ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

飼育(二次:ポケモンBW)


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444 : 飼育(1/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:21:53 ID: QVi/QDnR
     夕暮れ時に自転車を走らせると、長い影が地を縫って駆ける。沈みかけた太陽の赤い光が、眼を突く。
    今日は授業が6時限目まであったので、こんな時間になってしまった。
    ペダルに力を籠めると、歯車がキュルキュルと悲鳴を上げる。俺には待っている人がいる。
    今頃はもう夕飯なのだから。
     家に着いた時には、既に日は落ち、空は紺色に染まっていた。それでも、自分のアパートは、
    窓から光が洩れていた。灯りを見ると、心なしかほっとする。まだ自分は一人じゃないんだって思って。
    母の許を去ってから随分長い年月が経っていた。
    「ただいま」
     鍵を開けると、どたどたと足音が聞こえてくる。ああ、嬉しいんだな。
    「お帰り!トウヤ!」
     Nが抱きついてきた。そして頬ずりしてくる。それがやつなりのスキンシップなんだろうな。
    「もう御飯できたから、ね。一杯作ったから、沢山食べてほしいな。
    野菜とミルクをたっぷり使ったクリームシチューだからきっとおいしいと思うよ」
     相変わらずの早口で捲し立ててくる。何をそんなに生き急いでいるんだか。
    そういうところは、全然変わらない。始めて会った時と全く変わらない。
    「ああ、楽しみに待ってたよ」
    「うん、今すぐ準備するから」
     エプロン姿のあいつは、まるで新妻のように嬉しそうな足取りで、キッチンに走っていく。
    これでも、男なんだよな。あいつ。
     床に座ってテレビを点ける。今は7時だから、1chはニュースだ。
    ロケット団残党の組織犯罪、新興カルト教団のテロ行為、事件といえばそんなものばっかりだ。
    治安は相変わらず悪い。平和な社会なんて嘘っぱちだ。それはイッシュでも、ここミヤコでも一緒だ。
    あいつが世界に幻滅したように、俺だって社会が厭になる時だってある。
    本当は、人の世の光を見せてやりたかったんだがな。現実は非情だ。
    「どうしたんだい?そんな難しい顔をして。もうご飯できてるよ」
     あいつの、生気の無い濁った瞳が俺の顔を捉える。こんな所も昔と変わらない。
    「ああ、悪い。相変わらず事件が多いなと思って」
    「ふうん…そうだね、最近怖い事件が多いね」
     お前だって、少し前はそんなことに加担していたんだぜ。
    それに厄介な事件は昔から置き続けていたんだ。今に始まった話じゃない。
    「さ、飯にするか。いただきます」
    「いただきます」
     今日の夕食は白米に豆と野菜のクリームシチューだ。学生向けの安アパートじゃ、
    キッチンにコンロが一つしかないから、おかずは高々一つしか作れない。
    栄養が偏らないようにすると、結局一つの料理に食材を色々詰め込むことになる。
    何しろ、あいつは肉や魚が食べられないからな。蛋白質とか脂質が絶対的に不足するから、
    複数の具材をごちゃ混ぜにする必要が出てくる。でも、まあ、あいつも随分上達したし、
    旨いから取り立てて文句をつけることもないけどな。
    「どう、美味しい?」
     無邪気な笑みを浮かべて覗き込んでくる。顔が近い。目には相変わらず光が無い。
    「ああ、旨いけど」
    「よかったあ、何も言わないから、美味しくないかと思ったよ」
     心底安心した様子で席に座りなおす。こんなくだらないことでも、気分が上下するんだろう。
    普通の人間は、いちいち言わなくてもそういったことは理解できる。
    普通の人間は、信頼という言葉を知っているから、言葉にしなくても不安になったりしない。
    だが、悲しいことにあいつは普通じゃない。環境が違う。教育が違う。
    人を理解する心は与えられなかった。信頼は親によって引き裂かれた。
    あいつは無垢だ。だが、それ故に手垢の付いた人間を信じることができない。
    俺ですら、完全には信じていないのかもしれない。信じれない人間たちの中では、
    一番信用できる人間に過ぎないのかもしれない。嘆かわしいことだが、それは受け入れるほかない。
    「トウヤ、また難しい顔してる。ご飯が美味しくなくなってしまうよ」
    「わりい。大学の勉強がちょっと引っ掛かってね」
     昔に比べれば、渋い顔をすることは増えた。子供の頃は、ただ我武者羅に真実を追い求めていたが、
    今は真実に蓋をしておいたほうが生き易いことを知ってしまっている。
    それに、俺の家は貧しい。俺自身もそうだ。生活という生臭い話題を避けて通ることはできない。
    まして、俺はあいつを守ってやらなければならない。一人では生きていくことのできない大きな子供を。

