サブ合宿(--がっしゅく)とは6月に行われる行事。
行程は2泊~3泊(ごく稀に4泊)と短いが、新入生にとっては初めて自転車にテントなどの荷物をつけて行う行事であり、2年生以上の上級生にとっても新年度最初の本格的な合宿となっている。
行き先は、以前は内陸(長野など)が多く行き先に選ばれていたが、近年は東京都の島嶼部(大島や八丈島など)が多い。全ての班が島を行き先に選んだ年もある。
この合宿の特徴として、班毎に出発時期が大きく異なることが挙げられる。この合宿は、班毎に班員の都合がつく6月の週末を選んで出かける。第1週目に合宿をすることもあれば、第4週目に合宿をすることもある。
班発表直後から夏合宿の班発表の直前まで、サブ班で走行練を行うことになる。
サブ班発表は通常、新歓合宿の直後5月の中旬後半である。全ての班が合宿を終えるまで夏合宿の班発表は行われないため、5月下旬から6月いっぱいまで、サブ班での走行練となる。期間にして5~6週間ほどであり、最も長く同一の班で走行練を行うことになっている。
ただし時節柄雨が多く、走行練はおろか合宿本番までも雨に祟られることもある。合宿の行程中、一度も雨に遭遇しないことは非常にまれであり、必ずと言っていいほど雨走行を体験することになる。
島に行く場合、浜松町駅近くの竹芝ふ頭から船に乗っていくこととなる。この出発は昼の場合もあるが、夜のフェリーの場合が多く、この夜出発の場合、合宿に出発する班を有志の部員で盛大に見送りすることが恒例となっている。
見送りの際には、何らかの差し入れを持っていくこともまた恒例となっている。基本的には外装に落書きを施したお菓子が中心だが、まれに花火などの差し入れが行われることもある。
番号は出発した週とは対応していないので注意。
年 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
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2008年 | 八丈島 | 八丈島 | 大島 | 岐阜 | 八丈島 | 長野 | - |
2009年 | 大島 | 大島 | 大島 | 大島 | 新島→式根島 | 式根島→新島 | - |
2010年 | 八丈島 | 八丈島 | 神津島 | 神津島 | 八丈島 | 八丈島 | - |
2011年 | 大島 | 大島 | 八丈島 | 新島→式根島 | 大島 | 大島 | 大島 |
2012年 | 八丈島 | 八丈島 | 神津島 | 神津島 | 八丈島 | 八丈島 | - |
2013年 | 神津島 | 大島 | 大島 | 八丈島 | 大島 | (八丈島)※ | - |
2014年 | 八丈島 | 八丈島 | 八丈島 | 八丈島 | 八丈島 | 八丈島 | - |
※台風のため中止。かわりに自転車なしで会津若松・蔵王を旅行。
目的地が伊豆大島などで、ジェット船を利用する場合、船内は狭く、荷物スペースが小さい。そのため、一度に乗船するのは2班が限界である。また、荷物の運搬もしずらく、船を遅延させかねないため、素早く準備し、いつでも乗下船できるようにしておくこと。特に、乗船は一番乗りに済ませることが望ましい。これは大型客船も同様である。 なお、ジェット船の場合、こうした事情から輪行した自転車はかなり乱暴に押し込まれることとなる。この点にも注意されたい。
2011年6月27日午後2時57分M