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89 :お兄さんが教えてあげる(1):2006/11/23(木) 05:39:17 ID:OoryJ1Zr 長らく続いた一人暮らし。 彼女もおらず、部屋に上がり込んでくるような友人もいないため、ついつい掃除がおろそかになる。 が、最近は、けっこうマメに綺麗にしている。 小さな来客があるからだ。 ・・・ 彼と初めて会ったのは、近所の本屋だった。 その日、比較的早い時間に仕事が終わった俺は、ぼんやりと雑誌を物色していた。 ふと見ると、なにやらきょろきょろとまわりを見回している少年の姿が目に入った。 せわしなく首を回しているくせに、向こうはこちらに気づいていないようだ。 万引きか? つまらない正義感というより、単なる興味本位で、少年に気づかれないよう、背後に回り込んでみる。 少年は、ちょっとエッチなマンガを手に取ろうとしている最中だった。 なんだか微笑ましい。 少年は、食い入るように、マンガの少女の裸に見入っている。 俺は、その少年の横顔の方に見入っていた。 小学生の高学年くらいだろうか。 俺には早い時間であっても、小学生には遅い時間に思えるが、最近の子は塾やら何やらで忙しいのだろう。 異性の裸に興味があるようだが、第二次性徴がきているとも思えない、 ぱっと見、男の子か女の子か分からないような、幼く可愛らしい顔立ちだ。 フリルのスカートでも穿かせれば、それなりに似合ってしまいそうだが、 女性の裸に興奮するということは、幼くても男の子なのだろう。 ぼんやりとそんなことを考えていたのが悪かったのか、不意にこちらを向いた少年と、目が合ってしまう。 少年の顔が歪む。羞恥というより、その表情は恐怖の色が濃い。 怒られるとでも思ったのか、少年は慌てて走り出そうとする。 「おいっ! 待てって」 少年の肩がびくんと大きく震え、彼の体は固まってしまう。 そんなに大げさなリアクションを取られると、悪いことをしてしまったと思う。 「いや、驚かせてごめん。あんまり熱心に見てたから」 「……」 少年は俯いたままだったが、顔色は蒼白から真っ赤に変わった。そりゃまあ、恥ずかしいだろう。 「あー、いや、別に恥ずかしい思いをさせたいわけじゃないんだ」 少年の耳に顔を寄せ、小声で囁く。 「さっき君が手にしてた本、18禁だろ? 俺がかわりに買ってやろうか?  もちろん、代金はあとで君からもらうよ」 在りし日の思い出。俺もガキの頃、本屋の親父にすげなく断られたことがあるのだ……。 少年の顔が上を向く。 「ほんと?」 ちょっと嬉しそうなハスキーボイス。 「でも……」 また俯いた。でも、なんだ? 90 :お兄さんが教えてあげる(2):2006/11/23(木) 05:39:52 ID:OoryJ1Zr 「持ってるの、バレたら……」 いきなり現れた不審者を気にしているのかと思ったら、所持したときの心配をしているらしい。 「そんなの、隠しときゃいーじゃん」 「バレるよ……」 「そりゃベッドの下とか、ありきたりのところに隠すからだよ。  百科事典のケースの中とかに入れとくんだよ」 「うち、百科事典なんてない……」 「いや、それは例えばの話で、普通のマンガのカバーをかけておくとか」 「部屋に妹いるし」 一人部屋ではないということか。 「じゃ、外だな。近所の公園とか、河原とか、神社とか」 「そんなの、思いつかないよ……」 「そういう秘密の場所を探すのが楽しいと思うんだけどなぁ」 「……そりゃ、あればいいと思うけど」 「よし。じゃあ、こうしよう。  俺、週末の夕方にも、この本屋に来るから、君はそれまでに、隠し場所を探しておけ。  そんときにまた会えたら、この本、買ってやるよ」 少年は困惑したような顔をしていたが、こちらを見上げて、聞いてきた。 「……どうして、そこまでしてくれるの?」 「うーん、それはな、俺にも君のような少年の頃があってな。  そして、俺も君と同じ悩みを抱えていたわけだ。  そのとき、近所のお兄さんが、いろいろ便宜を図ってくれたんだ。  で、俺は思った。  『将来大人になったら、このお兄さんのように、少年の悩みを救える大人になろう』と。  今、リアルタイムに少年をしている君には、あんまり分からない心情かもな」 「……よく分からないけど、なんとなく分かった」 「それはなにより」 ・・・ 週末、本屋には先日の少年がいた。素直な子なのだろう。 「よう」 片手を上げて挨拶する。 「こんにちは」 ぺこりとお辞儀をする少年。素直な上に、礼儀正しい。 「待たせちまったか? わりぃな」 「そんなでもない。僕も今来たとこ」 「そっか。で、隠し場所は見つかったか?」 「それが……まだ……」 「なんだ。じゃあ、今から探すか?」 「うん」 「よし。あっと、すまん。一回、うちに寄ってもらってもいいか。  サンダルで来たから、歩き回るなら、ちゃんとした靴に履き替えたいんだ。  うち、すぐそこだから」 「別にいいけど……その、本……」 「おっと、そうだった。こないだ見てた、あの本でいいのか?」 「……うん」 もじもじと俯いて、顔を赤らめる少年。 ・・・ 91 :お兄さんが教えてあげる(3):2006/11/23(木) 05:40:25 ID:OoryJ1Zr 目的の本を買ってやり、俺の家に向かう。 少年は本の代金を払おうとする。 彼くらいの少年にとっては大金だろうとは思うが、受け取っておく。 こういう建前は大事だろう。 ・・・ 「狭いところだけど、まあ、上がってくれ」 「お邪魔します」 独身男性のアパートの部屋に上がることなど、少年にとっては初めてなんだろう。 目を丸くして、きょろきょろしている。 「落ち着かない?」 「……部屋って、一つしかないんだ」 「そりゃ、俺が一人で住んでいるんだから、部屋は一つで足りるだろう」 「テレビ、大きいね」 「そういうところにしか、金をかけるところないしな」 「パソコンあるね」 「君のうちにはないのか?」 「うん」 「そっか。そうだな。パソコンはいいぞぉ。エッチな画像、見放題だ。  君も家にパソコンがあれば、こんな苦労しなくてよかったんだけどな」 「……うん」 残念そうに少年が俯く。 「あはは。じゃあ、今見る? それか、買った本、先に読むか?」 「えっ……。その、本、読みたいけど」 「俺がいると恥ずかしい?」 「うん……」 「じゃあ、隣のキッチンで読めば? 俺はこの部屋にいるから」 「……覗かないでね」 「はいはい。そっちに行くときは、ノックします」 少年は本の入った紙袋をそのまま掴むと、いそいそとキッチンに行こうとする。 「あっ、おい。これ」 ティッシュペーパーの箱を差し出す。 「え?」 少年はきょとんとしている。なんだ、まだないのか? 「えっと、『射精』って、学校で習わなかったか?」 「……習ったけど……まだ、したこと……ない」 「そうなんだ。けど、まあ念のため、持って行け」 「……うん」 少年がキッチンに消え、俺はすることがない。 パソコンで、少年が好みそうなエロ画像を集めておこうかと思うが、 AVの方がいいだろうと思い直し、押し入れからDVDを引っ張り出す。 しばらくして、耳を澄ますと、少年の荒い吐息が聞こえてくる。 荒いといってもまだか細い、鈴が鳴るような吐息だ。 ドア一つ挟んだ向こうで、幼い少年が、いきり立ったものをしごいているのかと思うと、 こちらの方も興奮してくる。彼はどんな顔で喘いで、絶頂を迎えるのだろうか。 いや、精通はまだだと言っていた。 幼い顔に、ただ、だらしのない表情を浮かべているだけということか。 少し見てみたい。が、少年との約束がある。ここは我慢しよう。 92 :お兄さんが教えてあげる(4):2006/11/23(木) 05:41:00 ID:OoryJ1Zr 30分ほど経った。そろそろいいだろうか。ドアの向こうに、声をかけてみる。 「おーい、そろそろいいか?」 「えっ! う、うん」 慌てた声がして、ドアが開いた。前屈みの姿勢で、部屋に入ってくる少年。 ジーンズの前が、苦しいほどに張り詰めているのが、目に見えて分かる。 「えっと、ジーンズ、そんな無理して穿かなくても」 「え?」 「もしかして、脱いでない?」 「う、うん」 「痛いでしょ」 「うん」 「脱げば?」 「で、でも」 「男同士なんだし、べつにそんなに恥ずかしがらんでも……」 「……」 「まあいいや。DVD見る?」 「なんの?」 「普通のエッチなやつだけど」 「……見る」 少年が、ぎこちない動作で部屋の隅に座ったのを確認してから、俺は、再生ボタンを押した。 今まで静かだった部屋に、響き渡るAV女優の嬌声。 前戯の部分は、あらかじめスキップしておいた。 仰向けに寝た裸の女優に、裸の男優がガンガンとペニスを突き刺している。 男優の腰がリズミカルに振動し、それにあわせて、女優が喘ぐ。 少年はじっと見入っている。 無意識のうちに、彼は自分の股間に手を当て、ジーンズの上からさすっているようだ。 「あのさ」 「なっ、なに」 声とともに、少年は慌ててこちらを向いた。 「見てるだけ?」 「え?」 「ちんちん触ったりしないの?」 「えっ、そ、その」 「普通は触るんだよね。オナニーとか、マスターベーションっていうんだけど」 「へ、へえ」 「今、ジーンズの上から触ってたよね」 「そ、そんなこと、ない」 「いや、別に責めたいわけじゃないんだ。