445 : 飼育(2/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:22:33 ID: QVi/QDnR
     俺はNを拾ってきた。そう言って差し支えない。
     六年前にイッシュ地方で別れて以来、龍に乗って飛び去ったあいつの行方はようとして掴めなかった。
    イッシュ中を探し回ったが、遠くの地方に行ったらしいという情報しか得られなかった。
    中学生になってから、親元を離れて本州に渡ったのは、あいつを探すためでもあった。
    首都ミヤコにいて情報を探したが、それでも足取りは掴めなかった。だが、事態は思わぬ所から進展した。
    「ヒワダタウンで少年が保護」
     そのテロップをテレビで見かけた時は、さして興味を惹かれなかったが、
    続きを目にした時は驚愕した。
    「少年の持ち物はボイドキューブのみ…」
     いてもたってもいられなかった。その日のうちにヒワダへ自転車を走らせた。
    警察署の前に立った時、既に日が変わっていた。報道陣は、最初からいなかったのか、もう帰ったのか、
    一人も見かけなかった。それは、イッシュ中を騒がせたプラズマ団の策動が
    本州に何の影響も齎さなかったことを意味していた。
    怪訝な顔を見せる警官に、友人だと告げると、すんなり会わせてくれた。
    久しぶりに再開したあいつの姿は酷いものだった。汚れた服、落ち窪んだ目、やせ細った体、
    どれもこれも人間的な生活が与えられなかったことを示していた。
    「お前、何やってんだよ」
     俺は溢れ出る感情を抑えきれなかった。
    「絶望、かな」
     あいつは、こんな時でも曖昧に微笑むのだった。
    「自分の道は自分で決めるんじゃなかったのかよ。何でこんなことになってんだよ」
    「結局、僕は一人で生きるには弱すぎたんだ。ポケモンのことがわからないうえに、人間のことも
    わからないなんてね。参ったよ。本当は人間とポケモンの橋渡しをしたかったんだけど、それは傲慢という
    ものだったのかな。ポケモンの話がわかるなんてことは、心が通う人には必要ないし、そうじゃない人には

    どうでもいいものだからね。それに、僕は周りに世話されて育ったから、自分を世話することができない。
    そして、ポケモンたちも。もう僕は何も持っていないから、野に生きるしかなかった。
    草と木の実でここまで凌いできたけど、もう限界だ。だけど、ポケモンたちはそれ以上だった。
    空腹に耐えることはできなかった彼らは、同じポケモンを狩った。考えられるかい?
    トモダチがトモダチを食い殺す。そんなことがあっていいものか。
    その時、自分は気づかなければいけなかったんだ。ポケモンとヒトは違うんだって。
    トモダチにはなれないんだって。たとえ言葉がわかったとしても。
    でも、そうだとしたら、僕の存在意義は何だ。僕の人生は何だ。何一つ僕の手には残らなかった!
    理想さえも…」
     最後は涙声になっていた。俺はあいつの肩を掴んで言った。
    「もういい、もういいから」
    「トウヤ?」
    「お前は何も間違っちゃいない。ただ、いい親に巡り合わなかっただけだ。
    理想が無くても別にいいんだ。そんなもんを実現するために人生を無駄遣いする必要は無い。
    もうお前は、『王』じゃないんだ」
     最早アイツには大義を実現する使命など何も無い。ただ生きる、それが許される。
    「でも、どうすればいい。僕には何も」
     そうだ。あいつには何も無い。住居が無い。職が無い。戸籍が無い。寄る辺が無い。助けさえも無い。
    どうすればいいのだろう。
    「だったら、俺ん家に来いよ。飯と寝床ぐらいは出せる」
     俺にそんな義務があるのか?
    「そんな、悪いよ」
    「お前が野垂れ死ぬよりましだろ。俺はお前がこれからどんな生き様を見せるか見たいんだ」
     俺は何を言ってるんだろう。
    「トウヤ…」
     ええい、ままよ。
    「俺の所へ来てくれ。頼む」
     こうして、あいつは今、ここにいる。
     今にして思えば、最初に会った時から、あの光を欠いた双眸に惹かれていたのかもしれない。

