Stepmaniaで使用するバナー、背景等の画像や動画についての解説です。
アドバイス
画像
バナーは16:5(よく使われるのは256×80)、背景は4:3のモニタなら640×480、それ以外の比率ならゲームメーカー等が公開している壁紙を参考にサイズを決めて作るとStepmania上で綺麗に表示されます。
画像の比率を保ったまま拡大縮小する機能は標準ではありません。例えば640×480(4:3)の解像度の背景を1680×1050(16:10)のモニタで表示すると背景は横に引き伸ばされてしまいます。この点は諦めるか異なるアスペクト比用の背景を用意するしかありません。
動画
動画は基本的に容量を食い、解像度や1秒あたりのフレーム数(fps)が大きく、かつMPEG1よりDivX、Xvidの方が負荷が高くなるのでアップロードを前提とするのなら可能な限り軽量化する必要があります。画質は余程ひどくない限り問題にはなりません。
動画とモニタのアスペクト比が異なると正しく表示されません。
動画の比率 |
モニタの比率 |
表示結果 |
16:9 |
4:3 |
画面内に無理矢理納めて表示するため縦長に |
4:3 |
16:10 |
比率を保ったまま横一杯に拡大されるため上下が欠ける |
画像編集ソフト
最悪ペイントでも良いのですが、アンチエイリアス処理が出来ないので余りお勧め出来ません。以下のソフトを使用する事をお勧めします。
フリーウェア/オープンソース
GIMP2 (2.0.x~2.2.xはGTK+を先にインストールする事。2.4以降は単体でインストール可能)
レイヤー、アルファチャンネルに完全対応、プラグインによる拡張(PhotoShopプラグイン含む)、Script-Fuによるスクリプト処理と、市販のPhotoShopに迫る高性能なソフトです。これだけで殆どの事が出来ますが、高性能な分機能も豊富で複雑なため、ある程度慣れが必要です。
初心者でも簡単に扱える画像編集ソフト。画像の拡大縮小やちょっとした特殊効果を加えるのに向いています。透過色には対応していますがアルファチャンネルには対応していません。
アナログ感覚で絵を描くのに向いているソフト。レイヤー機能は他の一般的なソフトのレイヤーとは扱いが異なるため余りお勧め出来ません。
レイヤーが扱える画像編集ソフト。GIMPより手軽に扱えます。
何れも8ビットカラー(256色)以下専用の画像作成/編集ソフトです。どちらかと言うと譜面作成よりもテーマやノートスキン作成に向いているかも知れません。
簡単操作で凝ったバナーを作成出来ます。
市販ソフト
勿論性能は抜群で画像加工や文字の飾りつけ等はフリーのものとは比べものになりませんが、高機能であるが故に操作も複雑で扱いにくいため、まずはフリーのもので慣れてから購入する事をお勧めします。
Microsoft Wordのワードアートを使った裏技(?)
まず背景をつくり、それをWordに貼り付け、ワードアートを貼り付けPrintscreenでキャプチャする、という流れになります。
出来は、例えればRPGツクールで作ったRPGのような出来ではありますが、アイデア次第でそれなりに良い物も作れる…と思います。
気をつけなければいけないのは、ワードアートを作ってPrintScreen→ワードの背景を透明色にして事前に作った背景に貼り付けという流れだと汚くなる事と、Word2000だと図の扱いが非常に面倒臭くて勝手に拡大縮小される事もあったりする等、不便な面も多い事でしょうか。
動画編集ソフト
次項のコーデックと組み合わせて使用して下さい。
MPEGの編集とエンコード。単体ではMPEGのみ。
※無圧縮AVIの読み書きは可能ですが、最新版(2.525.64.184)は動画によっては他形式に変換する時に元の動画には存在しない真っ白&真っ黒な映像が追加されて本来の動画より長くなってしまうバグがあります。旧バージョン(2.524.63.181)では起こりません。
AVIの編集とエンコード。DivXやXvidが直接読め(拡張子がdivxのものはaviに変更すれば読み込み可能)、プラグインを導入する事で様々な形式(MPEG2、H.264等)の入出力も可能になります。
動画コーデック
StepManiaはMPEG(*.mpg)とDivX及びXvid(*.avi)に対応していますが、MPEGではビットレートを落とすと綺麗にエンコード出来ないためDivXかXvidを使う事をお奨めします。
※Xvidで320×240の400Kbps位にすると大体6MB前後になります。
※無償版のDivXは細かい設定が出来ないためお奨め出来ません。また対応しているのはDivX6.8.5まで(現在入手不可)です。DivX7のDivX Plus(*.mkv)は再生出来ません。
※koepi版は開発が停滞しているためXvidVideo.RU版を推奨します(64ビット版もあります)。
Xvid (XvidVideo.RU版)
Koepi版 Xvid 日本語化パッチ
koepi版 Xvid 1.2.2 07062009 日本語化パッチ 改訂版
Xvid_122_07062009_jp_fix.7z
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SHA1 : 3550578781be28581873e345365262f631d30961
SHA512: df38fc34a50d22e3f088d59ea43343b713a11190d40baf44095f6e79297001aa
71a05aa2c3217e5a7d57757bad1e9819b328de3274c9a2ef5e0dc618b7f5a8cf
koepi版 Xvid 1.2.1 04122008(2008年12月13日修正版) 日本語化パッチ
Xvid_121_04122008_13122008_fix_jp.7z
MD5 : 8bfc5916cbad34dadadc5e7dcdffbf52
SHA1 : e0eb968941071fc1a31712d43e21ee263d9a8033
SHA512: 496779b85111f4bd24457ce26619aae91dda9ebc7243d5b4bf0f37fac8e28440
b4d1aabfad92dd8ad915eae74c2f06f3e606ef2bba385fd17ef6fa5bad252782
koepi版 Xvid 1.2.1 VAQ 04122008(2009年1月1日修正版) 日本語化パッチ
Xvid_121_VAQ_04122008_01012009_fix_jp.7z
MD5 : b9d1657f1eccd09e686d22f51f3bd07e
SHA1 : 531b826ec16f14f6fbdf27d206bed79368b0aae0
SHA512: 8d0a8c3cd89bb44aa9290b4caf99a400a72278df04e918b4c359b93cf9a28060
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※VAQ: Variance Adaptive Quantization。詳しくは
ニコニコ動画まとめWiki「拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について」を参照。
解説サイト
最終更新:2010年11月09日 20:29