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337 :310:2005/04/04(月) 16:30:36 ID:L5RETjq4 Vol.2 清水広哉との話 Part1 温もり ───コンコン 誰だろう・・・。 ここは事務所の中だ。セールスマンな訳もない。事務所の人かもしれない。 出ないわけにはいかないか・・・。 「・・・はい。」 「入ってもいいか?」 「しーくん・・・うん・・・いいよ。」 しーくんは2コ上だけど事務所内じゃ一番仲が良かった。しーくんの顔をみてなんだか安心する。 上がってすぐにしーくんはいいにくそうに、 「あのさ・・・君尋・・・仕事、したんだよな・・・。」 さっきの嫌なことのビションが浮かぶ。僕は黙って頷いた。 「・・・・・・えっ!?」 急にしーくんが僕を抱きしめてきた。・・・嫌じゃなかった。しーくんも同じ経験をしてるから・・・。だからかもしれない。 338 :310:2005/04/04(月) 16:31:50 ID:L5RETjq4 そのまましーくんは僕を持ち上げてベッドまで入って座った。 「・・・あ・・・」 ずっとお姫様抱っこだったからハズカしかったけど、他に誰もいないから、気にしないことにした。 「しーくん・・・。」 しーくんはなにも言わなかった。ただやさしい顔で微笑んで。ただ抱きしめてくれた。 「あったかい・・・。」 なでてもらった頭が気持ちいい。僕もしーくんの体に手を回す。 なつかしい感じがした。あばあちゃんの家にいるもっと前もうほとんど覚えていない、お母さんとお父さんのぬくもり。 なんの思考もないただの単純な、「ぬくもり」をしーくんからも感じた。 なんだか・・・お兄ちゃんみたい・・・。 一度冷たくなった心が少しずつ温まっていく感じがする。 ───ねぇ ───・・・なんだ ───寝るまでいてくれる? ───・・・あぁ ───・・・ありがと ───・・・・・・あぁ。 339 :310:2005/04/04(月) 16:33:10 ID:L5RETjq4 Part1→2  「いってらっしゃい。」 「ん・・・。」 彼の返事はそっけない。 だけど私にできることはこれくらいだ。 私以外の誰かが彼を癒してくれるのを待つしかない。 それは時間かもしれないし、学校の子かもしれないし、仕事仲間の子かもしれない。 だから・・・今の私にできることはただこれだけ。 340 :310:2005/04/04(月) 16:33:58 ID:L5RETjq4 Part2 甘え 寝れない。 目を瞑ると嫌な場面が蘇る。 一人で寝れないなんてなさけないなぁ・・・。  ・・そうだ・・・。しーくんの部屋に行こう。 我儘だし、格好悪いけど、しーくんに会いたい。まだ10時だ。僕はいつもなら寝てるけどしーくんは6年生だし、起きてるかもしれない。 ペタペタペタ ペタペタペタ 静かになった廊下にサンダルで歩く音だけが聞こえる。  ・・・603号室。ここだ。 夜風にぷるぷると体を震わせながらコンコンとノックする。 ちょっとしてから中から返事がくる。 「誰・・・?」 「君尋・・・。」 「いいよ、カギかけてないから、入って。」 カチャ・・・。部屋はもう真っ暗になっていた。ベッドに座ってるしーくんがぼんやり見える。 341 :310:2005/04/04(月) 16:35:00 ID:L5RETjq4 「ごめん・・・寝てた?」 「いや、いいよ。それよりどうした?こんな時間に。」 僕はぺたぺたとしーくんに近づいてベッドに腰掛ける。言うのが恥ずかしくてちょっとモジモジする。 「・・・寝れなくてさ・・・。」 語尾が小さくなっててほとんどしーくんには聞こえないくらいだった。 「そっか・・・。いいよ。こっちきな。」 しーくんの近くによって頭を撫でられる。暖かい手がキモチイイ。 「抱いたほうがいい?」 「・・・うん。」 あぐらをかいたしーくんの足の上にチョコンと乗せられて、きゅっと抱きしめられる。昨日と同じように僕も背中に手を回す。 「ん・・・きもちいぃ・・・。」 しーくんに抱きかかえられていると暖かくて本当にいい気持ちになる。 「寝よっか。」 「うん・・・。」 一緒に一つの布団の中に入る。 「えへへ・・・。」 「なんだよ・・・気持ち悪いな。」 「なんかね・・・この感じ好きなの。しーくんは好きじゃない?」 「いや・・・俺も好きだよ。」 横からすくうようにして抱かれる。目を瞑っても怖くない。そんなこと忘れられるくらいしーくんに抱かれるのは心地いい。 「おやすみ、しーくん。」 「あぁ・・・おやすみ。」 おでこに何か当たった。なにかちょっと湿ったもの。だけど不快感はない。 「ん・・・?」 しーくんは目を閉じてるけどなんだかちょっと赤い。 「・・・?・・・ありがと。」 342 :310:2005/04/04(月) 16:36:23 ID:L5RETjq4 Part2→3 「いってらっしゃい。」 「・・・はい。」 いつも通りだ。しいて言えば返事が「はい。」になったくらいだろうか。 元々長期戦であることは覚悟している。 何の意味もなかったとしても、私にはこれを続ける義務がある。 343 :310:2005/04/04(月) 16:37:22 ID:L5RETjq4 Part3 モラトリアム 初めて仕事をした子には、あらためて心を決めるために30日間猶予が与えられる。 後24日すれば、後は依頼さえくれば君尋は仕事をしなきゃいけない。 一日で二人以上相手することもある。 そんなことがあればまだ慣れていない君尋会う所ではない。事実俺もそんな日は、体がダルい・・・なるべく一緒に寝るようにはしてるが、本当にしんどい時は会うどころではなく一人で寝てしまう。 会える機会は減るだろう。 だから・・・できればこの期間内に伝えたい。 あれから毎日のように君尋は夜になると俺の部屋にくる。 いくらでも機会はある。 だけどまだ早い・・・。 今、この事を話しても君尋は俺を嫌うかもしれない。結局は体目当て・・・そう思って傷ついてしまうかもしれない。それは避けなければ。 だけど君尋が部屋にきて、抱く度にその思いがグラグラする・・・。 やろうと思えば。今すぐの好きって言うことも・・・、欲望のままに君尋を犯すこともできるけど・・・。  ・・・そんなことを考える自分が嫌になる・・・。だけどこの思いは止められない・・・好きだからこそ・・・。 ───後24日 344 :310:2005/04/04(月) 16:38:40 ID:L5RETjq4 「いってらっしゃい。」 「・・・・・・・・・ぁ・・・はい・・・。」 何かいいたそうな顔をしていたが、すぐに顔を下げてお馴染みの返事をする。 毎日話しかけてるだけにしては変化が顕著だ。 あの子に誰か安らげる存在ができたのかもしれない。 