446 : 飼育(3/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:24:19 ID: QVi/QDnR
    「ごちそうさま」
    「お粗末さまでした」

     食事が終わっても、鍋の中に中身が大分残っている。取っ手を掴んでキッチンへ戻す。
    明日の朝飯にしよう。とはいえ、いつもいつもおかずが残ってしまう。
    あいつは食べないからな。こっちが心配するほど食が細い。何を後ろめたく感じてるのやら。
    「さて、と」

     明日も早い。朝からポケモンたちのトレーニングを行わなくてはならない。
    ポケモンバトルに備えなければならない。たとえあいつが悲しげな顔をしようとも、
    奨学金だけでは生活が難しい。だからさっさっとシャワーを浴びて、早く寝なければ。
    「じゃあ、シャワーにするわ」
    「ね、ねえ、僕も一緒に入ってもいいかな」

     あいつは、乙女のように顔を赤らめておずおずと尋ねてくる。同性にもかかわらず心時めくものがある。
    悔しいけど、俺はゲイなんだろうな。
    「ああ、いいよ」

     最初は断っていたんだ。何か不道徳なことをしているように思えて。
    でも、断るたびに泣きそうな顔になるのが見ていられなくてな。
    あいつにとっては、風呂に一緒に入るなんてことは不道徳な行為でもなんでもない。
    子供の頃から「トモダチ」とスキンシップを図ってきた。それだけだ。
     服を脱ぎ捨てる。あいつといえば、丁寧に脱いで服を綺麗に畳んでいた。
    どうせ洗濯機でかき混ぜちまうんだから一緒だろうに。 

     灯りを点けてユニットバスに入ると、あいつのしなやかな肢体が露になる。
    骨格が細く、筋肉の薄い体格に、無駄な毛一本も生えていない滑らかな肌。
    男らしい直線的なものではなく、臀部に丸みを帯びた女性的なスタイル。
    成年男子には必ずあるはずの脇や下腹の茂みは存在せず、慎ましやかな性器が美しく股座に鎮座している。
    「僕の体、キレイ?」
    「ああ、すごくエロいよ」
    「ふふ、よかった。あ、トウヤ、興奮してる?」

     俺のブツは、あいつのと比べるとグロテスクなぐらい大きく怒張していた。
    目の前の美青年はほっそりとした手で、俺自身を扱く。
    「いきなり出しちまう。まずい。まずい。体洗ってからにしよう、な?」

     俺が宥めると、不満げに頬を膨らませるのだった。あいつにとっては、こういった淫らな行為が、
    悪いという感覚は無い。それもこれもただのスキンシップの一環なのだ。
    だが、それだけが、奴の世界の中では関係を保つ術だった。
    動物でも、スキンシップとして雄同士が性交を行うことがあるという。あいつの場合も多分同じだろう。
    スキンシップが途切れるということは、奴にとって関係の破綻を意味する。
    だから、必要以上に関係を持とうとする。可愛そうなことだが…
    「別にガツガツしなくたって、俺はいなくなりゃしないんだ。安心しろ」

     笑顔を作って諭すと、あいつは「うん、わかったよ」と零すのだった。
    一つのシャワーで一緒に垢を流し、フケを流す。それが終わると、あいつは紅潮した顔で抱きついてきて、
    股間に手を回す。一物が扱かれ、血液が先端に溜まっていく。
    「ねえ、トウヤ、キス、して」

     少女さながらの高い声で、少女さながらの艶かしい手つきで、少女さながらの艶やかな体で求めてくる。
    抗うことはできない。
    「ん、むちゅう、んん、はあっ」

     卑猥な音を立てて唇を離す。その間もあいつは熱心に自分の竿を俺のに擦りつけて来る。
    「お前、そんなことしたら、腹に出しちまうって」
    「くすっ、トウヤも溜まってたんだろう?でも、折角だから、僕の中に出してくれないか」