ただ、やり方知ってるのかな、と思って」 「し、知らない」 「あんまり変なやり方だと、ばい菌とか入って病気になるから、  正しいやり方を、知っといた方がいいと思うよ」 「そ、そうなの?」 「それに、とっても気持ちいい」 「そ、そう」 「知りたい?」 「べ、別に」 「そう」 93 :お兄さんが教えてあげる(5):2006/11/23(木) 05:41:35 ID:OoryJ1Zr 俺はテレビの方に向き直る。少年も、同じ方を向く。 しばらく、二人、無言でいる。女優の喘ぎ声と、男優の荒い呼吸だけが、部屋にこだまする。 男優は、せわしなく体位を入れ替えながら、セックスを続ける。 正常位から始まって、騎乗位、バック、そしてまた正常位。 「あ、あの」 少年のか細い声が聞こえる。 「なに?」 「えっと」 「ちんちん、苦しい?」 「え、えっと……」 俺は自分のジーンズを降ろしながら、盛り上がったトランクスを少年に見せつけた。 「ほら。俺もエッチなビデオみて、ちんちん大きくなった。  別に変なことじゃないよ。普通のことだよ」 「う、うん」 少年も、つられるようにジーンズを降ろしていく。白いブリーフが目に入る。 「楽になった?」 「うん」 「でも、まだ苦しいよね。こっちにきたら、オナニー、教えてあげるよ」 少年は幾分躊躇していたが、いい加減、我慢も限界のようだ。 盛り上がったブリーフを揺らして、俺の前に立った。 「後ろ向いて」 「うん」 少年が背を向ける。 「テレビ、見える?」 「うん」 少年の視線の先には、嬌声というより悲鳴に近い声を上げる裸の女。 俺の目の前には、白い布に包まれた、小さなお尻がある。 お尻をなで回してみたいが、それは後にして、まずは、前の方に手を回す。 少年のおちんちんを、ブリーフの上から、優しく触る。 「きゃっ!」 少年の口から、女の子のような声が漏れる。 反射的に腰を引こうとするのを、腕を回して抱え込む。 布越しにくっきりと形が浮き上がるように、少年のおちんちんを指でつまみ、こすっていく。 「は、はぁ、あん」 少年はされるがまま、背中を俺にもたれかからせて、こすられる感触に酔っている。 幼子の頭を撫でるように、少年のおちんちんを撫でる。 手のひらでおちんちんを包み、小刻みにフルフルと揺する。 「気持ちいい?」 「はっ、はぁっ、うっ、うん」 少年が答えるのと同時に、思い切りブリーフを引き下げた。 ぷるんと飛び出す、勃起したおちんちん。 94 :お兄さんが教えてあげる(6):2006/11/23(木) 05:42:10 ID:OoryJ1Zr 「わわっ!」 慌ててブリーフを引き上げようとする少年の腕を遮って、 小さいのに大きくなった肌色の棒を、痛くない程度にしっかりと握る。 少年の手は、ブリーフの端を掴んだまま、一瞬動きを止めてしまう。 その間に、直に握った少年のおちんちんを、一定のリズムで上下にこする。 「あっ、あっ、あっ」 リズムにあわせて、少年の口から、吐息とも嬌声とも思えない声が漏れる。 おちんちんは、まだ皮がかぶったままだ。 力任せに剥いてみたいという欲求をこらえて、優しくしごく。 ピンク色の鬼頭が、ちらちらと見え隠れるするのが、とてもかわいい。 「あっ、くっ、くぁっ」 少年の息は、ますます荒い。 おちんちんの先からは、透明な液が出てきた。 初めての射精が、今ここで見れるんじゃないかと思う。 握っていたおちんちんから、手を離す。 「えっ?」 「ちょっと、用意があるから、自分でやってみな?」 俺は押し入れを開けて、中からローションを取り出す。 振り返って、少年の方を見る。 少年は立ったまま、オナニーをしていた。 甘い快楽に酔って、焦点のぼやけた目と、緩んだ頬、半分だけ開いた口。 膝に残されたブリーフが揺れるのは、少しがに股の姿勢の少年が、 自分の右手で自分のおちんちんを小刻みにこすっているからだ。 しばらくそのまま眺めていたかったが、もたもたしていると、本当に射精するかもしれない。 その前に剥いてやろうと思う。 俺はまた、少年の後ろに回り、ローションのふたを開ける。 自分の手にたっぷりと塗り、両手でこすり合わせて、冷たさをとる。 「ちょっと手、どけて」 「え、うん」 少しだけ残念そうに、しかし、いわれるがまま、少年は自慰行為を中断する。 俺は、ぬるぬるとした手を、少年のおちんちんに這わせた。 「まだ少し、冷たいかも」 「ひゃん!」 おちんちんが震えて、少しだけ勢いが弱くなる。 勢いを取り戻すまで、優しく、しかし止めることなく、こすっていく。 「ん、んぁ!あぁっ!」 「どう? ぬるぬるして気持ちいいでしょ?」 「んっ!」 少年の反応は、もう喘いでばかりだ。 ここで、おちんちんにかぶった皮を、今までより少しだけ大きく引き下げてみる。 「んんっ!」 少年の顔が、痛みに歪む。 「痛かった? でも、少し我慢して。あとちょっとだから」 亀頭が大きく見えてきた。いったん、皮を引き上げてから、また、引き下げる。 ローションのせいで、そんなに抵抗はない。このままいけそうだ。 95 :お兄さんが教えてあげる(7):2006/11/23(木) 05:42:46 ID:OoryJ1Zr 「んぁ!」 少年の顔がひときわゆがみ、かわりに少年の亀頭が、全部顔を出した。 「ほら、全部剥けたよ」 初めて全てを外気に晒した、つやつやした少年の先端。 恥垢が、カリ首のところに溜まっている。 それをこそぎ取るように、カリ首に親指を這わせる。 「んんーっ!」 少年の腰が大きく震えた。はじめて刺激を与えられた敏感な部分。 びくんびくんと、おちんちんが震える。 「最後まで、いけるかな?」 カリ首に当たるように、指で輪っかを作って、少年のピンク色した部分をこすり上げる。 このまま射精しろといわんばかりに、激しく上下させる。 「あっ!くっ!んっ!」 もし、そのしわしわのたまの中に、精液が溜まっているなら、すぐに射精してしまうだろう。 どうだろうか。少年の中に、吐き出されるほどの白い欲望は、あるのだろうか。 見てみたい。この少年が射精するところが見たい。 「あっ!あのっ、なっ、なにか、出るっ」 荒い息と喘ぎ声を交互に上げながらも、少年はわき上がってきた何かを伝えようとする。 「出そう? 射精しそう? いいよ、そのまま出して」 返事をしながら、おちんちんを強く握り込んでいき、皮をめいっぱい引き下げた。 「んぁっ!」 少年の腰が前に突き出された瞬間、おちんちんから、白い塊が吹き出された。 びくんびくんと、腰とおちんちんが震えるたび、どくんどくんと、精液が飛び散る。 フローリングの床と、その先にあるテレビに、ぱたぱたと液体がかかっていく。 ちょうどビデオでは、男優が射精を終え、女優の腹に精液を垂らしていたが、 俺が今見とれているのは、床に飛び散った少年の精液の方だ。 少年の、なかば垂れ下がったおちんちんから、糸を引いて床に垂れる透明な液体の方だ。 このまま、おちんちんごと、すすってみたくなる欲求を、むりやりねじ伏せる。 「あの……ごめんなさい」 射精の瞬間からしばらく、呆けたように突っ立っていた少年だったが、 我に返ったようだ。汚してしまった床を気にしているらしい。 「いや、気にすることはないよ。疲れたろ。そこに座るといい」 少年の手を取り、ベッドに腰掛けさせ、ティッシュペーパーを少年に手渡す。 俺は、床を拭いていく。 少年は、初めのうちは、おちんちんを丁寧に拭いていたが、 恥ずかしさを思い出したのか、慌ててブリーフを引き上げた。 「どう? 初めて射精した感想は。気持ちよかった?」 「……うん」 「いった後って、不思議とエッチな気分じゃなくなるだろ。ま、すぐに元に戻るけどな」 「……そうなんだ」 「今度からは、自分でしてもいいし、俺に頼んでもいいし」 「……うん」 俺の方を見ないようにしながら、少年は呟くようにうなづいた。 「そういえば、名前、聞いてなかったな」 「あきら」 「そっか。俺はヒロシ。よろしく、あきら」 俺は自分の手についたあきらの精液を、彼からは見えないように、ぺろりと舐めた。 103 :お兄さんが教えてあげる(8):2006/11/27(月) 04:46:14 ID:9f2kK0xg その後、あきらをしばらく休ませた後、二人で近くの森に出かけた。 森といっても、住宅街の合間に残っている、いわば裏山みたいなものだ。 木々を分け入って進む。あまり奥まで行く気はないが、民家のすぐそばでもまずい。 途中、“うろ”のある老木をみつけた。ちょうどいい。 俺は、持ってきたエッチなマンガを、紙袋ごと、そこに入れた。 「これでよし」 「うんっ」 ささやかな秘密の場所探しは、あきらもお気に召したようだ。 子供らしい笑みを漏らす。 「じゃ、俺はこれで。また何か困ったことがあったら、うちに来るといい。  週末はたいていいてるから。逆に平日は仕事で夜でもいないよ」 「うん……今日は、ありがと」 礼を言われると、少しばかり心苦しい。が、嬉しくもある。 あきらの頭を撫でて、俺はその場を後にした。 ・・・ 次の週末。部屋のインターホンのベルが鳴った。 通販でものを買ったとき以外は、どうせ訪問販売しか訪れない俺の部屋、 普段は居留守を使うのだが、今日は密やかな期待を胸にドアを開けた。 ドアの前には、紙袋を抱えてちょこんと立つ少年の姿。 笑顔で答える。 「よぉ。今日はどうした? まあ入れよ」 「……その、森だと誰かに見られやしないかと落ち着かなくて」 「あはは、そんなに気にすることないのに」 「……で、えっと、その、今日も、ここで、していい?」 