345 :310:2005/04/04(月) 16:39:17 ID:L5RETjq4 Part4 秘密 最近秘密ができた・・・。 好きな人ができた・・・。 その好きな人は今も近くにいる・・・。 それどころか・・・今も好きな人に抱かれてる。 だけど怖くていえない。 言えば、しーくんは僕の事が嫌いになって・・・もう抱いてもらったり、話したり、勉強を教えてもらったり出来ないかも・・・。  ・・・考えてみて気づいた。僕はずいぶんとしーくんに依存してる。ずいぶんとしーくんに迷惑をかけてる。 その上でしーくんが好きなんて・・・。 嫌な奴だなぁ・・・。 もう・・・今日で迷惑かけるのはヤメにしよう。 しーくんは僕と違って仕事してるんだ。僕よりずっと大変で疲れてる。 だから・・・ヤメにしよう。 離れよう。少しでもしーくんを楽にしよう。 だから・・・いっしょ寝るのは───今日で・・・最後。 ごめんね。今日で最後だから・・・だから今日だけは甘えさせて・・・。 ───後20日 346 :310:2005/04/04(月) 16:43:27 ID:L5RETjq4 Part4→5 「あの・・・。」 「・・・!・・・はい・・・なんですか?」 驚いた。彼のほうから話しかけてくるとは。 お互いにしばし沈黙する。 「・・・・・・やっぱりなんでもないです・・・。ごめんなさい・・・。」 そういうと彼は急いで階段を上っていった。 今はいえないなら。 私は彼が伝えれるまでずっと待とう。 347 :310:2005/04/04(月) 16:45:40 ID:L5RETjq4 Part5 すれ違い 最近君尋がおかしい・・・。 夜、部屋来なくなったし、勉強のことも聞いてこない。 会っても目を合わせようとしない。 どうやら・・・。  ・・・知られてしまったらしい。 そして・・・反応を見る限り。  ・・・嫌われた・・・らしい。 あの目の逸らし方は恥かしいとかじゃなくて本当に避けてる感じだった。  ・・・やっぱりこんな考えは間違ってたんだ・・・結果的にまた君尋を傷つけてしまった。 「馬鹿だなぁ・・・。」 多分、一度は信じてくれたんだと思う。その相手に裏切られたんだ・・・。最初の時より傷ついたかもしれない。 抱いたりしなかった方がよかったんだ。あんなことしない方が・・・。 ぼんやり天井を眺める。 「本当に・・・馬鹿だ・・・。」 頬をひとすじ涙が伝う。 結局何もいえないまま振られちゃったなぁ・・・。 このまま・・・君尋のこと忘れたほうがいいのかな・・・。 君尋のためにも俺のためにも。 348 :310:2005/04/04(月) 16:48:10 ID:L5RETjq4 ───後16日 Part5→6 「あ・・・また勉強教えて・・・くれますか? 「えっ・・・?あっ・・・!はい・・・私でよければいいですよ?」 あんまりこういうのは予想してなかった。 普段の返事は変わりなかっただけに、意外なところを突かれた感じだ。 あまり彼との距離も縮まった気はしないのだが・・・。  ・・・何かあったのかもしれない・・・ 349 :310:2005/04/04(月) 16:49:02 ID:L5RETjq4 Part6 交錯 ───コンコン だれだろう・・・。 寝ぼけたままドアを開ける。 「はい・・・?・・・!」 「入っていいか・・・。」 しーくん・・・。なんで・・・。 「・・・うん。」 僕はベッドの上に、しーくんはテーブルの椅子に座って。 「君尋・・・。」 「うん・・・。」 「嫌いになった?」 その言葉に少し驚く。それはむしろ僕がしーくんに恐れていたものだ。 「嫌いになんかなってないよ・・・。」 「本当に・・・?」 「うん・・・。」 「じゃあ・・・なんで部屋に来なくなったの?」 「それは・・・あ、あのさっ・・・もう恐くなくなったからさ・・・。だから・・・しーくんがいなくても・・・もう全然大丈夫で・・・。」 そこまでいって顔を伏せる。・・・泣きそうになった。僕だって本当はもっと・・・。 350 :310:2005/04/04(月) 16:51:49 ID:L5RETjq4 ふいに目の前が真っ暗になる。体が外からあったかくなる。 たった十日ぶりなのにこんなにも懐かしい。 「・・・本当のこと言ってくれよ・・・。」 「・・・・・・。」 「本当に・・・俺のこと嫌いになったんじゃないんだな?」 ただ無言で頷く。 「よかった・・・。」 本当に心から安堵したような、そんな声。 「どうして・・・部屋にこなくなったんだ?」 「僕・・・し・・・くんにいっぱぃ・・・迷惑かけてたから・・・しーくん疲れてたのに・・・いろんな事してもらって・・・だから・・・これ以上迷惑かけたくなくて・・っ・・・。」 涙がぽろぽろ出て言葉がつっかえる。 「・・・・・・馬鹿だなぁ・・・。」 「そんなこと気にしなくていいんだよ・・・。・・・俺凄い心配して・・・その方が・・・迷惑かけてるよ・・・。」 しーくんの声も震えてる。顔を上げるとしーくんも泣いてた。 「じゃあまた・・・いっても・・いい?べんきょっ・・・おしえてもらっても・・・い・・の?・・・いっしょに・・・ね・・・ても・・・・!」 「いいよ・・・どんなに迷惑かけたっていいよ・・・。いっしょに寝るのだって全然かまわないよ・・・。」 「・・・ねぇ・・・なんでしーくんは・・・そんなにしてくれて・・・いっしょに泣いてくれて・・・。・・・なんで・・・?」 僕を抱く腕が強くなる・・・。しーくんの体の振るえが僕にも伝わる・・・。 「・・・俺・・・君尋のことが・・・好きだからさ・・・。」 351 :310:2005/04/04(月) 16:52:22 ID:L5RETjq4 「あ・・・・・・・。」 僕も体が震える。奥歯がカチカチ言ってる。しーくんに抱きつく力が強くなる。 「僕も・・・僕も・・・好き・・・しーくんのことが大好き・・・!」 352 :310:2005/04/04(月) 17:01:43 ID:L5RETjq4 Part6→7 ───後6日・・・それで・・・また僕は・・・ 「───今日はこれくらいで終わりにしましょうか。」 「はい・・・。」 立ち上がって部屋から出ようとする僕の腕を彼が引っ張る。 「・・・・・・なんでしょうか・・・?」 「・・・・・・あのっ・・・瑞希さん・・・ごめんなさい・・・。」 この驚きに比べればこの前のこと等全く大したものではない。 まさか彼の方から謝られるとは。 「・・・。」 なんていっていいか分からない・・・かといって謝り返すのは彼に失礼だろう・・・。 「あー・・・あの・・・えと・・・ありがとうございます・・・。」 「・・・・・・。」 また沈黙彼はほうけたようにして、すぐにくすくすと小さく笑う。 「瑞希さんがそんなに慌てる所初めてみた・・・。」 私はつい恥かしくなると同時にうれしくなる。 こんなに早くまた、彼の笑顔が見られるとは思っても見なかった。 彼の心を溶かした人はいったいどんな魔法を使ったのやら・・・。 