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「橘×古泉」(2007/09/13 (木) 01:46:35) の最新版変更点

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<p align="left">「あなたも強情ですよね、古泉さん」<br>
拘束されて芋虫のように床に転がる彼を見下ろしながら、<br>
わたしは冷たく言い放つ。<br>
「素直にあなたの組織の事を話した方が良いと思いますよ？」<br>
靴先で古泉さんの顎を持ち上げると、彼はわたしを睨んできた。<br>
彼は表向き温和な態度を取っているけれど<br>
根は信念を強く持った強情な人である事を、わたしは知っている。<br>
彼の機関への忠誠心もなかなかのものだとも。<br>
でも、時と場合って言葉がありますよね。<br>
「どうなっても知りませんからね」<br>
わたしの合図で、組織の尋問担当者が室内へ入ってくる。<br>
あの機関に属する彼を、わたしたちと違いずっと表舞台に居た彼を<br>
これから自由に出来るなんて、なんて楽しい事でしょうか。</p>
<p align="left"> </p>
<p align="left"> </p>