☆執務官管理局の役職の一つで、認定試験の合格者のみに与えられる資格。この資格の保有者は「所属部署における事件および法務案件の統括担当者」となることが可能。内勤派の執務官は所属部隊の法務を全般的に担当し、独立派の執務官は自身が追跡を得意とする種別の事件を専任で指揮・担当する傾向にある。法務知識を中心に多様な知識や技術が問われる役職で、JS事件以降は管理局における綱紀粛正の気風に乗り、もとより難関だった試験の合格率は更に下がっているが、ティアナは憧れだったこの資格に無事合格している。
☆防災課・特別救助隊火災・自然災害・事故などの現場に出動して活動する「防災課」のうちとくに人命救助を専門とする部隊が「特別救助隊」である。危険地帯への突入、迅速な救助活動など、個人としての高い能力が必要とされる。なお、防災課は、以前は「災害担当課」と呼ばれていたが、管理局部署の「近代的かつ親しみやすい部署名変更」改革によって「防災課」に変更。災害担当局員は防災士と呼称が変更になり、同時に階級も陸士のものではなく、防災課独自の階級で呼ばれるようになった。
☆マリンガーデン海の上に建築されたレジャーランド。海中散歩の気分を楽しめる海中トンネルは深海付近まで伸び、地上は海と湾岸部を一望する景観を眺められる遊園地とイベントホールが並ぶ大型施設。陸地とは海底トンネル及び海上は市で繋がれており、「アクアライン」と名付けられたその道筋の景観も観光名所の一つになっている。
☆辺境自然保護隊管理局の外部組織の一つで、辺境世界の自然(植物・鳥獣等)の観測・保護を行う組織。正規の保護感は局員相当の待遇を受け、保護隊勤務の期間は「管理局勤務期間」と見なされる。民間研究者への協力や各種の捜索のほか、密猟者対策も仕事のうちであり、このため、若齢ながら優秀な騎士であるエリオと、飛竜を従えた魔導師であるキャロは特に重用されている。
☆燃焼剤火災通常の原因による発火ではなく、何らかの燃焼材料(薬剤、燃料等)によって発火している火災。燃焼が速く、温度も上がりやすいため延焼率が高く、さらに消火しにくいという危険性を持つ。
☆レストリクトロックティアナの保有魔法。中近距離の特定空間内に発動させる、強固な捕縛(バインド)魔法。形状がいくつか存在するが、ティアナが愛用するのは、魔力リングで相手の手足・胴体を同時に固定する形状のもの。
☆オルセア・内戦地帯次元世界において、ミッドチルダをはじめとする主要世界は概ね平和だが、いまだ戦乱の続く世界も存在する。管理局管理下の世界であれば公的支援も可能となるが、その世界が支援を拒む場合、そもそも管理局の管理を拒否している場合などにおいてはその限りではない。オルセアもそんな世界の一つであり、南部諸国の内戦は長く続いている。
☆無限書庫管理局が誇る、次元世界最大のアナログデータベース。管理局が認識しうる世界のあらゆる書籍がストックされる。「無限」の名の通り、書物は日々増えつづける。かつては混沌の代名詞のような場所であったが、十年余り前に現在の司書長、ユーノ・スクライアが就任してからは新規書籍の整理やデータ化のプログラム仕様が進化し、かつての膨大なデータも、長い年月をかけてゆっくりと整頓されつつある。
☆古代ベルカ語「聖王統一戦争付近」からの古代ベルカ語については、比較的解読が容易で、ティアナ・ルネッサも簡単な読み書きは可能。オットーやヴィヴィオはそれよりいくらか詳しく、ルーテシアやアギトはさらに歴史を遡って先史時代の翻訳もなんとか可能。ルーテシアは古文翻訳家を将来の仕事にできるかも、とは、その翻訳精度を知る教会一同の言。
☆「マリアージュ」の意味コーラス・アルザス地方の言語においては、やや異なる綴りや語彙ながら「婚姻」や「祝福」を意味する単語となっている。古代ベルカは他国併呑の歴史のため、言語が多様な時代があり、現代語と近似の単語も多数存在するが、当時の用法としては意味が著しく異なる事もある。これが先史~戦乱期ベルカの言語解読が極めて困難な理由の一つである。
