融合騎(1)古代ベルカの叡智が生み出した、騎士を補助する人格型デバイス。「ロード」と呼ばれる術者と「融合」することで、圧倒的な感応速度を持って魔法管制を行い、ロードを強力に補助する。融合には「適性と相性」という要素が存在し、ロードと融合騎の融合相性は極めて微妙なバランスの元に成り立っている。初代リインフォース(闇の書の意志)のような初期の融合騎は人間と同サイズだが、開発後期においてはアギトのような小型サイズが主流となった歴史があり、リインフォースIIのサイズはそれを参考に設定されている。
融合騎(2)等身大サイズのメリットは、単身で「武器・徒手戦闘」が行えること、融合後に、重傷を負ったり意識を無くしたロードを内部空間に保護し、融合騎自身が活動する「入れ替わり」が可能なことがあげられるが、融合相性は極めて厳密。小型は単身での近接戦闘や入れ替わりが行えないかわり、融合相性に若干の余裕を作りやすく、適合相性が良い複数の相手と自由に融合、活動することが可能となる。融合騎にとって「ロード」は特別な存在であり、ロードやその仲間たちのために行き、ともに戦ってゆくことを「生きる意味」と感じる者がほとんど。アギトもリインフォースIIも、それは同様である。
シスターシャッハ&双剣ヴィンデルシャフトカリムの秘書にして護衛、近代ベルカ式陸戦AAランクを保有する武装シスター、シャッハとその武装、ヴィンデルシャフト。ヴィンデルシャフトは独特なグリップ形状を持つ平型の剣で、二刀一対で使用する「双剣」。グリップ形状を利用した回転力を加えての切断をはじめ、自身の肉体の延長として扱う攻防一体の武具として、シャッハは子供時代からこの武装を愛用している。
ヴィヴィオ謎の少女。現時点で判明している事実は「人造魔導師素体として生み出されたらしい子供」ということのみ。名前や言語といった記憶があることから、人工授精による培養児ではなく、出生については何らかの秘密があると見られている。左右色違いの瞳は、様々な世界で時折見られる身体特徴。左右の瞳で色素量が異なるために発生し、ほとんどの場合、片目は色素「赤」になる。古代ベルカでは「聖者の印」として尊ばれた歴史がある。
「預言者の著書」プロフェーティン・シュリフテン古代ベルカ式、カリム・グラシアの保有する稀少技能。タイムパラドックスの観点からも、「未来の知識を知る」という形の「予言」は否定されているが、この能力は世界中に散在するあらゆる「情報」を統括・検討し、そこから予想される事実を詩文形式で導き出すという、「データ調査・管理系」に分類される魔法技能であるとの研究が成されている。教会や管理局の関わる「事件」に関する預言が多く現れるのは、各世界の各地に散在する管理局のデータベースや教会からデータを収集しているためとの見識も提出されてもいる。「占い程度」とカリムは謙遜するが、大規模な災害や大きな事件に関しての的中率は高く、クロノの言う「見識者からの予想情報」として管理局や教会からの信頼度は高い。
機動六課迅速に動くことができて、常に事件にまっすぐに向き合えるエキスパート部隊。かつてはやてが夢見たそんな「部隊構想」は、いくらか皮肉な形で実現したことになる。強力な魔導師の過剰保有(オーバーホールド)と、後見人たちからの保護による事件専任・独立行動の代償は、部隊として保護されることなく、危険な任務の最前衛として戦い、問題を起こすか期間が過ぎれば解体される。そんな薄氷の上に乗ったような状態で、「信用に値しない、ありえないほどに馬鹿げた事件」を未然に防ぐため。八神はやてが望んだ機動六課は生みだされ、任務に当たる。