ついこの間まではもう僕の前では笑ってくれないのも覚悟していたというのに。 「・・・なんで・・・泣いてるん・・・ですか?。」 「なんでですかねぇ・・・。」 353 :310:2005/04/04(月) 17:02:59 ID:L5RETjq4 Part7 覚悟 あれから僕は前みたいにしーくんと一緒にいっぱい寝た。 前よりも胸がどきどきした。 しーくんは僕が好きで、僕はしーくんが好き。 最高の幸せ。 だけど・・・ 猶予期間は今日で終わり。 明日からはしーくんや他のみんなと同じようにまた仕事をすることになる。 だから僕は覚悟を決めた。 「ねぇ、しーくん。」 「なんだ?」 「今日で終わりなんだ。整理期間。」 「・・・あぁ。」 「明日からは多分あんまり会えなくなると思う。」 「・・・」 「・・・色んな人に犯されて・・・いっぱい汚くなっちゃう。」 いいながら僕は服とシャツを脱ぎ捨てる。 「・・・!?君尋・・・?」 「もう初めては上げれないけど・・・もっと汚くなる前に・・・僕と・・・しよう。」 ズボンと靴下とパンツとまでいっぺんに下ろす。 恥かしくて・・・多分僕の顔は真っ赤になってる・・・だけどしーくんになら見られても構わない。 「お願い・・・しーくん。」 「・・・・・・。」 「・・・・・・。」 「・・・うん。分かった・・・。」 354 :310:2005/04/04(月) 17:04:14 ID:L5RETjq4 Part8 「ひぅ・・・ぅぁ・・・し・・・くん・・・キモチイイ・・・。」 しーくんは僕の後ろから手も回す形で僕のモノの愛撫する。 しーくんの愛撫はすごく優しい。ゆっくりした動作で・・・とても丁寧に、僕のモノをいじる。 僕のをしーくんがいじってるってだけで僕はすごく感じてしまう。 しーくんが愛撫を始めて間もないのに僕は今にもイってしまいそうになる。 「ふぁ・・・しーくん・・・も・・・僕・・・いっちゃうよぉ・・・。」 自分の声とは思えないほど甲高い女の子みたいな声が僕の口から漏れる。 「もうちょっと我慢しろよ・・・もっと気持ちよくしてやるから・・・。」 そういうとしーくんは片方の手にローションをつけ、下から手を入れて僕のお尻に穴の周りをなぞっていく。 「くぁぁああぁあ・・・!それっ・・・あ・・・ダメェ・・・。」 しばらく周りを伝っていた指が穴の中に入ってくる。 そして中に入った指は穴の付近の壁をぐりぐりと押し付ける。 「ぁああぁああぁ・・・しーくんの・・・指・・・中で動いてるぅ・・・。 僕の気持ちよさはさらにまして、僕のモノは今にも千切れそうなくらい張り詰めてる。 だけどしーくんは僕ののいらんなトコを刺激したら締めたりして、わざと僕がいけないように止めてるみたいだった。 その間にもお尻の中の指はどんどん奥にはいって、強くなぞったり、軽く爪でかいたりしてる。快感で頭がおかしくなりそう・・・。 「はぁぁぁああぁぁぁ!!もっ・・・ダメェ!これ以上したら僕こわれちゃうよぉ!!」 そしてついに、しーくんは親指で僕の先端をなぞりながら、下から一気に絞り上げるように擦る。 「ふぁぁああっぁぁあぁぁぁぁ!!いっぱいでるぅ・・・!!止まんないよぉ!!!」 ドクドクと脈打ちながら僕のモノの先端からこの前とは比べ物にならない量の大量の白濁があふれ出す。 シーツとしーくんの手と僕のがドロドロに汚れていく。 「ふぁ・・・はぁぁ・・・・・・。」 言葉にならないエッチな声がまた僕の口から漏れる。 しーくんとのエッチは凄く気持ちいい。 しーくんも僕のこと考えてしてくれるから凄く気持ちいい。だから・・・僕もしーくんを気持ちよくしてあげたいと思った。 355 :310:2005/04/04(月) 17:08:12 ID:L5RETjq4 僕の腰あたりに熱いモノが当たる・・・。 しーくんも感じてくれたのかなぁ・・・。 腰の後ろに手を回して、ジーパン越しにしーくんのモノを掴む。 「あ・・・君尋・・・それは・・・。」 すごく熱くて硬い・・・僕ので感じてくれたんだ・・・。・・・なんだか僕は凄く嬉しい。 「僕も・・・お返しする・・・。」 すぐにベルトを外して、強引にしーくんを脱がしていく。 「いっ・・・いいよ・・・君尋が気持ちよかったら・・・それだけで俺は嬉しいから」 「ダメっ!しーくんも一緒に気持ちよくなろうよ・・・。僕もしーくんを気持ちよくできたら嬉しいから・・・。」 パンツを強引にひっぱってしーくんのモノが姿を表す。 「まだ・・・したことないんだ・・・。」 なんとなく意外だった。 「あぁ・・・。当たり前だろ・・・?」 童貞が恥かしいのか、見られてるのが恥かしいのか、とにかくしーくんは顔を赤くする。 「じゃあ、僕がしーくんの初めてもらえるね・・・。」 いってから僕はとっても恥かしくなったけどまっすぐにしーくんを見つめる。 そしてすばやく行動に移す。 「・・・。・・・わっ・・・!き・・・君尋・・・!?」 しーくんはとっても驚いた。僕がしーくんのを口に入れたからだ。 今の僕に思いついた一番しーくんを気持ちよくする方法だ。 こういうやり方があることは、はじめて仕事した時の説明で出てきたから知っていた。あの時はこんなこと絶対したくないって思ってたけど・・・。 もっとも僕にテクニックなんてないから、全部口に入れて舐めたり、力いっぱい吸ったり、皮を先端でどけて舐めるくらい。だけどしーくんはかんじてくれたみたいだ。 「きっ・・・汚いよ・・・君・・ひ・・・ろぉ・・・いいよぉ・・・。」 356 :310:2005/04/04(月) 17:11:03 ID:L5RETjq4 口に入れたり出したりしながら僕も答える。 「いいの・・・しーくんのなら・・・汚くなんてっ・・・ないよ。」 僕はおっぱいを吸う赤ん坊みたいにしーくんのをしゃぶる、しーくんの先端からなにかぬるぬるしたモノがでてくるけど、 気にせず飲み込む。けど飲む込んでも飲み込んでもそのヌルヌルしたものはいっぱいでてきて、グチュグチュしたながら僕の口からはみ出して、しーくんの股を滑り落ちてく。 「くぁ・・・!もっ・・・・君尋・・・出ちゃうから・・・はずしてぇ・・・!!」 だけど僕はしーくんの言うことを無視して、ひたすらがむしゃらにしーくんのモノをしゃぶりつづける。口の中で分かるくらい血管が浮き出て、しーくんのモノが脈打ち始める。 びゅるるるるるる!! 「ぁあああぁああぁあああぁぁ・・・!!!!きみひろぉぉ・・・・!!!」 粘着質のしーくんの精液が次から次へと僕の口の中に流れ込む。 一生懸命飲み込もうとしたけど、量が多すぎて口からあふれて、喉に詰まる。 「うぁ・・・げぇ・・・げほっげぽっ・・・!!かはっ・・・!!」 引き抜いて喉につまった塊が飛び出ると同時に僕の顔に正面から精液がモロにかかる。 「あ・・・・!大丈夫かっ!?君尋!!」 「けほっ・・・あ、あー・・・。うん・・・大丈夫・・・。」 「顔・・・よごれちゃったな・・・。」 