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少年戦士ジリオン番外編:ベネド=アーウェントール②

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匿名ユーザー

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627 : 名無しさん@ピンキー : 2011/01/14(金) 00:09:07 ID: VnrQqI6I

    「少年戦士ジリオン番外編:ベネド=アーウェントール②」


    「んぶっ……ううあっ…はひゃう!!」
    意味不明の言葉が、息と一緒に口から漏れていく。
    行為を始めてから勃ちっぱなしのおちんちんは、嬉しそうにしゃくり上げ続けている。
    「ベネド…そなたは美しいな…どんな時も……」
    「…あ、ありがとうございます!!」
    ボクに圧し掛かっている男性――皇帝陛下に、精一杯気持を伝えた。
    出合って一月半。体を重ねるのはこれで4回目。
    でも長年付き添った恋人みたいに、ボクの体は陛下と馴染んでいる。
    ………なんて傲慢な思い上がりかな。
    「ふふっ…何を考えている。余のことか?」
    「えっ!?あの…その…うひゃぁっ!」
    心を見透かされたような感じで、びっくりしたボクを陛下が思い切り突き上げになった。
    脳味噌の奥の奥で、電気がはじけたような感覚が走る。
    それでも全然イヤじゃないのは、きっと陛下がご相手だからだと思う。
    「んんあっ…きゅう…」
    「図星か?可愛いなそなた本当に」
    陛下の顔が緩む。公の場のご尊顔とはまた違う笑顔。
    ご家族方や後宮の女性方しか、知らない陛下の表情を知っている。
    そう考えるとろくでもない貧乏貴族のボクには、もったいない程の厚遇だ。
    「どうされたいベネド?」
    「もっと…もっとお願いします…突き刺してかき乱してください…」
    ボクの卑猥で失礼なお願いに、陛下は無言で頷いて体を被せる。
    今でも結構奥に来てるんだけど、それより更に腸の先へと陛下のものが進んだ。
    嬉しさなのか、単に生理反応なのか、体中がきゅうって締まる気がする。
    「あっ…あっ…んんっ!」
    「ふっ……その乱れた顔…たまらんな」
    陛下がボクの顔の方に体を寄せて、唇と唇が重なった。
    抵抗できるはずも無い。陛下の唾液はとてもとてもお甘い気がする。
    「……行くぞ。最後まで」
    「は………い」
    出来るだけ強く頷く、陛下が行かれるなら、どこまでも付いていきたいと思いながら。

    「ベネドよ、起きているか?」
    「はい」
    行為が終わった後、ボクは陛下の隣に寝ている。
    セックスそのものより、この時間の方が楽しいかもしれない。
    「ベネドよ、そなたに見せたいものがあるのだが」
    「見せたいもの…ですか」
    予想をしていなかった言葉に、思わずそのまま質問を返してしまう。
    「そうだ。是非に名」
    是非に……一体なんだろう?陛下ほどの方がボクなんかに見せたいこと。
    正直言ってそんなことが、全然思い至らない。
    「うむ、詳しくは後で言うので、余の所に来てくれ」
    陛下のいるところって言ったら皇居?
    テレビで見るだけだった、あの皇居に呼ばれたの?
    「それはご皇居に?」
    「そうだ。話はしておくのでな三日後に来てくれんか」
    「は…はい!」
    そう言うと陛下は、戸惑ったままのボクを残して帰ってしまわれた。

628 : 名無しさん@ピンキー : 2011/01/14(金) 00:10:24 ID: VnrQqI6I
    「なんだお前は?………なに、陛下に呼ばれただと?」
    訝しげな表情でボクを見る衛兵さん。仕方の無い事だと思う。
    こんな惨めな顔をした子供、拝謁用の礼服を着ていなきゃ逮捕されてるかもしれない。
    それでも拝謁用の礼服を着て、皇居にいるのはちょっと高揚感がある。
    「ここで少し待っててくれ」
    事務的にそう言われ、待つこと十数分。
    確認を終えた衛兵さんがボクを連れて、敷地内に入っていく。
    キョロキョロするのは行儀が悪い。そんな事は知っているけど顔は動いてしまう。
    広大な敷地ときらびやかな建物。テレビで知ってはいたけど、実物はやっぱり凄い。
    陛下のおわす所なのだから、当然といえば当然かもしれないけど。
    「こっちだ」
    「あ……は、はい!」
    呆けたような僕を促して、衛兵さんが歩を進める。
    その速いペースに何とか付いていくと、どんどん人気のない方へと連れて行かれる。
    「あ、あの一体どこに?」
    「…ここだ。降りてくれ」
    衛兵さんが地下へと続いている階段を指差す。
    何だか下は薄暗い。とても失礼だけど、なんだが別の世界への階段みたいだ。
    「俺は戻るが、下に降りたら説明がある」
    尚も事務的に衛兵さんは言って、スタスタと戻ってしまう。
    うーん、でも陛下に呼んで頂いたんだから!
    そう覚悟を決めて階段を降りていく。位置が下がるたびに、少しづつ暗くなる。
    永遠に続きそうな階段も終わって、ボクは平たい地面についた。
    「すいませーんっ!」
    黒いドアを開けて中に入る、この地下室に陛下がおられるのだろうか?
    「誰かいませんかぁ?」
    ドアの中はちょっと薄暗い。完全な暗闇ではないけど、それが余計に不気味な印象を与えた。

