ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

:無題 181-188


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

181 :1/8:2009/02/18(水) 22:36:31 ID:z3L2IXze

牧師の説教は昼寝にもってこいの時間だ。この情熱と信仰を押し売りするオッサンの話には辟易する。
運悪く眠気が襲ってこなかった時なんて酒は堕落の元だ、法で規制すべきと言い出しやがった。この時俺はこのオッサンが
イカれてると確信した。
だけど今日は幸い疲れや睡眠不足もあって、ダストマンはすぐにやってきた。砂を撒かれた俺の目はみるみる内に閉じていく。
「――詩篇にはこうある“あなたが私の右の手を取ってくださるので、常にわたしは御もとにとどまることができる。
あなたは御計らいに従ってわたしを導き、後には栄光のうちにわたしを取られるであろう。地上であなたを愛していなければ、
天で誰がわたしを助けてくれようか。”――」
意味の無い言葉が段々小さくなる。そして、淡い光が目の前に広がった。

「アーサ、アーサ。まって、まって。」
「フレッド、遅いぞ。早く来いよ。」
向こうでフレッドがアーサーをよたよたと追い掛けてる。フレッドは半べそかきながら何度もアーサーを呼んでいた。二人とも
可愛くてつい口許が緩む。俺は隣を見る。頭一つ分上にはハーマンの顔があった。ケンカで出来たのか、頬には絆創膏が貼って
ある。逆光で表情がよく見えない。ハーマンと俺は黙ってアーサーとフレッドの後ろを追いかけた。
さわさわと風が草を撫でる音がする。
雨上がりなのか、少し泥の匂いがした。
ここはどこだっけ。思い出せない。
どれくらい経ったろうか。俺とハーマンは草原に倒れた木に座っている。
遠くではアーサーとフレッドがじゃれ合っていた。
「アーサー、フレッドのことすっごいお気に入りだよね。ずっとあんなんだもん。」
髪がさらさら風にすかれて、顔にかかる。今度マーに切ってもらおうかな、なんて考えた。
「お前も昔はそうだったよ。“アーサーは僕のだもん”って離さなかった。」
ハーマンは笑っていった。昔のことを持ち出されてちょっと恥ずかしいけど、ハーマンの落ち着いた声は耳に凄く気持ちいい。
その声が聞きたいのもあってどうでもいい話をいくつかした。



182 :2/8:2009/02/18(水) 22:37:50 ID:z3L2IXze
「なあ、ロイド。」
「なに?」
不意にハーマンが言った。
「お前達は俺の弟だ。」
当たり前過ぎることを言われて、リアクションに困る。ハーマンは無言のままの俺を気にせず続けた。
「それだけは絶対誰にも変えさせない。俺は永遠にお前達の兄貴で、お前達は永遠に俺の弟だ。」
理解はできなくても、それがハーマンにとってとても大切な言葉だということは感じ取れた。
だから俺はただ黙ってそれを聞いた。
「お前も忘れるな。自分が誰か。俺やアーサー、フレッドが誰なのか。そしてお前がその誰かであるために何をすべきか。」
声は出なかった。今思えば怖かったんだと思う。
何を言われたのか、どんな意味なのかちゃんとわかってないけれど、ハーマンが俺に何か大切なことを望んでいるってこと
だけははっきりわかった。多分約束とか誓いとか、そういう類の物だ。だけど俺は馬鹿だからそれがどういうものか本当に
わからなかった。
ハーマンは俺に望んでいる。でももしここで俺が嫌だと言ったら、ハーマンはどう思うだろう。
…俺のことを嫌いになるだろうか。
(そんなの嫌だ…)
俺はそっと頷いた。
そうすればハーマンは俺を嫌わないでいてくれるはずだ。そんなガキらしい、短絡的な考えで俺はハーマンと“約束”した。
ハーマンは頭を撫でてくれた。
アーサーとフレッドを見る。二人は水溜まりに葉っぱを浮かべて、歌を歌っていた。
「♪ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと♪――」
そこまで歌うと二人はピタリと止まった。目をまんまるくして何かを見ている。
「ロイ、“アーマン”!きてきて!フープスネークだ!フープスネークだ!」
フレッドがぱたぱたと走ってくる。が、いきなり何もないところで躓いた。しばらくは頑張って我慢していたものの、ついには
泣き出してしまう。
「あ゛~い゛だい゛~」
急いで俺とハーマンはフレッドに駆け寄る。
「も~、泣くなよフレッド。男だろ?」
「ああ、泥まみれだ。口には入ってないか?」
ハーマンはシャツの袖でフレッドの顔を拭いてやった。フレッドはしゃっくりをしながらまだフープスネークがいたと言い続けた。
半分呆れていたものの、俺もフレッドが心配でハーマンと一緒にフレッドを慰める。泥んこのままフレッドはハーマンにしがみ
ついてすんすん泣き続ける。ハーマンは自分が汚れるのも構わずフレッドを抱き締めてあげていた。
その時、風が吹いた。反射的に顔を背け、風が止んでからもう一度前を向く。
そこにはアーサーが独り、ぽつんと立っていた。
俺達から離れて、草の中に寂しそうに立っていた。