そういってしーくんは僕のほっぺたとか額についた精液を舐め取っていく。 「にが・・・よく飲んだな・・・こんなの・・・。」 「・・・ひどいなぁ・・・。」 357 :310:2005/04/04(月) 17:11:39 ID:L5RETjq4 顔についた精液を全部舐め取るとしーくんは僕の腰を持ち上げてひっくり返す。 「わわっ・・・なっなに・・・?しーくん・・・。」 「お返しだよ・・・いっしょに気持ちよくなるんだろ?」 そういうとしーくんは僕のお尻の穴の周りに舌を這わせてしわの一本一本まで丁寧に舐めあげる。そしてそれが終わると舌を穴にねじ込む。 「あ・・・くぅ・・・!それ・・・ん・・・!反則だよぉ・・・。」 体が震えて腰が動きそうになるけど、腰は両手でガッチリ固定されて動かない。 しーくんは閉じた穴を強引に押し開いて中をなぞり、僕を蹂躙する。 しーくんが少し舌を動かすだけで、心を打ち振るわせるほどの快感が押し寄せる。 「くぁぁああぁああぁぁぁ・・・・!!あふぅぅ・・・・・・・!!!」 「大丈夫か・・・?君尋・・・?」 「ん・・・だいじょ・・・ぶ・・・ソコ・・・しーくんに舐められるのがあんまりキモチイイからぁっ・・・・!!」 凄く恥かしいこと言ってるけどホントだから仕方ない。 この前はあんなに痛くて変だったのに、お尻に何か入れられるのがこんなにキモチイイなんて・・・変な感じ・・・。 舌入れられただけでこんなのなっちゃうのに・・・しーくんのを入れられたらどんなになっちゃうんだろう・・・。考えただけでもゾクゾクしてくる。 「ふぁあぁぁぁ・・・!!しーくん・・・!しーくんの・・・入れてぇ・・・!!。」 「いいのか・・・?君尋・・・。」 「いいよ・・・しーくんのだったら・・・入れてもいいよ・・・。」 358 :310:2005/04/04(月) 17:12:35 ID:L5RETjq4 Part9 煩悩 僕の穴から舌を抜いて、僕を抱き起こす。 僕としーくんが向かい合う形になる。 「じゃ・・・いれるぞ・・・。」 しーくんが腰を持ち上げる。ちょっと不安になってしーくんの首に腕を回す。 ちょっとずつ降りてってしーくんの先端が僕に当たる。 「あ・・・・・・。」 そのままズブズブとしーくんのモノ受け入れる。いくら僕のを舌と唾液でなじませて、しーくんのモノをドロドロになるまで舐めあげてても、やっぱり少し痛い。苦痛で目を閉じた顔がゆがむ。 「・・・やめた方がいいか・・・?」 「ダメ・・・!痛いけど・・・最後までやってぇ・・・しーくんの入れて欲しいの・・・。」 「分かった・・・。」 ぐちぐちと音を立てながら僕の中にしーくんのが入ってくる。痛みは増すけど声を出すのはこらえる。もう少しではいる・・・。 しーくんもまだ子供だから前のより大分楽だ。ぐりぐりと押し付けるように進みながらしーくんのモノはついに僕の奥は届く。 「ふぁ・・・はいった・・・・?」 手でなぞりながらしーくんのモノの付け根あたりを確認する。 「あっ・・・繋がってる・・・しーくんの暖かい・・・。」 「俺も・・・君尋の中暖かいよ・・・。」 「・・・動かしていいよ。」 そういうとしーくんはベッドと擦りながらゆっくりと動かす。できるだけ痛みを与えないように、快感だけを引きずり出すようにするような、優しい動き。 その効果は完全にてきめんで激しく振られてるわけでもないのに僕の頭はガクガクゆれてた。 359 :310:2005/04/04(月) 17:13:18 ID:L5RETjq4 「はわぁ・・・・!!すごい・・・しーくん・・・なんか変なカンジ・・・・。」 しーくんのは優しく僕の中の上下する。内側の壁を削り取るようにしてゆっくりゆっくり上下する。ほとんど理性が抜けかけて僕が自然に自分からも腰を振る。 上下する幅が倍以上になり、快楽がさらに増していく。内側を舐め取るようにして下へ降りて行き、激しい熱を帯びながら一気に下から内をめくるようにして突き上げる。 なんだか快感以外の感覚がにぶくなってくる。 「あ・・・すごいよ、君尋・・・すごく気持ちよくて・・・これ以上・・・抑えれない・・・。 なんだか目の焦点が合わなくなる。僕らはお互いを抱きしめる力を強くして、上下の動きもどんどん早くなる。燃え上がるような熱が僕の中を焼いていく。だけど僕はそんなことももう気にならなくなっていた。ただ、しーくんに蹂躙されていくのが気持ちよかった。 「し・・・くん・・・!!もっと激しくしてぇぇ!!!僕を壊してぇぇぇ!!!」 「くぅぁぁあああ・・・・・・!!!うぅ・・・・ホントに壊しちゃうよ・・・・君尋のこと考えずにヤって君尋のコト壊しちゃうよ・・・!!」 360 :310:2005/04/04(月) 17:14:17 ID:L5RETjq4 僕の最奥を付くスピードも力もどんどん強くなる。一度突くたびに足の先から脳天まで貫かれるような衝撃が走る。 「いいよぉ・・・!!壊して・・・!!しーくんにぃ・・・そうされるのが気持ちいいからぁ・・・!!!!」 力がどんどん強くなっていく。僕らを止めるモノはなにもない、理性も羞恥心もなにもかもこの瞬間だけは消し飛んでいる。 ぐしゃぐしゃと音を立てながら僕はしーくんに貫かれて、中をかき混ぜらて、犯される、壊れるまで何度でも突かれる。 しーくんのモノが僕の中にビクビク震えて僕の中に熱い精液をぶちまける。 「ぁあぁあぁああぁぁぁ!!!熱いぃぃぃ!!しーくんの凄く熱いぃ・・・!!」 最奥にぶちまけられた僕も中の刺激だけでいってしまう。 おびただしい量の白濁がしーくんと僕のお腹にかかり、挟まれてビチビチなりながら乱れ飛ぶ。 だけどそれくらいじゃ僕らの行為は止まらない。 僕はしーくんになんども中にぶち込まれ、注がれ、かき混ぜられる。 ぐちゃぐちゃと僕としーくんが繋がってるところから聞こえてくる。 僕としーくんの荒い息遣いも止まらない。 なんだかもう意識がはっきりしない。 それでも僕らは止まらない。 361 :310:2005/04/04(月) 17:15:02 ID:L5RETjq4 Part10 今日、学校も仕事もなくてよかった。 腰がいたくて動けない・・・。 でもシャワーくらい浴びなきゃ・・・。 「いたたた・・・・・・・。」 腰がいたくて立てないから四つん這いで進むことになる。 うぅ・・・お風呂にいくのがこんなに辛いなんて・・・。 ふいに体が軽くなる。持ち上げられてまたお姫様だっこされる。 「大丈夫か・・・?」 「・・・どうも。・・・でも、なんでお姫様抱っこするの?」 「なんとなくかな・・・?俺が好きなのかな。」 「なんか変態っぽいよ、それぇ・・・。」 「うるさいな・・・。落とすぞ。」 今日にしーくんの腕がガクンと落ちる。思わず僕はしーくんに抱きつく。 「わわっ!!あぶない・・・ひどいなぁ、もう・・・。」 そんな何の他愛もない会話をしながら、僕たちはシャワー室の奥に姿を消した。
