ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

:後編-1 423-426


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423 :トリップ忘れた:2009/03/25(水) 21:29:04 ID:ZQ1lyx8+


その言葉を聞いたときも、僕は腫れぼったくなった横目で、無感動に番頭さんの靴を眺めているだけだった。
酷い目に遭うだろうから、喜んではいけない。でも悲しそうにするのも心の底から嫌だ。
手持ち無沙汰に掌をにぎにぎしながら、話が終わるのを待つだけ待つ。
僕の頬を靴先でごりごりとすれば溜飲が下がったのだろうか。
不貞腐れたみたいな鼻息を残して、番頭さんは冷たく乾いた照明の角を曲がって消えて行った。

気持ち悪い汗がどっと溢れてくる。

この薄暗がりから逃げ出せる日が来たのに、待ち望んでいた時なのに。心は竦んでいて、何もかもが怖くてたまらない。
今までの僕は、お店の物だった。確かに値段は付けられていたけれど、そもそも一晩幾らという代物だったし、
わざわざ買い上げる程の子でもなかった。
お店の物だったから、命だけは値が張っていたんだ。
今は違う。ご主人様が望めば、僕はそうするしかない。何があっても、何をされても逆らえない。
例え今すぐお店の前で、僕が八つ裂きにされたとしても、少しの掃除代が必要になるだけなんだ。
僕の命を守ってくれるものなんて、どこにも無くなってしまった。
僕に残されたただ一つの命だって、ご主人様の気分次第でどうにでもなってしまうんだ。
ご主人様は、いつまで僕を生かしておいてくれるだろうか。怖くて怖くて仕方ない。
きっと、もう、食べる物なんて貰えない。休ませて下さるかも分からない。
毎晩背中を焼かれても仕方がない。

僕は本当に頭の悪い子だ。僕みたいなのが上の方々みたいに、
品のいい紳士の旦那様が身請けてくれる訳がなかったのに。
上品でお金持ちのお客様なんて、今まで一人も取ったこと無いじゃないか。
「ひっく」
今まで何に夢を見ていたんだろう。連れてこられた日に目茶目茶に暴れて、
何を言われても逆らっていれば、すぐに楽になれていたのに。

どこかの市場で買われて来て、お勝手の軒先で捌かれる七面鳥が思い浮かんだ。
泣き喚く七面鳥の首を荒縄で締め上げて、嬉しそうな鼻歌を口ずさみながらバラバラのお肉に仕立て上げていたお父さん。
何故か分からないけれど、その晩、家からはとてもいい匂いがして、楽しそうな笑い声も聞こえていた気がする。
その時の僕は、血だらけの庭に呆然とへたりこんでいるだけだったけれど、
そう遠くない将来、痩せた七面鳥の次に僕の番が来る。
「しょうがない、しょうがないよ……だめだから…もう、だめなんだから……。」
悲しいときに涙が出なくなってどれ位経つだろう。
心臓が押しつぶされそうに辛くても、息が詰まって、鼻にツンと来るだけだった。
その時が来たら、できるだけ早く気絶しよう。どんなに痛くても、起きないようにしよう。
もう少しすれば、辛くて苦しい生活はきっと終わるのに、どうしてこんなに悲しいのか分からなかった。
僕は天国に行けない子だから、死んでしまえばどうなるか分かっている。
それでも、ここよりはましだと思う。
僕じゃない他の人も一緒に拷問を受けるのだし、仕方ないって、永遠に諦めが付くのだから。

石壁をそっと撫でたら、掌にはまだ冷たい感触がする。
壊れかけた衝立に向かって頭を下げて、そっと「今までありがとうございました」、
ほんのり湿り気を感じる石壁に「汚い子のお世話をさせて、ごめんなさい」って謝った。

祈りを奉げようと口を動かしても、唇がぱくぱく開閉するだけで、言葉が出て来ない。
自由になれたら、何をしたいと思っていたのか、とっくに忘れてしまっている。
外の世界のことなんて、少しも想像できない。僕の全ては錆び付いていた。自分で物事を考えられない。
精一杯楽しいことを考えようとしたのに、おかしなぐちゃぐちゃの塊しか思い浮かばない。
すごく喉が乾いている。体中が熱くて、重い。背中がひりひりして痛い。あんまり辛くて、ゆるゆると横になった。
休まなきゃ……休まないと……
「お水……お水を…ください…。お水……」


424 :忘れた 2/12:2009/03/25(水) 21:31:28 ID:43c5rogH
(警告忘れてました!以降より女装描写が含まれます)


