魔法少女リリカルなのはStrikerS第22話


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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第22話【Pain to Pain】

はやて「ミッドチルダの空に舞い上がった巨大船、聖王のゆりかご。
     軌道上までの上昇を許せばミッド地上の全てが人質。訪れたのは未曽有の危機。
     六課メンバーも総員出動。スカリエッティのアジトへと向かったフェイト隊長。
     地上での戦闘機人の対応に向かうフォワード隊。ゆりかご内部へと突入したスターズの隊長二名。
     タイムリミットは、後二時間と、少し」

ディエチ「この作戦、あまり気が進まない」
クアットロ「あ~ら?どうして~?」
ディエチ「こんな小さな子供を使って、こんな大きな船を動かして、そこまでしないといけないことなのかな?
     技術者の復讐とかそんなのって」
クアットロ「あ~あれ。あんなのドクターの口先三寸。ただのデタラメよ?」
ディエチ「そうなの?」
クアットロ「ドクターの目標は初めから一つだけ。生命操作技術の完全なる完成。そして、それができる空間作り。
      このゆりかごはそのための船であり、実現のための力。ま、今回の件で軽く何千人かが死ぬでしょうけど、
      百年経たずに帳尻が合うわよ。ドクターの研究はぁ、人々を救える力だもの~」
ディエチ「……」
クアットロ「どうしたの?ディエチちゃん。お姉さまやドクターの言うこと、信じられなくなっちゃったぁ?」
ディエチ「そうじゃないよ。そうじゃないけど。ただ、こんなに弱くてちっちゃい命が、
それでも生きて動いてるのを見ちゃうと、この子達は別に関係ないんじゃないかって」
クアットロ「姿を見る前なら平然とトリガーをひけたのに、ねぇ?」
ディエチ「はぁ、ごめん。気の迷いだ。忘れて」
クアットロ「そぉ?」
ディエチ「命令された任務はちゃんとやる。そうしないと、地上のお姉や妹たちも面倒なことになるしね」
クアットロ『お馬鹿なディエチちゃん。あなたもチンクやセインみたいなつまんない子なのね。
       うふふふふ。なんにもできない無力な命なんて、その辺の虫とおんなじじゃない。
       いくら殺しても勝手に生まれてくる。それを弄んだり蹂躙したり、
       籠に閉じ込めてもがいてるのを眺めるのって、こーんなに楽しいのに!ねぇ?』

ラグナ「あのね、あの時の。あの事故の後から、お兄ちゃんと私、何だか上手く話せなくなっちゃったけど。
     昔みたいに戻れたらって。左目もね、傷、もう消えたでしょ?眼帯ももうしなくてよくなるって…」
ラグナ「あの!お兄ちゃんが元気になったら、私たちまた昔みたいに話せるかな!?」

ヴァイス「なんともまぁ、情けない話でね。てめぇの失敗から逃げて、責任から逃げて、未だに向き合えてねぇから、
     またしくじって、この様だ。何にもふっきれてねぇから、おれぁまだラグナの目をまとも見れねぇ。
     あいつを、ストームレイダーを手にとれねぇっ」
ザフィーラ「どう生きるかどう戦うか、選ぶのはおまえだ。おまえが目を覚ますまで、
       見守ってやってくれとアルトたちに頼まれていたが、その役目ももう済んだ」
ヴァイス「旦那!あんた、そんな身体でどこへ?」
ザフィーラ「やらねばならぬことがある」

ルーテシア「ドクターは私の探し物、レリックの11番…それを探す手伝いをしてくれる。
       だから、ドクターのお願いを聞いてあげる」
キャロ「そんな、そんなことのために」
ルーテシア「そんなこと。あなたにとってはそんなことでも、私にとっては大事なこと」
キャロ「違う違う!探し物のことじゃなくて」
ルーテシア「ゼストももうすぐいなくなっちゃう。アギトもきっと、どこかへ行っちゃう。
       でも、このお祭が終わればドクターやウーノたち皆で11番を探してくれる。
       そしたら母さんが帰ってくる。そしたら私は、不幸じゃなくなるかもしれない」
キャロ「違う!それ違うよ!」
ルーテシア「あなたと話すの、嫌い」
キャロ「違うんだよ。幸せになりたいなら、自分がどんなに不幸で悲しくても、
    人を傷つけたり不幸にしたりしちゃ駄目だよ!そんなことしたら、欲しいものも幸せも、
    何も見つからなくなっちゃうよ。
    あたし!アルザスの竜召喚師!管理局の機動六課の魔道師!キャロ・ル・ルシエ!」
エリオ「同じく、エリオ・モンディアルと飛竜フリードリヒ!」
キャロ「話を聞かせて!レリック探しも!あなたのお母さん探しも!あたし達が、機動六課の皆が手伝うから!
     あなたの名前は…」
クアットロ「戦いの最中、敵の言うことに耳を貸しちゃいけません。邪魔なものが出てきたらぶっち殺してまかり通る。
      それがあたしたちの力の使い道。ルーお嬢様にはこの後、市街地ライフライン停止ですとか、
      防衛拠点のぶっ潰しですとか、色々お願いしたいお仕事もありますし~」
ルーテシア「クアットロ、でも、」
クアットロ「あ~、迷っちゃってますね~。無理もないです。純粋無垢なルーテシアお嬢様にそこのは毒なんですね。
      ルーお嬢様が迷ったりしないようにしてあげま~す。ドクターが仕込んでくれたコンシュテレーション・コンソール
      で誰の言うことも聞く耳を持たない無敵のハートをプレゼント!」