337 :310:2005/04/04(月) 16:30:36 ID:L5RETjq4 Vol.2 清水広哉との話 Part1 温もり ───コンコン 誰だろう・・・。 ここは事務所の中だ。セールスマンな訳もない。事務所の人かもしれない。 出ないわけにはいかないか・・・。 「・・・はい。」 「入ってもいいか?」 「しーくん・・・うん・・・いいよ。」 しーくんは2コ上だけど事務所内じゃ一番仲が良かった。しーくんの顔をみてなんだか安心する。 上がってすぐにしーくんはいいにくそうに、 「あのさ・・・君尋・・・仕事、したんだよな・・・。」 さっきの嫌なことのビションが浮かぶ。僕は黙って頷いた。 「・・・・・・えっ!?」 急にしーくんが僕を抱きしめてきた。・・・嫌じゃなかった。しーくんも同じ経験をしてるから・・・。だからかもしれない。 338 :310:2005/04/04(月) 16:31:50 ID:L5RETjq4 そのまましーくんは僕を持ち上げてベッドまで入って座った。 「・・・あ・・・」 ずっとお姫様抱っこだったからハズカしかったけど、他に誰もいないから、気にしないことにした。 「しーくん・・・。」 しーくんはなにも言わなかった。ただやさしい顔で微笑んで。ただ抱きしめてくれた。 「あったかい・・・。」 なでてもらった頭が気持ちいい。僕もしーくんの体に手を回す。 なつかしい感じがした。あばあちゃんの家にいるもっと前もうほとんど覚えていない、お母さんとお父さんのぬくもり。 なんの思考もないただの単純な、「ぬくもり」をしーくんからも感じた。 なんだか・・・お兄ちゃんみたい・・・。 一度冷たくなった心が少しずつ温まっていく感じがする。 ───ねぇ ───・・・なんだ ───寝るまでいてくれる? ───・・・あぁ ───・・・ありがと ───・・・・・・あぁ。 339 :310:2005/04/04(月) 16:33:10 ID:L5RETjq4 Part1→2  「いってらっしゃい。」 「ん・・・。」 彼の返事はそっけない。 だけど私にできることはこれくらいだ。 私以外の誰かが彼を癒してくれるのを待つしかない。 それは時間かもしれないし、学校の子かもしれないし、仕事仲間の子かもしれない。 だから・・・今の私にできることはただこれだけ。 340 :310:2005/04/04(月) 16:33:58 ID:L5RETjq4 Part2 甘え 寝れない。 目を瞑ると嫌な場面が蘇る。 一人で寝れないなんてなさけないなぁ・・・。  ・・そうだ・・・。しーくんの部屋に行こう。 我儘だし、格好悪いけど、しーくんに会いたい。まだ10時だ。僕はいつもなら寝てるけどしーくんは6年生だし、起きてるかもしれない。 ペタペタペタ ペタペタペタ 静かになった廊下にサンダルで歩く音だけが聞こえる。  ・・・603号室。ここだ。 夜風にぷるぷると体を震わせながらコンコンとノックする。 ちょっとしてから中から返事がくる。 「誰・・・?」 「君尋・・・。」 「いいよ、カギかけてないから、入って。」 カチャ・・・。部屋はもう真っ暗になっていた。ベッドに座ってるしーくんがぼんやり見える。 341 :310:2005/04/04(月) 16:35:00 ID:L5RETjq4 「ごめん・・・寝てた?」 「いや、いいよ。それよりどうした?こんな時間に。」 僕はぺたぺたとしーくんに近づいてベッドに腰掛ける。言うのが恥ずかしくてちょっとモジモジする。 「・・・寝れなくてさ・・・。」 語尾が小さくなっててほとんどしーくんには聞こえないくらいだった。 「そっか・・・。いいよ。こっちきな。」 しーくんの近くによって頭を撫でられる。暖かい手がキモチイイ。 「抱いたほうがいい?」 「・・・うん。」 あぐらをかいたしーくんの足の上にチョコンと乗せられて、きゅっと抱きしめられる。昨日と同じように僕も背中に手を回す。 「ん・・・きもちいぃ・・・。」 しーくんに抱きかかえられていると暖かくて本当にいい気持ちになる。 「寝よっか。」 「うん・・・。」 一緒に一つの布団の中に入る。 「えへへ・・・。」 「なんだよ・・・気持ち悪いな。」 「なんかね・・・この感じ好きなの。しーくんは好きじゃない?」 「いや・・・俺も好きだよ。」 横からすくうようにして抱かれる。目を瞑っても怖くない。そんなこと忘れられるくらいしーくんに抱かれるのは心地いい。 「おやすみ、しーくん。」 「あぁ・・・おやすみ。」 おでこに何か当たった。なにかちょっと湿ったもの。だけど不快感はない。 「ん・・・?」 しーくんは目を閉じてるけどなんだかちょっと赤い。 「・・・?・・・ありがと。」 342 :310:2005/04/04(月) 16:36:23 ID:L5RETjq4 Part2→3 「いってらっしゃい。」 「・・・はい。」 いつも通りだ。しいて言えば返事が「はい。」になったくらいだろうか。 元々長期戦であることは覚悟している。 何の意味もなかったとしても、私にはこれを続ける義務がある。 343 :310:2005/04/04(月) 16:37:22 ID:L5RETjq4 Part3 モラトリアム 初めて仕事をした子には、あらためて心を決めるために30日間猶予が与えられる。 後24日すれば、後は依頼さえくれば君尋は仕事をしなきゃいけない。 一日で二人以上相手することもある。 そんなことがあればまだ慣れていない君尋会う所ではない。事実俺もそんな日は、体がダルい・・・なるべく一緒に寝るようにはしてるが、本当にしんどい時は会うどころではなく一人で寝てしまう。 会える機会は減るだろう。 だから・・・できればこの期間内に伝えたい。 あれから毎日のように君尋は夜になると俺の部屋にくる。 いくらでも機会はある。 だけどまだ早い・・・。 今、この事を話しても君尋は俺を嫌うかもしれない。結局は体目当て・・・そう思って傷ついてしまうかもしれない。それは避けなければ。 だけど君尋が部屋にきて、抱く度にその思いがグラグラする・・・。 やろうと思えば。今すぐの好きって言うことも・・・、欲望のままに君尋を犯すこともできるけど・・・。  ・・・そんなことを考える自分が嫌になる・・・。だけどこの思いは止められない・・・好きだからこそ・・・。 ───後24日 344 :310:2005/04/04(月) 16:38:40 ID:L5RETjq4 「いってらっしゃい。」 「・・・・・・・・・ぁ・・・はい・・・。」 何かいいたそうな顔をしていたが、すぐに顔を下げてお馴染みの返事をする。 毎日話しかけてるだけにしては変化が顕著だ。 あの子に誰か安らげる存在ができたのかもしれない。 345 :310:2005/04/04(月) 16:39:17 ID:L5RETjq4 Part4 秘密 最近秘密ができた・・・。 好きな人ができた・・・。 