魔法戦記リリカルなのはViVid 第1巻後書き

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<p>ViVidのあとがき 都筑編</p> <p>ViVidは「スポーツ格闘少女まんが」です</p> <p>本作がコンプエース誌上で連載が決まったのは、実はわりと急な話でした。<br /> そんな中、作画を、当時「ネギま!?neo」でブレイク中だった藤真先生にお願いできると言う事が決まって<br /> ヴィヴィオを主役にして、シリーズの原点回帰っぽい、2人の少女を主軸に置いたお話にしようと言う事がその時に決定しました。<br /> で、自分の作品作りは、上記のようなメインの項目が決まった後に「実際どういった話にするか」は既存のジャンルを2つ3つ錬金釜に放り込んで<br /> 「ちょっと変なジャンル」を練成することから始まります。</p> <p>ViVidの時に釜に入れたのは「少女と少女の心の触れあい、そして成長もの」と「スポーツとしての格闘技」でした。<br /> アニメのリリカルシリーズは、比較的「重くて痛い」事件がベースにあります。<br /> (そんな中、誰よりも強い大人になりたいと願い、ある意味で「そうなる必要があった」少女がシリーズの主人公であり、<br /> 本作主人公ヴィヴィオの母親「高町なのは」その人なのですが)</p> <p>でも「ViVid」では、重くて痛い話はなるべく避けよう、というのをメインテーマとして置きました。<br /> 同時連載中の「Force」がわりと重痛い展開になるからというのもありましたが、戦争や、人殺しや、悲惨な事件や心と体を重く傷つけ、<br /> 深い傷跡を残すような「戦い」でなくても心のありかた、悲しみに立ち向かう強さを描くことはきっとできるということ。</p> <p>技と心を磨いて、定められたルールの中で相手と競い合い、高めあう。<br /> そんな「ピュアスポーツとしての戦い」の面白さと清清しさを、この作品では主軸として書けたらいいなと思っています。</p> <p>まあそんな固い話はさておいて、ヴィヴィオを中心とした、<br /> どこかゆるっとしたこの平和な「次世代型魔法少女」の空気を楽しんでいただけたら、それだけで幸せです。</p> <p>きっと長いつきあいになるこの作品、藤真先生と一緒に、リリカルマジカルがんばります。 </p> <p>ViVidのあとがき 藤真編</p> <p>この度は「魔法少女リリカルなのはViVid」第一巻を手に取っていただき誠にありがとうございます!</p> <p>連載開始当初、藤真は他誌での連載を2本抱え月刊3本の連載をしており<br /> かなり必死な思いで漫画を描いていたのを思い出します。今でもあまり変わりませんが(笑。</p> <p>それでも「ViVid」におきましては雑誌連載当初からみなさまのハガキなどの<br /> 応援、かなりの反響を頂き、勇気づけられながらここまでやってくることが出来ました。<br /> 本当に本当にありがとうございます!<br /> そのため雑誌では沢山の付録を付けて頂くことが出来ました。<br /> 下敷きに始まり、クリアファイル、ポスター、スティックポスター、カレンダー、<br /> 最後のカレンダーにつきましては全部ではないものの、これまでのカラーが沢山使われているので是非見て頂けると嬉しいです。</p> <p>この連載のお話を頂いたとき、「魔法少女リリカルなのは」の新作を漫画で、ということ、<br /> 「なのは」、「フェイト」の娘である「ヴィヴィオ」を主人公にする、ということで、<br /> もちろんこれまでのシリーズを全話見ている自分としては、話を聞いているだけで緊張とワクワクが止まりませんでした。<br /> 都筑先生から第一話のシナリオを頂き読み終えて、ああ、まさしく自分は「なのは」を描くんだ。とドキドキしながら描きましたね。<br /> そんな緊張感も伝わっていただけるといいなと思います。</p> <p>そして新作、ということでもちろん新キャラも登場しています!「<br /> アインハルト」「リオ」「コロナ」この3キャラについては藤真がデザインを担当させていただきました。<br /> ブログ等にも描いたことがありますが、中でもアインハルトは都筑さんに<br /> シナリオ案をもらって読んで、直後にはキャラ案がもう出来ていました。<br /> そのくらい印象の強いキャラでしたね。<br /> 都筑先生にもお会いしたときに、実はもう描いてあるんです。と(笑。都筑先生にも一発OKを頂いた奇跡のキャラです。<br /> この3人が今後、ヴィヴィオと一緒にどう成長していくか、楽しみにして頂ければ幸いです。<br /> アインハルトはもちろん、コロナとリオについてもいろいろ活躍があるらしいですよ(コソっ。<br /> 長期連載も決まっていますよ(コソコソっ。</p> <p>また「なのは」につきましてはこの「ViVid」にとどまらず、いろいろとやらさせて頂いています。<br /> 「ラジオストライカーズHPトップ画像」、「ラジオストライカーズ体験リポート漫画」<br /> 「なのはASポータブルイラストストーリー(絵)」「劇場版しおりイラスト」などなど。<br /> これからもいろいろあるかもしれませんので、そちらのほうも見て下さいね。</p> <p>それでは、これから長いお付き合いになると思います。「魔法少女リリカルなのはViVid」、<br /> 作品のほうはゆるっと、そして時には熱く!と言う感じですが、<br /> こちら制作サイドではガンガン熱く(笑、がんばっていければと思いますので、今後ともよろしくお願いします!!</p>

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