183 :3/8:2009/02/18(水) 22:40:48 ID:z3L2IXze
気付いた時には俺はアーサーの所に駆け寄っていた。
「アーサー、大丈夫か?咬まれたりしてないか?」
アーサーはびっくりした顔をしていた。何が起こったかわからないって顔だ。俺はそれを見て不安になる。
「やっぱ咬まれたのか?どこか痛い?変なとこない?おんぶしようか?」
「べ……別に何ともないよ。フープスネークなんていないもん。蔓がそう見えただけだ。それにフープスネークは自分の
しっぽを咬むだろ。」
アーサーは不貞腐れたように言う。頬が少し赤い。それに、困ったように眉を潜めている。いよいよ心配になった俺はマーが
してくれるように、アーサーの額に自分の額をくっつけて熱を計った。
「んー……よく分かんないや。」
「熱なんてないもん……」
改めてアーサーの顔を見た。やっぱり赤い。遊びすぎて疲れたのかもしれない。それならもう帰った方がいい。
「アーサー、もう帰ろう。」
俺はアーサーの手を引っ張ってハーマン達の方へ歩いていった。フレッドはまだハーマンに抱っこされたままぐずぐず泣いていた。
アーサーとフレッドがこれじゃあもう遊ぶどころじゃない。ハーマンも苦笑いして帰ろうと言った。
ハーマンはフレッドを抱っこして、俺はアーサーの手を引っ張って。元来た道を歩いた。
「家に帰ったらマーにアレ作ってもらおう。ほら、コークと、レモン、蜂蜜と後…そう、生姜のやつ!」
「ロイド…だから熱なんてないよ。心配しすぎだって。」
「兄ちゃんに生意気言うな。帰るったら帰るんだ。」
アーサーは何だか不機嫌そうだ。でも怒ってはいない。むしろ不機嫌な中でも少し嬉しそうな感じがした。気のせいかとも
思ったけど、結局はよくわからない。
今日はわからないことだらけだ。
不思議な気持ちになりながら、先を行くハーマン達を追い掛ける。
「“アーマン”、あんよいたい。」
「“痛いの痛いの飛んでけ”したろ?ほら、歌でも歌って元気出せ。」
風に乗ってフレッドとハーマンの歌い声がした。


ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと 人生なんてただの夢




184 :4/8:2009/02/18(水) 22:43:21 ID:z3L2IXze
「――ヘイ、ロイド。起きろ。ロイド。」
身体を揺すられて、意識がぼんやりと戻る。目の前に誰かいた。頭を上げ、顔を見る。
「……何の用だよ。ナポリ野郎。」
「覚えててくれたのか?嬉しいね。」
嫌味を笑顔で受け流す。いかにもペテン師といったそれは、確かにマルコのものだった。
急に起こされたせいか、さっきどんな夢を見たか吹っ飛んでしまった。何故だか凄く嫌な気分になった。
「もうトークショーはお開きだとさ。お次は楽しい楽しいランチタイムだ。」
周りを見ても皆伸びをしたり首を鳴らしたりして看守の指示通り食堂に行きはじめていた。そう言えば腹も空いている。
このイタ公に起こされたことは気に食わないか、飯を食わないわけにはいかない。椅子から立ち上がると、人の流れに
飲まれていく。そして何故かマルコもそれについてきた。
「何だよ、ウゼぇな。」
「怒るなって、笑えよ。俺の国には“笑顔はいい血を作る”って言ってな…」
「知るか。」次第にチキンスープの匂いがしてくる。あれはまともに食べれる数少ないメニューだ。小さく腹が鳴った。
「しっかり食っとけよ。まだ暫く夜枷しなきゃなんないからな。」
どうしてこいつはこう気に障ることをしてくるのか。そもそも何で俺についてくるんだ。ただただイラついた。
「喋るなって言うのがわかんねえか?」
「そう邪険にするなよ。まだ一ヶ月近く付き合うことになるんだから。」
馴れ馴れしく肩を叩かれる。手で払おうとしたが、紙一重で避けられた。ガンを飛ばしたものの、ピエロみたいに
おどけてやがる。食堂に着いてからもそれは変わらなかった。
「アレックス達は後25日か。お前達より3日早いだけだな。運が悪い。」
「――誰がカウントダウンなんて頼んだ。」
「ただの癖さ。そういう節目は覚えておく質でね。スィニョーラを口説くのに役立つ。いや、寧ろマナーさ。
覚えておけよ。ヤンキー。」
そうウインクすると先回りしてアルマイトの皿を投げて寄越した。それも、二枚。
「これでもお前達を心配してるんだよ。忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。それが良いか
どうかは、慎重に見極めなきゃならない。せめてそっちの坊主にとって、何がベストかってことは良く考えてやれ。」
そこまで言われて、漸く後ろにアーサーがやって来ていることに気付いた。
「じゃあな。お二人さん。」
「…………」
「ロイド、どうした?」
怪訝な顔をしたアーサーがこっちを伺っていた。
「……何でもない。アホの戯言だ。」
そう。深い意味の無い、単なる言葉遊びだ。


185 :5/8:2009/02/18(水) 22:45:20 ID:z3L2IXze
また今夜も呼び出される。何故か開いている房を出ていつもの場所へ行く。そこにはいつもの様にアレックス達がいる。
そして、アーサーも。
「ロイド……」
「わかってるな。アーサー。余計なこと考えなくていい。」
ぴしゃりと言いつけて、アーサーが変なことをしないよう釘を刺す。アレックス達はにたにた笑いながらそれの体を見回す。
「華奢に見えて意外と頑丈だな。お前。こんだけ輪姦されてもまだヤれるなんて。」
ユルギスが舌舐めずりをしながら言う。コナーも同調して嫌な声で応える。
「アナルにハメられんのが大好きなケツマンコ野郎なんだよ。だから毎晩チンポくわえ込んでヒィヒィ鳴いて、
ドピュドピュ射精まくってんのさ。ヒヒヒ。」
下衆野郎が。俺みたいなガキに発情してペニスおっ勃ててる方がよっぽど屑だ。頭の悪い発言には怒りよりも呆れを感じる。
「ゴタクはいいからさっさと済ませろよ。変態ども。」
俺はアレックスの方へ歩いていき、きっと睨み付けた。
「相変わらず可愛いげねえな。イキまくってる時のアヘ顔はかなりイいくせによ。」
アレックスは麻袋の上に腰かけたまま、ズボンを下ろし、ペニスを取り出そうとした。
「待てアレックス!今日はちょっとばかし余興でも楽しもうぜ。」
いきなりコナーからストップが入る。アレックスもこれには少し戸惑ったようだ。
「あぁ?余興?」
「そうさ。余興だ。この生意気なクソガキにオナニーショウをさせるんだ。どんだけテメェがエロくて恥知らずか
分からせてやるんだよ。」
鳥肌が立つと同時に今度こそ怒りが込み上げてくる。出来るなら本当に殺してやりたい。出来なくったって一発殴ってやれたら
どれだけいいか。
ただ、今はそれすら出来ない。俺はアーサーの兄ちゃんで、アーサーを守る。そう決めた。それは約束であり、俺の願いだ。
今、このクソ野郎に逆らうことは出来ない。
「いい考えだな。お前もそう思うだろ?ロイド。いい機会だ、アーサーにオナニーのやり方見せて教えてやれよ。」
アレックスはコナーの提案に乗った。つまり俺がコイツラの前で、自分でヤる姿を晒すことが決まったわけだ。
とにかくやるしかない。
「そうこなくっちゃ。ロイド、上はいいから下だけ脱げ。そしたらしゃがんで、こっちに股ぐら見えるように足広げろ。」
コナーの嬉々とした命令通り、下着とズボンだけ脱ぐ。ひやりと冷たい空気に下半身が晒された。ぶるっと震えると下らない
野次が飛んでくる。
「何だ、見られて感じるのか?露出狂の気もあるかよ。本当に最悪だな。」
アーサーを押さえながらユルギスが笑う。一瞬、アーサーが振り返ってユルギスに何か言い返そうとした。
「アーサー!!」
「……っ…わかってるよっ…!」
アーサーが大人しくなったところで俺はアレックス達の前で足をM字に開く。