ばしゃばしゃと、とても冷たい水を頭から被らされる。
乾いたはぎれ布で汚い体を拭いても、嫌な臭いは少しも取れない。
体中が傷と青痣だらけで、その中でも、足の裏の火傷の痕がどうしても目立った。
形だけでも髪が奇麗に梳かれて、垢が落ちただけでもましなのだろうか。意味は無いと思う。

どうして女の子の格好をさせるのか分らなかった。…たぶん、女の子の服だと、思うのだけど。
こんなひらひらした白黒の服なんて初めて見るから。
お兄様方の服は、もうちょっと奇麗で、ぴかぴかで、昔話に聞いたお姫さまみたいな服なのに。
ぼくのは、これじゃあまるで喪服だった。売られた途端、八つ裂きにされても大丈夫なようにだろうか。

布紐を口に咥えさせられて、頭の後ろまで巻かれて縛られた。つまりは猿轡だった。
手足を柔らかい紐で縛られて、体を体育座りのようにして小さく折り畳まれる。
ぼくは、梱包されていた。
トランクみたいな小さな箱に横たえられる。
緩衝材の敷き詰められた箱の中に納められると、蓋が閉まった。世界が真っ暗になる。
そっと目を瞑り、こっそり涙を零した。きっと誰にも見られていないだろうから。
がたがた、ごとごとと揺さぶられる。どこかに運ばれている。気の遠くなるような長い時間が過ぎる。
ぼくは何時の間にか、眠ってしまっていた。


気付いた時には、箱の蓋が開いていた。白い光が閉じた目蓋にも明るかったから、起きられたんだ。
男の人が、ぼくの体を抱き起こしてくれる。
知らない雰囲気のする方だった。
僕を見ても嫌な顔をしない、哂わないし、睨まない。
男の人と二人きりになると、ひたすら怖くて、いつも胸の奥が縮み込んで息苦しくなって、辛い気持ちになるのに、
僕のお仕えする旦那様は、まるで珍しい物を見た商人さんが、値段を決めるのに戸惑っているような顔をしているから。
『旦那さま』とお呼びする頭に、『若』って付け加えた方がいいのかな……。
さらさらの短い金髪がきらきらと輝いていて、横顔はとても端整で奇麗な、見たこともないようなかっこいい人。
ぼくなんか買わなくても、もっと高額なお兄様方と戯れていた方が様になるような、そんな美しいお兄さんだった。

「とりあえず、ここに座ってて。楽にしていていいよ。」
「はい、旦那さま」

これからのぼくにとっては、このひとが主なんだ。
少なくとも、ぼくの体に飽きられて、また見知らぬ人に売り払われてしまうまでは。
ぼくの座っているベッドの上に敷かれる綺麗なシーツを触ると、今までに感じたことのない、心地良い手触りがする。
一つのベッドに二つある枕が、これから起こる事を予感させて、少し皮膚が粟立って、背筋がぞくりとする。
とても優しそうな人。きっとこの人なら、ぼくのような子でも酷い目に遭わされないかもしれない。
頑張って、心を込めてお仕えしなきゃ。これが最後のチャンスだ。
旦那さまに捨てられたら、ぼくはまた暗い地の底に戻ることになる。
ぼくは、拳が白くなるまで、ぎゅっと強く握り締めた。気付かれないように、慎重に。


