「魔法戦記リリカルなのはForce第1話」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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<p>出会いが絆が紡ぐ新たな物語――<br />
”リリカルなのは“シリーズ新章LIFT OFF!</p>
<p>人と魔導との出会いは果たして幸福であったか否か<br />
かつて世界に争いを起こしたのが巨大な魔導の力ならば<br />
争いを止めたのも また同じ魔導の力だった<br />
世界はいま片時の平和の中のにあり 答えは今だ出ていない</p>
<p>シスター「はい…ミッドチルダ宛ての電信絵葉書の送信ね」<br />
トーマ「うぃっス」<br />
シスター「旅行中?」<br />
トーマ「はい」<br />
シスター「いいわね、今日はどこまで?」<br />
トーマ「この先の鉱山遺跡で宝探しと」</p>
<p>Record01:「Engage(エンゲージ)」</p>
<p>トーマ【前略、スゥちゃんお元気ですか?俺は一昨日からルヴェラの文化保護区に入りました。<br />
ワガママ言って許して貰ったひとり旅も残りあと3か月。<br />
保護区内は次元間通信が不安定なのであんまり連絡できませんが】<br />
トーマ「なースティード、到着は夜になるかな」<br />
スティード「そうですねトーマ、食糧の準備は充分で?」<br />
トーマ「もちろん」<br />
トーマ【俺は元気でやってます(スティードに教わって勉強もちゃんとやってます)<br />
約束通り旅行の間に世界を見て回って自分の答えを見つけます】<br />
トーマ「おー!やっと見えた!」<br />
スティード「お目当てのルヴェラ鉱山遺跡ですね」<br />
トーマ「うん」<br />
スティード「ですがもう夜です。野営できる場所を探しましょう」<br />
トーマ「だな」「先客かな、今明かりが見えたような」<br />
スティード「こんな辺鄙な場所に?」</p>
<p>女研究者「機材とデータの搬出は終了です。後はマテリアルですが」<br />
男研究者「廃棄処分だ、ここに捨てていく」<br />
女研究者「献体はともかくシュトロゼックもですか?」<br />
男研究者「できそこない一基にいつまでも関わっておれんよ。向こうで銀十字(こいつ)の保有者を書き換えれば済む」</p>
<p>スティード「引っ越しにしては物騒ですね」<br />
トーマ「関わり合って得はねーな。このままこっそり…」<br />
リリィ『痛イよ。苦シいヨ』<br />
トーマ「あ、つっ!!」<br />
スティード「トーマ!?」<br />
トーマ「いて、いてて…っ。この声念話…!?」<br />
スティード「!?私には何も」<br />
トーマ「あの奥…助けてって言ってる!」<br />
スティード「トーマ、あなたまさか」<br />
トーマ「助けてって言ってる」<br />
スティード「――ですよね。ただ、あなたがケガをすると私も彼女に怒られますので」<br />
トーマ「オーライ相棒(バディ)うまくやるさ」</p>
<p>トーマ「うお…ッ!ここ研究施設…?」<br />
スティード「それもだいぶヤバイ方向の」<br />
リリィ『痛い、よ』<br />
トーマ「痛いのすぐに止めてあげるから」「――解け」「!?あッ!づ…っっ!」</p>
<p>男研究者「侵入者!?」<br />
女研究者「何者かがシュトロゼック-4thに接触!それにこれはリアクトの反応!?」<br />
リリィ『だめ、痛いよ、怖いよ、寂しいよ、来ちゃだめ』<br />
トーマ「大丈夫…泣かないで。俺がいますぐ助けるから」「!!」<br />
「てて…っ、大丈夫ッ!? !!!全裸!?き…!着るもの!スティードなんか服っ!!」<br />
スティード「それらしきものならここに」</p>
<p>男研究者「失態だ。安置室を熱焼却処分!シュトロゼックと侵入者ごとだ!!」<br />
機械音声「警告、警告。感染災害の危険発生。これより熱焼却処理を行ないます。<br />
トーマ「しょ、焼却ッ!?」<br />
スティード「困りましたね、暑いのは苦手です」<br />
機械音声「近隣ブロックの職員は至急避難を」<br />