447 : 飼育(4/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:32:10 ID: QVi/QDnR
     あいつは蟲惑的な笑みを浮かべて膝を折り、紅色の舌でいきりったブツを舐め上げる。
    「イキたくなったら、いつでも僕の口に出してね」
     そう言うと、俺の竿をゆっくりと口に収めた。柔らかな舌、滑らかな口蓋、狭まった咽頭に包まれ、
    否が応無く、興奮は高まっていく。一物を出し入れしながら、口を窄めて吸い上げる。
    ちゅぱちゅぱといやらしい音が浴室に響く。尺八の腕前はとても素人とは思えない。

     こいつはどこでそんな技術を覚えたのか。初めて交わった時を思い出す。
    あの時は、丁度風呂上りで少しまどろんでいた所だった。そしたら、あいつが頬を染めて近づいてきて、
    いきなり股座を弄ってきた。
    「お前、何考えてんだ!」
     すると、あいつは今にも泣きそうな顔したのだった。
    「何って、トウヤは僕のトモダチじゃないの?」
    「いや、友達にこんなことしないだろ!」
    「でも、どんなに心を閉ざした子でも、どんなに敵意を向ける子も、こうしたら心を開いてくれたんだ」
     あいつの父親に殺意を覚えた。
     それは違うとあいつに言ってやりたかった。それは友達じゃない、ただの奴隷だ、犬だと。
    だが、これ以上あいつを否定したくは無かった。だから、あいつを、Nを抱いた。
    あるいは、俺に元々下心があったのかもしれない。結局、性欲に流されたんだろうな…

    「ふうん…あれだけ滾っていたのに、なかなか出さないんだね。なら、少しやり方を変えようかな」
     あいつの言葉で思考が現実に戻る。悪い、考え事してたんだ。
     舌を出して雁首から茎をなぞって袋に這わす。そして、皮嚢を中身ごと口に含み、空いた手で棒を扱く。
    袋の皺を舌でほぐし、会陰部を舐める。
    「うっ」
     あいつが俺の肛門に舌をつけた。
    「N、お前、汚いって」
    「君に汚い所なんてないよ」
     股にあいつの甘い吐息がかかる。興奮しているんだろう。男のケツ舐めて興奮するなんてな。
    だが、体は素直で陰茎がピクピクと揺れる。
    「ふふっ、トウヤ、おちんちんがひくひくしてるよ。じゃあ、いただくとしようかな」
     あいつは傘を口に含めると、鈴口を舐めながら、茎を吸い上げる。

448 : 飼育(5/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:32:31 ID: QVi/QDnR
    「もうヤバイ。お前の口ん中に出すぞ!」
     前立腺に溜まっていたものが解放され、尿道を駆け上がる。押し込めていたものを放出した快感に、
    強い多幸感を覚え、思わず溜息を吐く。あいつはすぐに口を離そうとせず、
    クラッシュタイプのゼリーを食べる時のように、しつこく管を吸い上げる。搾り取る所存らしい。
    「はあ、はあ、ふぅ…」

     あいつはゆっくりと、名残惜しそうに口を竿から離す。
    そして、口を開けて自分の戦利品を俺に見せびらかす。
    白い粘液が赤い肉の葉の上にべっとりと乗って、口蓋からは糸を引いていた。
    あいつは、AV女優がするように、口をもごもごさせて液体を攪拌し、じっくりと味わう。
    それから、喉を鳴らして中身を飲み込んだ。
    「トウヤの精液おいしいなあ。もっと欲しいよ」
     うっとりした顔でねだる。だが、出したばかりの俺の一物は下を向いてしまっている。
    「おや、少し萎えてしまったかな?じゃあ、もっとサービスしないとね」
     そう言うと、あいつは浴槽に座り込み、脚をM字に広げて、茎と蕾を見せびらかす。
    そして、穴の中へ指を突っ込む。少しも痛そうな顔をせずに、自分で自分の直腸をほじくり回す。
    それから、もう片方の手の指も差し入れ、狭い穴を押し広げた。