「いいけど、俺は見ててもいいの?」 「……う、うん」 「見てるだけ?」 「え、えっと、手伝って、くれるとうれしい……」 最後は消え入りそうな声で、羞恥に頬を真っ赤に染めて、うつむきがちにあきらは言った。 あきらの背中を押して、ベッドの上に座らせる。 押し入れからビデオを引っ張り出して、選別する。 「わっ、そんなにあるんだ……」 「あー、ビデオだけじゃなくて、マンガや小説、パソコンにはエロゲーにエロ画像にエロ動画、  なんでもあるぞー」 「ヒロシさんって、エロいね……」 「ははは。俺はエロエロ大魔神だからな」 「なにそれ……」 「なんだよ。じゃあ、あきらはエロくないのかよ」 「えっ。そっ、それは……僕も、エロい……」 「そんなにしょんぼりするなよ。あきらぐらいの年頃の子が、エッチなことに興味があるのは普通だって」 「そうかな」 「そうそう。よし、今日はこれにしよう」 104 :お兄さんが教えてあげる(9):2006/11/27(月) 04:46:50 ID:9f2kK0xg テレビの画面から、男のペニスを舐める女性の映像が映し出される。 「わっ……」 「初めて見た? これはフェラチオっていうんだ。おちんちんを舐めること」 「こ、こんなこと、するんだ……」 女性はじゅるじゅると音を立てて、男のペニスを頬張っている。 画面を食い入るように眺めるあきらの股間は、もう盛り上がっていた。 「さ、ズボン脱ごうね~」 「わわっ。自分でするよ」 「まあまあ。そんな気兼ねしないで」 有無を言わせず、ズボンをブリーフごとずり下ろし、そのまま脱がせる。 あきらの下半身が露わになり、肌色のおちんちんが、ぴくんぴくんと切なげに揺れているのが見える。 俺は、ベッドに座っているあきらの前に跪き、震えるおちんちんに両手を添える。 優しくさすって、余った皮をつまむ。申し訳程度に生えた陰毛を撫でる。 「ねっ、ねぇ。今日は、あの、ぬるぬるしたの、使わないの?」 「あぁ。ローションね。あれ、気持ちよかった?」 「う、うん」 「そっか。それはよかった。でも、今日はいらないよ」 「どうして?」 「ちっちっちっ、あきらくーん。君、察しが悪いよ」 「えっ?」 「今、ビデオで流れている行為をなんて言ったか覚えているかい?」 「ふぇ、ふぇらちお」 「正解。あきらは記憶力がいいね」 「べ、別に」 「事前に言っておくと、される方は暴れたりせず、じっとしてなくちゃだめ。  間違って噛んだりしちゃったら、危ないからね」 「そ、それはそう、だけど」 「いい? 暴れちゃダメだよ?」 「そっ、それって……」 「うん。今からあきらにフェラチオしてあげる」 「いっ、いやっ、そんなことはっ!」 「どうして? 気持ちいいよ?」 「きっ、きたないよっ!」 「あきら、お風呂でおちんちん洗ってないの? だめだよ、ちゃんと皮剥いて洗わないと」 「そっ、そういう意味じゃ……」 「うーん。さっきも言ったけど、危ないから、あきらには事前に承諾しておいてもらいたい。  どうしたらフェラチオさせてくれるのさ」 「前みたいに手でしてくれるっていうのは、なし?」 「なし。手でするんなら、あきら、一人で出来るじゃん。  フェラチオは一人でするのは、ヨガの達人でもない限りと無理だろ?  せっかくあきらが来てくれてるんだから、自分一人じゃできないような、  気持ちいいことをしてあげたい」 「……あの」 「どうかな。いいかな」 「ヒロシさんは、きたないって、思わないの?」 「別に。あきらのおちんちん、小さくてかわいいじゃない」 「……あの」 「なに?」 「先に、ウェットティッシュで拭かせて欲しい」 「うーん。消毒液の味がするから、やなんだけど」 「じゃあ、濡れたティッシュでいいから、その、かすみたいなの、口についちゃうと、悪いから」 105 :お兄さんが教えてあげる(10):2006/11/27(月) 04:47:25 ID:9f2kK0xg あきらは俺の口の中に、彼の恥垢が入るのが嫌らしい。 「そっか。逆に気を遣わせちゃったね。じゃあ、そうしよう」 コップに水を入れて、ティッシュを濡らす。 あきらのおちんちんの皮を剥いて、溜まった恥垢を、丁寧に拭いていく。 「くっ」 「はい。きれいになった」 「うん」 「じゃあ、舐めるよ?」 「あっ、あの、よろしく、お願いします」 あきらの場違いな依頼の言葉を、耳に心地よく聞きながら、おちんちんの先端に、 口をつける。 「んんっ!」 息を呑む音が聞こえて、ぴくんとおちんちんが震える。 あきらの腰が少し後ろに逃げるように動くが、先程の言いつけを、 ちゃんと聞こうとしてくれているのだろう。 腰に力が入って、ぐっとこらえているのが分かる。 俺は、舌を突き出し、飴をなめるようにぺろぺろと、鬼頭を舐める。 裏筋に舌を這わせ、カリ首をなぞり、竿を舐めあげる。 「んっ! くぅっ!」 亀頭の先の小さな割れ目に、少しだけ舌を差し入れる。 ティッシュで拭いたせいか、あまり味の感じられなかったおちんちんに、塩味を感じる。 とてもおいしい。 顔を上げると、あきらはシーツの裾を絞るように握りしめていた。 それだけ確認して、すぐに頭を戻す。 大きく口を開けて、おちんちんを、口いっぱいに頬張る。 「あんっ!」 もごもごと中で暴れるおちんちんを、包み込むように口をすぼめる。 温かさ、味、震え、形。 目で見るよりも、あきらのおちんちんのことが、あきらのことが、よくわかる。 あきらが感じている快感が、俺にも伝わってくるようだ。 おちんちんの根本を手で掴んで、頭を前後に揺する。 溢れる唾液をこぼさないように。歯が当たらないように。 できるだけ注意を払いながらも、激しく頭を前後させる。 頭を揺するのと、あまり息が出来ないのとで、すぐにくらくらしてくる。 頭を止め、口の中にあるおちんちんに、ぺちぺちと舌を当てる。 ぐりぐりと、舌で唾液をこすりつける。 じゅるじゅるとおちんちんを吸いながら、息を吸う。 「あのっ! もっ、もう出るからっ!」 無意識なのだろう。あきらの手が、俺の頭を抑え、引きはがそうとしてくる。 あきらも無駄な抵抗をする。 さあ、最後にもうひとがんばりだ。 頭を揺すりつつ、舌を動かしつつ、吸い上げ、転がし、舌で亀頭の先をこじ開ける。 喉の奥まで辿り着きそうなくらい、根本まで咥え込むと、喉に熱い衝撃が走った。 射精が始まる。 熱くて、粘っこいものが、喉や頬の内側に撒き散らかされる。 むせかえるような独特の匂いが、口の中に広がる。 客観的に見れば、おいしいものではないし、飲み込みたいものではないだろう。 が、粘ついた精液を、自分の唾液とあわせて、ごくりと飲み込んだ。 106 :お兄さんが教えてあげる(11):2006/11/27(月) 04:48:45 ID:9f2kK0xg 「ふう」 「だ、出してっ! 早くっ!」 あきらが慌ててティッシュペーパーを引き抜いている。 なんだ、射精後の余韻に浸ればいいのに。 「いや、もう飲んじゃった」 「えぇっ!」 「ごちそうさまでした」 「なんで、飲んじゃったの……」 「いや、勢い? 喉の奥でどくどく出たから」 「そんな……ご、ごめんなさい」 「どうして謝る?」 「だって、こんなもの、飲ませちゃって……」 あきらの顔は蒼白で、目尻には涙を浮かべている。 「あのさ、あきら」 「……うん」 「誤解しているようだから……いや、そういう言い方はよくないな。  俺は、お前が誤解するように都合よく言葉を選んでた」 「え?」 「今だってな、本当は、俺、飲みたくて飲んだんだ。だから、  あきらが気に病むことはないんだよ」 「だって……精液だよ?」 「えっと……どういえばいいかな。  あきらは、女の子のエッチなところが見たい、女の子にエッチなことがしたいって思うよね?」 「う、うん。でも、それはヒロシさんもそうでしょ?」 「ああ。ただ、あきらと違うのは、あきらみたいな男の子にも、俺は、  エッチなことがしたいって思うんだ。あきらは、そうは思わないだろう」 「そっ、それは、うん」 「今まで、俺があきらにしてきたことは全部、俺がしたくてしてたことなんだ。  だから、あきらは何も悪くないし、謝るとすれば、騙してた俺の方なんだ。ごめんな」 「……別に、ヒロシさんが謝らなくていいよ」 「そうか。ありがと」 あきらは俯いてしまった。 自責の念に駆られているあきらに悪くて、つい本音を言ってしまった。 俺は後悔している。 あきらはああは言ってくれたが、自分が同性から性欲の対象にされるなんて、 嫌悪感以外は感じられないだろう。 「……あっ、あの」 「なんだい?」 「ヒロシさんは、他に、どんなこと、したい?」 「えっ?」 「お礼。いっぱい、気持ちよくしてくれたから」 「あきら……」 「そっ、その代わり、また、遊びに来ても、いい?」 「そんなの、俺が頼みたいよ。また来てくれるか」 「うん」 「そっか。ありがと」 あきらの頭をごしごしと撫でる。心優しい少年だと、思う。 俺の意図はどうあれ、謝意を示してくれるというのだ。 107 :お兄さんが教えてあげる(12):2006/11/27(月) 04:49:37 ID:9f2kK0xg 「でっ、お礼は何をすればいいの?」 「えっ、あっ、あはは。うん。そうだな」 「いっ、痛いのとかは、止めてね」 「いったいどんなのを想像してるんだよ……そうだな、  俺のことは『ヒロシさん』じゃなくて『お兄さん』と呼んでほしい」 「へっ?」 