魔法戦記リリカルなのはForce 魔導事典2巻

初出:Record05

生体兵器研究施設
「生命体の兵器化改造」は管理局法で厳重に禁じられた行為だが、世界に広まる「魔法」との相性のよさもあり、
手を出す違法研究者や組織は跡を絶たない。
そして、そのために生み出された、あるいは誘拐されてきた子供などがそれらの研究に供されるのは、
アイシスがわずかな思慮で思い当たる程度には「そう珍しくない」話でもある。

フッケバイン
凶悪犯罪集団として広域指名手配がかけられた武装グループ。
だが、政治的理由や各種の条約問題、彼らと「取引」を行なう管理外世界との軋轢といったさまざまな事情や、
彼らが保有する極めて強力な戦力、「拠点を移動させつづけている」ことなどから、
管理局でもその対処が複雑かつ困難な相手として知られている。

特務機動隊(エクストラフォース)
通常編成ではなく、臨時任務のために編成される舞台は「特務」の名が付くことが多い。
今回の特務機動隊は本局に存在する大規模テロや小規模戦乱の鎮圧などを担当する「脅威対策室」の名の元に編成されている。

EC因子適合者(エクリプスドライバー)
「エクリプス」の感染によりトーマの体にはすでに一次変化が発生していた。
そして「適合者」のみに現れるこの発病症状により、「EC因子保有者(キャリアー)」から「EC因子適合者(ドライバー)」
へと変化することになる。

管理局特務六課
今回編成された特務隊は、本局魔導騎士八神はやて二佐を筆頭に、
6年前に発生した都市型テロ「JS事件」において活躍した「機動六課」のメンバーが大半を占める。
偶然にも現在脅威対策室で編成された特務隊の「六番目」でもあったため、「特務六課」の名を与えられている。

初出:Record06

連結刃(チェーンエッジ)
シグナム一等空尉の愛剣・レヴァンティンの第2形態「シュランゲフォルム」。ワイヤーで連結された刃を高速で操ることで、
短距離での空間制圧や多角攻撃を行なう。高速で動き続ける刃に触れれば、鋸刃で削られるように防御や肉体が削られる。

融合
「騎士」と「融合騎」が一体化し、爆発的な能力を得るシステム。
魔法の並列発動や内部からの制御による魔法強化など数多くの恩恵が得られるが、
対象の騎士専用に調整された融合騎が必要なこと、相性問題などが存在することから、
融合騎も融合を行なえる騎士も数は多くない。
なおシグナムとアギトは職場では上司と部下として、家庭では家族として、実家である八神家に帰れば大家族の一員として、
ともに暮らす間柄でもある。

紫電一閃
シグナムの剣撃。「魔力を込めた斬撃」という、ただそれだけの、あまりに基本的な技法であるが、
それ故にその威力と精度は極めて高い。かつて数多くの敵を撃ち落してきた、シグナムの「必殺」の一撃でもある。

肉体再生
EC感染者の肉体に備わる超回復能力。
負傷・身体欠損を即座に回復・再生することが可能(再生能力の速度や限界は、感染者個人ごとの体質によって異なる)。
再生にはエネルギー補給を必要とするが、サイファー)は片腕の欠損程度であれば、特に補給もなく再生を行なえるようである。

ディバイダー944ケーニッヒ・リアクテッド
ディバイダーは、リアクトによる使用者との連携により、外郭~内部構造まで変化する。
サイファーによってリアクトされた944は、二刀一対の黒刃へと姿を変える。

初出:Record07

スバル・ナカジマ防災士長
特別救助隊に所属するレスキューレンジャーであり、隊の中でも並外れた突破能力と生還能力を誇る。
「どんな場所にでも突入し、被災者を安全な場所まで送り届ける」のが信条の彼女ではあるが、
災害救助という業務の関係上、救助が間に合わず、人の死に直面することも少なからずある。
このとき(スバルとトーマが初めて出会った時)は地方都市での災害救助の終了後、与えられた休暇での単独訓練の最中だった。

EC感染者
EC感染者は、数度に分けて「感染・発症・適合・病化」のプロセスをたどる。
このとき(第7話)のトーマはすでに「適合」を終え、リアクター無しでの擬似リアクト状態となっている。
擬似リアクトによって、全身を覆う鎧と武装の変化が見てとれる。