☆N2Rスバルとギンガを除いたナカジマ家4人の姉妹、元ナンバーズの4人で構成されるユニット。前衛のノーヴェ・ウェンディ、火砲支援のディエチ、前衛から後衛までの全ポジションを担当可能で3人の指揮を行えるチンクと、適性に合わせたポジション振りが行われている。ユニットの命名はチンクで、これは単に、4人が暮らす施設のブロックと部屋の番号(N BLock-02-Room)だが、響きがなんとなく格好良いこともあって姉妹たちはお気に入り。なお、ノーヴェの希望で命名由来は周囲には伏せられている。
☆フェイク・シルエットティアナの幻術。自身や特定の人物・物体の幻影を作りだし、自在に動かす。訓練校時代にスバルとともに磨き上げ、機動六課時代にも幾度も自身やチームの危機を救った、ティアナの奥の手の一つ。現在ティアナはこのスキルの保有について「他人」には秘密としており、ルネッサにも明かしていなかった。
☆スタン・バレットスタン設定の弾丸は多くの局員が一般的に使用しているが、ティアナのものは自身で改良を加えたオリジナル。打撃効果と高電圧による神経刺激により、高いノックダウンと無力化の効果を持つ。
☆「イクス」と「マリアージュ」ガレアの王であるイクスは、マリアージュコア生成の能力のみならず、指揮・命令の能力を持っていたとされているが、現在のイクスヴェリアに指揮・命令の能力は与えられておらず、また(生存能力は別として)戦闘能力も無いに等しい。ガレア王家内部で何らかの目的があってそう調整されたのか、長い眠りのうちに何らかの機能が破損したのか、その詳細は不明。
☆戦闘機人人間の体と機械を融合させた兵器。古くより構想されてきたシステムであるが、ジェイル・スカリエッティによる「機械の適合性のため、誕生の時点で人体の方を作り替える」という解を得て完成した。鋼の骨格と人工筋肉を持ち、遺伝子調整やリンカーコアに干渉するプログラムユニットの埋め込みにより、高い戦闘力を誇る。スバルやギンガ、ナンバーズらは皆、この「戦闘機人」として生まれている。
☆スターライトブレイカー周辺の魔力を集めて束ね、撃ち放つ「収束砲」。砲撃魔法の一つで、ティアナにとってはいまだ習得練習中の切り札の一つ。魔法に恵まれないティアナの弱点である「絶対火力」を補うための一つの答えであり、弱点を補ってなお余りある可能性を秘めた「一撃必殺」の輝き。現状ではいまだ未完成で、教わった基本形をほぼ再現しているため、魔法名もかつての戦技教導官の愛用魔法名をそのまま借用している。(本人としては、若干恐れ多くあるが、他に呼びようがないとの事)いずれ自分なりのアレンジを加え、新たな名を与えた時、師から教え子に受け継がれた「星の光」は完成することとなる。
☆ウイングロード空中に光の道を発生させる、スバルの特殊固有魔法。空中適性の薄い陸戦魔導師でありながら自在に天をかけることを可能とする。これまで幾度も「安全な場所まで一直線」を実現してきた、スバルが進む「空への翼」。
☆ティアナ・ランスター執務官臨時とはいえ自らが選択した副官が犯罪を犯していたという事実。ルネッサの計画供述を得て、ティアナ自身は重大な処分を免れたとはいえ「執務官」ティアナにとっては手痛い経験となった。それでも短い活動自粛期間と少々長い減棒期間を経て、ティアナは再び、多くの執務官が避けたがる「凶悪事件担当」として現場に立ってゆく事になる。
☆イクスイクスが眠る場所は、聖王教会の聖遺物管理部が保有する海沿いの教会。広い海と緑の山野、海を望める展望の一室で、静かに守られながら目覚めの時を待っている。年若き聖王陛下や、彼女が「大好き」と告げた大事な友人は、時折そこを訪れるという。
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