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寒波が到来したある日――
SOS団の活動がない上に寒いとあって、俺は古泉のアパートの一室で奴と二人でコタツに入っていた。
「……寒いなあ」
「ですねえ……」
暖房器具はあるにはあるが、エアコンの暖房モードでは心許ない。
「今年は寒い上に灯油も高騰していますからね。出来る限り省エネタイプの暖房器具でこの冬を乗り越えたいものです」
「全くだな」
確かに同感ではあるが、このコタツは男二人が入るには少しばかり小さかった。
今も互いに膝を曲げて足を布団の外へ出さないようにしている状態である。
そんな中、奴の右足が――既に靴下を脱いでいるから素足のまま足首が見える状態で俺の横にひょいと出てきた。
奴は俺の目線に気付くと、
「ああ、すみません。ずっと入れていたので足の裏が少々熱くなってしまいまして」
確かに長時間足を入れっぱなしでは熱いだろう。
俺も熱いと言えば熱いが、靴下を履いているより素足のほうが熱さは増す気がする。
実際にはどっちなのかは解らないが。
「いや、構わん」
……ふむ、素足か。
俺はふと思い立って、布団からはみ出している奴の足首を掴む。
「………?」
古泉は当然の如く、俺の意図する所が解らず、怪訝そうな表情を見せる。
まあ、他人の足の裏にやるべきことと言ったら一つしかないだろう。
「うひゃっ」
そう、ズバリくすぐりだ。
「やめてくださ……ひゃひゃひゃ」
止めろと言われて止める馬鹿は居ないと思うが、
「あひゃひゃひゃ」
「………」
色気もヘチマもない笑い声だとツマランので、一旦くすぐるのを止める。
「ぜーぜー……」
奴は笑い声の出し過ぎで疲れたのか、口を半開きにして息を落ち着かせている状態だ。
しかしだな、お前、少しはサービス精神を持てよ。
「サービスって何ですか、サービスって」
文字通り、出血大サービスのサービスだ。
「ほほう……」
古泉は少し考え込む表情を浮かべていたが、
「……それなら」
「うおっ!?」
不意に奴の左足が俺の股間へやって来た。
奴はニヤニヤ笑いながら、俺の股間の上で足の指先をちょこまかと動かしている。
「このサービスはどうです?」
正直に言うと悪くはない。
踏み潰すほど力を入れているわけでもなく、何と言ったらいいか、まあ、そのズボン越しに俺のモノを撫で回している状態だ。
「てっきり、貴方にこれをやられるとばかり思っていましたが」
指先の感触で俺のモノが硬くなっているのが解るのだろう、奴は調子に乗って指先をぐりぐりと動かしている。
「俺もやろうと思っていたんだがな……」
これはこれで気持ちいいので悪くはないんだが。
「……え?」
これ以上やられると俺のモノが困った事態になるから、俺の股間の上に収まっている奴の足首を捕まえる。
「こうなるのがオチだからな」
俺が先にやらなかった時点で『何故やらなかったのか』を考えなかったお前の負けだ。
こいつがボードゲームの類に弱いのは、この辺りが原因だと改めて実感する。
「うっ……」
古泉は慌てて足を引っ込めようとするが、少なくても同年代の男の力だ、そう簡単に引き剥がせるものじゃない。
「あの……またくすぐり…ですか?」
奴は顔を引きつらせながら恐る恐る俺に問い掛ける。
だが、尋ねた時点で何をするのか予測出来たと思う。
「……これでもくすぐったいと思うが」
そして、俺はコタツから体を少し離して腰を屈めると、掴んでいる奴の足首を少し持ち上げ、顔を近づけて足の裏をひと舐めした。
「ひゃんっ!?」
奴が発した声は、さっきくすぐった時よりも高音気味の色っぽくてほっとするが、当の本人としては恥ずかしいのだろう、頬を少し染めて俺を睨み付ける。
「あ、あのですね、何で舐めているんです? 足の裏なんて汚いでしょう」
綺麗な足の裏だと思うが、何故舐めてるかと言われてもくすぐっているから、としか言い様がない。
「くすぐるなら普通にくすぐればいいと思いますが」
「普通にくすぐっているだろ、普通に」
俺は再び足の裏を舐め始めるが、
「これ…のどこがっ……!」
奴も奴で顔をしかめながら声を抑える。
俺はその非難の声を聞き流し、足の裏の側面から盛り上がりの部分にかけてそっと舌を這わせた。
「はぁ……んっ」
奴は抑えきれずに漏れた声に顔を真っ赤に染め、慌てて右手で口を押さえる。
最も、平然と奴の足を舐めているフリをしてはいるが、俺は俺でそろそろ股間がヤバ目だから、あまり悠長なことをしていられない。
「っ……!」
必死に堪える奴を余所に、更に足の指や指の間を舐め始める。

出来ることなら奴の口から言わせたいが、頃合いを見てこっちから言ったほうがいいかもしれない。どっちが先に言ったかなんて問題じゃないしな。