ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

射精地獄

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匿名ユーザー

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612 :射精地獄 2010/07/16(金) 08:46:29 ID: ljodhd4d
     少年・コウタは、気付くと森の中にいた。

    「ここは……どこなんだ?」

     遠くの城を眺めながら、コウタは呟く。
     自分がどうして此処にいるのか。どうやってこの場所までやってきたのか。
     何も思い出せなかった。それが怖くて仕方がない。
     森を抜け、城下町と思われる場所に着く。
     日本家屋というよりは、中世の街並みだった。
     ここがアメリカ村だとかオランダ村だとかいう、海外の街並みを再現したアトラクションというのなら、納得もできる。
     しかし、係員も見物客もいない。
     人の気配が一切ない異常な光景は、コウタの恐怖心を煽るだけであった。
     コウタは城に向かって走り始めた。
     もしかしたら城に誰かいるかもしれない。
     もしかしたら。そんな確証のない希望しか、縋るものがない。
     コウタは夢なら覚めてくれと、心の中で叫びながら走り続けた。

     城は、その重そうな門も開けっぴろげで、まるで訪問者を待っているかのようだった。
     コウタは多少の躊躇いもあったが、ゆっくりと城内に足を踏み入れていく。
     城の中は暗かった。
     誰もいないのに灯っている蝋燭が、微かに辺りを照らしているだけ。
     まるでRPGに出てくるような落ちぶれた城。
     今にもモンスターやゾンビが出てきそうな、そんな印象だ。

    「だ、誰がいないのかよー」

     恐る恐る呼びかけてみる。
     コウタの声が、城の中を抜けていく。
     わかってはいたが、返事はなかった。

    「オレ、一人だけなのか? やっぱ……」

     絶望が込み上げてくる。
     コウタの瞳に、涙が浮かんだ。

    「少年よ、何を泣いている」

    「……え?」

     突然、声が聞こえてきた。
     驚いて、コウタは辺りをきょろきょろ見回した。

    「ここだ」

    「え……?」

     降ってきた声に、思わずコウタは上を向く。

    「なっ……」

     驚き声が詰まる。

613 :名無しさん@ピンキー 2010/07/16(金) 08:55:16 ID: ljodhd4d
     男が天井に逆さ吊りになって、こちらを見ているのだ。
     否、髪や衣服は引力を無視するかのように、そのままの形を保っている。
     天井に立っている。そう言い表した方が正しい。
     男は、ニヤリとコウタを見て笑った。
     ギラリと鋭く尖った八重歯が覗く。
     その瞬間、コウタの全身がゾクゾクと寒気立った。

    「うわあああ!!」

     叫びながら、コウタは一目散に通路の奥の奥へと駆けていく。
     どこか部屋に逃げ込もうとドアノブを捻るが、どの部屋も開かない。

    「くっ、くそ!」

     焦りが滲む。

    (次の部屋っ……!)

     コウタがドアに手をかけた瞬間、勝手に部屋のドアが開く。

    「うわっ!?」

     そのまま部屋の中に倒れ込む。

    「挨拶もなしに逃げ出すとは、無礼だな」

     先程の男だ。
     椅子に腰掛け、ワイングラスを片手に、コウタを見ている。
     逃げてきたのに、何故自分より先に部屋の中にいる?
     コウタはわけがわからない。
     グラスに入っているのはなんだろう。
     赤ワインに見えるが、血のように赤い。否、血液そのもののように感じる。
     そんな想像をしたら、一気に足がガクガクと震えてきた。
     立ち上がれないほど、コウタは恐怖に包まれていた。
     なんとか部屋を出ようと、コウタは振り返った。
     コウタは、唖然とした。

    「……なんでドアがないんだよぉ……」

    「この城……いや、この土地に迷い込んできたが最後、人間はどうすることもできない。
     この地はお前達人間の暮らす世界ではなく、我々魔族の棲む魔界なのだ」

    「まかい……?」

    「そう。人間界との境を曖昧にして、人間を迷い込ませる。そして気に入ったら、好きにすることができるのだよ」

     恐怖に歪むコウタの表情を堪能しながら、男は言った。

    「私は、いわゆる吸血鬼だ」

    「きゅうけつき……?」

    「先程はパフォーマンスであのようなことをしたが、君達人間が想像する吸血鬼とは少々違う」

     ヘルネスはそう言うと、グラスを置いて立ち上がった。

614 :名無しさん@ピンキー 2010/07/16(金) 08:59:59 ID: ljodhd4d
    そして次の瞬間には、コウタのすぐ横にいた。
     驚く間もなく、コウタはヘルネスに引き寄せられる。