    「トウヤ、見て、僕の中。ここに、君の太いおちんちんが入るんだよ」
     そう言うあいつの顔はどこか儚げだ。だが、それ故か、俺の息子はにょきにょきと太く伸びるのだった。
    「あはっ、また、トウヤのが元気になったね。今度は僕のお尻に入れて頂戴」
     あいつは立ち上がると、壁に手をつき、雌犬のように尻を突き出す。
    「ねえ、トウヤ、早くぅ。もう、我慢できないんだ」
     猫撫で声で俺を誘ってくる。まるで人間ではないかのように。だが、相手から誘ってきているのに、
    何を我慢する必要がある。犯せ。貪り尽くせ。

449 : 飼育(6/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:32:55 ID: QVi/QDnR
    「ああっ、くうん!」
     俺の剛直があいつの蕾を突き刺す。愛撫も無しに入れたのにも拘らず、既にそこはぬめっていた。
    激しく抽送を繰り返すと、桃尻と腰がぶつかる音が「ぱんぱん」と室内に響く。
    「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
     堪らず、あいつは女のような嬌声を上げる。そうか、そんなに気持ちいいのか。男のくせに。
    何ならもっと気持ちよくしてやろうか。

     俺は、嗜虐的な感情を抑えきれず、あいつの可愛らしい性器に手を伸ばし、乱暴に擦る。
    「ああん!だめえ。そんなことしたら、出してしまう」
     あいつの一物を扱くと、尻の締りがよくなったような気がする。
    「ちんぽシコられてケツマンコ締めるなんて、お前ってやっぱり変態だな」
    「言わないで、トウヤ、ああん」

     あいつの清らかな陰茎も、扱かれてカチカチになって先走り液でぬるぬるしている。
    「我慢汁垂らしてさ、それでいて、女みたいによがってよ、感じてんだろう」
    「はあ、ああ、そうだよ、僕感じてるんだよ、うっ、トウヤに抱いてもらえて」

     肛門のきつい締め付けに、直腸の襞が俺の陰茎を包み込む。柔らかい肉壁を剛直で無理矢理押し退ける、
    その感触が傘や丈を通じて快感を送り込む。ここで、あいつが射精できるよう、責め方を変えてみる。
    徒に打ち込むだけでなく、性器の付け根の裏を擦るように腸を突く。

    「ずるいよ、前立腺を責めるなんて。もうだめだ、出る、出ちゃう!」
    「いいよ、来いよ、俺の手の中で出しちまえ」
    「はああ、うう、あっ」

     一瞬、あいつの体が強張ってから、徐々に緊張がほぐれ、股座を弄っていた左手に温い感覚がした。
    だが、まだ俺はイっていない。満足するまで付き合ってもらおうか。

    「はあ、はあ、まだ、君の、こんなに太い…」
     腰を掴み、繊細な柔肉を無慈悲に抉る。
    「あっ、あっ、あん、あん」
     再び、甲高い声であいつは啼く。その痴態にサディスティックな感情が募っていく。

450 : 飼育(7/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:33:57 ID: QVi/QDnR
    「気持ちいいか?気持ちいいって言ってみろよ」
    「気持ちいい、気持ちいいよ、トウヤ」
    「どこが気持ちいいんだ、言ってみろ」
    「お、お尻い」
    「ケツのどこだよ」
    「はあ、あうん!ケツマンコだよ」

     快楽に浸り、呂律も回らない姿に、かつてのカリスマは微塵も見られない。
    今の生活をプラズマ団の残党に見せてやったらどんな反応をするだろうか。

     もうそろそろ俺も限界だ。
    「N、中に出すぞ」
    「いいよ、来て。僕の中に出して!」
     再び尿道から液体が迸る。抑圧していたものが解放される喜びに酔いしれる。
    力が抜ける。肉棒が菊門からずり落ちる。白濁液が尻を伝い、腿へと流れる。

    「お腹が熱いよ。こんなに出してくれて」
     Nは恍惚とした声色で呟く。
    「あはあ、トウヤに犯されてまた出しちゃったあ」
     振り向いたあいつの穂先から、白く濁ったものが垂れていた。
    「はあ、ふう、はあ、トウヤのおちんちん、ミルクに塗れて、おいしそう」

     もう一度あいつはかしずき、俺の竿を口に咥える。精巣の精子まで吸い取らんばかりの
    勢いで尿道を吸い上げる。
    「しっかり、俺の精液、味わえよ」
     俺は今日、三回、Nの中に射精した。