フェイト『AMFが重い。早くこの二人を倒して先に進まなきゃいけないのに。
     だけど、ソニックもライオットも使えない。あれを使ったら、もう後がなくなる。
     スカリエッティまでたどり着けなくなったら最悪だし、逮捕できても他のみんなの救援や援護に回れなくなる』

スカリエッティ「いやぁ~、ごきげんよう。フェイト・テスタロッサ執務官」
フェイト「スカリエッティ!」
スカリエッティ「私の作品と戦っているFの遺産と竜召喚師、聞こえてるかい?」
エリオ・キャロ「!」
スカリエッティ「我々の楽しい祭の序章はいまやクライマックスだ」
フェイト「なにが、何が楽しい祭だ!今も地上を混乱させてる重犯罪者が」
スカリエッティ「重犯罪?人造魔道師や戦闘機人計画のことかい?それとも、私がその根幹を設計し、
君の母君プレシア・テスタロッサが完成させたプロジャクトFのことかい?」
フェイト「全部だ」
スカリエッティ「いつの世も革新的な人間は虐げられるものだよね」
フェイト「そんな傲慢で、人の命や運命を弄んで」
スカリエッティ「貴重な材料を無差別に破壊したり、必要もなく殺したりはしていないさ。
         尊い実験材料に変えてあげたのだよ。価値のない、無駄な命をね」

スカリエッティ「普段は冷静かつ温厚でも、怒りと悲しみにはすぐに我を見失う。君のその性格は、まさに母親ゆずりだよ。
         フェイト・テスタロッサ」

ゼスト「シグナムと言ったか、あれは良い騎士だな」
アギト「え?」
ゼスト「あの剣才に炎熱能力。おまえが言っていた理想のロードにちょうど適合するな」
アギト「な、なんだよそれ!」
ゼスト「あの太刀筋は紛れもなく真正の古きベルカの騎士。おまえと同じように、どこかで保存されて眠ってでもいたか」
アギト「違うよ!なんでそんなやつが管理局にいんだよ!」
ゼスト「魔力光の色までおまえと適合する。だとするなら、あるいは」
アギト「やめてくれよ!敵だぞあいつは!頼むよ、あたしのことなんて考えないでさ、自分のために全力で頑張ってよ」
ゼスト「ああ」

シャッハ「遺伝子データの照合でヴィヴィオの元となった人物の出身年代が判明しました。
      約三百年前、聖王時代の、古代のベルカの人物です。ヴィヴィオのママは、その当時の人物でしょうから」
なのは「もう、この世にはいないってことですね。
     ただ、ヴィヴィオはママって言葉を自分に特別優しくしてくれる人のことだと思ってるみたいですし」

シャッハ「でも、本当に良く懐かれています。このままご自分の娘さんに?」
なのは「受け入れ先は探してます。あの子を必要としてくれて、受け入れてくれる…温かい家庭を」
シャッハ「あの子は嫌がりますでしょうに」
なのは「幸せにしてあげられる自信がありません」
シャッハ「どうして?」
なのは「私は、いつも自分のことばっかりで、優しい母親になれる資格も、たぶん、ありません。
     それになにより、私は空の人間ですから」
シャッハ「縁起でもない!」
なのは「可能性の話です。一度は落ちてますしね」
シャッハ「ですが」
ヴィヴィオ「ママ」
なのは「ん?ヴィヴィオ、どうしたの?」
ヴィヴィオ「ママ、しょんぼりしてたから」
なのは「あはは、ほんと?」
ヴィヴィオ「うん。ママ、いい子」
なのは「うん。ヴィヴィオは優しいね。平気だよ。ヴィヴィオが元気で笑顔でいてくれたら、
なのはママもいつだって笑顔で元気だから」

なのは「いちいち相手してられない」

ディエチ「駄目だクアットロ。手がつけられない」
クアットロ「まぁ。予想の範疇よ。あの人の終幕はここ、玉座の間だから。どこも思ったよりは粘ってるけど、
      ま、時間の問題ね。私たちはゆっくり、見てればいいわ」

次回予告
ティアナ「逃げることのできない、自分だけの戦い」
スバル「自分が憧れた、本当に欲しかった強さ」
ティアナ「勝利を掴むのは、いつだって踏む出す勇気」
スバル「次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第23話」
ティアナ「Stars Strike」
スバル「思いを込めて」
スバティ「Take off! 」

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