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219 :血の繋がらないおとうと:2007/04/12(木) 00:34:29 ID:hi/Q2CJj  現在俺の置かれてる家庭の事情と言うヤツは少々複雑だったりする。  順を追って話すと幼い頃母親が病死したため長い間俺と父親の二人だった。  そして父が再婚して、相手に子供がいたため血の繋がらない母と弟が俺たちの家族に加わったのが一年前。  父と義理の母が二人っきりで旅行に出かけた先で事故死したのが半年前。  そして現在――家族は俺と血の繋がらない弟の二人っきり。  未だ中学生のコイツにとって両親に死なれ、いなくなられると言うのは相当応えるものだった。  だからアイツが其の寂しさを紛らわせたいと俺に縋り甘えてくるのも仕方の無い事だった。  だが俺は其の甘えを素直に受け入れられなかった。  それはコイツが男らしくないと言うか、もっとストレートに言えば女にしか見えない外見にあった。  普段の私服姿でさえ女に間違われ、料理作ってるときのエプロン姿など分かっていても女にしか見えないほど。  外見だけじゃなく声も未だ声変わりしていないのかまるで女。  しかもコイツ、長い事母子二人っきりの生活が長かったせいか炊事洗濯が得意なのはいいが仕草までどこか女っぽい。  そんなコイツに甘えられ縋られるとこいつの事を男と分かっていても変な気分になりそうになる。  だから俺はついコイツを避けてしまい、また冷たく突き放してしまった。  そんな俺の態度が結果的にコイツをあんな行動に走らせてしまった。 220 :血の繋がらないおとうと:2007/04/12(木) 00:36:01 ID:hi/Q2CJj  それはある夜のこと。  俺だって所謂健全な青少年だ。 年相応に性欲はもてあましてる。  一応付き合ってる彼女はいるにはいるがヤらせてくれるほど深い付き合いじゃない。  結果自然と自分で処理するしかない。  そしてその日の夜も一人自室にこもり性欲処理にいそしんでいた。  その時突然ドアが開いた。 ドアを開けたのは、言うまでも無い。  この家にいる俺以外の人間はコイツしかいないのだから。 「バ、バカ! 突然入ってくるんじゃねぇ!」  思わず俺が怒鳴るとコイツは俯いたままボソリと口を開く。 「お兄ちゃん。 もうボクにはお兄ちゃんしかいないんだ。 だから……ボクのこと嫌いにならないで」 「わ、分かったから……! い、いいから出て行けよ!」  俺は背を向けたまま言い放った。  だがコイツは出て行こうとせず、言葉を続ける。 「だからね……。 お兄ちゃんにはボクのこと好きになって欲しいの。 ボクのことしか考えられなくなって欲しいの。 その為にね、どうすればいいか考えたんだ。 それで分かったんだ。 そうだ。 お兄ちゃんを気持ちよくしてあげればきっとボクの事を好きになってくれる、って」  其の言葉にどう言う意味だと振り返り言おうとした俺は言葉を飲んだ。  何故ならコイツは突然服を脱ぎ俺の元へ駆け寄ってきて―― 「な、何のつもり……ひぁぅっっ?!」  あろう事かいきり立った俺のペニスを其の口に頬張りやがった。 「バ、バカ! 何考えて……っっ!」 「おにぃひゃん、ひもひいぃ?(お兄ちゃん、気持ちイイ?)」  そう言って上目遣いに俺の表情を覗きこんできたこいつの顔は信じられないくらい扇情的で――。  不覚にも俺はコイツの其の眼差しに、唇の、口腔内の、嘗め回す舌の感触に感じてしまって。 「や、止めろ! で、出ちま……!」  こみ上げて来る堪えきれない射精感に俺はたまらずコイツの頭を掴み強引に引き離した。  だがそれがいけなかった。  引き抜いた瞬間俺のペニスは其の先端から白濁色の液体を勢いよく吐き出し、コイツの顔を汚した。 「えへへ、一杯出たね。 って事は気持ち良かったってことだよね、お兄ちゃん?」  精液に塗れ蕩けた潤んだ瞳で頬を紅潮させながらコイツは俺にそう語りかけてきた。  そう言ってきたコイツの顔は、はっきりイってそんじょそこらのAVなんか目じゃないくらいエロかった。  俺は答えなかった。いや、答えられなかった。今自分の身に起こった事に放心してて。 221 :血の繋がらないおとうと:2007/04/12(木) 00:37:36 ID:hi/Q2CJj 「うふふ……、じゃぁ今度は二人一緒に気持ちよくなろうね」 「え? お、お前今度は一体……ひっ?!」  射精後の脱力感で放心しかかってた俺はこいつの声と未知の感触に思わず声を上げた。  未知の感触の正体は俺のケツの穴に柔らかくて弾力があって湿った何かが触れたものだった。 「こ、コラ! や、止め……いぎぃっ?!」  俺のケツの穴に触れたもの。 それはコイツの舌だった。 「どう? 気持ちいでしょ、お尻の穴こうして嘗めてもらうのって?」  答えられなかった。 と言うより声が出なかった。  