その好きな人は今も近くにいる・・・。 それどころか・・・今も好きな人に抱かれてる。 だけど怖くていえない。 言えば、しーくんは僕の事が嫌いになって・・・もう抱いてもらったり、話したり、勉強を教えてもらったり出来ないかも・・・。  ・・・考えてみて気づいた。僕はずいぶんとしーくんに依存してる。ずいぶんとしーくんに迷惑をかけてる。 その上でしーくんが好きなんて・・・。 嫌な奴だなぁ・・・。 もう・・・今日で迷惑かけるのはヤメにしよう。 しーくんは僕と違って仕事してるんだ。僕よりずっと大変で疲れてる。 だから・・・ヤメにしよう。 離れよう。少しでもしーくんを楽にしよう。 だから・・・いっしょ寝るのは───今日で・・・最後。 ごめんね。今日で最後だから・・・だから今日だけは甘えさせて・・・。 ───後20日 346 :310:2005/04/04(月) 16:43:27 ID:L5RETjq4 Part4→5 「あの・・・。」 「・・・!・・・はい・・・なんですか?」 驚いた。彼のほうから話しかけてくるとは。 お互いにしばし沈黙する。 「・・・・・・やっぱりなんでもないです・・・。ごめんなさい・・・。」 そういうと彼は急いで階段を上っていった。 今はいえないなら。 私は彼が伝えれるまでずっと待とう。 347 :310:2005/04/04(月) 16:45:40 ID:L5RETjq4 Part5 すれ違い 最近君尋がおかしい・・・。 夜、部屋来なくなったし、勉強のことも聞いてこない。 会っても目を合わせようとしない。 どうやら・・・。  ・・・知られてしまったらしい。 そして・・・反応を見る限り。  ・・・嫌われた・・・らしい。 あの目の逸らし方は恥かしいとかじゃなくて本当に避けてる感じだった。  ・・・やっぱりこんな考えは間違ってたんだ・・・結果的にまた君尋を傷つけてしまった。 「馬鹿だなぁ・・・。」 多分、一度は信じてくれたんだと思う。その相手に裏切られたんだ・・・。最初の時より傷ついたかもしれない。 抱いたりしなかった方がよかったんだ。あんなことしない方が・・・。 ぼんやり天井を眺める。 「本当に・・・馬鹿だ・・・。」 頬をひとすじ涙が伝う。 結局何もいえないまま振られちゃったなぁ・・・。 このまま・・・君尋のこと忘れたほうがいいのかな・・・。 君尋のためにも俺のためにも。 348 :310:2005/04/04(月) 16:48:10 ID:L5RETjq4 ───後16日 Part5→6 「あ・・・また勉強教えて・・・くれますか? 「えっ・・・?あっ・・・!はい・・・私でよければいいですよ?」 あんまりこういうのは予想してなかった。 普段の返事は変わりなかっただけに、意外なところを突かれた感じだ。 あまり彼との距離も縮まった気はしないのだが・・・。  ・・・何かあったのかもしれない・・・ 349 :310:2005/04/04(月) 16:49:02 ID:L5RETjq4 Part6 交錯 ───コンコン だれだろう・・・。 寝ぼけたままドアを開ける。 「はい・・・?・・・!」 「入っていいか・・・。」 しーくん・・・。なんで・・・。 「・・・うん。」 僕はベッドの上に、しーくんはテーブルの椅子に座って。 「君尋・・・。」 「うん・・・。」 「嫌いになった?」 その言葉に少し驚く。それはむしろ僕がしーくんに恐れていたものだ。 「嫌いになんかなってないよ・・・。」 「本当に・・・?」 「うん・・・。」 「じゃあ・・・なんで部屋に来なくなったの?」 「それは・・・あ、あのさっ・・・もう恐くなくなったからさ・・・。だから・・・しーくんがいなくても・・・もう全然大丈夫で・・・。」 そこまでいって顔を伏せる。・・・泣きそうになった。僕だって本当はもっと・・・。 350 :310:2005/04/04(月) 16:51:49 ID:L5RETjq4 ふいに目の前が真っ暗になる。体が外からあったかくなる。 たった十日ぶりなのにこんなにも懐かしい。 「・・・本当のこと言ってくれよ・・・。」 「・・・・・・。」 「本当に・・・俺のこと嫌いになったんじゃないんだな?」 ただ無言で頷く。 「よかった・・・。」 本当に心から安堵したような、そんな声。 「どうして・・・部屋にこなくなったんだ?」 「僕・・・し・・・くんにいっぱぃ・・・迷惑かけてたから・・・しーくん疲れてたのに・・・いろんな事してもらって・・・だから・・・これ以上迷惑かけたくなくて・・っ・・・。」 涙がぽろぽろ出て言葉がつっかえる。 「・・・・・・馬鹿だなぁ・・・。」 「そんなこと気にしなくていいんだよ・・・。・・・俺凄い心配して・・・その方が・・・迷惑かけてるよ・・・。」 しーくんの声も震えてる。顔を上げるとしーくんも泣いてた。 「じゃあまた・・・いっても・・いい?べんきょっ・・・おしえてもらっても・・・い・・の?・・・いっしょに・・・ね・・・ても・・・・!」 「いいよ・・・どんなに迷惑かけたっていいよ・・・。いっしょに寝るのだって全然かまわないよ・・・。」 「・・・ねぇ・・・なんでしーくんは・・・そんなにしてくれて・・・いっしょに泣いてくれて・・・。・・・なんで・・・?」 僕を抱く腕が強くなる・・・。しーくんの体の振るえが僕にも伝わる・・・。 「・・・俺・・・君尋のことが・・・好きだからさ・・・。」 351 :310:2005/04/04(月) 16:52:22 ID:L5RETjq4 「あ・・・・・・・。」 僕も体が震える。奥歯がカチカチ言ってる。しーくんに抱きつく力が強くなる。 「僕も・・・僕も・・・好き・・・しーくんのことが大好き・・・!」 352 :310:2005/04/04(月) 17:01:43 ID:L5RETjq4 Part6→7 ───後6日・・・それで・・・また僕は・・・ 「───今日はこれくらいで終わりにしましょうか。」 「はい・・・。」 立ち上がって部屋から出ようとする僕の腕を彼が引っ張る。 「・・・・・・なんでしょうか・・・?」 「・・・・・・あのっ・・・瑞希さん・・・ごめんなさい・・・。」 この驚きに比べればこの前のこと等全く大したものではない。 まさか彼の方から謝られるとは。 「・・・。」 なんていっていいか分からない・・・かといって謝り返すのは彼に失礼だろう・・・。 「あー・・・あの・・・えと・・・ありがとうございます・・・。」 「・・・・・・。」 また沈黙彼はほうけたようにして、すぐにくすくすと小さく笑う。 「瑞希さんがそんなに慌てる所初めてみた・・・。」 私はつい恥かしくなると同時にうれしくなる。 こんなに早くまた、彼の笑顔が見られるとは思っても見なかった。 彼の心を溶かした人はいったいどんな魔法を使ったのやら・・・。 ついこの間まではもう僕の前では笑ってくれないのも覚悟していたというのに。 「・・・なんで・・・泣いてるん・・・ですか?。」 