トーマ「手伝えスティード!」<br />
スティード「オーライトーマ」<br />
機械音声「カウント6」<br />
スティード「Protection」<br />
トーマ「あの、いきなり飛びこんできてこんなことになっちゃって本当にゴメン」<br />
機械音声「5」<br />
トーマ「でも大丈夫。きっと助けるから」<br />
機械音声「4」「3」「2」「1」<br />
リリィ「誓約(エンゲージ)」<br />
機械音声「0」<br />
男研究者「やったか!?」<br />
機械音声「プラズマアーク正常作動!」<br />
男研究者「いかなる防御をしようと人間が生存することなど――生きている。<br />
あれが完成したのなら!金属が沸騰する温度の中でも活動しうるッ!!そういうものを!<br />
我々は!造り出そうとしていた!!」<br />
ディバイダー966「E-C DividerCode-966」「StartUp」<br />
トーマ「――ディバイド、ゼロ」ドゴッ ズドン</p>
<p>スティード「トーマ、トーマ!」<br />
トーマ「んあ、え、あれッ!?」<br />
スティード「大丈夫ですかトーマ。それになんですか?そのイカした格好は?」<br />
トーマ「うおお!なんじゃこりゃあ―!!」「あ」「おお!」「――あれ、なんだこの腕輪」<br />
「ああごめん。大丈夫?」「俺、トーマ・アヴェニール。名前聞いても?｝<br />
リリィ「リリィ、です。リリィ・シュトロゼック」<br />
トーマ「リリィ。いいね、かわいい名前だ」「と、とりあえず安全な場所まで出よう!スティード周辺チェック!」<br />
スティード「オーライ、トーマ」</p>
<p>同時刻 第12管理世界フェディキアStワレリー港</p>
<p>シャーリー「お疲れ様です。フェイトさん、ティアナ執務官。押収物には該当しそうな品ありませんでした」<br />
フェイト「そう、銀十字もディバイダーもここじゃなかったか」<br />
ティアナ「「エクリプス」の感染者を出すわけにはいきません」<br />
フェイト「うん。もしも感染者が出たのなら、なんとしても捕獲しないと」</p>
<p>To be conntinued Record02:「Lily-Strosek(リリィ・シュトロゼック)」</p>
<p>出会いが絆が紡ぐ新たな物語――<br />
”リリカルなのは“シリーズ新章LIFT OFF!</p>
<p>人と魔導との出会いは果たして幸福であったか否か<br />
かつて世界に争いを起こしたのが巨大な魔導の力ならば<br />
争いを止めたのも また同じ魔導の力だった<br />
世界はいま片時の平和の中のにあり 答えは今だ出ていない</p>
<p>シスター「はい…ミッドチルダ宛ての電信絵葉書の送信ね」<br />
トーマ「うぃっス」<br />
シスター「旅行中?」<br />
トーマ「はい」<br />
シスター「いいわね、今日はどこまで?」<br />
トーマ「この先の鉱山遺跡で宝探しと」</p>
<p>Record01:「Engage(エンゲージ)」</p>
<p>トーマ【前略、スゥちゃんお元気ですか?俺は一昨日からルヴェラの文化保護区に入りました。<br />
ワガママ言って許して貰ったひとり旅も残りあと3か月。<br />
保護区内は次元間通信が不安定なのであんまり連絡できませんが】<br />
トーマ「なースティード、到着は夜になるかな」<br />
スティード「そうですねトーマ、食糧の準備は充分で?」<br />
トーマ「もちろん」<br />
トーマ【俺は元気でやってます(スティードに教わって勉強もちゃんとやってます)<br />
約束通り旅行の間に世界を見て回って自分の答えを見つけます】<br />
トーマ「おー!やっと見えた!」<br />
スティード「お目当てのルヴェラ鉱山遺跡ですね」<br />
トーマ「うん」<br />
スティード「ですがもう夜です。野営できる場所を探しましょう」<br />
トーマ「だな」「先客かな、今明かりが見えたような」<br />
スティード「こんな辺鄙な場所に?」</p>
<p>女研究者「機材とデータの搬出は終了です。後はマテリアルですが」<br />
男研究者「廃棄処分だ、ここに捨てていく」<br />
女研究者「献体はともかくシュトロゼックもですか?」<br />