「いや、その、なんか、いいじゃん」 「そんなのでいいの?」 「まあ、今ここで『それは分かる』といわれても困るけどな」 「……まあいいけど。じゃあ、呼ぶよ」 「おう」 「『お兄さん』」 「なんだい、あきら」 「お兄さん、僕、お兄さんが、何が嬉しいのかよく分からないよ」 「すまん……分かりにくくて」 「お兄さんは、その、しないの?」 「何を?」 「えっと、その、オナニー」 「そりゃするよ。しまくり」 「気持ちいい、よね?」 「もちろん」 「じゃ、手伝う」 「えっ」 「さっ、ズボン降ろして」 「ちょっ、ちょっ、ちょっと待てっ!」 「恥ずかしいことじゃないよ」 「そう言ったけどさっ!」 俺のジーンズに手をかけるあきらの肩を掴んで、押しとどめる。 「なあ、あきら……。そういうことは、お礼とかお返しとか、義務でするもんじゃない。  あきらは、男のちんちんなんか、触りたくないだろう?」 「それは、まあ、そうだけど、お兄さんにも射精してほしい。  なんだか僕ばっかり出されちゃって、ずるいよ」 「そんなこといわれてもなぁ」 困窮する俺に、考え込むあきら。思いついたように顔を上げる。 「あぁ、そっか」 「何を思いついたんだよ」 「お兄さん、男の子に興奮するんだよね」 「そうだよ」 「つまり、僕が女の子にしてほしいことを僕がすれば、嬉しいのかな」 「まっ、まあ、そういうことになるかな」 「あー、うん、いろいろ納得できたよ」 「そうか。それはなによりだけど……」 「じゃあ、こういうのは、どう?」 そう言うと、あきらは、いそいそと自分の服を脱ぎ始めた。 元から下半身は何も身につけていなかったが、シャツを脱いで、全裸になる。 108 :お兄さんが教えてあげる(13):2006/11/27(月) 04:50:57 ID:9f2kK0xg あきらはいったんベッドから降りて、俺の目の前に立つ。 下半身から想像はできていたが、華奢な体、薄い胸板、白い肌が、美しい。 「興奮、する?」 「……あぁ」 「そう、よかった」 ほっと胸をなで下ろすあきら。 「胸。ないけど、触っていいよ」 「いや、それは……」 「ほんとはね。キス、してもいいよって、言ってあげたいんだけど、ごめんね。  それは、まだ……初めては、女の子と、したい」 「いいんだよ、あきら。そんなこと言わなくていいんだ」 あきらの気遣いに、少し涙が出てきた。 「でも、胸触られるくらい、別に嫌でもなんでもない。くすぐったいだけだよ。  舐めてられても平気。あっ、でも、強く揉んだり、噛んだり、痛いのは嫌。優しくして」 「本当に、いいのか?」 「お兄さんが、したいなら」 参った。少し笑みがこぼれる。 「そうか。あきらは女の子を裸にして、キスして、胸を揉みたいんだな」 「そっ、そうだよっ!」 あきらの白い肌が、みるみる赤くなる。ああ、もうだめだ。 少し怒った風に声を荒げてくるあきら。 「で、どうなの? おちんちん、おっきくなってるの?」 「ああ。もうすっごい大きくなってる」 「この間の時、僕を見ておちんちん大きくしてたの?」 「ああ。実はそうだ」 「あのあと、僕が帰ってから、オナニーしたんだ」 「あきらのおちんちんを思い出して、しまくった」 「じゃあ、今日は、今、おちんちん出して」 「わかった」 言われるがまま、俺はジーンズを脱いで、トランクスを降ろした。 「うわぁ……」 「そんなあからさまに引くなよ……」 「いや、その、黒くて、大きいから……」 「ふはは。まいったか」 「いいなぁ……」 自分のおちんちんを見下ろすあきら。 あきらのおちんちんは今は小さくなっているので、余計に差が広がっている。 「おちんちん、大きいの方がいいのか?」 「そりゃ、まあ」 「俺は小さい方がいいけどな」 「それは……自分のじゃなくて、僕のがでしょ?」 「うっ、その通りです」 「……じゃあ、胸、触って」 あきらが俺の腕を取り、自分の胸に導く。俺の手のひらが、あきらの胸に重なる。 「ありがとう、あきら」 手のひらに乳首の感触を感じながら、少年の平らな胸に欲情しながら、 みっともないくらいにチンポを勃起させながら、 俺はあきらに感謝していた。 109 :お兄さんが教えてあげる(13):2006/11/27(月) 04:51:30 ID:9f2kK0xg ゆっくりと手のひらを動かし、あきらの胸を揉んでいく。 乳首の先をつまみ、その感触を楽しむ。 「あっ……」 「どんな感じ?」 「なんか、むずむずする」 「舐めていい?」 「……うん」 あきらはぎゅっと目を固く閉じた。心なし、胸を反らせてくれる。 俺は、できるだけそっと。 唾液がついたりしないように。鼻息がかかったりしないように。 触れるだけ、あきらの乳首に唇を重ねた。 「もういいの?」 薄く目を開いたあきらと視線が重なる。 「うん。もうかなり出そうだ」 「ちょっと触れただけだと思うけど」 「逆に考えてくれよ。もしあきらの目の前に、超可愛い美少女が表れて、  『おっぱい触ってもいいよ。舐めてもいいよ』って言われたら、  もうそれだけで出ちゃうだろ?」 「あはは。そうだね。そう考えると、なんかお兄さんがうらやましい。  僕もそんなこと言われてみたいよ」 「俺がきれいなお姉さんだったらよかったのにな。すまん」 「えっ、えーっと、その」 「あっ、今、お兄さんじゃなくてお姉さんの方がよかったってマジに思っただろ?」 「そ、それはその、そうっ! お姉さんはエッチなビデオ見せてくれないし、  だからっ、お兄さんの方がいいよっ!」 「お姉さんがいるなら、エッチなビデオはいらんだろ……」 「そっか……」 二人、少ししょんぼりしてしまう。いかんいかん。 「ふっ、まあ今は、お姉さんはビデオで我慢してくれ」 押し入れからまた、ビデオを引っ張り出す。ついでにローションも。 今度はお姉さんが一人でオナニーする映像だ。 「じゃあ、ビデオのお姉さんと一緒に、三人でオナニーしよう」 「へっ?」 「ビデオでオナニーするお姉さんを見てオナニーするあきらを見て、  俺がオナニーするんだ」 「えぇと、あぁ、うん」 「はい。じゃあ、これ、手にとって」 あきらの手に、たっぷりとローションを垂らしてから、自分の分を取る。 「じゃあ、あきらはビデオに集中して、おちんちんをしごきなさい」 「うん。お兄さんもしごいてね」 二人、ベッドに並んで腰掛けて、ぬるぬるした自分の手で、自分のちんちんをしごき出す。 あきらはテレビの画面を見ながら。俺はあきらを見ながら。 あまりに滑稽な自分たちの姿に、少し笑いがこみ上げる。 こんなに楽しいオナニーをするのは、生まれて初めてだ。 あきらは時々こちらを見ては、俺のしごき方を参考にしているようだ。 俺が自分のものをこすると、あきらがまねして、同じようにこする。 俺が感じているのと、同じ快楽を、あきらも感じている。 あきらと二人、ごしごしとチンポをしごく。空いた手で、きんたまを揉む。 110 :お兄さんが教えてあげる(14):2006/11/27(月) 04:52:10 ID:9f2kK0xg 「お兄さん、もう、出そうっ!」 あきらは先程いったばかりというのに、もう達すらしい。 「あきらっ、立って、こっち向いてっ」 二人、立ち上がり、向かい合う。 向かい合って、おのおの、おちんちんをこする。 目の前に、あきらがいて、俺のチンポのすぐ先に、あきらのおちんちんがある。 「さっ、あきらっ、出していいよ」 「でも、これじゃ、んっ、お兄さんに、かかっちゃうよ」 「かけてほしいんだっ」 「そっか、あはは、へんなの。くっ、お兄さんも、出そう?」 「ああ。出そうだ」 「じゃあ、お兄さんも僕にかけていいよっ」 「そっ、それは嫌だろ?」 「もっ、もう、お兄さん、素直じゃないよ。かけたいんでしょ?」 「あっ、ああ」 「そのくらいは、くっ、我慢してあげるよ」 「そっ、それは、すまんっ」 「あっ」 「くっ」 あきらのおちんちんの先から、白い精液が勢いよく噴き出した。 俺の体に、チンポを握る俺の手に、俺のチンポにパタパタとあきらの精液がかかる。 同時に、俺も射精する。 俺の精液が、あきらの体に、あきらの手に、あきらのおちんちんに、かかっていく。 「はぁ、はぁ、はぁ」 「ふぅ」 二人、荒い息を吐きながら、その場にへたり込んだ。 二人分の精液で、床はドロドロだ。 あきらの精液と、俺の精液が入り交じり、もうどちらがどちらのものかわからない。 「はぁ。お兄さん、気持ちよかった?」 「ああ。あきらは?」 「とっても」 「それはよかった」 「はぁ。べとべと」 「すまんな。拭くから、じっとしてろ」 「お兄さん、気を使いすぎだよ。これじゃもう、自分のも、お兄さんのも、一緒だよ。  でも、えっと、お兄さんが僕を拭きたいんなら、じっとしてるけど」 「なんだ。言うようになったな。でも、その通りだからじっとしてろ」 「はーい」 あきらを立たせて、ティッシュで精液を拭いてやる。 あきらはもう、何とも思っていないのか、しぼみつつあるおちんちんをぶらぶらさせたまま、 にこにこと、体に付いた精液が俺に拭かれるのを眺めている。 あきらのおちんちんから垂れる、残った精液を、今日は欲望のままに舐めとってやる。 くすぐったそうにするばかりのあきら。 「シャワー、浴びるか?」 「うん。背中流してあげるよ」 「一緒に入るには狭いぞ?」 「でも、その方が嬉しいんでしょ?」 なんだか、すっかりあきらに主導権を握られた気がする……。 -[[お兄さんが教えてあげる 2へ]]