闇の書事件(1)八神はやてが渦中の人物となった、ロストロギア「闇の書」を巡る事件。この事件を通じてなのは・フェイトとはやてや守護騎士たちは出会い、戦った。たったひとつのロストロギアとわずか数人の関係者によって中規模次元浸食を引き起こしかけ、提督や執務官長を勤め上げた本局の重鎮、ギル・グレアムが管理局を去ることとなった直接の原因として、局員歴の長い者たちにとっては苦い記憶ばかりが蘇る事件。罪に問われた「闇の書の主」八神はやては管理局の保護責任下において執行猶予期間を終え、その期間中も局員として働いていたが、キャリアを重ねてゆく彼女やその「家族」たちを快く思わないものもまた多い。
闇の書事件(2)実際に、八神はやては事件そのものに深く関わっていたわけではなく、状況的には明かに「単なる被害者」であるのだが、事件記録のみを見れば、闇の書の主であった八神はやては紛れもなく「事件の首魁」である。八神はやてはそれを否定することなく罪を認め、守護騎士たちとともに、人々の平和を守るため日々を過ごす。
「リインフォース」「闇の書」の管制プログラムであり、融合騎。破損したプログラムによって悲劇の連鎖を生みだしながら、4人の守護騎士たちとともに永遠のような旅路を続けていた。最後の主・はやてによってその心は救われたが、はやてと守護騎士たちを守り生かすため、自らその生涯を閉じた。リインフォースははやてが贈った名であり、リインフォース自身が生涯を閉じる際、いつか生まれる「二代目」にその名を譲り渡すことを願った名前。ずっとそばにいながら出会うこと適わず、共に戦えたわずか一夜の後に別れることとなった彼女との別離は、はやての心にいまだ深く静かに残っている。
セカンドモードフォワードメンバーの「モード2」。形状変化がシステム構想に入っているストラーダとクロスミラージュは形状変化。変化しないマッハキャリバーとケリュケイオンは出力アップのみとなっている。
オフシフト「自由待機」とも表記される、24時間勤務体制の部隊においての休暇。隊舎~寮内・もしくは隊舎まで30分~1時間以内に戻れる地点に滞在することを条件とした休息と自由行動。訓練と各種任務に追われるフォワードメンバーたちは、もっぱら寮内でのんびりぐったり過ごすことを至福の一時としている。
艦船「クラウディア」XV級の大型次元航行艦。次元巡回を主目的とするが、戦艦としての戦闘能力も常時保有する。現在は同型のXV級が管理局の次期主力艦として多数生産されている。
質量兵器広義では「物理効果によって対象を破壊する兵器」を指すが、実質は爆薬による大規模爆発を旨とした兵器や化学兵器など、「魔力によらず大量破壊を生みだす兵器」を指す。魔力兵器は「純粋魔力効果」によるクリーンかつ、生命や建築物に深刻なダメージを与えることなく制圧を行えるものと異なり、質量兵器は生物・建造物・環境を含めて無差別に破壊することから、管理局は黎明期からこの質量兵器を忌避・根絶させる動きを行ってきた。可能な限り無血に、安全に対象を制圧する能力。それが平和のために管理局が選択した武力であり、それに答えたのが「魔法」というシステムだった。
普通と違うこと「普通」の定義は難しいが、生まれや育ちがその世界での一般定義から逸脱する場合、社会に受け入れられるためには困難が伴う場合がある。機動六課のメンバーの多く……特に前線メンバーは、それを良く知っている。
艦船「アースラ」かつてリンディ・ハラオウンが艦長を務めたL級次元航行艦。なのは・フェイト・はやてにとっては、母艦として事件の日々をともに過ごした思い出深い艦。現在は艦船としての寿命を終え、解体されることが決まっている。
稀少技能「レアスキル」古代ベルカ式に多く見られる、稀少な固有技能。八神はやての、蒐集修得した魔法をミッド・ベルカ両式の魔法をフルパフォーマンスで使用できる「蒐集行使」やカリムの「預言者の著者」等がその代表例。キャロやルーテシアの「召喚行使」も稀少技能とされる。
テンプレート戦闘機人たちが使用する、魔法陣状のエネルギー制御陣形。主にIS発動の際に展開することから、「ISテンプレート」とも呼ばれる。