    「君がベネド君かい?」
    「っ!?」
    あらぬ方向から声が聞こえて、思わずボクは爪先立ちになった。
    びっくりしたまま声がしたほうをゆっくりと見る。
    「その銀髪……間違いないみたいだな」
    「はい…ボクがベネド=アーウェントールです」
    ボクに声を掛けたのは、痩せ気味で眼鏡をした人だった。
    てっきり陛下がおられると思ったのに…話が見えない。
    「あの、陛下は?」
    勇気を出して質問する。男の人は無表情でボクを見下ろしている。
    「すぐ、会えるさ。だがその前に君にみてもらう事がある」
    一転して笑顔を作って、男の人はそう言った。
    頼みたい仕事ってその事だろうか?でもボクに、見てもらう仕事ってなんだろう。
    「なんでって顔してるな。だが、難しい話ではないよ」
    笑ったまま男の人が手を上げた。そしてそれに合わせる様に、薄暗い部屋に明かりが灯る。
    (うっ、眩し……んっ、アレは?)
    明るくなった部屋の中に目に付くもの。男の人が立っている場所の先に、貼られているガラス。
    まるで水族館の物みたいにだけど、何も見えない。だけど下方向に奥行きが見える。
    どうやらここより地下があるみたい。そしてそこにボクに見せたいものがあるんだ。
    「そこでは見えないだろう、ガラスに近付いて」
    言われて近づく。厚めのガラスを覗き込み下を見下ろす。

629 : 名無しさん@ピンキー : 2011/01/14(金) 00:12:02 ID: VnrQqI6I
    「えっ………ああっ…!?」
    目に入ってきた光景に、ボクは絶句してしまった。
    眼科では多くの人たちが縛められ、拷問としかいえない仕打ちを受けている。
    鞭打ち、水攻め、吊るし、石抱き……皆とても苦しそうな顔だ。
    責められてるのは大人の女性が多いけど中には、ボクと同じくらいに見える男の子もいる。
    彼ら彼女等の絶叫は、防音ガラスに遮られボクの耳には届かない。
    罪人の人たちなのかとも思いはしたが、こんな所に刑務所があるとは思えない。
    「どうかね?」
    「ど、どうかねっていわれても……」
    何と答えればいいのか分からない。一体この光景はなんなんだ?
    「…彼らは我が帝国に敗れた星の民だ」
    疑問だらけのボクに、男の人はそう学校の先生のように教えてくれた。
    敗れた星の民?確かに帝国は、年中のように戦争してるけれど。
    「敗戦民をこ、こんな扱い…」
    「意外かい?もうずっと続いているのだがね、陛下の命で」
    陛下がこんな人を人と、思わないような事を……?
    「彼らはここで帝国に忠誠を誓い、奴隷として出荷される。当然、肉体労働用ではない」
    肉体労働用じゃない奴隷。答えは一つ、性目的だ。
    よくよく見れば拷問だけじゃなくて、犯されている人も沢山いる。
    前にクラブにいたとき、噂だけは聞いたことがあったけど。
    「無論非合法だがね…貴重な収入になるし、上玉は陛下にも献上される」
    確かにこれだけの性奴隷を売れば、かなりのお金になる。
    でも、でもあんなにお優しい陛下が、他星の人間とはいえこんな事をしてるなんて。
    この光景が現実のような気がしない。悪い夢を見ているかのような錯覚を覚える。
    「顔色が悪いな。君の年では受け止めきれないかな?しかし、これはまぎれもない事実だよ」
    男の人の声もどこか遠くに感じる。言うとおり、ボクには受け止めきれない。
    押さえのきかない感情が胸の中で、グルグルといつまでも渦を巻いた。

    「はぁ……」
    上等なベッドの上で、ボクは溜息をついた。
    あの後通されたこの部屋。あの地下室とは天国と地獄ほど違う。
    もうすぐ陛下がおこしになる。体の準備は出来ているけど、心はまだ整理がつかない。
    「一体何て言えばいいんだろう?」
    あんな事は辞めるべきと、換言すべきなのだろうか。
    それともボクの立場を弁えて、黙っているのが正しいんだろうか。
    「分からないよ…」
    キリが無い自問自答。だけどそれは、いつまでも続けられなかった。
    「ベネド、遅くなったな」
    扉を開けて部屋に入ってきたのは陛下。
    気持ちが混乱していても、陛下と会うと自然に顔がほころぶ。
    「いえ、お仕事ご苦労様です」
    「そなたに言われると、疲れも消えるよ」
    上着を脱ぎながら、陛下がボクの隣に腰を下ろす。
    ボクはお召し物を畳んで、ベッドの脇に置いた。服からは陛下の匂いがする。
    「ところで…地下室には行ったかな?」
    「……はい…」
    僕の肩を優しく抱いて、陛下がボクに問い掛ける。
    「そうか……で、どう思った」
    「………分かりません…いけない事とも思いますけど、そんな綺麗ごと…」
    そうボクの綺麗ごとなんて、陛下の政の前では意味があるかは自信が無い。
    「綺麗ごとか…だが、そなたの考えは正しい。余はまるで畜生のような事をしている」
    陛下のお顔が曇る。やっぱり楽しんであんな事を、なされている訳ではないんだ。
    それが分かっただけでも、心は少し晴れる。
    「しかしそれでも、必要なのだ帝国と、銀河統一の為にな」
    更に陛下がお顔を歪める。苦しんでおられるんだ。
    帝国による銀河統一。それが陛下のご目標。
    途方もないといえば途方も無い。だけど陛下が言うなら、現実味を感じる。

