ゼロ因子適合者(ドライバー)その1「EC感染者の完成形」とも呼ばれる、特殊な病化形態発動者。ECウィルスに含まれる「ゼロ因子(ファクター)」は、通常休眠状態のままで起動しないか、あるいは排出されてしまうが、適合体質をもつ者のみがゼロ因子の起動を行なうことが可能になる。この「ゼロ」の起動により、使用者自身は通常のEC感染者をはるかに上回る肉体強化と、生体魔導融合による物理エネルギー生成能力をもつことになる。ゼロ因子適合者(ドライバー)その2ただしその強大な力の代償として、使用者は通常の視覚・聴覚・触覚(痛覚を含む)といった五感を失い、ディバイダーあるいはリアクターによる索敵能力・危機感知能力に頼った行動をとるようになる。トーマの場合は銀十字の書がトーマの感覚認識を代替し、危機感知によって攻撃・防御行動を自動的に行なっている。
感染ECウィルスの感染は、通常はリアクターの接触によってなされている。(なお、「人間型」を取るリアクターは、現在確認されているものでは「シュトロゼック」シリーズのみで、通常は無機物である)リリィとの接触によってECウィルスに感染した人々が死亡したのは、ECウィルスが起こす肉体の強制強化に耐え切れなかったため。
CWコネクトカレドヴルフ(CW)社製の武装端末に装備された通信技術。CW社の特許技術によって、強度の魔力・電波遮断状況下でも通信可能。独自の暗号化技術により、傍受による解析も困難になるよう設定されている。CW社が「管理局の通信機材」という膨大なシェアをもつ市場への食い込みを狙って立案・設計された、最新式の通信システムである。
Record11初出
特別救助チーム(レスキューチーム)管理局で、災害対策を主に行なう「防災担当」。その中で災害現場での救助活動を行なう、防災担当の選抜隊である。特別救助隊メンバーに支給される「銀制服」【シルバー】(実際にはホワイトグレーだが、正式名称として「シルバー」が採用されている)は、防災担当を志す局員たちにとってはあこがれの対象である。
レイジングハート・エクセリオン 単独飛行形態ストライクカノンと「フォートレス」装備によって両手が完全にふさがってしまうなのはのため、レイジングハート自身が申請してなしとげられた形態。第五世代端末のシステムを一部組み込んでおり、魔力阻害状況下でも(若干のパフォーマンス低下は否めないものの)活動が可能となっている。
Silver Sters“Hundred million”トーマと銀十字の書、ディバイダー996による広域殲滅射撃。圧倒的なエネルギー量は、銀十字の書に蓄積されたエネルギーとトーマ自身の生命力によって生み出されている。ディバイダー996は砲身としてエネルギー生成の反動を吸収し、強大なエネルギー放出によってトーマの体を破損させない働きをしている。
ディバイダー718 リアクテッドグリップ下部に巨大銃器が生成され、実弾兵器の射撃が可能となる独特なリアクト形態。左右のディバイダーはそれぞれ独立しており、別々の兵器をセットすることも、同時に同じ兵器を使用することも可能。さまざまな兵器をセットできるが、多連装ロケットランチャーとガトリングガンが、アルが好んで使う組み合わせ。
Record12初出
AEC-00X「フォートレス」CW社製の、航空魔導師用総合支援ユニット。魔力非結合状況化での飛行制御・火砲制御を行なうメインユニットと、3機の「多目的盾」で構成される武装で、それぞれの盾は「砲撃用の大型粒子砲」「中距離戦用プラズマ砲」「近接近用実体剣」を内蔵している。いずれの盾も独立飛行が可能で、腕部に装着して使用することもできる。
パフュームグラブアイシス自作の「コンバットギア」。手首の先に装備されたバルーンから、粉塵や気化液を放出するための装備。バルーン内には複数の「ボトル」をセットすることが可能で、複数の原料をバルーン内部で調合して、任意の効果を発生させることができる。
短距離瞬間移動(ショートジャンプ)「瞬間移動」に該当する魔導技術自体はさほど珍しくない。ただし、それらの術式は「移動開始/出現」には、通常「フェイズタイム」と呼ばれる、他の行動を取ることのできない時間が存在する。「短距離瞬間移動者」は、鍛錬や術式調整によってフェイズタイムを「戦闘に使えるレベル」にまで短縮した者を指す。
特務六課部隊長・八神はやて二佐管理局の魔導騎士であり、莫大な魔力とベルカ・ミッドハイブリットの魔導を使いこなす、通称「歩くロストロギア」。独特すぎる魔法発動システムの弊害でAEC装備との相性が悪く、現時点では専用装備が準備されていないが、蒐集行使型ストレージ「夜天の書」には、「魔導殺し」への対策が準備されているとのこと。
Record13初出
バルディッシュアサルト・ライオットブレードⅡ「第五世代デバイス」の運用理論および素材技術における実験稼働機。「魔力無効」状況における活動を行なえるよう、CW社系とは異なる変換技術を採用し、術者の魔力を機体内に蓄積、変換して活動するシステムを搭載している。「二刀」「大剣」に加えて、「連結二刀」の形態も用意された。
ディバイダー695ランゲ・リアクテッド巨大戦斧の姿をとるディバイダー。ディバイダー695は、アルの718と同じくリアクター内蔵型のため、ディバイダーによる血液認証でリアクトが可能となっている。全身を覆う鎧化装甲とドゥビル自身の病化特性「高速再生」によって、接近戦では不落の戦力となる。
ヘイムダル八神はやてによる氷結魔法と、氷塊を利用した重量攻撃。管理局法における魔導運用の可否に照らし合わせれば「極めて黒に近いグレー」に該当する魔法のため、使用には「必要となる状況」の確認と複数の認可が必要となる。再氷結および「ファランクスシフト」の使用時には、自己強化術式「ブラスターシステム」を使用し、魔力倍加をかけている。
カレン・フッケバインフッケバインの首領。年齢不詳・素性不明の存在。管理局が彼女の存在を認識したのは「フッケバイン一家」の活動開始後であり、それ以前のデータは存在していない。事件発生時のデータからは、彼女も強度のEC感染者であり、ディバイダー・リアクターの保有者であるらしいということは確認されている。
Record 14 初出
マッハキャリバーAXスバル・ナカジマ防災士長の愛機「マッハキャリバー」は、前所属である遺失物管理部機動六課時代に支給された専用機であり、移動支援魔法「ウィングロード」と格闘戦技「シューティングアーツ」を最大限に生かすために開発された機体でもある。特務六課配属にあたり、後述のAEC07Xとの連携も含めて機体設計の見直しがなされ、大幅改良が行なわれた。
CW-AEC07X「ソードブレイカー」他のCW社製AEC装備とは設計思想も機体構造も大きく異なる、独自の「防護装備」。防刀・対衝撃機能をもつ外皮(アウタースキン)の中に、使用者の力を補助・増強するパワーサポート機能を内蔵している。スバルの個人技能「震動破砕」を対鋼破砕用にチューニングして出力することで、対象の武器を破壊する機能ももつ。
銀十字の書使用者の「武装端末及び独立管制ユニット」として機能する銀十字の書。その行動思想はただひとつ、「自身と使用者にとっての危険を排除する」ことである。使用者が危険にさらされれば、いかなる手段を用いても使用者を守る。
シュトロゼック反応触媒(リアクター)・シュトロゼック4thとして生まれたリリィ。誓約者と「銀十字」を救う方法は、彼女だけが知っている。
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