186 :6/8:2009/02/18(水) 22:47:18 ID:z3L2IXze
「もっと開けよ。汚ねぇ穴までちゃんと見せろ。」
ぐっと唇を噛む。それから股関節が痛むくらいまで足を開いた。八つの目が視線の矢を射る。今まで嫌と言うほど見られてきた
場所だけど、どうしても見られることには慣れない。ペニスもアナルも全然見られている。恥ずかしい。自然に顔をが下を向く。
視界に入る自分の、肉が薄くしかついていない腹や脚。そこにはいくつもの噛み痕や痣、擦り傷があった。自分が非力で
ちんけな存在だと言わんばかりの醜態につい涙腺が弛んだ。
誤魔化すように深呼吸をした。三回目に息を吐いたとき、俺は恐る恐るペニスに触れる。マス扱く位、随分前からしてはいた。
だけどココに入ってからはずっとアイツラにファックされてばかりで自分ですることなんて無くなっていた。だから自分の
モノがいつもと違う、柔らかくて小さな掌に包まれることに軽い違和感を覚えた。
「んっ………」
まだ萎えたままの茎をやわやわとしごく。いつも乱暴にされているせいか、強く握ったり速くピストンするのには抵抗があった。
「んっ……んんっ……はっ……ぅんっ……」
淡い刺激はもどかしい反面、妙に神経を興奮させる。どんどん堅くなるソレはとろとろて透明なものが溢れて来た。
くちゅ、くちゅ、と粘った音と荒い息が部屋に響く。堪えきれなかった声が漏れてしまう。鼻にかかったような女みたいな声。
きっとヤツラに嘲られてるだろう。ちらりと前を見る。アレックスはあの嫌なにやけ顔で股間と俺の表情を眺めていた。
コナーはもう勃起ズボンがテントを張っていた。体をのりだし、食い入るように俺のオナニーを見ている。
ユルギスはさも愉しそうに顔を歪めながらこっちを見つつ、アーサーの顎を掴んでこっちを向かせていた。
アーサーと目が合う。
微かに開かれた唇が何か言いたそうに動いている。それがあんまりにも痛々しくて、恥ずかしくてまた俺は俯いた。
少しでも早く終わらせてしまいたくなって、一番感じるカリや先っぽのあたりを重点的に、くにくにと刺激する。
さっきまでとろ火で煮込まれていた欲望が一気に沸騰に追い込まれる。
「ふっ……くっ……あぁ……んっ…!ひ……っ…ふっ…!」
「本気でシコって勃起させやがって。頭おかしいんじゃねえ?ケツ穴カウパーまみれまでヒクヒクさせてるしよ。」
かあっと頭が熱くなった。ユルギスが言う通りだった。床にはポタポタ先走りが垂れて何個も染みが出来ている。手もぬるぬるで
いやらしい音を立ててひっきりなしに竿の部分をシゴいていた。後ろの孔も、キュンと切なく戦慄いている。
こんなの最低だ。
「あ、あ、あ……ひくっ…はあっ…も、……んくぅっ……ぉああぁっ!!」
ペニスが溶けて爆発したような気がした。びゅくびゅくと濃い精液が手を、腕を汚した。ツンと鼻につく臭いが広がる。
「はあっ……はあっ……はあぁっ……」
バランスが取れなくて尻餅をついた。その時べちゃっと尻が自分の出した汚い物を押し潰すのを感じた。


