負けは2回)
  • 8人タッグ 0戦
  • その他
    • 8WayBR 1戦0勝
    • 8人イリミネーションマッチ 1戦0勝1敗

見ての通りの戦績である。特に言うこともないが、一言。

未熟者め!!



タイトル歴

第一回LU3T争奪トーナメント

  準決勝敗退(雛)

受賞歴

2008年度東方プロレス大賞

 特別賞

人間関係

(U3Tにおける相方だったが後に裏切る)
(理由は不明ながら、技の酷似や個人的な嫌悪感を示している)
(理由は不明ながら、やたらに敵視している)
(同一人物説あり。本人は否定しているが真相はまだ不明瞭であったが、マスクを剥がれて結局は…)
(自称『真のM.D』。上の妖夢との繋がりも含めて同一人物か否かは分かっていない)

入場曲

運命のダークサイド
本来はのテーマ曲だが、M.Dが登場する際にもこの曲が使用されている。

- 色々な意味で謎の覆面レスラー 第23回大会~

色々な意味で謎の覆面レスラー 第23回大会~

魂魄妖夢の引退と前後して、O.D.S追加メンバーとして東プロデビューした覆面レスラー。
名目上はシリーズ初のオリジナルキャラクターとなる。
セリフのほとんどが片言かつ機械的であるため、アンドロイドか改造人間のような印象を与える。
が、片言で脅し文句を言ってもあまり様にならず、むしろ笑いの種になってしまっている。
そのため、メンバーからはあまり喋らないように釘を刺されているらしい。
そのデビューのタイミングやファイトスタイル、初ピンを取った時の並ならぬはしゃぎようから、
登場した直後に妖夢との関連を疑われているが、あくまで本人は別人と言い張る。
+ 白玉楼潰し、行方不明、そして 第26回大会~第35回大会

白玉楼潰し、行方不明、そして 第26回大会~第35回大会

U3級に相当するらしく、U3にバッドエンドをもたらすべくとタッグを組んでLU3Tトーナメントに出場。
その緒戦でミスティアリグル組からピンフォールを奪い念願の初勝利を手にしたが、
その決め技は何と幽々子の切り札と同型のダークサイドディルージョンであった。
結局準決勝でレティに沈められ、U3の制覇はならなかったが、その前後から妙な活躍をし始める。
しかしそれに並行して、ミスティアを必要以上に敵視、ダークサイドディルージョン乱発、BRとは言え
同じO.D.Sの雛を竹刀で滅多打ちにするなど怪行動を繰り返し、特に白玉楼に敵意を剥き出しにする。
そして31回大会ではついに、LSWを獲得した幽々子を潰すため直接行動に。
竹刀(楼○剣?)片手に試合後の白玉楼コンビに襲い掛かり、返り討ちにされながらも
「王者に敵前逃亡は許されない」と幽々子にタンカを切り、
敗者覆面剥ぎと引き換えにLSW挑戦権を獲得する
(言い換えればそこまでしないとベルトと今のM.Dが釣り合わないと言う意味だが)。
もっともこの行動はO.D.Sの他メンバーのあずかり知る所ではなくM.D一人の暴走だったらしいが
詳細については誰も語らないため不明のままである。
結局、それなりの試合はしたもののやはり敗れ、剥がされた覆面の下にあったのは、
これまたやはりと言うべきか引退したはずの妖夢の顔であった。
が、その妖夢は差し伸べられた幽々子の手を逆上してはねのけO.D.Sも脱退宣言、
M.Dをパートナーと信じていたをも裏切った彼女にブーイングのシャワーが降り注いだ。
しかし直後に雛の後ろに自称『真のM.D』も出現、「妖夢は人のコスを借りただけ」と断言した。
先の偽者とはあからさまに異質のオーラと口癖を持っており様々な憶測が飛び交ったが、
結局M.Dの正体は現在も公然の秘密という状態にある。
そして第35回大会メインイベント、GM軍四軍連合総力戦「SEVENS」シリーズ決着後のリングに現れ、
GM軍の敗戦を認めようとしない霊夢に制裁を加えた後無期限謹慎とされ、多くの謎を残したままリングから去ることとなった。
(この時登場したのは前述した『真のM.D』だったという説もある)
+ レスラーとしての評価

レスラーとしての評価

初登場が混乱時期であり、中身が妖夢であったとされながらも
真のM.Dではなかったとも取れる幕切れで休養期間に入った東プロ。
様々な選手が様々なスタイルで活躍をしている東プロマット内においても、とりわけM.Dの存在は異端であった。
本家東方に存在しない幻想郷内での情報が一切無い人物であったこと、
試合内容や結果、スキット等でのファン間での評価が日に日に高まっていったことから
東プロ内でも未曾有の大成功したギミックレスラーであると断言できる。
偽者と一蹴された妖夢にしても、それと入れ替わるように登場した自称真のM.Dにしても
その後の夏フェスでの特別試合方式にしても(参考:最終鬼畜全員MD,最終鬼畜全員MDinU3)
大きな影響力と認知度を誇るようになり、今後も様々な局面でファンを魅了してくれるであろうこの覆面レスラーは、
正に東プロが生んだ史上最大の幻想であると言えるだろう。

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最終更新:2011年04月06日 09:53