部屋を掃除していたら、机の奥から懐かしい物が出てきた。真っ赤な色をしたスーパーボール。ここ最近の祭で取ったりした記憶は無いので、きっと小学生か何かの時に取ったものだろうな。「あれ?何ですか、それ」後ろで要らない物の分別作業を手伝ってくれていた古泉が、肩越しに覗きこんでくる。顔が近いぞ。「スーパーボールだよ。多分、昔取った奴」「へぇ、懐かしいですねぇ…」俺の手からひょいとそれを取り上げ、ポーンと跳ねさせて懐かしそうに笑う古泉だが、それを使って遊ぶなんて特に室内なんかじゃほとんどなく、すぐに飽きたように手の平ので転がし始めた。 「これ、持ってても何にもなりませんよね…使い道もありませんし」まぁこんなもんは夜店で掬うのが楽しいだけで、その後すぐに飽きるのが普通だな。そう、普通はな。俺はニヤリと笑って古泉の手から赤い玉を取り上げた。
「ふぁっ…くる、しいっ…!」いやいやと首をふり、古泉が涙が滲んでいる目でこちらを睨んでくる。「そんなデカいもんじゃねーだろ?、俺のよりはちっさいし」古泉の後孔に指を突っ込み中に入れた物を押し込みつつ、冗談めかして言ったら真っ赤な顔の古泉に頭をはたかれた。「そ、そんなことじゃなくて、問題は…これが奥まで入りすぎて出て来なかったらってこと…ひぁっ?!」押し込むついでに前立腺をぐっと擦ってやると、途端口を手で押さえてよがり始めた。「大丈夫じゃねーの?しっかり咥えこんでるけど、ここどうせ排泄器官だしな。産めば良いじゃねーか」「う…?!」赤く染まり始めていた顔を古泉は完全に赤くした。「変なこ…あっやぁ…っ、変な事、言わないでっ」「けど、もう俺の指じゃ届かんくらい奥に入ったぞ?それ以外にどうするんだ?」「うっ…」潤んできた瞳は非難するようにこっちを睨んでくる。そんな目をされても入っちまったもんはどうにもならんがな。「ほら、古泉…」「っく、ふあっ…んん、んう…」涙をボロボロ零して下腹に力を入れている古泉はなかなか、つーかかなりエロい。そういえば排泄も欲求の一つだったかね。こんなんでも感じるのか。ゆるゆる立ち上がってきている古泉自身をピンッと弾いてやると「ひゃぁぁっ!」甲高い声と共にビクッと身体が震えて、見えかかっていた赤がまた中に引っ込んでしまった。「っ…あ、なに、す…ふぁっあっやああっ」指で適当につつくだけで声を上げるなよ。今はそれよりも中のボール出すことの方が先なんじゃないか?古泉。「そ、そんな事言うなら、変な事しないで下さいよ!」悪い悪い。が、涙でボロボロの顔で怒った顔されても、怖くも何とも無いんだがなぁ。「もうっ…んっ、ふぅっ…」お詫びとばかりに中の物がなかなか出てこないそこをベロリと舐めあげてやる。確か動物の親もこんな事するよな。「あぅ…やだそんなとこっ…、あんっ!ん、んぁっっ!やだ、ぁあっだ、だめヤダァ…ぁっっ!!」ポロリと赤いスーパーボールが転がり落ち、床を跳ねて行った。それと同時にイッてしまい、少し空ろな目で転がり落ちたそれを見た古泉は、肩を震わせてボロボロと泣いている。「うぁ…あ、えぅ…っく、うー…」もの言いたげにこちらを見るから、頭をポンポンと叩いてやる。悪かったな、ちょっとやりすぎた。ああ、やりすぎたついでにもうちょっと付き合って貰えんか。立派に成長してしまった息子の為にも、拗ね始めてしまった古泉をなだめる為に軽く口付けた。
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