2000円札の普及推進

2000円札を普及させるには、入手と環流が重要になってきます。

まず日銀や銀行が積極的に2000円札を取り扱うようにしなくてはいけません。
現在、日銀は2000円札の新券を発行することを渋っていますので
日銀に対して要求することが重要です。
さらに2000円札を扱わない銀行も出てきてますのでその銀行に対しても取り扱うように要望した方がよいです。

銀行から入手したら使用するのですが、すぐにまた銀行に戻ってしまうような
ところで使うとあまり意味がありません。一部の自動販売機では2000円札は出金せず
銀行に送り返されますし、店舗によってもレジに2000円札用の場所が無く1万円札と
一緒に小銭入れの下にしまわれて、釣りとして使われない事も多いです。
そのようなところを避けつつ使用することにより2000円札を認知させ普及を推進することが出来ます。


  • 日銀
    • 銀行に2000円札を卸す
  • 銀行
    • 銀行に2000円札を置く
    • ATMや両替機に2000円札の入出金を可能にする

三菱東京UFJ銀行のお客様問い合わせ窓口です。両替機を2000円札にも対応させるよう要望を出してください。
http://www.bk.mufg.jp/voice/index.html

  • 利用者
    • 2000円札を入手し使う
    • 他の人の目に触れさせる
    • 2000円札をお釣りとして渡す
    • 銀行からお釣りのために入手する
    • 自動販売機を2000円札対応にする

基本

2000円札で初乗りなどの切符を購入→移動→2000円札で乗り越し清算→1000円札+小銭を溜めておく
→溜まった小銭を合計1000円以上にしてJRの券売機で切符を購入するとお釣りに1000円札が混ざる
移動の必要がない場合購入した切符を払い戻す(JRの場合、払い戻しボタンがある券売機でそのまま払い戻しができる)(邪道なのでやりすぎに注意というか下記のように現在は払い戻し作戦は下火?)

こうすることにより溜まった小銭が1000円札に変わる。繰り返すと 1000円札が複数枚できるので
みずほ銀行の両替機にて2000円札に両替を繰り返すことにより、券売機の中に2000円札を効率よく
仕込むことができるので、高額紙幣で切符を買った人の手元に2000円札がお釣りとして出てくるようになる。

※現在は10円単位のチャージが可能な券売機の登場で払い戻し作戦は下火のようです。
最小チャージ額が500円の券売機の路線は切符購入+乗り越し精算で乗り、10円単位のチャージが可能な券売機で小銭を1000円札に戻すといいでしょう。

お釣りの小銭の枚数を考えるとさすがに50~100円チャージ程度を下限にしたくなりますが、結局その場で小銭を大量投入して10円チャージで小銭を1000円札に変えるので気にしなくてもいいです。

券売機はチャージが500円からでも精算機は10円単位でチャージできる会社もあるので覚えておくといいでしょう。

2000円札をお釣りとして出さない券売機に注意

  • ここで注意は、オムロン製などは2000円札を邪魔者として受け付けはするが、お釣りとしては出さないので、オムロン製は使ってはいけません。東京メトロの場合高見沢製を使ってください。

  • もし券売機のメーカーがわからない場合は、2000円札で少額チャージした後に10000円でもう一度少額チャージして、2000円以上のお釣りを出してみましょう。2000円札がお釣りとして出てきたら2000円札の出金に対応した券売機です。自動販売機の入出金対応も参考にしてください。

  • なお5000円券を入金した人には出金されない?(しかも5000円券が入っていると出金されない?)謎な仕様(2000円札の出金優先度が低い?)の機種もあるので10000円札での確認が推奨されます。

  • スイカやパスモがあるのですが、根気強く2000円札で電車に乗りましょう。ただし500円からチャージできるようになったり10円単位のチャージが可能な券売機も登場するなど、乗り越し精算よりもICカードに少額ずつチャージして乗った方が効率がいい場合もあります。休日おでかけパスや青空フリーパス、地下鉄一日乗車券なども最低額でチャージしたICカードの残額で買った方が効率がいい場合も。チャージごとに券売機を変えてなるべく広く仕込むのがお勧めです。

JR線の乗車券分割

指定席券売機・みどりの券売機などの一部のJRの券売機では当駅以外からの乗車券を購入できるため、連続区間を分割して発券(東京→横浜 を 東京→蒲田 + 蒲田→横浜 など)でき、1度の乗車で2000円札を複数仕込むことができます。しかも分割乗車券の方が若干安くなる場合があるので一石二鳥。ただし分割の方が高くなる場合もあるのでその場合は到着駅での乗り越し精算やICカードの利用がおすすめです。(分割区間の検索は下部で)