コイツの舌が俺の尻の穴をぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てて嘗め回す。  其の度に、まるで尻の穴から電流が走り手足の指先まで駆け巡ってゆくみたいで言葉が出なかった。  代わりにコイツの舌に嘗め回されるたびに俺の体はビクンビクンと痙攣を起こしていた。 「お兄ちゃんってば全身ぴくぴくさせて。 お尻のアナもこんなにヒクヒクさせて可愛い。 でもね本当に気持イイのはコレからなんだよ?」  そう言うとコイツは俺の体を転がした。  理解を超えた感覚に脱力してた俺はあっさりとうつ伏せにさせられた。 「い、一体何するつも……りぃぃっ?!」  そう言いかけた俺のケツの穴に何かが触れた。 そしてズブズブと進入してきたそれは舌じゃない。  舌よりももっと太くて長くて熱くて弾力があって……。 ?! ま、まさか?! 「うふふ……。 どう? 気持ちイイでしょ? ボクのおちんちん」 「な……?! そ、そんな……ひぎゃぁあああっっ?!!」  俺が抗議の声を上げようとするとコイツはペニスを更に奥へと捻じ込んだ。  そして俺はそのえもいえぬ感触に思わず声を上げた。 「はあぁっ……ぜ、全部入ったよ。 えへへ、お兄ちゃんの中、熱くってとっても気持ちイイよ。 じゃ、動かすね」  そしてコイツは腰を振り始めた。 「うぁっ! うぐっ……! いぎっ、あがぁぁぁっ……!!」 「えへへ。 お兄ちゃん気持ちイイ? 気持イイよね? だってお兄ちゃんのお尻キュウキュウて締め付けてくるしっ。 それにほら、お兄ちゃんのおちんちんだってこんなにおっきくなってるし」  コイツが腰を振るたびに合わせて俺の中に捻じ込まれたペニスが出たり入ったりしながらクチュクチュと卑猥な音を響かせる。  突っ込まれた肉棒は熱を帯び剛直し脈動してた。  そんな肉棒によって腸内をえぐりかき回される度に俺の体はがくがくと震えるのを押さえられなかった。  そしてその感触に耐えられず悲鳴を上げていた。  いや、若しかしたら其の声は途中から悲鳴ではなくまるで女の嬌声のようになってたのかも。 222 :血の繋がらないおとうと:2007/04/12(木) 00:39:46 ID:hi/Q2CJj 「あっ! あっ! あっ! き、気持ちイイよゥお兄ちゃん~!! ボ、ボク、イっちゃいそうだよ! ね、お兄ちゃん。 イってもいいでしょ? お兄ちゃんの中に出してもいいよネ?」  アナルを犯され混濁しかけた俺の意識に届いた声に俺は思わず声を上げようとする。 「ま、待て……! ひぁっ?!」  だが次の瞬間俺の声を遮るようにコイツはその手を俺の股間に伸ばしてきた。 「えへへ。 お兄ちゃんのもビンビンで今にもはちきれそうだね。 ボクがシてあげるから一緒にイこ?」  そしてしごき始めやがった。  顔や体付きだけじゃなくてもコイツは全然男らしくなく、細くしなやかな指と柔らかな掌はまるで女。  コイツの手にしごかれ俺のペニスは自分でやった時以上に感じてしまっていた。  前から後ろから犯された俺はやがて――。 「う、うわああぁぁぁぁーーーーーっっ!!!」 「イ、イってお兄ちゃん! ボ、ボクも一緒に……あああぁぁぁぁっっっ!!!」  そして俺は腸内にコイツの熱い白濁液を流されながら、俺自身ペニスもまた精液を吐き出す。  アナルを犯されながらイってしまった俺の体は俺自身の意思とは関係なく一際激しく痙攣する。  其の様子はさながら陸に打ち上げられた直後の魚のごとくのた打ち回ってしまった。  二度目の射精とケツの穴を犯された脱力感でぐったりしてると、そんな俺の前にコイツがやってきてにっこり笑いかけてきた。 「うふふ……また一杯出たね。 未だ行ける? だったら今度はボクのお尻に入れてみる」  そしてくるりと背を、いや尻を向け其の穴を自分で押し広げ話し掛けてきた。  そんなコイツに向かい俺はふらふらと歩み寄り……。  ――それから数日後。  俺の周りの状況を話していくとおとうととの間には以前の壁はなくなりまるで実の兄弟のように――いや、違うな。  俺たちの間柄は兄弟じゃ逆にありえない、そんな間柄になってた。  世間一般で言う所の異端であるのは分かっているが、既に踏み越えてしまった以上もう後には戻れなかった。  結果付き合ってた彼女とも別れてしまったが後悔はしていない。 少なくとも今のところは。  ちなみに後日おとうとが偏り屈折した性知識をどこで得たのか聞いてみた。  答えはコイツの母親方の従姉から得たらしい。  其の従姉と言うが所謂そう言う同人誌ばっかり集めさらには執筆してる人間だった。  しかもおとうとが今回の事の顛末を報告したら次の本のネタにさせてもらうとかいったらしい。  当然顔も名前も別物らしいが、だが正直勘弁して欲しい……。  お し ま い

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