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プロジェクトの設定

コンパイル時のコード生成方法の設定と前項で作成した定義ファイル(.def)を読み込む設定を行う。

コンパイル時のコード生成方法が間違っていると、ホストプログラム(Cubase、Sonar等)が正しくDLLファイルを読み込めない。
また、定義ファイルの読み込み設定が間違っていると、コンパイル時にエラーとなり、DLLファイルが生成できない。

プロジェクトのプロパティを開く

メニューから「プロジェクト」→「プロジェクト名のプロパティ」を選択する。


構成の変更

開いたプロジェクトプロパティのダイアログの左側から「構成プロパティ」を選択する。
ダイアログ左上にある「構成」がアクティブになるのでで「Release」を選択する。


文字コードの設定

プロジェクトプロパティダイアログの左側から「構成プロパティ」→「全般」を選択。
ダイアログの右側「文字セット」を「マルチバイト文字セットを使用する」に設定する。


コード生成の設定

プロジェクトプロパティダイアログの左側から「構成プロパティ」→「C/C++」→「コード生成」を選択。
ダイアログの右側「ランタイムライブラリ」を「マルチスレッド(/MT)」に設定する。


リンカの設定

プロジェクトプロパティダイアログの左側から「構成プロパティ」→「リンカ」→「入力」を選択。
ダイアログの右側「モジュール定義ファイル」に「../vstplug.def」を入力し「OK」を押す。






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項目 No. 概要
VC++ プロジェクトの準備 No.1 VC++でVST用のプロジェクトを作成する
No.2 VSTを作成するに当たって必要なVST SDKファイルをVC++のプロジェクトに追加する
No.3 VSTを作成するに当たって必要なvstplug.defファイルを作成する
No.4 VSTを作成するに当たって必要なコンパイラ、リンカ設定を追加する
No.5 VSTをコンパイルするの際の注意事項

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最終更新:2012年11月21日 23:18