「なんでですかねぇ・・・。」 353 :310:2005/04/04(月) 17:02:59 ID:L5RETjq4 Part7 覚悟 あれから僕は前みたいにしーくんと一緒にいっぱい寝た。 前よりも胸がどきどきした。 しーくんは僕が好きで、僕はしーくんが好き。 最高の幸せ。 だけど・・・ 猶予期間は今日で終わり。 明日からはしーくんや他のみんなと同じようにまた仕事をすることになる。 だから僕は覚悟を決めた。 「ねぇ、しーくん。」 「なんだ?」 「今日で終わりなんだ。整理期間。」 「・・・あぁ。」 「明日からは多分あんまり会えなくなると思う。」 「・・・」 「・・・色んな人に犯されて・・・いっぱい汚くなっちゃう。」 いいながら僕は服とシャツを脱ぎ捨てる。 「・・・!?君尋・・・?」 「もう初めては上げれないけど・・・もっと汚くなる前に・・・僕と・・・しよう。」 ズボンと靴下とパンツとまでいっぺんに下ろす。 恥かしくて・・・多分僕の顔は真っ赤になってる・・・だけどしーくんになら見られても構わない。 「お願い・・・しーくん。」 「・・・・・・。」 「・・・・・・。」 「・・・うん。分かった・・・。」 354 :310:2005/04/04(月) 17:04:14 ID:L5RETjq4 Part8 「ひぅ・・・ぅぁ・・・し・・・くん・・・キモチイイ・・・。」 しーくんは僕の後ろから手も回す形で僕のモノの愛撫する。 しーくんの愛撫はすごく優しい。ゆっくりした動作で・・・とても丁寧に、僕のモノをいじる。 僕のをしーくんがいじってるってだけで僕はすごく感じてしまう。 しーくんが愛撫を始めて間もないのに僕は今にもイってしまいそうになる。 「ふぁ・・・しーくん・・・も・・・僕・・・いっちゃうよぉ・・・。」 自分の声とは思えないほど甲高い女の子みたいな声が僕の口から漏れる。 「もうちょっと我慢しろよ・・・もっと気持ちよくしてやるから・・・。」 そういうとしーくんは片方の手にローションをつけ、下から手を入れて僕のお尻に穴の周りをなぞっていく。 「くぁぁああぁあ・・・!それっ・・・あ・・・ダメェ・・・。」 しばらく周りを伝っていた指が穴の中に入ってくる。 そして中に入った指は穴の付近の壁をぐりぐりと押し付ける。 「ぁああぁああぁ・・・しーくんの・・・指・・・中で動いてるぅ・・・。 僕の気持ちよさはさらにまして、僕のモノは今にも千切れそうなくらい張り詰めてる。 だけどしーくんは僕ののいらんなトコを刺激したら締めたりして、わざと僕がいけないように止めてるみたいだった。 その間にもお尻の中の指はどんどん奥にはいって、強くなぞったり、軽く爪でかいたりしてる。快感で頭がおかしくなりそう・・・。 「はぁぁぁああぁぁぁ!!もっ・・・ダメェ!これ以上したら僕こわれちゃうよぉ!!」 そしてついに、しーくんは親指で僕の先端をなぞりながら、下から一気に絞り上げるように擦る。 「ふぁぁああっぁぁあぁぁぁぁ!!いっぱいでるぅ・・・!!止まんないよぉ!!!」 ドクドクと脈打ちながら僕のモノの先端からこの前とは比べ物にならない量の大量の白濁があふれ出す。 シーツとしーくんの手と僕のがドロドロに汚れていく。 「ふぁ・・・はぁぁ・・・・・・。」 言葉にならないエッチな声がまた僕の口から漏れる。 しーくんとのエッチは凄く気持ちいい。 しーくんも僕のこと考えてしてくれるから凄く気持ちいい。だから・・・僕もしーくんを気持ちよくしてあげたいと思った。 355 :310:2005/04/04(月) 17:08:12 ID:L5RETjq4 僕の腰あたりに熱いモノが当たる・・・。 しーくんも感じてくれたのかなぁ・・・。 腰の後ろに手を回して、ジーパン越しにしーくんのモノを掴む。 「あ・・・君尋・・・それは・・・。」 すごく熱くて硬い・・・僕ので感じてくれたんだ・・・。・・・なんだか僕は凄く嬉しい。 「僕も・・・お返しする・・・。」 すぐにベルトを外して、強引にしーくんを脱がしていく。 「いっ・・・いいよ・・・君尋が気持ちよかったら・・・それだけで俺は嬉しいから」 「ダメっ!しーくんも一緒に気持ちよくなろうよ・・・。僕もしーくんを気持ちよくできたら嬉しいから・・・。」 パンツを強引にひっぱってしーくんのモノが姿を表す。 「まだ・・・したことないんだ・・・。」 なんとなく意外だった。 「あぁ・・・。当たり前だろ・・・?」 童貞が恥かしいのか、見られてるのが恥かしいのか、とにかくしーくんは顔を赤くする。 「じゃあ、僕がしーくんの初めてもらえるね・・・。」 いってから僕はとっても恥かしくなったけどまっすぐにしーくんを見つめる。 そしてすばやく行動に移す。 「・・・。・・・わっ・・・!き・・・君尋・・・!?」 しーくんはとっても驚いた。僕がしーくんのを口に入れたからだ。 今の僕に思いついた一番しーくんを気持ちよくする方法だ。 こういうやり方があることは、はじめて仕事した時の説明で出てきたから知っていた。あの時はこんなこと絶対したくないって思ってたけど・・・。 もっとも僕にテクニックなんてないから、全部口に入れて舐めたり、力いっぱい吸ったり、皮を先端でどけて舐めるくらい。だけどしーくんはかんじてくれたみたいだ。 「きっ・・・汚いよ・・・君・・ひ・・・ろぉ・・・いいよぉ・・・。」 356 :310:2005/04/04(月) 17:11:03 ID:L5RETjq4 口に入れたり出したりしながら僕も答える。 「いいの・・・しーくんのなら・・・汚くなんてっ・・・ないよ。」 僕はおっぱいを吸う赤ん坊みたいにしーくんのをしゃぶる、しーくんの先端からなにかぬるぬるしたモノがでてくるけど、 気にせず飲み込む。けど飲む込んでも飲み込んでもそのヌルヌルしたものはいっぱいでてきて、グチュグチュしたながら僕の口からはみ出して、しーくんの股を滑り落ちてく。 「くぁ・・・!もっ・・・・君尋・・・出ちゃうから・・・はずしてぇ・・・!!」 だけど僕はしーくんの言うことを無視して、ひたすらがむしゃらにしーくんのモノをしゃぶりつづける。口の中で分かるくらい血管が浮き出て、しーくんのモノが脈打ち始める。 びゅるるるるるる!! 「ぁあああぁああぁあああぁぁ・・・!!!!きみひろぉぉ・・・・!!!」 粘着質のしーくんの精液が次から次へと僕の口の中に流れ込む。 一生懸命飲み込もうとしたけど、量が多すぎて口からあふれて、喉に詰まる。 「うぁ・・・げぇ・・・げほっげぽっ・・・!!かはっ・・・!!」 引き抜いて喉につまった塊が飛び出ると同時に僕の顔に正面から精液がモロにかかる。 「あ・・・・!大丈夫かっ!?君尋!!」 「けほっ・・・あ、あー・・・。うん・・・大丈夫・・・。」 「顔・・・よごれちゃったな・・・。」 そういってしーくんは僕のほっぺたとか額についた精液を舐め取っていく。 「にが・・・よく飲んだな・・・こんなの・・・。」 