    「うあっ……」

     首筋に噛みつかれた。
     しかし痛みはなく、噛まれている部分がじわじわと熱くなってくる。

    「やはり少年の血は、処女よりも美味で濃厚だ」

     口内で血を転がしコウタの味を充分に堪能すると、首筋を一舐めして、コウタを解放した。
     コウタは、力なく地面に座り込む。

    「安心したまえ。君が吸血鬼になるようなことはない」

     ヘルネスは言うと、口の端から垂れる血を舌でペロリと舐め取り、ニヤリと八重歯を見せる。

    「ただ、噛まれた箇所から微量でも私の唾液が体内に入っているのなら、安心はできないがね」

    「はあ……はあっ……」

     コウタの息が荒くなっている。
     噛まれた首筋の熱さが、今では全身が火照るほどにまで達している。

    「まあ、命に別状はない」

     隣にいたはずのヘルネスは、既に元いた椅子に座っている。

    「汗をかいているな。暑いなら脱ぎたまえ。恥じることはない」

     全身が熱いだけではない。
     コウタは股間を押さえた。
     ペニスが、痛いくらいに勃起している。

    「脱いでいいといっているのだ。脱ぎたまえよ」

     ヘルネスが言う。
     コウタの体がぴくんとなる。
     まるでヘルネスの言葉に反応したかのようだった。
     コウタはパンツごとズボンに手をかける。
     脱ごうとするが、鉄棒のように固いペニスが引っかかる。
     その光景を、ヘルネスは面白可笑しく眺めていた。
     やっと脱げたズボンを投げ捨てると、コウタはゆっくりとペニスに目を向けた。
     はちきれんばかりに勃起してはいるが、まだまだ子供の包茎ペニス。

    「オレのちんちんが変になっちゃったよぉ……」

    「おや、もしかすると性的快感で勃起した経験がないのかね。すると精通もまだか」

     ヘルネスは面白そうにそう呟いた。

    「握って、上下にこすってみるといい」

     状況を理解できずにいるのに、体はヘルネスの言葉に従い、ペニスを握る。

    「あっ」

     吐息が漏れた。

615 :名無しさん@ピンキー 2010/07/16(金) 09:06:12 ID: ljodhd4d
     触っただけで快感が込み上げてくる。
     コウタはゆっくりと、手を上下に動かし始めた。

    「あっあっ……うあああっ」

     三こすり半もしない内に、ぴゅるっぴゅるっとペニスから精液が発射される。
     大量の精液が弧を描くように飛び、床を汚した。

    「……はあ……はあ……はあ……」

     初めての射精に息を切らしながら、コウタは快感に浸っていた。
     まだ勃起は治まらない。
     コウタはまたペニスをこすり始める。

    「あっ、あああああんっ」

     また、すぐにコウタは達してしまった。
     ペニスからは、一度絶頂を迎えたとは思えないほど多量の精液が撒き散らされる。
     二度目の射精でも、コウタのペニスは勃起したままだった。
     射精の虚脱感が全身を襲う。
     だが、興奮状態は未だに続いている。
     コウタは今一度、ペニスに手を伸ばした。

    「っ!?」

     今度は、触れただけで射精してしまった。

    「あっ、うああっああっ」

     びゅくびゅくと精液が吹き出す。
     止まる気配がない。

    「なんれぇぇぇ、あっ、あああああ」

     言葉にならない喘ぎ。
     精液は止まることを知らない。

    「我々吸血鬼の唾液に含まれる成分は、人間に対して少し特殊でな。
    傷口から入った唾液の成分を肉体が猛毒と認識し、死に直面したと思い込む」

    「そして生存本能が働き、死ぬ前に種を残そうと、精子を作り続ける」

    「あうっあうぅぅぅぅ」

    「それに加え、唾液の成分の中には性的興奮を高める作用もあるのだ。触らずして射精できるほどのな」

    「はうんっ、はっ、あんあああっ」

     もうヘルネスの話など聞こえてはいないのだろう。
     止まらない射精に、コウタは気が狂いそうになっていた。

    「唾液の成分が体内で無毒化するまでは、まだ少々の時間があるな。それまで、射精は止まらんよ」

     ヘルネスは被虐的な笑みを浮かべた。
     ゼリーのような濃い精液が大量に、コウタの全身と周囲の床にまとわりつく。
     精液特有の臭いが辺りに立ち込め、快感の中にいるコウタを余計に興奮させた。
     体内で無毒化するまで。
     それはいつまでなのだろうか。

     射精は、止まらない。

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