「ご奉仕古泉」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ご奉仕古泉」(2007/10/10 (水) 21:57:03) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p><br>
「ん…」<br>
ベッドの上で夢の中にいた俺は、ふとある違和感を感じて現実に引き戻される。<br>
唸り声を上げたきり開かない目をそのままに、どうも覚醒していないのは頭だけのようで、身体はなにやら汗をかいて火照っている。徐々に意識がはっきりすると、おかしな事に自分の性器が嬉しそうにいきり立っているのに気付いた。<br>
そしてようやく感じる、<br>
下半身を這う柔らかくねとついた感覚。<br>
「!」<br>
驚いて目を開けて起き上がると、俺の足の付け根に顔を埋めている綺麗なブラウンの髪。最愛の恋人は眠っている自分のズボンを剥いで何をしているのか。<br>
口腔内いっぱいに俺の性器を頬張り、口を窄め顔を上下させながらチュクチュクと音を立てて味わうように舐め上げているのだ。古泉が。<br>
それは何度も夢に見たような光景で、少し眩暈さえ感じた。<br>
「んむっ」<br>
俺が起きたのに驚いたのか、性器を咥えたまま顔を上げるものだから性器を包んでいた唇がまた新たな刺激を生む。<br>
「ンっ…!」<br>
「名無しさん…いつから起きて」<br>
「さっき、だけど…って一樹、何やってるんだ?」<br>
ほら離して!と顔を性器の前から押しやろうとするが、古泉はその手をぺしっと払った後、こちらを見やり「おはようございます」と告げにっこりと微笑んだ。その笑みにうっかり見惚れている隙に、古泉は再び性器を咥えて刺激を与え始めた。<br>
「っ…ん」<br>
長めの睫毛が古泉の目を隠してしまって俺からは目の様子が全く見えない。古泉の瞳好きなのに。<br>
いや、そんなことより。<br>
「う、く…」<br>
気持ち良い。体が熱い。<br>
唾液が性器の裏筋に触れている辺りからトロトロと溢れて、まるで意思を持っているように淫らに絡み付いてくる。<br>
その部分を恐らく舌と思われる粘性の塊が左右にゆっくりと、ねっとりと動いてくる。古泉は何も喋らないが、代わりに熱い鼻息が局部を刺激してくる。ああ、お前も興奮してるのか。<br>
それを痛い程感じれば、結果必然的に、しかし俺の意思に反して性器が勝手に大きさと硬さを増してくる。<br>
時に俺から低い声が漏れると、古泉は更に激しく舌を働かせた。<br>
「ん、む、ん……ん」<br>
殺しきれなかった古泉の声が、なんとも甘い響きを伴って俺の耳に届く。なんつー下半身に響くエロい声。<br>
もうこれ以上ないという程大きくなった所で、古泉は顎がだるくなったのか口を放した。先走りが古泉の唇と性器を繋いで垂れるのを見て、俺はごくりと喉を鳴らす。<br>
「一樹…顔、動かさないでくれよ」<br>
「はい?」<br>
そして、おもむろに古泉の頭を掴むと<br>
ドクン、と性器を大きく脈打たせ、丁度先端の前にあった古泉の顔に大量の精液を放った。水のようにサラサラとしていないそれは、ぼたぼたと零れたいくつかの滴を残して古泉の顔を卑猥に汚す。射精が終わるまでの間俺は古泉の頬に性器を擦り付けて快楽の余韻に浸った。<br>
「熱っ…ンあっ」<br>
顔にかかった精液の温かさに思わず目を瞑った後、俺の方を真っ赤な顔で見つめる。<br>
「もう、ひどいですよ…目に入るじゃないですか」<br>
「…」<br>
古泉が精液まみれの悩ましげな顔で非難するように俺を見つめる。<br>
もう駄目だ。我慢できない。<br>
…いや何を我慢する必要があるというのか!<br>
<br>
「一樹ッ…」<br>
「え?名無しさ…あっ…」</p>