戦闘機人人の体に機械を融合させ、戦闘力や行動力を飛躍的に高める研究。人造魔導師とは異なるアプローチながら、天賦の才や地道な訓練に頼る「魔導師」に頼らず、その誕生に人為的な力を介在させることによって確実に安定した数を揃えることができる武力という点で、思想と到達点は同一線上にある。
ストームトゥースシューティングアーツの打撃コンビネーション。左拳の二連撃で、打ち下ろす防御の破壊と、打ち上げる直接打撃を連続で撃ち込む。
プロテクションなのは直伝、ヴィータが叩いて鍛え上げたスバルの防御魔法。防御膜によって対象の攻撃を受け止める。
集中防御防御膜を一点に集中することで、防御力を飛躍的に高める。防御面が狭くなるため的確なアクションと勇気が必要な防御だが、高度の集中したバリアは、打撃のみならずバリアブレイクに対しても一定の耐久力を持つ。
ディフェンサーギンガの防御魔法。スバルと比較してシールドや回避、ブロックを多用するギンガはバリア系防御をあまり得意としない。それでも前衛として、高いバリア硬度を誇るのだが……。
リボルバーキャノンスバルオリジナルの打撃技。リボルバーシュートで中距離発射する衝撃波を、飛ばさずに拳に収束。打撃に込めて対象に叩き込む高威力技。高い破壊力はもちろん、防御された際にもノックバック効果が高く、個人戦でも仲間との連携でも使用しやすい打撃。なお、指導したなのはの構想では、今後は発動速度をさらに上昇させ、いずれ「すべての拳による打撃」にリボルバーキャノンと同等の威力と効果を持たせるとのこと。
ギア・セカンドマッハキャリバーのモード2。出力向上のリミッターが一段解除され、より早く、より鋭い機動やダッシュが可能となっている。なお、開放初日にうっかり調子に乗ったスバルとマッハキャリバーがコーナリングフォースの計算を怠って全開にしてしまい、ウイングロードを逸れて海に落下したのは、スバルとマッハキャリバー2人の重要な反省事項として記録されている。(なお、現在はきちんと制御できているようである)
ウイングロードスバルのウイングロードの最大進展距離はさらに伸び、マッハキャリバーのフォース&グリップコントロールによって、もはや「空戦」に近いレベルで空中を移動できるようになっている。
隊長戦フォワード4人にとっては、恐怖を伴う模擬戦。容赦なく襲いかかる隊長たちとの戦いは、痛みと恐怖、撃墜の瞬間には絶望をもたらし、撃墜後に仲間たちが落とされていくのを見守るのは悔しく、苦しい訓練。だが、これまでの訓練成果を確かめつつ「絶対的な強敵対策」として学ぶことの多い訓練でもある。
動作データ継承戦闘機人「ナンバーズ」は、姉妹間で動作データを共有している。自分に必要なデータを抽出することで常に最適かつ優良な機体動作を可能とし、連携行動を取る際にも姉妹の動作タイミングを計算できるため、コンマ1秒単位での正確なコンビネーションを行うことが可能となる。
最高評議会管理局を創設した数人の初期メンバーのうち、現在も生存している3名。現在も管理局の最高意思決定機関として活動を続けている。平時は運営に口出しを行うことはないが、次元世界の長期に渡る平和のため、思案と行動を行っている。
ノーヴェ&ウェンディNo.Xノーヴェと、No.XIウェンディ。ナンバーズ中、前衛を担当する2人。ナンバーも近い同時誕生機であり、今後、チームやコンビで活躍してゆくこととなる。
レリックスカリエッティが機動六課や地上の管理局員たちから、認識すらされずに蒐集したレリック、その数およそ50前後。「素晴らしくも楽しい一時」とその後の愉悦のため、このレリックは使用されることとなる。
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