「・・・ひどいなぁ・・・。」 357 :310:2005/04/04(月) 17:11:39 ID:L5RETjq4 顔についた精液を全部舐め取るとしーくんは僕の腰を持ち上げてひっくり返す。 「わわっ・・・なっなに・・・?しーくん・・・。」 「お返しだよ・・・いっしょに気持ちよくなるんだろ?」 そういうとしーくんは僕のお尻の穴の周りに舌を這わせてしわの一本一本まで丁寧に舐めあげる。そしてそれが終わると舌を穴にねじ込む。 「あ・・・くぅ・・・!それ・・・ん・・・!反則だよぉ・・・。」 体が震えて腰が動きそうになるけど、腰は両手でガッチリ固定されて動かない。 しーくんは閉じた穴を強引に押し開いて中をなぞり、僕を蹂躙する。 しーくんが少し舌を動かすだけで、心を打ち振るわせるほどの快感が押し寄せる。 「くぁぁああぁああぁぁぁ・・・・!!あふぅぅ・・・・・・・!!!」 「大丈夫か・・・?君尋・・・?」 「ん・・・だいじょ・・・ぶ・・・ソコ・・・しーくんに舐められるのがあんまりキモチイイからぁっ・・・・!!」 凄く恥かしいこと言ってるけどホントだから仕方ない。 この前はあんなに痛くて変だったのに、お尻に何か入れられるのがこんなにキモチイイなんて・・・変な感じ・・・。 舌入れられただけでこんなのなっちゃうのに・・・しーくんのを入れられたらどんなになっちゃうんだろう・・・。考えただけでもゾクゾクしてくる。 「ふぁあぁぁぁ・・・!!しーくん・・・!しーくんの・・・入れてぇ・・・!!。」 「いいのか・・・?君尋・・・。」 「いいよ・・・しーくんのだったら・・・入れてもいいよ・・・。」 358 :310:2005/04/04(月) 17:12:35 ID:L5RETjq4 Part9 煩悩 僕の穴から舌を抜いて、僕を抱き起こす。 僕としーくんが向かい合う形になる。 「じゃ・・・いれるぞ・・・。」 しーくんが腰を持ち上げる。ちょっと不安になってしーくんの首に腕を回す。 ちょっとずつ降りてってしーくんの先端が僕に当たる。 「あ・・・・・・。」 そのままズブズブとしーくんのモノ受け入れる。いくら僕のを舌と唾液でなじませて、しーくんのモノをドロドロになるまで舐めあげてても、やっぱり少し痛い。苦痛で目を閉じた顔がゆがむ。 「・・・やめた方がいいか・・・?」 「ダメ・・・!痛いけど・・・最後までやってぇ・・・しーくんの入れて欲しいの・・・。」 「分かった・・・。」 ぐちぐちと音を立てながら僕の中にしーくんのが入ってくる。痛みは増すけど声を出すのはこらえる。もう少しではいる・・・。 しーくんもまだ子供だから前のより大分楽だ。ぐりぐりと押し付けるように進みながらしーくんのモノはついに僕の奥は届く。 「ふぁ・・・はいった・・・・?」 手でなぞりながらしーくんのモノの付け根あたりを確認する。 「あっ・・・繋がってる・・・しーくんの暖かい・・・。」 「俺も・・・君尋の中暖かいよ・・・。」 「・・・動かしていいよ。」 そういうとしーくんはベッドと擦りながらゆっくりと動かす。できるだけ痛みを与えないように、快感だけを引きずり出すようにするような、優しい動き。 その効果は完全にてきめんで激しく振られてるわけでもないのに僕の頭はガクガクゆれてた。 359 :310:2005/04/04(月) 17:13:18 ID:L5RETjq4 「はわぁ・・・・!!すごい・・・しーくん・・・なんか変なカンジ・・・・。」 しーくんのは優しく僕の中の上下する。内側の壁を削り取るようにしてゆっくりゆっくり上下する。ほとんど理性が抜けかけて僕が自然に自分からも腰を振る。 上下する幅が倍以上になり、快楽がさらに増していく。内側を舐め取るようにして下へ降りて行き、激しい熱を帯びながら一気に下から内をめくるようにして突き上げる。 なんだか快感以外の感覚がにぶくなってくる。 「あ・・・すごいよ、君尋・・・すごく気持ちよくて・・・これ以上・・・抑えれない・・・。 なんだか目の焦点が合わなくなる。僕らはお互いを抱きしめる力を強くして、上下の動きもどんどん早くなる。燃え上がるような熱が僕の中を焼いていく。だけど僕はそんなことももう気にならなくなっていた。ただ、しーくんに蹂躙されていくのが気持ちよかった。 「し・・・くん・・・!!もっと激しくしてぇぇ!!!僕を壊してぇぇぇ!!!」 「くぅぁぁあああ・・・・・・!!!うぅ・・・・ホントに壊しちゃうよ・・・・君尋のこと考えずにヤって君尋のコト壊しちゃうよ・・・!!」 360 :310:2005/04/04(月) 17:14:17 ID:L5RETjq4 僕の最奥を付くスピードも力もどんどん強くなる。一度突くたびに足の先から脳天まで貫かれるような衝撃が走る。 「いいよぉ・・・!!壊して・・・!!しーくんにぃ・・・そうされるのが気持ちいいからぁ・・・!!!!」 力がどんどん強くなっていく。僕らを止めるモノはなにもない、理性も羞恥心もなにもかもこの瞬間だけは消し飛んでいる。 ぐしゃぐしゃと音を立てながら僕はしーくんに貫かれて、中をかき混ぜらて、犯される、壊れるまで何度でも突かれる。 しーくんのモノが僕の中にビクビク震えて僕の中に熱い精液をぶちまける。 「ぁあぁあぁああぁぁぁ!!!熱いぃぃぃ!!しーくんの凄く熱いぃ・・・!!」 最奥にぶちまけられた僕も中の刺激だけでいってしまう。 おびただしい量の白濁がしーくんと僕のお腹にかかり、挟まれてビチビチなりながら乱れ飛ぶ。 だけどそれくらいじゃ僕らの行為は止まらない。 僕はしーくんになんども中にぶち込まれ、注がれ、かき混ぜられる。 ぐちゃぐちゃと僕としーくんが繋がってるところから聞こえてくる。 僕としーくんの荒い息遣いも止まらない。 なんだかもう意識がはっきりしない。 それでも僕らは止まらない。 361 :310:2005/04/04(月) 17:15:02 ID:L5RETjq4 Part10 今日、学校も仕事もなくてよかった。 腰がいたくて動けない・・・。 でもシャワーくらい浴びなきゃ・・・。 「いたたた・・・・・・・。」 腰がいたくて立てないから四つん這いで進むことになる。 うぅ・・・お風呂にいくのがこんなに辛いなんて・・・。 ふいに体が軽くなる。持ち上げられてまたお姫様だっこされる。 「大丈夫か・・・?」 「・・・どうも。・・・でも、なんでお姫様抱っこするの?」 「なんとなくかな・・・?俺が好きなのかな。」 「なんか変態っぽいよ、それぇ・・・。」 「うるさいな・・・。落とすぞ。」 今日にしーくんの腕がガクンと落ちる。思わず僕はしーくんに抱きつく。 「わわっ!!あぶない・・・ひどいなぁ、もう・・・。」 そんな何の他愛もない会話をしながら、僕たちはシャワー室の奥に姿を消した。

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