187 :7/8:2009/02/18(水) 22:47:55 ID:z3L2IXze
流血注意


「どうだアーサー。お前もオナり方わかったろ?よかったなあ。」
「ユルギスやめとけ。一応約束は約束だ。それよりさっさと済ませようぜ。俺が先にケツでいいか?」
アレックスが立ち上がるより早く、何が俺に覆い被さってきた。
「なぁっ…!?クソ…待…ひぎあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
「ロイドぉぉぉ!!!!」
なんの準備もなく、本当にいきなり突っ込まれた。ぎちぎちと肉が嫌な音をたて次の瞬間、裂けた。
「クッ…ソッ…このマゾガキッ!淫売野郎が!どうだ?嬉しいだろ!お前が大好きなチンポ嵌めて貰ってよ!」
「か……ぁ……ひ…うっ…」
「やだやだやだやだ!!!やめろ!やめろ!!やめろ!!ロイド!!ロイド!!!ロイドロ…んぐっ!むぐっ!んんんっ!!」
「黙れチビっ!!」
ちらりとユルギスに口をふさがれて、必死にもがいているアーサーが見えた。
突然奥まで太くて堅いものに貫かれ、すぐに内臓を引きずり出される。自分の快感だけしか考えない出し入れは、暴力以外の
何物でもない。太ももに生暖かいものがどろりと伝う。
「おいコナー!馬鹿野郎、裂けたじゃねえか!」
「うるせえ!コイツが悪ぃんだよ!クソっ、すぐに中ザーメンだらけにしてやるよ!精液便器の癖に誘いやがって!」
「こ…ふっ…あ……がぁ…!痛っ…ちくしょ…っ…ひぐうっ…!」
息が出来ない。苦しい。もう痛みしかわからない。涙がボタボタ零れ落ちる。叫ぼうにも叫べない。目がおかしくなる。
アソコが熱い。掻き回されてる。ぐちゃぐちゃにされて、全部変になっていく。
「や……あ…」
「出すぞっ、出すぞっ!テメェん中精液で一杯にしてやる!ゲイ野郎!イキ狂っちまえ!」
「はぅっ…ああぁっ……!やああああぁぁ…!」
アソコに精子がぶち撒けられた。痛みが一層増す。散々中出しした後もコナーは名残惜しそうに傷や内臓を抉って、ズルズルと
ペニスを抜いていった。
最悪の感覚だ。
もう身体が動かない。
「間抜けめ、これじゃあ面倒だろうが。」
ゴミでも見るように俺を覗き込んで、アレックスは吐き捨てるように言った。
「仕方ねえさ、アレックス。コナー、お前の国は“フェアリー・アンド・エイプス”の国だもんなあ?。」
「女が妖精、野郎は猿、か。確かに。あんな盛るなんざアイリッシュはエテ公並だ。笑えるな。」
「黙れ、“エイプス”じゃねえ。“テイルズ”だ、“フェアリー・テイルズ”だクソッタレ。」
馬鹿な会話が聞こえてくる。クソ。身体が真っ二つになったみたいに痛い。涙が止まらない。畜生。
「っ…っ…ロ……イ…ロイ……ド」
また、誰かが覆い被さってきた。まだ俺をレイプするつもりなのか。
怒りや絶望ももう感じない。本当に何の感情も湧いてこなかった。
「ごめんなさ……ごめ…俺…もっと……もっ、と…」
「アーサー………?」
俺の上にいたのはアーサーだった。口の端から、血が滴っている。
「アー…サ…怪我…?」
「…ロイ……ロ、イド……俺…大人っ、なら……ご、めん、な…さい……な、さい……弱虫っ…俺……」
「今日はもう止めだ。まあここんとこ毎晩かなりヤってたし、アホコナーのせいでヤる気が失せた。アーサー、そいつ
どうにかしとけよ。」
部屋からアイツラが出ていく気配がした。安心したのか、自分の身体から一気に力が抜けるのを感じた。
「アイツラ…もう…いないから…大、丈夫、だよ……アーサー…」
多分声は聞こえたんだと思う。アーサーは力一杯俺に抱きついた。少し痛かったけど、それよりアーサーの温もりの
気持ちよさの方が何倍も上だ。
「…ロ、ド…ロイ…ごめっ……」
  ――忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。――
何故か、マルコの言葉か頭に浮かんだ。
「…アーサー……」
震えて、壊れた蓄音機みたいに同じことを繰り返すアーサーの声を聞きながら、俺はまどろみの海に揺られた。


