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「鏡オナニー」(2008/01/21 (月) 00:24:12) の最新版変更点
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<p>自分の部屋の姿見の前に座り込む。<br>
裸の下半身とひんやりとした床が触れ合い、肌が粟立った。<br>
姿見は普段ある場所から動かしてある。<br>
僕のすぐ後ろには壁があり、壁と鏡に挟まれて座っているのだ。<br>
鏡の中の自分を見つめる。物欲しそうに息を荒げる自分に見つめ返された。<br>
膝を立てて、見せつけるように大きく左右に開く。<br>
まだ何もしていないのに性器は微かに頭をもたげ、視線に反応するようにアナルがひくつく。<br>
(こんなことをして興奮するなんて……なんていやらしいんでしょう、僕は)<br>
我慢できなくて、シャツの下でうずく乳首を布地の上から引っ掻いた。<br>
「ひあ……っ! うあ、あん…」<br>
待望の刺激に体は貪欲に反応する。<br>
(やば……気持ちいい……)<br>
「はあっ、ああ……っ」<br>
自分が望むままに指で乳首をこねくり回す。<br>
指で挟むようにして摘んでやると、堪らなく気持ち良くて腰が浮いてしまう。<br>
「あっあっ……いや、ああっ」<br>
鏡の中の視線にあの人の視線を重ねる。<br>
こんな自分を見られたらどう思われるだろうか。<br>
(乳首をいじるだけで勃起させて、アナルをひくつかせて……)<br>
そう妄想するだけで更に体は高ぶる。<br>
ペニスももう完全に勃起して、先走りをだらだらと垂れ流していた。<br>
片手をペニスに添え、欲望のままに扱く。<br>
「ああっ、うああ、あっ…あ、」<br>
胸からペニスからの刺激に、もう頭は快楽を追うことしか考えられなくなっていた。<br>
壁に寄りかかり、気持ちがいいようにめちゃくちゃに手を動かした。<br>
(気持ちいい…気持ちいい!)<br>
「んああっ、あっ、ひああっ」<br>
ペニスを扱いて先走りにまみれた手をアナルに伸ばす。<br>
乳首をいじる手はそのままだ。<br>
ペニスを扱けないのは寂しいが仕方ない。<br>
「んあ……あうぅ……ん」<br>
僕はアナルの縁をなぞると、人差し指をゆっくりと挿入した。<br>
慣れたもので、痛みもなくすっぽりと収まってしまった。<br>
鏡に視線をやれば、口を開いて指を飲み込むアナルが見える。<br>
何回か抜き差ししながら、中指も添えて2本での抽挿を始めた。<br>
「あっあ……うんっ! ふあ、あああ…!あ!」<br>
前立腺を刺激すると腰が跳ねた。<br>
乳首を摘んでいた手をペニスに添えると、射精すべく両手を動かす。<br>
視線は鏡の中の自分に固定する。眉を寄せ、顔を真っ赤にした<br>
いやらしい顔で喘いでいる。<br>
視線を下に落とせば、限界ギリギリのペニスと貪欲に指を飲み込むアナルが見える。<br>
もう何も考えられなくて、両手を激しく動かす。<br>
「あうぅっ、んあっ、あふっ、あ、あっダメ…出、る……っあああああっ!」<br>
絶頂はすぐだった。<br>
上下に腰を激しく振りながら、僕は声を上げて射精した。<br>
びゅくびゅくと放出された精液が鏡、そして鏡の中の自分を汚す。<br>
「あ………ふ…」<br>
僕はくたりと壁にもたれ、息を整える。<br>
こうやって鏡の中の自分を汚す度に考えてしまう。<br>
自分ではなく、あの人にめちゃくちゃに汚して欲しいと……</p>