451 : 飼育(8/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:34:26 ID: QVi/QDnR
     電気を落とすと、部屋は闇に閉ざされる。Nは俺にしがみつきながらすやすやと寝ている。
    まるで子供のように。あいつのほうが年上だってのにさ。それとも、恋人に対するものなのかもしれない。
    あるいは、「トモダチ」に向けたものなのか。

     俺たちの生活がこのままでいいのか。こんな時刻になると、よく考える。
    世間的に見れば、ふしだらで不健全な生活であることは間違いない。
    そして、Nという美青年を食い物にしていると言われても反論できない。
    だが、彼を俺の元から解放したからといって、どうなるっていうんだ?
    あいつは路頭に迷うだけだ。そればかりか、更なる絶望の淵に沈んでしまうだろう。

     あいつは一人で生きていけないばかりか、他人と上手く折衝していく術も知らない。
    プラズマ団という集団狂気から解放された後も、Nにとって世界は悪意に満ちたものであり続けた。
    それは、放浪生活の失敗によって、より強化されたに違いない。
    誰もがポケモンを愛し、真剣に向き合っているわけではない。
    多くの人間は自分のポケモンに対して無関心であり、モンスターボールの効果に安住して、
    自分にポケモンが従うことは当然と思っている。そして、そのことを意識してすらいない。
    ポケモンを虐げる人間、ポケモンを愛する人間、ある意味両極端な人間しか見てこなかった
    Nにとっては受け入れ難い現実だっただろう。だが、それを黙認していかなければ、
    「他人」とは上手くやってはいけない。だから、あいつの旅は失敗したし、絶望もした。

     もっとも、父親に利用されていたと知った時点で、人間への信頼なんてものは消し飛んだだろうが。
    それでも、一人では生きていけないから、一番信用できそうな俺に身を寄せたということだろうか。
    そして、俺に捨てられないように必死になって尻を振っている。そう考えれば、ただただ哀れだ。
    条件付の愛、その言葉が俺の頭に浮かんでは消える。世間で持て囃される無償の愛とは懸け離れたものだ。
    それどころか、虐待の代名詞ですらある。だが、あいつが無償の愛を信じることができないのは道理だ。
    彼は、虐待を受けて、育ったのだから。

     俺たちの関係は、愛情ではなく、依存で結ばれていると言われるだろう。
    ただ愛し合うのではなく、何か求める変わりに何かを差し出す。それは、世間では歪なものと看做される。
    Nは俺に庇護を求める代わりに体を差し出す。俺はNに温もりを求める代わりに寝床を差し出す。
    依存しているのはあいつばかりではない。俺もそうなのだ。貧しい母子家庭で、僅かな路銀を手に、
    徒手空拳でポケモントレーナーの道を歩み始めた時から、俺は放浪する身となった。
    その中で人肌を恋しく思い、条件付にしても、自分に愛情を向けてくれる存在が手元に欲しくなった。
    その条件に合致するのが男のあいつだったということだ。だから、この関係を解消するには、
    互いに絡みついた蔦を解き解すような難しさがある。

     本当は、俺だって、ただ依存するだけではない、普通の生活をNに与えてやりたかった。
    住居を与えた。戸籍も作った。学校にも通わせようとした。これは本人が拒んだから、
    今は通信制の高校に所属させている。だが、そういった俺の努力にも拘らず、
    あいつがまともな暮らしを手にする日は永久に来ない。

452 : 飼育(9/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:34:52 ID: QVi/QDnR
     カラクサタウンで初めて会った時、Nの姿、大人びた言動に相反する
    中性的で、悪く言えば未成熟な容姿に強い違和感を覚えた。
    プラズマ団の城で、あいつの育てられた部屋を見た時、違和感は不安に変わった。
    ふしぎのアメが床にポツリと落ちていたのだが、その時は、俺はその意味を考えることを拒んだ。
    だが、逮捕された七賢人や教団の「女神」たちの証言から、Nが置かれていた環境が明らかとなった。