CW-AEC02X「ストライクカノン」
カレドヴルフ・テクニクス社が開発中の、陸/空戦対応の中距離砲戦端末。独自技術によって、術者の魔力を端末内部で瞬間編成し、
衝撃や硬体破壊砲、防性障壁などに変換して出力する機能を中核としている。
これは「AMF」や「ゼロエフェクト」など「魔力エネルギーの無効化」の性質をもつ敵性存在に対抗するための機能であり、
「個人装備サイズで実用的な高速魔力変換運用技術」の試験機でもある。

魔導殺し
魔力エネルギーの結合分断によって、「魔法によって発生する運動エネルギー」のほぼすべてを消滅させる。
その効果は「魔導殺し」と呼ぶにふさわしく、現行の魔法技術による武器・武装にとっては天敵ともいえる効果を発揮する。

病化
EC感染者の肉体に発生する特殊な変化。
これはウイルスが宿主を生き残らせるために感染者の体をつくり替える際の効果であり、
再生能力もその一環である。サイファーの病化は、何らかの「対物理攻撃機能」であると推測されるが、詳細はいまだ明らかにならない。

初出:Record08

ECウィルス
「人為的に作られたもの」であるらしきこと以外、詳細は不明だが、ウィルスが対象の体内に入り込むことで発症し、
人間を兵器化する存在であることのみが明らかになっている。なお、感染者を治療する方法は、現状では発見されていない。

殺戮衝動
EC感染者に生じる強烈な衝動。感染者の憎しみや怒りなどを増幅させ、ときには幻覚を見せることもある。
このため、「制御されていない」感染者は、周囲で目につくものすべてを破壊し、殺戮しようとする。

自己対滅
肉体再生の機能が異常化し、人間としての原型を留めることが不可能になた状態。EC感染者の末路のひとつである。

シュトロゼック4th
通常小型の無機物であるリアクターの中で、唯一「シュトロゼック」シリーズだけが生命体(人間)の形を取っている。
どういった設計理由があるのか、正しいリアクト時にはどういった状態になるのかは、いまだ不明のまま。

飛空艇 フッケバイン
エクリプスウェポンの一種で「飛翔戦艇(エスクアッド)」と呼ばれる大型艦。
年単位での無補給飛行が可能であり、高度な飛翔能力と防御能力を誇る要塞でもある。
大型艦故の欠点として、乗降ゲートの展開にはある程度の広さが必要なため、フッケバインメンバーは地上に降りる際には
乗降ポイントにスムーズに移動するため、乗り物(オートバイや車など)を使用することが多い。

CW-AEC03X「ウォーハンマー」
カレドヴルフ社製のAEC装備3号機。巨大な戦槌であり、個人での艦船攻撃を含む「大型対象破壊」用の端末であり、
機体内部にはストライクカノンと同系の瞬間編成システムを内包する。
供給されたエネルギーをビット内部からプラズマジェットとして噴射することで、
強力な貫通破砕尖端「プラズマパイル」を発生させることも可能。

バルディッシュアサルト・ライオットブレードⅡ
フェイトの愛機・バルディッシュの進化形態。新たな設計思想でつくられる「第五世代デバイス」の実験機でもあり、
完全閉鎖型魔力刃の生成をはじめ「魔力無効状況でも魔力を魔法として使用できる」
「魔力有効状況下においてはさらなる強化を得る」という理念で設計された、AEC武装とは異なるアプローチでの武装である。
現状では使用者の適正や運用技術の難しさが欠点として上げられている。

アーマージャケット 
アイシスが装備する防護服。
一般的な魔導師がまとうバリアジャケットとは異なる体系で生成されたものであるらしきことが見てとれる。

CW-AEC07X「ソードブレイカー」
カレドヴルフ社製のAEC装備7号機。特殊な装備型端末で、現状ではスバルの左腕専用設計となっている。
格闘戦技能保有者向けの防衛装備であり、防刃・耐熱・筋力強化などの性能が与えられている。
またAEC装備として魔力を瞬間編成したエネルギーを外部放出ではなく術者の体内で運用するシステムが搭載されており、
身体強化など体内で魔力を運用することが多いベルカ系術者の補助武装としての運用が想定される。

ディバイドゼロ・エクリプス
「結合分断」効果を、極めて広い範囲で発生させることが確認できる。
その分断効果は艦船の動力を瞬時に停止させるほどで、周囲の生命体の「生命活動」すら分断していることが確認できる。

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最終更新:2012年08月05日 22:10
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