89 :お兄さんが教えてあげる(1):2006/11/23(木) 05:39:17 ID:OoryJ1Zr 長らく続いた一人暮らし。 彼女もおらず、部屋に上がり込んでくるような友人もいないため、ついつい掃除がおろそかになる。 が、最近は、けっこうマメに綺麗にしている。 小さな来客があるからだ。 ・・・ 彼と初めて会ったのは、近所の本屋だった。 その日、比較的早い時間に仕事が終わった俺は、ぼんやりと雑誌を物色していた。 ふと見ると、なにやらきょろきょろとまわりを見回している少年の姿が目に入った。 せわしなく首を回しているくせに、向こうはこちらに気づいていないようだ。 万引きか? つまらない正義感というより、単なる興味本位で、少年に気づかれないよう、背後に回り込んでみる。 少年は、ちょっとエッチなマンガを手に取ろうとしている最中だった。 なんだか微笑ましい。 少年は、食い入るように、マンガの少女の裸に見入っている。 俺は、その少年の横顔の方に見入っていた。 小学生の高学年くらいだろうか。 俺には早い時間であっても、小学生には遅い時間に思えるが、最近の子は塾やら何やらで忙しいのだろう。 異性の裸に興味があるようだが、第二次性徴がきているとも思えない、 ぱっと見、男の子か女の子か分からないような、幼く可愛らしい顔立ちだ。 フリルのスカートでも穿かせれば、それなりに似合ってしまいそうだが、 女性の裸に興奮するということは、幼くても男の子なのだろう。 ぼんやりとそんなことを考えていたのが悪かったのか、不意にこちらを向いた少年と、目が合ってしまう。 少年の顔が歪む。羞恥というより、その表情は恐怖の色が濃い。 怒られるとでも思ったのか、少年は慌てて走り出そうとする。 「おいっ! 待てって」 少年の肩がびくんと大きく震え、彼の体は固まってしまう。 そんなに大げさなリアクションを取られると、悪いことをしてしまったと思う。 「いや、驚かせてごめん。あんまり熱心に見てたから」 「……」 少年は俯いたままだったが、顔色は蒼白から真っ赤に変わった。そりゃまあ、恥ずかしいだろう。 「あー、いや、別に恥ずかしい思いをさせたいわけじゃないんだ」 少年の耳に顔を寄せ、小声で囁く。 「さっき君が手にしてた本、18禁だろ? 俺がかわりに買ってやろうか?  もちろん、代金はあとで君からもらうよ」 在りし日の思い出。俺もガキの頃、本屋の親父にすげなく断られたことがあるのだ……。 少年の顔が上を向く。 「ほんと?」 ちょっと嬉しそうなハスキーボイス。 「でも……」 また俯いた。でも、なんだ? 90 :お兄さんが教えてあげる(2):2006/11/23(木) 05:39:52 ID:OoryJ1Zr 「持ってるの、バレたら……」 いきなり現れた不審者を気にしているのかと思ったら、所持したときの心配をしているらしい。 「そんなの、隠しときゃいーじゃん」 「バレるよ……」 「そりゃベッドの下とか、ありきたりのところに隠すからだよ。  百科事典のケースの中とかに入れとくんだよ」 「うち、百科事典なんてない……」 「いや、それは例えばの話で、普通のマンガのカバーをかけておくとか」 「部屋に妹いるし」 一人部屋ではないということか。 「じゃ、外だな。近所の公園とか、河原とか、神社とか」 「そんなの、思いつかないよ……」 「そういう秘密の場所を探すのが楽しいと思うんだけどなぁ」 「……そりゃ、あればいいと思うけど」 「よし。じゃあ、こうしよう。  俺、週末の夕方にも、この本屋に来るから、君はそれまでに、隠し場所を探しておけ。  そんときにまた会えたら、この本、買ってやるよ」 少年は困惑したような顔をしていたが、こちらを見上げて、聞いてきた。 「……どうして、そこまでしてくれるの?」 「うーん、それはな、俺にも君のような少年の頃があってな。  そして、俺も君と同じ悩みを抱えていたわけだ。  そのとき、近所のお兄さんが、いろいろ便宜を図ってくれたんだ。  で、俺は思った。  『将来大人になったら、このお兄さんのように、少年の悩みを救える大人になろう』と。  今、リアルタイムに少年をしている君には、あんまり分からない心情かもな」 「……よく分からないけど、なんとなく分かった」 「それはなにより」 ・・・ 週末、本屋には先日の少年がいた。素直な子なのだろう。 「よう」 片手を上げて挨拶する。 「こんにちは」 ぺこりとお辞儀をする少年。素直な上に、礼儀正しい。 「待たせちまったか? わりぃな」 「そんなでもない。僕も今来たとこ」 「そっか。で、隠し場所は見つかったか?」 「それが……まだ……」 「なんだ。じゃあ、今から探すか?」 「うん」 「よし。あっと、すまん。一回、うちに寄ってもらってもいいか。  サンダルで来たから、歩き回るなら、ちゃんとした靴に履き替えたいんだ。  うち、すぐそこだから」 「別にいいけど……その、本……」 「おっと、そうだった。こないだ見てた、あの本でいいのか?」 「……うん」 もじもじと俯いて、顔を赤らめる少年。 ・・・ 91 :お兄さんが教えてあげる(3):2006/11/23(木) 05:40:25 ID:OoryJ1Zr 目的の本を買ってやり、俺の家に向かう。 少年は本の代金を払おうとする。 彼くらいの少年にとっては大金だろうとは思うが、受け取っておく。 こういう建前は大事だろう。 ・・・ 「狭いところだけど、まあ、上がってくれ」 「お邪魔します」 独身男性のアパートの部屋に上がることなど、少年にとっては初めてなんだろう。 目を丸くして、きょろきょろしている。 「落ち着かない?」 「……部屋って、一つしかないんだ」 「そりゃ、俺が一人で住んでいるんだから、部屋は一つで足りるだろう」 「テレビ、大きいね」 「そういうところにしか、金をかけるところないしな」 「パソコンあるね」 「君のうちにはないのか?」 「うん」 「そっか。そうだな。パソコンはいいぞぉ。エッチな画像、見放題だ。  君も家にパソコンがあれば、こんな苦労しなくてよかったんだけどな」 「……うん」 残念そうに少年が俯く。 「あはは。じゃあ、今見る? それか、買った本、先に読むか?」 「えっ……。その、本、読みたいけど」 「俺がいると恥ずかしい?」 「うん……」 「じゃあ、隣のキッチンで読めば? 俺はこの部屋にいるから」 「……覗かないでね」 「はいはい。そっちに行くときは、ノックします」 少年は本の入った紙袋をそのまま掴むと、いそいそとキッチンに行こうとする。 「あっ、おい。これ」 ティッシュペーパーの箱を差し出す。 「え?」 少年はきょとんとしている。なんだ、まだないのか? 「えっと、『射精』って、学校で習わなかったか?」 「……習ったけど……まだ、したこと……ない」 「そうなんだ。けど、まあ念のため、持って行け」 「……うん」 少年がキッチンに消え、俺はすることがない。 パソコンで、少年が好みそうなエロ画像を集めておこうかと思うが、 AVの方がいいだろうと思い直し、押し入れからDVDを引っ張り出す。 しばらくして、耳を澄ますと、少年の荒い吐息が聞こえてくる。 荒いといってもまだか細い、鈴が鳴るような吐息だ。 ドア一つ挟んだ向こうで、幼い少年が、いきり立ったものをしごいているのかと思うと、 こちらの方も興奮してくる。彼はどんな顔で喘いで、絶頂を迎えるのだろうか。 いや、精通はまだだと言っていた。 幼い顔に、ただ、だらしのない表情を浮かべているだけということか。 少し見てみたい。が、少年との約束がある。ここは我慢しよう。 92 :お兄さんが教えてあげる(4):2006/11/23(木) 05:41:00 ID:OoryJ1Zr 30分ほど経った。そろそろいいだろうか。ドアの向こうに、声をかけてみる。 「おーい、そろそろいいか?」 「えっ! う、うん」 慌てた声がして、ドアが開いた。前屈みの姿勢で、部屋に入ってくる少年。 ジーンズの前が、苦しいほどに張り詰めているのが、目に見えて分かる。 「えっと、ジーンズ、そんな無理して穿かなくても」 「え?」 「もしかして、脱いでない?」 「う、うん」 「痛いでしょ」 「うん」 「脱げば?」 「で、でも」 「男同士なんだし、べつにそんなに恥ずかしがらんでも……」 「……」 「まあいいや。DVD見る?」 「なんの?」 「普通のエッチなやつだけど」 「……見る」 少年が、ぎこちない動作で部屋の隅に座ったのを確認してから、俺は、再生ボタンを押した。 今まで静かだった部屋に、響き渡るAV女優の嬌声。 前戯の部分は、あらかじめスキップしておいた。 仰向けに寝た裸の女優に、裸の男優がガンガンとペニスを突き刺している。 男優の腰がリズミカルに振動し、それにあわせて、女優が喘ぐ。 少年はじっと見入っている。 無意識のうちに、彼は自分の股間に手を当て、ジーンズの上からさすっているようだ。 「あのさ」 「なっ、なに」 声とともに、少年は慌ててこちらを向いた。 「見てるだけ?」 「え?」 「ちんちん触ったりしないの?」 「えっ、そ、その」 「普通は触るんだよね。オナニーとか、マスターベーションっていうんだけど」 「へ、へえ」 「今、ジーンズの上から触ってたよね」 「そ、そんなこと、ない」 「いや、別に責めたいわけじゃないんだ。ただ、やり方知ってるのかな、と思って」 「し、知らない」 「あんまり変なやり方だと、ばい菌とか入って病気になるから、  正しいやり方を、知っといた方がいいと思うよ」 「そ、そうなの?」 