425 :3/12:2009/03/25(水) 21:33:09 ID:43c5rogH
なんて心地いいんだろう。温かくて、軟らかくて、石鹸のいい匂いがして、どうしてなんだろう。
旦那さまは僕を抱き締めてくれて、頭を撫でてくれている。
「ごめんね……。」
「あ…ぅ……ん……。」
僕をそっと押し倒して下さって、旦那さまが上に覆い被さって来る。
やっぱり、こうなるんだね。旦那さまも、ぼくとセックスがしたいんだ。でも、その方が良かった。
これなら、こんな僕だって、ご奉仕の仕方は知っているから。
旦那さまのとても優しい口付けが来て、目は瞑っていたけれど、すごく驚く。
唇って、こんなに柔らかいものだったんだ。歯同士がぶつかって、僕の唇を切ったりなんてしない。
旦那さまn……いや、違う。旦那さまじゃなくて、御主人様なんだ。
一度抱かれてそれっきりの人じゃなくて、僕の主になってくれた、世界で一番素敵な方。
御主人様の舌は、蜂蜜のようないい香りがする。とても切なくなって、胸の奥とお尻の孔がきゅんってする。
口付けが離れると、宙空に銀色の天の川が掛かった。殆どが僕の涎だ。いやらしい子。
「ひゃあっ、ふぁぁぁ……ひゅぅぅ、くふぅぅん……」
御主人様の興味は、僕の胸に移ったみたい。胸をまさぐる大きな手は、丁寧で、優しい。
片側しかないけれど、僕の小さなぽっちはすぐに見付けられてしまった。
僕は気付いてなかったけれど、薄布はとっくにはだけられていたんだ。
「おっぱい、ちっちゃいんだね……。ぺったんこで、可愛い……」
僕の、男の子の乳頭は、早く弄って欲しくてぴんぴんに張り詰めている。
全然怖くなくて、体中がえっちな刺激を求めて疼く。こんなの生まれて初めてだった。
御主人様の、形の奇麗な、白くて薄い唇が、僕のおっぱいを求めて、咥えて……
「…っく!!! ひゃああ!!ふゃぁぁぁぁああああん!!!!」
僕は、ご主人様に乗り上げられたまま、顔を覆って鳴き出した。
「御主人様ぁ!怖いようぅ……!おっぱいが、おっぱい溶けちゃう!!」
「僕は……御主人様なんて柄じゃないよ。僕の名前は、オージェって言うんだ。」
「おーじぇ、さまぁ……」
「いい子だね。よくできました。」
おっぱいの先を舌でちろちろされると、背筋がぴんってなって、僕はへとへとになってしまう。
それなのに、オージェさまは、僕の頭を抱き締めてくれて、優しいキス。
涙が溢れて止まらない瞳を、両方とも舐めてもくれた。軟らかくて温かい舌が、交互に僕の瞳に触れる。
良かった。本当に良かった。こんなに優しい方が僕を身請けてくれた。
オージェさまが舐めとってくれているのに、瞼から零れる涙のせいで、頬がびしょびしょになってしまっている。
「オージェ、さま、ぁ、ありがとう、…うっ、く……ありがとう、ございます、っ…う、ぅ……」
「大丈夫だよ……もう、大丈夫だから。君を大切にするよ。もう、ずぅっと僕と一緒だって、約束する。」
「ありがとうございます……。オージェさまは、僕の御主人さまです……。」
これから一生、僕はこの方に尽くそう。あの地獄から僕を救い出してくれた人に、どんな事があってもご奉仕しよう。
オージェさんの為なら何だってできる。どんな仕打ちも辛くなんてない。彼にこの場で八つ裂きにされたって本望だ。
「………?……いいよ、ね……?」
オージェさまは、少しだけ怪訝な瞳を僕に向けると、太腿を触って、予告を下された。
嫌な訳がない。悔しいのは、ただ、オージェさんに僕の初めてをあげられない事だけだった。
僕の汚らしい体のせいで、オージェさんが穢れてしまうのかな……。
それとも、オージェさんの聖なるもので、僕が浄化されてしまうのだろうか。
そうだったら、きっと嬉しい。そうだって信じたい。
どちらにせよ、オージェさんも、僕も、互いの肉体が欲しくて堪らなかった。
少なくとも僕は、オージェさんのペニスがお尻に欲しくて仕方がない。
「くださいっ!オージェさんの、おちんちんっ!くださいっ!」
太腿を撫で擦るテツキガだんだんとせり上がって来る。
お尻の孔にしなやかな指が触れると、熱い腸液が中から吹き零れた。熱くて溶けそう。
僕の男の子の部分もすっかりガチガチにそそり勃っている。女の子用の下着は、とっくに先走りでびしょびしょだ。
先端がレースの生地に擦れて、このまま抱き合っているだけで射精しちゃいそうだった。
オージェさんの掌が、僕の穿いているショーツの、たまたまで盛り上がった部分を包んで……
彼は目を見開いて、がばって跳ね起きる、僕の上から弾け飛とんで、頬は震えて憔悴し切っていた。
「君っ!お、男の子だったのっ!?」
「………え………?」
その時の僕は、この人が何を言っているのか、全く理解できなかった。