     長らく一室に監禁されていたこと、そこで洗脳紛いの教育を受けていたこと、
    虐待されて凶暴になったポケモンたちと一緒に暮らしていたことは、
    既に聞き知っていたから、怒りこそあれ、驚きはなかった。しかし、明かされた情報は、
    それ以上に残酷な真実を俺に突きつけた。

     Nには複数の薬物が投与されていた。それも、幼少期から継続して。
    彼は生まれつきポケモンの声を聞くことができる特殊な能力を持っていた。
    それを失わせないようにするための措置だったと聞いている。
    幼児が成人の持ち得ない不思議な能力を持っていることは、科学的に証明されている通りである。
    その能力は成長するにつれ、消えていってしまうこともまた知られている。
    ゲーチスはそこに目をつけ、違法な薬物を使い、第二次性徴を押さえ込んだ。
    専門家の話によれば、そんなことをすれば、精神が正常に成長できず、
    社会適応に重大な支障をきたすとのことだった。

     その話を聞いた時、目の前が真っ暗になった。それまでは、プラズマ団から解放されれば、
    Nにも明るい未来があると思っていた。旅を通じて世界を知ることで、
    俺たちのように成長できると信じていた。しかし、彼は成長する機会を永遠に奪われていた。
    思春期は二度と訪れない。失ったものを取り返すことは決してできない。
    人類は思春期を経て人間になる。言わば「第二の誕生」によって、初めて一個の人間となる。
    Nは、そういう意味では、人間になることができなかったのかもしれない。
    「いびつで不完全な人間」というゲーチスの言葉を、あの時俺たちは否定した。
    けれども、非情な事実の前には、同情も正義感も無力だ。

     傷つき挫折することで、人間は成長するとはよくいったものだが、
    成長する礎の無い人間が傷ついても、成長が傷跡を埋めることはなく、ただ絶望するだけだ。
    今になって思えば、ポケモンと人間は一緒にいるべきだという考えにさえ、
    納得した様子を見せていなかった彼が、ポケモンを家畜や道具にしか思っていない、
    大多数の大人を目にした時、あるいは、単に人から悪意を向けられた時、
    その存在を認めて、自らを成長させることができるはずはなかった。
    彼の旅は、最初から失敗を運命付けられていた。道中で、否定され、打ちのめされ、
    希望も理想も失った。夢を奪ったのは、俺だ。

453 : 飼育(10/10)大窯蚕 : 2010/11/11(木) 21:35:48 ID: QVi/QDnR
     未来を絶たれたあいつにとって、唯一の安住の地が俺の家ということか。
    しかし、その俺でさえも、Nを人間として扱っているのか。自分でも疑問に思うことがある。
    事実だけ見れば、性欲の赴くままあいつを犯してきた。まるで奴隷のように、愛玩動物のように。
    俺もまた、Nという青年の魅力に狂い、道を踏み外してしまったのか。
    「君は、少しNの事は忘れたほうがいい。彼の人生全てを君が背負う必要はないんだ」
    「最近のトウヤ、おかしいよ。Nを追いかけて、どんどん、遠くに行っちゃいそうで、心配だよお」

     親友たちの言葉が脳裏に反響する。ごめんな、こんな所まできちまって。もう後戻りできないんだ。
    最近は、Nに普通の暮らしを与える必要は、別に無いのではないかと思う時がある。
    そんなことをして、俺に何の得がある。あいつがまともになるということは、つまるところ、
    今の関係が終焉するということだ。もがれた翼はそのままにしておけば、
    鳥が籠から逃げ出すことも無い。ずっと眺めることができる、ずっと愛でることができる、
    ずっと啼き声を聴くことができる。俺はあいつに蕩けてしまっている。

     そのことで、俺は厄介事を招くことも少なくないからといって、Nを手放したいとは思わない。
    とても手前勝手な事だが、そのことを咎める人間も最早存在しない。あいつ自身を除けば。
    なら、尚更、あいつに今の生活が間違ってるなんて、思わせるわけにいかない。
    狂気は狂気のままに、絶望は絶望のままに、依存は依存のままに、今の暮らしのまま生きていけばいい。
    明日はいずれ訪れるのだから。悩ましいの思考の果てに、結局は現状維持に行き着く。
    「N、すまないな」

     あいつは無邪気な顔のまま眠っている。俺はそっと頬に口づけする。
    こうして、日は、何事も無く、更けていくのだった。