「それに、とっても気持ちいい」 「そ、そう」 「知りたい?」 「べ、別に」 「そう」 93 :お兄さんが教えてあげる(5):2006/11/23(木) 05:41:35 ID:OoryJ1Zr 俺はテレビの方に向き直る。少年も、同じ方を向く。 しばらく、二人、無言でいる。女優の喘ぎ声と、男優の荒い呼吸だけが、部屋にこだまする。 男優は、せわしなく体位を入れ替えながら、セックスを続ける。 正常位から始まって、騎乗位、バック、そしてまた正常位。 「あ、あの」 少年のか細い声が聞こえる。 「なに?」 「えっと」 「ちんちん、苦しい?」 「え、えっと……」 俺は自分のジーンズを降ろしながら、盛り上がったトランクスを少年に見せつけた。 「ほら。俺もエッチなビデオみて、ちんちん大きくなった。  別に変なことじゃないよ。普通のことだよ」 「う、うん」 少年も、つられるようにジーンズを降ろしていく。白いブリーフが目に入る。 「楽になった?」 「うん」 「でも、まだ苦しいよね。こっちにきたら、オナニー、教えてあげるよ」 少年は幾分躊躇していたが、いい加減、我慢も限界のようだ。 盛り上がったブリーフを揺らして、俺の前に立った。 「後ろ向いて」 「うん」 少年が背を向ける。 「テレビ、見える?」 「うん」 少年の視線の先には、嬌声というより悲鳴に近い声を上げる裸の女。 俺の目の前には、白い布に包まれた、小さなお尻がある。 お尻をなで回してみたいが、それは後にして、まずは、前の方に手を回す。 少年のおちんちんを、ブリーフの上から、優しく触る。 「きゃっ!」 少年の口から、女の子のような声が漏れる。 反射的に腰を引こうとするのを、腕を回して抱え込む。 布越しにくっきりと形が浮き上がるように、少年のおちんちんを指でつまみ、こすっていく。 「は、はぁ、あん」 少年はされるがまま、背中を俺にもたれかからせて、こすられる感触に酔っている。 幼子の頭を撫でるように、少年のおちんちんを撫でる。 手のひらでおちんちんを包み、小刻みにフルフルと揺する。 「気持ちいい?」 「はっ、はぁっ、うっ、うん」 少年が答えるのと同時に、思い切りブリーフを引き下げた。 ぷるんと飛び出す、勃起したおちんちん。 94 :お兄さんが教えてあげる(6):2006/11/23(木) 05:42:10 ID:OoryJ1Zr 「わわっ!」 慌ててブリーフを引き上げようとする少年の腕を遮って、 小さいのに大きくなった肌色の棒を、痛くない程度にしっかりと握る。 少年の手は、ブリーフの端を掴んだまま、一瞬動きを止めてしまう。 その間に、直に握った少年のおちんちんを、一定のリズムで上下にこする。 「あっ、あっ、あっ」 リズムにあわせて、少年の口から、吐息とも嬌声とも思えない声が漏れる。 おちんちんは、まだ皮がかぶったままだ。 力任せに剥いてみたいという欲求をこらえて、優しくしごく。 ピンク色の鬼頭が、ちらちらと見え隠れるするのが、とてもかわいい。 「あっ、くっ、くぁっ」 少年の息は、ますます荒い。 おちんちんの先からは、透明な液が出てきた。 初めての射精が、今ここで見れるんじゃないかと思う。 握っていたおちんちんから、手を離す。 「えっ?」 「ちょっと、用意があるから、自分でやってみな?」 俺は押し入れを開けて、中からローションを取り出す。 振り返って、少年の方を見る。 少年は立ったまま、オナニーをしていた。 甘い快楽に酔って、焦点のぼやけた目と、緩んだ頬、半分だけ開いた口。 膝に残されたブリーフが揺れるのは、少しがに股の姿勢の少年が、 自分の右手で自分のおちんちんを小刻みにこすっているからだ。 しばらくそのまま眺めていたかったが、もたもたしていると、本当に射精するかもしれない。 その前に剥いてやろうと思う。 俺はまた、少年の後ろに回り、ローションのふたを開ける。 自分の手にたっぷりと塗り、両手でこすり合わせて、冷たさをとる。 「ちょっと手、どけて」 「え、うん」 少しだけ残念そうに、しかし、いわれるがまま、少年は自慰行為を中断する。 俺は、ぬるぬるとした手を、少年のおちんちんに這わせた。 「まだ少し、冷たいかも」 「ひゃん!」 おちんちんが震えて、少しだけ勢いが弱くなる。 勢いを取り戻すまで、優しく、しかし止めることなく、こすっていく。 「ん、んぁ!あぁっ!」 「どう? ぬるぬるして気持ちいいでしょ?」 「んっ!」 少年の反応は、もう喘いでばかりだ。 ここで、おちんちんにかぶった皮を、今までより少しだけ大きく引き下げてみる。 「んんっ!」 少年の顔が、痛みに歪む。 「痛かった? でも、少し我慢して。あとちょっとだから」 亀頭が大きく見えてきた。いったん、皮を引き上げてから、また、引き下げる。 ローションのせいで、そんなに抵抗はない。このままいけそうだ。 95 :お兄さんが教えてあげる(7):2006/11/23(木) 05:42:46 ID:OoryJ1Zr 「んぁ!」 少年の顔がひときわゆがみ、かわりに少年の亀頭が、全部顔を出した。 「ほら、全部剥けたよ」 初めて全てを外気に晒した、つやつやした少年の先端。 恥垢が、カリ首のところに溜まっている。 それをこそぎ取るように、カリ首に親指を這わせる。 「んんーっ!」 少年の腰が大きく震えた。はじめて刺激を与えられた敏感な部分。 びくんびくんと、おちんちんが震える。 「最後まで、いけるかな?」 カリ首に当たるように、指で輪っかを作って、少年のピンク色した部分をこすり上げる。 このまま射精しろといわんばかりに、激しく上下させる。 「あっ!くっ!んっ!」 もし、そのしわしわのたまの中に、精液が溜まっているなら、すぐに射精してしまうだろう。 どうだろうか。少年の中に、吐き出されるほどの白い欲望は、あるのだろうか。 見てみたい。この少年が射精するところが見たい。 「あっ!あのっ、なっ、なにか、出るっ」 荒い息と喘ぎ声を交互に上げながらも、少年はわき上がってきた何かを伝えようとする。 「出そう? 射精しそう? いいよ、そのまま出して」 返事をしながら、おちんちんを強く握り込んでいき、皮をめいっぱい引き下げた。 「んぁっ!」 少年の腰が前に突き出された瞬間、おちんちんから、白い塊が吹き出された。 びくんびくんと、腰とおちんちんが震えるたび、どくんどくんと、精液が飛び散る。 フローリングの床と、その先にあるテレビに、ぱたぱたと液体がかかっていく。 ちょうどビデオでは、男優が射精を終え、女優の腹に精液を垂らしていたが、 俺が今見とれているのは、床に飛び散った少年の精液の方だ。 少年の、なかば垂れ下がったおちんちんから、糸を引いて床に垂れる透明な液体の方だ。 このまま、おちんちんごと、すすってみたくなる欲求を、むりやりねじ伏せる。 「あの……ごめんなさい」 射精の瞬間からしばらく、呆けたように突っ立っていた少年だったが、 我に返ったようだ。汚してしまった床を気にしているらしい。 「いや、気にすることはないよ。疲れたろ。そこに座るといい」 少年の手を取り、ベッドに腰掛けさせ、ティッシュペーパーを少年に手渡す。 俺は、床を拭いていく。 少年は、初めのうちは、おちんちんを丁寧に拭いていたが、 恥ずかしさを思い出したのか、慌ててブリーフを引き上げた。 「どう? 初めて射精した感想は。気持ちよかった?」 「……うん」 「いった後って、不思議とエッチな気分じゃなくなるだろ。ま、すぐに元に戻るけどな」 「……そうなんだ」 「今度からは、自分でしてもいいし、俺に頼んでもいいし」 「……うん」 俺の方を見ないようにしながら、少年は呟くようにうなづいた。 「そういえば、名前、聞いてなかったな」 「あきら」 「そっか。俺はヒロシ。よろしく、あきら」 俺は自分の手についたあきらの精液を、彼からは見えないように、ぺろりと舐めた。 103 :お兄さんが教えてあげる(8):2006/11/27(月) 04:46:14 ID:9f2kK0xg その後、あきらをしばらく休ませた後、二人で近くの森に出かけた。 森といっても、住宅街の合間に残っている、いわば裏山みたいなものだ。 木々を分け入って進む。あまり奥まで行く気はないが、民家のすぐそばでもまずい。 途中、“うろ”のある老木をみつけた。ちょうどいい。 俺は、持ってきたエッチなマンガを、紙袋ごと、そこに入れた。 「これでよし」 「うんっ」 ささやかな秘密の場所探しは、あきらもお気に召したようだ。 子供らしい笑みを漏らす。 「じゃ、俺はこれで。また何か困ったことがあったら、うちに来るといい。  週末はたいていいてるから。逆に平日は仕事で夜でもいないよ」 「うん……今日は、ありがと」 礼を言われると、少しばかり心苦しい。が、嬉しくもある。 あきらの頭を撫でて、俺はその場を後にした。 ・・・ 次の週末。部屋のインターホンのベルが鳴った。 通販でものを買ったとき以外は、どうせ訪問販売しか訪れない俺の部屋、 普段は居留守を使うのだが、今日は密やかな期待を胸にドアを開けた。 ドアの前には、紙袋を抱えてちょこんと立つ少年の姿。 笑顔で答える。 「よぉ。今日はどうした? まあ入れよ」 「……その、森だと誰かに見られやしないかと落ち着かなくて」 「あはは、そんなに気にすることないのに」 「……で、えっと、その、今日も、ここで、していい?」 「いいけど、俺は見ててもいいの?」 「……う、うん」 「見てるだけ?」 