426 :4/12:2009/03/25(水) 21:34:08 ID:43c5rogH
「ごめん。可愛かったし、女の子の格好していたから、気付かなかったんだ……」
オージェさんは俯いて、本当に申し訳なさそうな声でぼくに謝っていた。
「僕が悪いんだよ。君に落ち度は無い。僕がちゃんと確認しなかったから……
君が男の子だと分かっていれば、抱こうだなんて、犯そうだなんて考えなかった。…悪い大人で、ごめん。」
ぼくも俯いていたけど、その顔はきっと真っ青だ。歯をかちかち鳴らして、この後に待ち受ける運命に震えていた。
「そんなに怖がらないで。すぐ、元の所に帰してあげるね。本当にごめん……」
「やだ!やだ!捨てないで!捨てないでぇぇ……」
そんなの、そんなのってないよ!オージェさんは間違ってない!
……違う、ぼくが要らない商品なんだ。不良品を返すのは当たり前だ。理屈では分かっている、分かっている、けど……
「………………。」
声をあげてぎゃんぎゃん泣くのを止めた。たったの五分だけだったけれど、嬉しくて、楽しくて、幸せだったんだ。
汚物を食べて暮らしていたごきぶりに、一瞬だけでも甘い幻を与えてくれた優しいひとの膝に縋り付く。
彼に『ほんとうに要らない子』として引き剥がされるか、また番頭さんに連れ戻されるときまでは、こうして居たい。
「ごめんなさい。オージェさんのことは、ぼくが死んじゃうまできっと忘れません。」
背筋に温風が凪いだのかと思って、びくりと震えた。でも本当は、ごつごつしていない指先が、ぼくの背中を摩ってくれている。
訳も分からず涙ばかりが零れるけれど、何を喋ればいいのか分からない。
歯を食い縛って嗚咽を殺した。こんなに素敵な人にはもうきっと二度と会えないのに。
「ねぇ……こっちを向いてくれないかい。」
彼の腰を必死で掴んだまま、恐る恐る顔を上げて、オージェさんの表情を覗く。
とても悲しそうな、今にも泣いてしまいそうな顔をなされている。
「………ごめんなさい………。」
ぼくの汚い涙で、彼のズボンを汚したからかな。そっと離れて、塩水の溢れる目を擦る。
目の前にいっぱいの希望を出してくれて、『君にあげる』と言ってくれたのに、『間違いだから返せ』だなんて。
それなら最初から要らなかった。いつも通り、どぶの底に浸かっていれば、こんな辛い目に遭わなかったのに。。
仕方ない、仕方ないよ、仕方ないよね……。仕方ないと思えば思うほど、心臓が潰されて小さくなってしまう。
……今すぐオージェさんの首筋に噛みつけば、いくら彼でも怒り出して、ぼくを楽にしてくれるかも知れない。

「……今まで、辛かったんだね。」
「…………?」
えぐえぐ咽って涙を拭いながら、オージェさんの喉元を狙っていると、何故か震えた声を掛けられる。
「こんなに小さいのに……体中、ぼろぼろじゃないか……爪まで、剥がされてる……」
大きくて広い肩が迫って来て、ぼくを包み込んでくれる。…なんて温かいんだろう。
その温もりのせいで、ぼくは一瞬で戦意を喪失してしまった。
遠慮なくオージェさんの背に手を回す、たくさんの石鹸でできた清潔な香りを胸いっぱいに吸いこむ。
彼に酷いことをするより、思いっきり甘えて、いい子にしていたい。
そうすれば、またいつの日か、ぼくを買い上げてくれるかもしれないから。
「気が変わった。君がいい。男の子とか、女の子とかじゃなくて、君がいいんだ。君が欲しい。」
そんな事を言う彼は、もう背中を摩ってはくれなかった。その代わり、後ろ髪や頭の旋毛を撫でてくている。
そっか……後ろが大きく開くドレスだったから、見られてしまったんだ。ぼくの、ぐずぐずに爛れているだろう醜い背中が。

「君、名前は……なんて言うの。」
「ユディト…です。」
「可愛い名前だね。」
そう言って、オージェさんはくすりと微笑む。黒い感情のない、優しい表情。
ぼくに溢れていた涙が止まるくらいの清廉さが、その笑顔には満ちている。
「心配しないで。君を救いたい…と言うのは、変かな。大丈夫、元には戻させない。
ユディトのような子を守るために、僕は軍人になったんだから。」
「………………。」
「ユディト……?」
オージェさんの胸に縋り付いていたぼくは、彼に気付かれないように慎重に手早く、張り詰めていたチャックを外していた。
「あの……ぼく、ご奉仕します。させて下さい。ぼくのできる事、これしかないから……」
オージェさんはぼくを跳ね除けようとしたみたいだけど、ぼくはそれよりも早かった。
「ユディトっ!何をっ!?……んっ!くぅっ……!!」
ぶるんと飛び出た長大なペニスの裏筋を一舐めして、微かな塩気のある亀頭の先端をぱくりと咥えていたんだ。