188 :8/8:2009/02/18(水) 22:58:17 ID:z3L2IXze
あの後、一応の身支度を整えてからアーサーに支えられ、いつもの医務室に向かった。神経質に髪を後ろに撫で付けた医者が、
眉を潜めて俺達を見る。その目にははっきりと蔑みと嫌悪が見てとれた。
当然だろう。必死に机にかじりついて、やっと医者になったのに、やることといえは精液まみれなガキの世話なんだ。
嫌になるどころか、下手をしたら俺に殺意すら抱きかねない。あながちその予想は外れてはいないと思う。
朦朧とする中何とか診療台に倒れ込む。医者はいくつかの決まりきった質問を機械的にし、カルテと結局は燃やされる報告書を
さっさと書いた。
その間アーサーはずっと手を握っていてくれた。
処置について簡単に説明されたが、内容なんて全然覚えてなんかいない。ただ、最後に何か注射されたことだけは覚えている。
そして俺はせめてこの医者がメスを俺の胸に突き立てないようにと祈りながら、漸く意識を手放した。


目を醒ます。俺はベッドの上にいた。あの医者は見事職務を全うしてくれたようだ。麻酔が効いているのか、痛みがない。
手を握ったり開いたりしてみたが、あまり感覚はなかった。
「アーサー――」
そうだ、アーサー。アーサーはどこに行ったんだろう。一緒に医務室までは来た。それからどうした?慌て体を起こし、ベッドを
出ようとした。すると、隣のベッドに見覚えのある姿があった。
アーサーだ。
いつもはすぐ隣で起きるのを待っていてくれるのに。俺はベッドを降りて、アーサーの側まで言った。寝顔を覗き込む。唇に赤い傷がある。
唇を噛んだときに出来たんだろうか。口の中はどうだろう。微かに開いた口に、指を差し込む。
「ん…」
アーサーの口の中は温かい。そこをゆっくりとなぞる。
頬の内側。歯列。上顎。そして舌。順番に丁寧に指を滑らせた。
「…あ…むぅっ……」
アーサーが喘いだ。俺の指先は、唾液でぬめっていて分かりづらかったけれど、確かに傷跡を感じていた。唇の裏側。
きっと俺のせいだ。
痛かっただろう。
「はあ………ん……」
指を引き抜くと、透明な糸が人差し指と唇を繋いだ。
人差し指についた赤を舐める。
錆の味がした。
「アーサー…」
胸が痛くなった。

全然守れてなんかいない。

俺のことを見て、アーサーは傷ついて、苦しんでる。俺がアーサーの兄ちゃんであるために、俺はアーサーを守らなくちゃいけない。
そう誓ったのに。約束したのに。
それなのにアーサーのことを苦しめているのは俺自身だなんて。
こんなんじゃ、アーサーの兄ちゃんじゃいられなくなる。
「ごめん…アーサー…」
俺はアーサーのベッドに潜り込む。
そしてアーサーを抱き締めた。
せめてアーサーが寒くないように。
せめてアーサーが寂しくないように。
せめてアーサーがいい夢を見られるように。
これ以上ないくらい体をくっつけて、これ以上ないくらい優しく抱き締めた。

今の俺にはそれしか出来ないんだから。