「え、えっと、手伝って、くれるとうれしい……」 最後は消え入りそうな声で、羞恥に頬を真っ赤に染めて、うつむきがちにあきらは言った。 あきらの背中を押して、ベッドの上に座らせる。 押し入れからビデオを引っ張り出して、選別する。 「わっ、そんなにあるんだ……」 「あー、ビデオだけじゃなくて、マンガや小説、パソコンにはエロゲーにエロ画像にエロ動画、  なんでもあるぞー」 「ヒロシさんって、エロいね……」 「ははは。俺はエロエロ大魔神だからな」 「なにそれ……」 「なんだよ。じゃあ、あきらはエロくないのかよ」 「えっ。そっ、それは……僕も、エロい……」 「そんなにしょんぼりするなよ。あきらぐらいの年頃の子が、エッチなことに興味があるのは普通だって」 「そうかな」 「そうそう。よし、今日はこれにしよう」 104 :お兄さんが教えてあげる(9):2006/11/27(月) 04:46:50 ID:9f2kK0xg テレビの画面から、男のペニスを舐める女性の映像が映し出される。 「わっ……」 「初めて見た? これはフェラチオっていうんだ。おちんちんを舐めること」 「こ、こんなこと、するんだ……」 女性はじゅるじゅると音を立てて、男のペニスを頬張っている。 画面を食い入るように眺めるあきらの股間は、もう盛り上がっていた。 「さ、ズボン脱ごうね~」 「わわっ。自分でするよ」 「まあまあ。そんな気兼ねしないで」 有無を言わせず、ズボンをブリーフごとずり下ろし、そのまま脱がせる。 あきらの下半身が露わになり、肌色のおちんちんが、ぴくんぴくんと切なげに揺れているのが見える。 俺は、ベッドに座っているあきらの前に跪き、震えるおちんちんに両手を添える。 優しくさすって、余った皮をつまむ。申し訳程度に生えた陰毛を撫でる。 「ねっ、ねぇ。今日は、あの、ぬるぬるしたの、使わないの?」 「あぁ。ローションね。あれ、気持ちよかった?」 「う、うん」 「そっか。それはよかった。でも、今日はいらないよ」 「どうして?」 「ちっちっちっ、あきらくーん。君、察しが悪いよ」 「えっ?」 「今、ビデオで流れている行為をなんて言ったか覚えているかい?」 「ふぇ、ふぇらちお」 「正解。あきらは記憶力がいいね」 「べ、別に」 「事前に言っておくと、される方は暴れたりせず、じっとしてなくちゃだめ。  間違って噛んだりしちゃったら、危ないからね」 「そ、それはそう、だけど」 「いい? 暴れちゃダメだよ?」 「そっ、それって……」 「うん。今からあきらにフェラチオしてあげる」 「いっ、いやっ、そんなことはっ!」 「どうして? 気持ちいいよ?」 「きっ、きたないよっ!」 「あきら、お風呂でおちんちん洗ってないの? だめだよ、ちゃんと皮剥いて洗わないと」 「そっ、そういう意味じゃ……」 「うーん。さっきも言ったけど、危ないから、あきらには事前に承諾しておいてもらいたい。  どうしたらフェラチオさせてくれるのさ」 「前みたいに手でしてくれるっていうのは、なし?」 「なし。手でするんなら、あきら、一人で出来るじゃん。  フェラチオは一人でするのは、ヨガの達人でもない限りと無理だろ?  せっかくあきらが来てくれてるんだから、自分一人じゃできないような、  気持ちいいことをしてあげたい」 「……あの」 「どうかな。いいかな」 「ヒロシさんは、きたないって、思わないの?」 「別に。あきらのおちんちん、小さくてかわいいじゃない」 「……あの」 「なに?」 「先に、ウェットティッシュで拭かせて欲しい」 「うーん。消毒液の味がするから、やなんだけど」 「じゃあ、濡れたティッシュでいいから、その、かすみたいなの、口についちゃうと、悪いから」 105 :お兄さんが教えてあげる(10):2006/11/27(月) 04:47:25 ID:9f2kK0xg あきらは俺の口の中に、彼の恥垢が入るのが嫌らしい。 「そっか。逆に気を遣わせちゃったね。じゃあ、そうしよう」 コップに水を入れて、ティッシュを濡らす。 あきらのおちんちんの皮を剥いて、溜まった恥垢を、丁寧に拭いていく。 「くっ」 「はい。きれいになった」 「うん」 「じゃあ、舐めるよ?」 「あっ、あの、よろしく、お願いします」 あきらの場違いな依頼の言葉を、耳に心地よく聞きながら、おちんちんの先端に、 口をつける。 「んんっ!」 息を呑む音が聞こえて、ぴくんとおちんちんが震える。 あきらの腰が少し後ろに逃げるように動くが、先程の言いつけを、 ちゃんと聞こうとしてくれているのだろう。 腰に力が入って、ぐっとこらえているのが分かる。 俺は、舌を突き出し、飴をなめるようにぺろぺろと、鬼頭を舐める。 裏筋に舌を這わせ、カリ首をなぞり、竿を舐めあげる。 「んっ! くぅっ!」 亀頭の先の小さな割れ目に、少しだけ舌を差し入れる。 ティッシュで拭いたせいか、あまり味の感じられなかったおちんちんに、塩味を感じる。 とてもおいしい。 顔を上げると、あきらはシーツの裾を絞るように握りしめていた。 それだけ確認して、すぐに頭を戻す。 大きく口を開けて、おちんちんを、口いっぱいに頬張る。 「あんっ!」 もごもごと中で暴れるおちんちんを、包み込むように口をすぼめる。 温かさ、味、震え、形。 目で見るよりも、あきらのおちんちんのことが、あきらのことが、よくわかる。 あきらが感じている快感が、俺にも伝わってくるようだ。 おちんちんの根本を手で掴んで、頭を前後に揺する。 溢れる唾液をこぼさないように。歯が当たらないように。 できるだけ注意を払いながらも、激しく頭を前後させる。 頭を揺するのと、あまり息が出来ないのとで、すぐにくらくらしてくる。 頭を止め、口の中にあるおちんちんに、ぺちぺちと舌を当てる。 ぐりぐりと、舌で唾液をこすりつける。 じゅるじゅるとおちんちんを吸いながら、息を吸う。 「あのっ! もっ、もう出るからっ!」 無意識なのだろう。あきらの手が、俺の頭を抑え、引きはがそうとしてくる。 あきらも無駄な抵抗をする。 さあ、最後にもうひとがんばりだ。 頭を揺すりつつ、舌を動かしつつ、吸い上げ、転がし、舌で亀頭の先をこじ開ける。 喉の奥まで辿り着きそうなくらい、根本まで咥え込むと、喉に熱い衝撃が走った。 射精が始まる。 熱くて、粘っこいものが、喉や頬の内側に撒き散らかされる。 むせかえるような独特の匂いが、口の中に広がる。 客観的に見れば、おいしいものではないし、飲み込みたいものではないだろう。 が、粘ついた精液を、自分の唾液とあわせて、ごくりと飲み込んだ。 106 :お兄さんが教えてあげる(11):2006/11/27(月) 04:48:45 ID:9f2kK0xg 「ふう」 「だ、出してっ! 早くっ!」 あきらが慌ててティッシュペーパーを引き抜いている。 なんだ、射精後の余韻に浸ればいいのに。 「いや、もう飲んじゃった」 「えぇっ!」 「ごちそうさまでした」 「なんで、飲んじゃったの……」 「いや、勢い? 喉の奥でどくどく出たから」 「そんな……ご、ごめんなさい」 「どうして謝る?」 「だって、こんなもの、飲ませちゃって……」 あきらの顔は蒼白で、目尻には涙を浮かべている。 「あのさ、あきら」 「……うん」 「誤解しているようだから……いや、そういう言い方はよくないな。  俺は、お前が誤解するように都合よく言葉を選んでた」 「え?」 「今だってな、本当は、俺、飲みたくて飲んだんだ。だから、  あきらが気に病むことはないんだよ」 「だって……精液だよ?」 「えっと……どういえばいいかな。  あきらは、女の子のエッチなところが見たい、女の子にエッチなことがしたいって思うよね?」 「う、うん。でも、それはヒロシさんもそうでしょ?」 「ああ。ただ、あきらと違うのは、あきらみたいな男の子にも、俺は、  エッチなことがしたいって思うんだ。あきらは、そうは思わないだろう」 「そっ、それは、うん」 「今まで、俺があきらにしてきたことは全部、俺がしたくてしてたことなんだ。  だから、あきらは何も悪くないし、謝るとすれば、騙してた俺の方なんだ。ごめんな」 「……別に、ヒロシさんが謝らなくていいよ」 「そうか。ありがと」 あきらは俯いてしまった。 自責の念に駆られているあきらに悪くて、つい本音を言ってしまった。 俺は後悔している。 あきらはああは言ってくれたが、自分が同性から性欲の対象にされるなんて、 嫌悪感以外は感じられないだろう。 「……あっ、あの」 「なんだい?」 「ヒロシさんは、他に、どんなこと、したい?」 「えっ?」 「お礼。いっぱい、気持ちよくしてくれたから」 「あきら……」 「そっ、その代わり、また、遊びに来ても、いい?」 「そんなの、俺が頼みたいよ。また来てくれるか」 「うん」 「そっか。ありがと」 あきらの頭をごしごしと撫でる。心優しい少年だと、思う。 俺の意図はどうあれ、謝意を示してくれるというのだ。 107 :お兄さんが教えてあげる(12):2006/11/27(月) 04:49:37 ID:9f2kK0xg 「でっ、お礼は何をすればいいの?」 「えっ、あっ、あはは。うん。そうだな」 「いっ、痛いのとかは、止めてね」 「いったいどんなのを想像してるんだよ……そうだな、  俺のことは『ヒロシさん』じゃなくて『お兄さん』と呼んでほしい」 「へっ?」 「いや、その、なんか、いいじゃん」 「そんなのでいいの?」 「まあ、今ここで『それは分かる』といわれても困るけどな」 「……まあいいけど。