  • JR東日本の指定席券売機では2023年9月1日から不正乗車対策で特急券との同時購入を除き500円以下の他駅発の乗車券が発券できなくなった模様。500円超でも発券できないという情報もあります。
    • 他駅発の切符はえきねっとで予約して購入する必要があります。最初の分割駅までの切符は予約せず直接購入してもいいでしょう。
    • JR東日本指定席券売機でもICカードの残額を使えるので、1枚500円以上の切符は2000円札でチャージしたICカードの残額を使用して購入するのがお勧め。
    • なお東京都区内などの一部のJR東日本の駅ではe5489の切符も受け取ることができます。どちらで予約しても特に違いはありませんが、こちらは複数枚をまとめて発券できるという特徴があります。(2000円札を仕込む目的では利点がありませんが、JR東日本の指定席券売機では結局ICカードの残額で買うことになる500円超の切符をまとめて発券するときとか...)

  • JR西日本のみどりの券売機では通常は当駅発以外の乗車券を購入することができません。特急(並行する新幹線でも可)を1区間以上利用する区間(特急利用区間があれば特急が停車しない駅も選択可)を選び、最終的に「乗車券のみ購入」を選択することで当駅発以外の乗車券を購入できますが、特急がない区間や特急1区間に満たない区間では発券できないので、その場合はe5489で予約して購入しましょう。

通常の券売機の切符との併用

余裕があれば1枚ごとに券売機を変えてなるべく広く2000円札を仕込みたいところですが、指定席券売機などは数が少ないため難しいことも多いです。最初の分割駅までの切符は通常の券売機で買うのも手ですが、○○円区間の切符として発売されるので自動改札が通らなかったときに三角表で運賃を確認する必要が出てしまうのでお勧めできません...が、2分割に限り[指定席券売機の切符]+[○○円区間の切符]+[現金(分割なしとの差額)]を有人改札で追加すれば1枚の切符の不足分を生産する形で簡単に通れるかもしれません(未検証)。逆に言えば分割なしよりも高くなる2分割区間でも...?さすがに非推奨だが。

  • 一応、下記のように自動改札機が2分割すら非対応なJR東日本以外(JR西日本など)の会社線では○○円区間の切符と指定席券売機の切符(マルス券)の組み合わせの2枚組も自動改札に対応している模様(情報)。もちろん磁気不良で通らない可能性には留意すること。

自動改札機の分割乗車券対応状況

  • 自動改札機はJR西日本によると一部の駅を除き在来線改札機は3枚、新幹線改札機は4枚まで重ねて投入が可能なので、到着駅で重ねて投入すれば出場できますが、3分割以上だとエラーになってしまうようなので、出場時のみ有人改札を利用しましょう。(下記の新幹線の項目も参照)重ねずに2枚連続投入(動画)でも可能。
    • JR西日本では全て回数券の3枚なら出場できたが(動画)、1枚でも普通乗車券が含まれると2枚が上限になるとの情報あり(情報1)(同じ方の情報2)。
  • 他のJR各社も2枚なら概ね対応しているようですが、JR東日本の駅は3分割はもちろん(動画)、2分割でも通らない模様情報1)(情報2)(情報3)。JR東日本の駅では出場時は有人改札を利用しましょう。

ちなみに入場時は1枚目の切符で入場すれば問題ありません。ただし、例えば3枚投入しても入場に必要な1枚目の切符だけ入鋏処理されるだけなので、3枚までならまとめて投入して入場しても特に問題はないでしょう。

自動精算機の分割乗車券対応状況

精算機に続けて1枚目→2枚目の順にを投入すると精算完了券が出てくる。(情報JR東日本は自動精算機も複数枚投入できない模様。(情報1)(情報2

3分割は精算機も非対応だが(情報)、分割切符2枚と定期券は対応との情報もある。(情報)定期券からはみ出した区間に2分割の切符が使用されている扱いだからだろうか。



なお切符分割区間の検索は以下のようなサイトが便利です。

  • 乗車券分割プログラム
    • 多機能だが、正式な路線名を使用する必要があるため路線の知識が必要(埼京線→[東] 山手線+赤羽線+東北本線や大和路線→[海西] 関西本線など)。
    • また、他路線との重複区間は同一扱いとなっているため、注意が必要です。
      • 例えば中央本線で大月→有楽町間を移動する場合は(大月)→[東] 中央本線(新宿-塩尻)→(新宿)→[東] 山手線(代々木)→[東] 中央本線(神田-代々木)→(神田)→[東] 東北本線→(東京)→[海東西] 東海道本線→(有楽町)となります。
      • よくわからなければ逆方向で入力してみましょう。
      • 大阪環状線で大正→鶴橋を移動する場合は(大正)→[西] 大阪環状線→(今宮)→[海西] 関西本線→(天王寺)→[西] 大阪環状線→(鶴橋)となります。入力した通りの経路で計算されるので、(大正)→[西] 大阪環状線→(鶴橋)だと逆回りになって運賃が高額になってしまうので注意。
  • 分割.net
    • こちらは大都市近郊区間内の発着のみ対応だが操作は簡単。



