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生まれてこのかた漫画とゲームしか消費してこなかったサル(雄)が、留年を機にごくありきたりな焦燥に駆られ、周辺の「それっぽい」本を片っ端から手にとり、「amazon」の協調フィルタリングや「あの人検索」のつなぐリゾームに身を任せながら、消化した本とその傾向を随時書き留めるために作られている。

それぞれの「それっぽさ」はその時々の関心に他ならない。が、どうせ僕はサルなので、「活字に対する視覚的訓練」に適していそうなものであるか、ないかでしかないのだろう、当面のところ。
とりあえず漢字(画数が多いのとか、15画以上なんてもう無理)が圧縮された図形郡を、ちゃんと順番どおり読めたり、それによって頭が痛くなったりしなくなれば、ほぼ目的は達成できたといっていい。
あるいは世間様の言うように、頭が「よく」なれば尚良い。ウレションの嵐だろう。
(サルだからといって糞を投げたりはしない。種別がある。)

また、ある時はレビューめいたものを書くかもしれない。
が、それらはあくまでも覚えたての言語を、シンバルをシャンシャンやるように衝動的な演習で再現しようという他愛も無い、まさしく動的な行為に他ならない。むしろ可愛い。
つまりは、何かのメッセージ性や、見知らぬ誰かに向けて発散させているような類のものは最初から持ち合わせては居ない。すくなくとも、こちら側はそういうつもりはない。
上記のように「言語」、あるいは「内容」を誤読や不足した理解によって、一方的に解釈し、それを手がかりにこのサルが、その本のタイトルと著者名ぐらいは条件付けて覚えていられるようにするための、いわば知覚的訓練の一環でしかないのだ。
仕方がない、サルなのだから。

だが、コメントは随時受け付けている。
リンクや、トラックバックももちろんのこと。
拒否したり否定する理由はない。というかわからない。

「その理解は間違っている」
「その届き方は(「いきなり●●に手を出すなんて~云々」)間違っている」
「次に読むべくはこれだったのでは」

こういうコメントであった場合は、僕はサルなので、容易に傾くし、傾いたことにも無自覚なまま、教えの通りの消費を次の記事で試みるだろう。
というか、そういうコメントをこそ期待する。
まぁないだろうけど。相手、サルだしね。
(h21,6,17)
最終更新:2009年06月17日 20:37