じゃあ、呼ぶよ」 「おう」 「『お兄さん』」 「なんだい、あきら」 「お兄さん、僕、お兄さんが、何が嬉しいのかよく分からないよ」 「すまん……分かりにくくて」 「お兄さんは、その、しないの?」 「何を?」 「えっと、その、オナニー」 「そりゃするよ。しまくり」 「気持ちいい、よね?」 「もちろん」 「じゃ、手伝う」 「えっ」 「さっ、ズボン降ろして」 「ちょっ、ちょっ、ちょっと待てっ!」 「恥ずかしいことじゃないよ」 「そう言ったけどさっ!」 俺のジーンズに手をかけるあきらの肩を掴んで、押しとどめる。 「なあ、あきら……。そういうことは、お礼とかお返しとか、義務でするもんじゃない。  あきらは、男のちんちんなんか、触りたくないだろう?」 「それは、まあ、そうだけど、お兄さんにも射精してほしい。  なんだか僕ばっかり出されちゃって、ずるいよ」 「そんなこといわれてもなぁ」 困窮する俺に、考え込むあきら。思いついたように顔を上げる。 「あぁ、そっか」 「何を思いついたんだよ」 「お兄さん、男の子に興奮するんだよね」 「そうだよ」 「つまり、僕が女の子にしてほしいことを僕がすれば、嬉しいのかな」 「まっ、まあ、そういうことになるかな」 「あー、うん、いろいろ納得できたよ」 「そうか。それはなによりだけど……」 「じゃあ、こういうのは、どう?」 そう言うと、あきらは、いそいそと自分の服を脱ぎ始めた。 元から下半身は何も身につけていなかったが、シャツを脱いで、全裸になる。 108 :お兄さんが教えてあげる(13):2006/11/27(月) 04:50:57 ID:9f2kK0xg あきらはいったんベッドから降りて、俺の目の前に立つ。 下半身から想像はできていたが、華奢な体、薄い胸板、白い肌が、美しい。 「興奮、する?」 「……あぁ」 「そう、よかった」 ほっと胸をなで下ろすあきら。 「胸。ないけど、触っていいよ」 「いや、それは……」 「ほんとはね。キス、してもいいよって、言ってあげたいんだけど、ごめんね。  それは、まだ……初めては、女の子と、したい」 「いいんだよ、あきら。そんなこと言わなくていいんだ」 あきらの気遣いに、少し涙が出てきた。 「でも、胸触られるくらい、別に嫌でもなんでもない。くすぐったいだけだよ。  舐めてられても平気。あっ、でも、強く揉んだり、噛んだり、痛いのは嫌。優しくして」 「本当に、いいのか?」 「お兄さんが、したいなら」 参った。少し笑みがこぼれる。 「そうか。あきらは女の子を裸にして、キスして、胸を揉みたいんだな」 「そっ、そうだよっ!」 あきらの白い肌が、みるみる赤くなる。ああ、もうだめだ。 少し怒った風に声を荒げてくるあきら。 「で、どうなの? おちんちん、おっきくなってるの?」 「ああ。もうすっごい大きくなってる」 「この間の時、僕を見ておちんちん大きくしてたの?」 「ああ。実はそうだ」 「あのあと、僕が帰ってから、オナニーしたんだ」 「あきらのおちんちんを思い出して、しまくった」 「じゃあ、今日は、今、おちんちん出して」 「わかった」 言われるがまま、俺はジーンズを脱いで、トランクスを降ろした。 「うわぁ……」 「そんなあからさまに引くなよ……」 「いや、その、黒くて、大きいから……」 「ふはは。まいったか」 「いいなぁ……」 自分のおちんちんを見下ろすあきら。 あきらのおちんちんは今は小さくなっているので、余計に差が広がっている。 「おちんちん、大きいの方がいいのか?」 「そりゃ、まあ」 「俺は小さい方がいいけどな」 「それは……自分のじゃなくて、僕のがでしょ?」 「うっ、その通りです」 「……じゃあ、胸、触って」 あきらが俺の腕を取り、自分の胸に導く。俺の手のひらが、あきらの胸に重なる。 「ありがとう、あきら」 手のひらに乳首の感触を感じながら、少年の平らな胸に欲情しながら、 みっともないくらいにチンポを勃起させながら、 俺はあきらに感謝していた。 109 :お兄さんが教えてあげる(13):2006/11/27(月) 04:51:30 ID:9f2kK0xg ゆっくりと手のひらを動かし、あきらの胸を揉んでいく。 乳首の先をつまみ、その感触を楽しむ。 「あっ……」 「どんな感じ?」 「なんか、むずむずする」 「舐めていい?」 「……うん」 あきらはぎゅっと目を固く閉じた。心なし、胸を反らせてくれる。 俺は、できるだけそっと。 唾液がついたりしないように。鼻息がかかったりしないように。 触れるだけ、あきらの乳首に唇を重ねた。 「もういいの?」 薄く目を開いたあきらと視線が重なる。 「うん。もうかなり出そうだ」 「ちょっと触れただけだと思うけど」 「逆に考えてくれよ。もしあきらの目の前に、超可愛い美少女が表れて、  『おっぱい触ってもいいよ。舐めてもいいよ』って言われたら、  もうそれだけで出ちゃうだろ?」 「あはは。そうだね。そう考えると、なんかお兄さんがうらやましい。  僕もそんなこと言われてみたいよ」 「俺がきれいなお姉さんだったらよかったのにな。すまん」 「えっ、えーっと、その」 「あっ、今、お兄さんじゃなくてお姉さんの方がよかったってマジに思っただろ?」 「そ、それはその、そうっ! お姉さんはエッチなビデオ見せてくれないし、  だからっ、お兄さんの方がいいよっ!」 「お姉さんがいるなら、エッチなビデオはいらんだろ……」 「そっか……」 二人、少ししょんぼりしてしまう。いかんいかん。 「ふっ、まあ今は、お姉さんはビデオで我慢してくれ」 押し入れからまた、ビデオを引っ張り出す。ついでにローションも。 今度はお姉さんが一人でオナニーする映像だ。 「じゃあ、ビデオのお姉さんと一緒に、三人でオナニーしよう」 「へっ?」 「ビデオでオナニーするお姉さんを見てオナニーするあきらを見て、  俺がオナニーするんだ」 「えぇと、あぁ、うん」 「はい。じゃあ、これ、手にとって」 あきらの手に、たっぷりとローションを垂らしてから、自分の分を取る。 「じゃあ、あきらはビデオに集中して、おちんちんをしごきなさい」 「うん。お兄さんもしごいてね」 二人、ベッドに並んで腰掛けて、ぬるぬるした自分の手で、自分のちんちんをしごき出す。 あきらはテレビの画面を見ながら。俺はあきらを見ながら。 あまりに滑稽な自分たちの姿に、少し笑いがこみ上げる。 こんなに楽しいオナニーをするのは、生まれて初めてだ。 あきらは時々こちらを見ては、俺のしごき方を参考にしているようだ。 俺が自分のものをこすると、あきらがまねして、同じようにこする。 俺が感じているのと、同じ快楽を、あきらも感じている。 あきらと二人、ごしごしとチンポをしごく。空いた手で、きんたまを揉む。 110 :お兄さんが教えてあげる(14):2006/11/27(月) 04:52:10 ID:9f2kK0xg 「お兄さん、もう、出そうっ!」 あきらは先程いったばかりというのに、もう達すらしい。 「あきらっ、立って、こっち向いてっ」 二人、立ち上がり、向かい合う。 向かい合って、おのおの、おちんちんをこする。 目の前に、あきらがいて、俺のチンポのすぐ先に、あきらのおちんちんがある。 「さっ、あきらっ、出していいよ」 「でも、これじゃ、んっ、お兄さんに、かかっちゃうよ」 「かけてほしいんだっ」 「そっか、あはは、へんなの。くっ、お兄さんも、出そう?」 「ああ。出そうだ」 「じゃあ、お兄さんも僕にかけていいよっ」 「そっ、それは嫌だろ?」 「もっ、もう、お兄さん、素直じゃないよ。かけたいんでしょ?」 「あっ、ああ」 「そのくらいは、くっ、我慢してあげるよ」 「そっ、それは、すまんっ」 「あっ」 「くっ」 あきらのおちんちんの先から、白い精液が勢いよく噴き出した。 俺の体に、チンポを握る俺の手に、俺のチンポにパタパタとあきらの精液がかかる。 同時に、俺も射精する。 俺の精液が、あきらの体に、あきらの手に、あきらのおちんちんに、かかっていく。 「はぁ、はぁ、はぁ」 「ふぅ」 二人、荒い息を吐きながら、その場にへたり込んだ。 二人分の精液で、床はドロドロだ。 あきらの精液と、俺の精液が入り交じり、もうどちらがどちらのものかわからない。 「はぁ。お兄さん、気持ちよかった?」 「ああ。あきらは?」 「とっても」 「それはよかった」 「はぁ。べとべと」 「すまんな。拭くから、じっとしてろ」 「お兄さん、気を使いすぎだよ。これじゃもう、自分のも、お兄さんのも、一緒だよ。  でも、えっと、お兄さんが僕を拭きたいんなら、じっとしてるけど」 「なんだ。言うようになったな。でも、その通りだからじっとしてろ」 「はーい」 あきらを立たせて、ティッシュで精液を拭いてやる。 あきらはもう、何とも思っていないのか、しぼみつつあるおちんちんをぶらぶらさせたまま、 にこにこと、体に付いた精液が俺に拭かれるのを眺めている。 あきらのおちんちんから垂れる、残った精液を、今日は欲望のままに舐めとってやる。 くすぐったそうにするばかりのあきら。 「シャワー、浴びるか?」 「うん。背中流してあげるよ」 「一緒に入るには狭いぞ?」 「でも、その方が嬉しいんでしょ?」 なんだか、すっかりあきらに主導権を握られた気がする……。 -[[:お兄さんが教えてあげる・2]]

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