新幹線の分割乗車券

新幹線も在来線同様に乗車券の分割が可能です。例えば 豊橋→静岡 の乗車券を 豊橋→焼津 と 焼津→静岡 で分割できます。焼津には新幹線の駅はないのでは?と思うかもしれませんが、在来線と並行する区間なので問題なく使えます。(JR九州との運賃体系との違いから山陽新幹線(JR西日本)の新下関-博多間のみ山陽新幹線扱いで分割したほうがいいでしょう。在来線の乗車券でも乗車できますが若干高額です。逆は勿論乗れません。)

ただし、並行する在来線と駅が別の場合、例えば岡山→神戸の切符では当然ながら新神戸で降りられません。(200km超で神戸市内までの切符になる場合は別)この場合は乗車券分割プログラムでは西明石以降を★マーク付きの路線(新幹線別線扱い)で検索することになるため分割の選択肢は減ります。もちろん岡山→新大阪のように通り過ぎてしまえば在来線の駅で分割しても問題ありません。詳しくはJRの選択乗車について調べてください。

新幹線と在来線を乗り継ぐ乗車券は出場2枚+特急券1枚+入場1枚の4枚なら改札の判定は2分割なので自動改札が通ります。したがって、仮に在来線との乗り換え駅で分割した場合は新幹線2分割+在来線2分割の最大4分割まで自動改札が通ることになります。3分割+特急券の4枚は通らない模様

新幹線特急券の分割
JR東日本ではタッチでGo!新幹線でICカード残額を使用するのが最適。ただし、残高が枯渇するので1枚では厳しいかもしれません。

自由席ならば特急券の分割が有効な区間もあり、例えば 浜松→三島 を 浜松→静岡 と 静岡→三島 で分割できますが、新幹線特急券はどう分割しても1枚500円以上なのでJR東日本の指定席券売機が使える場合はICカードの残額で買うのが最適解となります。なお、新幹線の自由席特急券の分割が有効な区間はdesktoptetsu氏のサイト(新幹線)や東洋経済の記事などが参考になります。

おまけ:在来線特急券の分割
割引があるチケットレスサービスが普及したことや、特急は停車駅が少なく分割候補が限られるため、できる事は少ないです。乗車券の分割だけで妥協しましょう。どうしてもという方はdesktoptetsu氏のサイト(在来線特急)などに特急券(主に自由席だが、JR東日本の一部指定席も)を有効に分割できる例があります。

他にもjorudanやNAVITIMEなどの乗換案内サービスで距離を調べて50km超の区間を30km以下で分割したり、200km以下の区間を100km以下で分割などできる事はあるかもしれません。ただし、だいたい1枚500円以上となるためJR東日本の指定席券売機が使える場合はICカードの残額での購入が最適解になります。

飽和攻撃(物量作戦)

SuicaやPASMOにチャージをする際、2000円札を5枚投入して500円分のチャージを行うという手段があります。この場合、一度に複数枚投入された2000円札は専用のトレイに格納されてしまうため、釣り札として出金させることはできません。しかしながら、鉄道会社に以下のような影響を与えることが可能です。
  • 2000円札を1000円札へと両替すれば金融機関に支払う手数料が増加する
  • 2000円札を釣り札として出せば金融機関に支払う両替手数料を削減できる
物量で敵に圧力をかけて戦意を喪失させ、翻意を促すことも必要です。


お年玉、結婚式の御祝儀、出産祝、入学祝、習い事の月謝、町内会費


お年玉、結婚式の御祝儀、出産祝、入学祝、習い事の月謝、町内会費として2000円札を渡し、我々以外の人にも使用してもらいましょう。


次善の策<常に1万円札を友とせよ>


いつも2000円札を入手し、いかなる場面でも使用できればよいのですが、残念ながらそうはいきません。そうした場面ではどうしたらよいのか?それは1万円札を入手し使用すればよいのです。

1万円札は2000円札とは基本的に競合しません。そして、2000円札と同じように、市場の1000円札や5000円札を吸い上げる働きをします。また、銀行の両替機は20枚までしか紙幣を受け付けませんので、1000円札から直接両替すれば2000円札は10枚しか手に入りませんが。1万円札を経由すれば50枚手に入ります。1万円札も有効利用したいものです。

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最終更新:2024年04月21日 18:29
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