男研究者「できそこない一基にいつまでも関わっておれんよ。向こうで銀十字(こいつ)の保有者を書き換えれば済む」</p>
<p>スティード「引っ越しにしては物騒ですね」<br />
トーマ「関わり合って得はねーな。このままこっそり…」<br />
リリィ『痛イよ。苦シいヨ』<br />
トーマ「あ、つっ!!」<br />
スティード「トーマ!?」<br />
トーマ「いて、いてて…っ。この声念話…!?」<br />
スティード「!?私には何も」<br />
トーマ「あの奥…助けてって言ってる!」<br />
スティード「トーマ、あなたまさか」<br />
トーマ「助けてって言ってる」<br />
スティード「――ですよね。ただ、あなたがケガをすると私も彼女に怒られますので」<br />
トーマ「オーライ相棒(バディ)うまくやるさ」</p>
<p>トーマ「うお…ッ!ここ研究施設…?」<br />
スティード「それもだいぶヤバイ方向の」<br />
リリィ『痛い、よ』<br />
トーマ「痛いのすぐに止めてあげるから」「――解け」「!?あッ!づ…っっ!」</p>
<p>男研究者「侵入者!?」<br />
女研究者「何者かがシュトロゼック-4thに接触!それにこれはリアクトの反応!?」<br />
リリィ『だめ、痛いよ、怖いよ、寂しいよ、来ちゃだめ』<br />
トーマ「大丈夫…泣かないで。俺がいますぐ助けるから」「!!」<br />
「てて…っ、大丈夫ッ!? !!!全裸!?き…!着るもの!スティードなんか服っ!!」<br />
スティード「それらしきものならここに」</p>
<p>男研究者「失態だ。安置室を熱焼却処分!シュトロゼックと侵入者ごとだ!!」<br />
機械音声「警告、警告。感染災害の危険発生。これより熱焼却処理を行ないます。<br />
トーマ「しょ、焼却ッ!?」<br />
スティード「困りましたね、暑いのは苦手です」<br />
機械音声「近隣ブロックの職員は至急避難を」<br />
トーマ「手伝えスティード!」<br />
スティード「オーライトーマ」<br />
機械音声「カウント6」<br />
スティード「Protection」<br />
トーマ「あの、いきなり飛びこんできてこんなことになっちゃって本当にゴメン」<br />
機械音声「5」<br />
トーマ「でも大丈夫。きっと助けるから」<br />
機械音声「4」「3」「2」「1」<br />
リリィ『誓約(エンゲージ)』<br />
機械音声「0」<br />
男研究者「やったか!?」<br />
機械音声「プラズマアーク正常作動!」<br />
男研究者「いかなる防御をしようと人間が生存することなど――生きている。<br />
あれが完成したのなら!金属が沸騰する温度の中でも活動しうるッ!!そういうものを!<br />
我々は!造り出そうとしていた!!」<br />
ディバイダー966「E-C DividerCode-966」「StartUp」<br />
トーマ「――ディバイド、ゼロ」ドゴッ ズドン</p>
<p>スティード「トーマ、トーマ!」<br />
トーマ「んあ、え、あれッ!?」<br />
スティード「大丈夫ですかトーマ。それになんですか?そのイカした格好は?」<br />
トーマ「うおお!なんじゃこりゃあ―!!」「あ」「おお!」「――あれ、なんだこの腕輪」<br />
「ああごめん。大丈夫?」「俺、トーマ・アヴェニール。名前聞いても?｝<br />
リリィ「リリィ、です。リリィ・シュトロゼック」<br />
トーマ「リリィ。いいね、かわいい名前だ」「と、とりあえず安全な場所まで出よう!スティード周辺チェック!」<br />
スティード「オーライ、トーマ」</p>
<p>同時刻 第12管理世界フェディキアStワレリー港</p>
<p>シャーリー「お疲れ様です。フェイトさん、ティアナ執務官。押収物には該当しそうな品ありませんでした」<br />
フェイト「そう、銀十字もディバイダーもここじゃなかったか」<br />
ティアナ「「エクリプス」の感染者を出すわけにはいきません」<br />
フェイト「うん。もしも感染者が出たのなら、なんとしても捕獲しないと」</p>
<p>To be conntinued Record02:「Lily-Strosek(リリィ・シュトロゼック)」</p>