630 : 名無しさん@ピンキー : 2011/01/14(金) 00:12:51 ID: VnrQqI6I
    「…陛下、そんな事仰らないで下さい…」
    向きを変えて陛下と顔を合わせる。答えが出た。
    「とても緩慢ですけど、ボクにもお苦しみを、背負わせてください」
    「ベネド…」
    「それも貴族である、ボクの勤めだと思うんです。なんの根拠もありませんが…」
    ボク個人の考えなんて下らない。陛下の野望に付き従う。
    そして苦しんでおられるなら、少しでも負担を減らせるようにする。
    「……そうか、嬉しいぞ!」
    陛下にギュッと抱きしめて頂く。とてもとても暖かい。
    ああ……っそうだよ、ボクは一体何を悩んでたんだろうか。
    陛下のなさることに賛同して、ついて行けばいいんだ。そう何度も、思ったじゃないか。
    暖かさを感じながらボクは陛下の胸に体を預けた。

    「ベネド、始めるぞ」
    「…分かりました。どうかご満足されるまで……」
    体を浮かしたボクに、服を脱がれた陛下が圧し掛かる。
    陛下が腰をすっとつき出すと、ボクのお尻の入り口は何時ものようにあっさり広がった。
    「んやっ…うああっ!」
    ずぶっ、ぬちゃって音が聞こえた。もうボクのおちんちんはガチガチ。
    陛下との間を別け隔てる薄い肉越しに伝わる感触。これを味わえば毎回こうだ。
    「今日は一段と吸い付きがいいなベネド」
    「そうですか?嬉しいです!」
    腸の中で動き始める熱い物。尖った亀頭も、その下の部分も全部が気持ちいい。
    内壁を擦られて、強烈な痺れが全身を駆け巡る。
    それに応える様にボクのおちんちんが、悦びの涎を行儀悪くたらしてく。
    皮をかぶった粗末な銃口から、透明の液があふれ肉棒全体を伝う。
    「ふぅああっ……気持ちいい…おかしくなっちゃいそうです!」
    「狂えばいい、この時だけな」
    突き上げが一層激しくなる。その度に目の前に星が見える。
    今体の中にある快楽のスイッチを、何度も何度も押されているんだ。
    ホントに快感に溺れて、狂ってしまうような気がした。
    「うああっ、くっ、ひうあああっっ!!」
    快感が強烈過ぎて、思わず天を仰ぐ。お尻と腸は限界だって、きゅうきゅう言ってる。
    「そなたは本当に素晴らしい、体だけでなく心でも余に尽くしてくれる」
    「…ありがとうございます……んんうぁっ!!」
    「その対価が精液では笑えんがな」
    そんな事無い!!陛下のお気持ち、分かってるつもりです!
    そう言おうとしたけど限界間近のボクは、意味を成さない言葉にしか言えなかった。
    「んぶうぅ、くああっ!」
    「好きだぞベネド」
    ボクもです、という暇もなく、唇を陛下がご自分のお口で塞ぐ。
    それとほぼ同時陛下のものが膨らんだ。お出しになられる、寸前のサインだ。
    ああ……っ、嬉しいなあ涙が出ちゃう。この嬉しさには慣れたくない。
    「ううんっ…ふぅあ…」
    腸が放出された液体で、さらに押し広がった。
    熱い熱い熱い。内臓が火傷しちゃうよ、陛下も今日は何時もより凄いじゃないですか。
    口を合わせたままで、混ざった唾液を飲み込む。
    放出しても陛下の動きは止まらない。出した精液を塗りこめるように、まだまだ突き上げる。
    「クフウッ、ンクッ!」
    「ウウッ…アンッ…」
    陛下に少し遅れて、ボクも頂点に達した。陛下のお腹の下辺りに、ボクの白い液体がつく。
    「ふっ、汚しあいはそなたとしかできんな」
    「ごめんなさい…でもボクは、汚れるなんて思ってませんから」
    キスが終わって、偽らざる気持ちを伝える。
    ボクは陛下を汚してしまっているけど、陛下はボクにお情けをくれていると思っている。
    「…本当にそなたは余を喜ばせてくれる…!」
    嬉し涙で滲む陛下のお顔は、笑っているように見えた。

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