小ネタにある、セクハラ教師とハレンチ生徒の続きSS
古泉は何やら教室の不穏な空気を感じつつ教壇の横に立った。今日は保健体育の授業なので、女子は女子、男子は男子で教室移動をしている。男子は理科室だった。「よし、まぁ中学に大抵は習ったな。今回は避妊について勉強する。」教室からヒューやらフォーやらの喚声が上がる。どうやら皆この異様な雰囲気に興奮状態らしい。古泉は集中する視線にもぞもぞと体を動かした。早く席に戻りたい、目立ちたくない。「静かに!大事なことなんだぞ!…ちなみに古泉、中学で習った事は覚えてるな?」「はい。」「じゃあどうやったら子供が出来るか言ってみろ。」「…?」これはおかしい、と古泉はさすがに眉を潜めた。一人の生徒を前に立たせてこの質問は。見れば教室中がニヤニヤと笑いながら静まりかえっている。この優等生がどう答えるか見物、と言うわけだ。先生も含め、どうやら教室中が興奮状態にあるらしい。「女性の膣に射精し、精子が卵子に辿り着けばできます。」出来るだけしれっと答える。ヒュウ、と何人からか声が聞こえる。マズイ、煽ってしまったかもしれない。そうだな、と先生が頷く。そしておもむろに指し棒を伸ばした。「…?」「じゃあどうやったら射精するのか、田中、説明しろ。」その指し棒を古泉の立つ目の前の生徒に渡す。「はーい!ここを、こーやって、」「っ!…ちょっ…辞めてくださいっ。」生徒は古泉の股間をズボンの上から指し棒で突き、さらにぐりぐりと回した。「弄って気持ち良くなれば射精できまーす!」「やめっ痛っ…!」慌てて手で払い除ける。皆の視線が古泉の股間に集中した。「そうだな。では本題に入るぞ、避妊と言うのは…」古泉は困った。もう席に戻ってもいいだろうか?さっきから皆の視線が痛い。「…っ?」先生が後ろを向いて話している。黒板に何か書いている。その間、先ほどの生徒が指し棒でまた攻撃してきた。先でつつき、時には回すように股間を棒で弄ぶ。それを慌てて手で払い除ける。繰り返し。「こらっ!何を遊んでるんだ!」「先生、古泉がちょっと勃起しちゃったみたいです。」後ろでニヤニヤして見ていた生徒が言った。「あぁ?あ~まぁ、若いからな。当たり前だ。恥ずかしい事じゃないぞ古泉、むしろ健康だ。」もう恥ずかしくてさすがにポーカーフェイスも保っていられない。古泉が黙っていると、先生がまあいい、と呟いた。「どれ、どんな感じだ?」「…やっ!」先生の手が後ろから股間に延ばされ、さわさわと撫でられる。これはもう、さすがに犯罪だ。逃げなければ。しかし校内で問題は起こしたくない。「やっ…やです…やめてくださ…っ!」また前の生徒が指し棒でつついて来る。今度は乳首を探しているらしい。教室中が異様な雰囲気に包まれた。生唾を飲み込み、黙ったまま古泉を凝視する。古泉の小さな非難の声だけが響いた。「皆に…射精とはどうするのかお手本を見せてもらおうか。」先生も場の雰囲気にのまれていたのだろう。嫌がる古泉のベルトに手を掛ける。「て、手伝ってやるよ。」興奮した生徒が横に来た。「放して…や、やめて下さい…っ!」「田中、山下、三田、手伝ってあげなさい。」「はい!」生徒達は皆から見えやすいよう、古泉を抱えあげて教壇の上に乗せた…
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