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「さぁ、いつまでも玄関にいるのもなんですから、どうぞ」
そう言って古泉は触手と一緒に先に行ってしまった。
いやいやいやいや、そんなモノローグをしたためている場合なのだろうか。
触手だぞ触手。
あの触手が古泉の部屋から出てきたということは、つまり奴の部屋に本体(?)があるんだろう。
不思議体験には慣れっこだが、流石に見たくないぞそれは。
そんなグロテスクな想像に一人立ちすくんでいると、古泉が俺を呼ぶ声が聞こえた。
「どうしたんですかー? ご飯、冷めちゃいますよ」
俺の密かな危機感にも気づいていないのか、古泉は呑気そのものである。
(ああもう、どうにでもなれ!)
そう覚悟を決めて居間の扉を開くとそこにいたのは……
「一体どうしたんですか。さ、どうぞ座って下さい」
テーブルにコンビニ弁当を広げ、床に腰を下ろしている古泉と……
部屋の隅にあるベッドの上に鎮座する、巨大な緑色の白滝……の塊……?のような触手であった。
「あなたに勉強を教えるから、あの子には食事を待っていてもらってるんです。
僕としても心苦しいので、早めに終わらせていただきたいのですが……」
申し訳ないような複雑な表情で俺を見上げる古泉。正直言って反則だ。
仕方ないな、と思いとりあえず二人でテレビを見ながら弁当を食べていると。
しゅる、と音を立てて触手が古泉の二の腕にゆっくり巻き付いてきた。
そしてその先端が、甘えるような仕草で古泉の首筋を撫で始めたのだ。
……って、この短い間に、俺は触手の感情を察知できるようになってしまったのか……。
「あっこら、ダメですよ」
口では否定しつつも、払いのけたりはしない古泉。
その内触手は、なんと古泉の襟刳りから、服の下へと潜り込んだではないか。
「おぅわ!?」
驚きのあまり、俺の方が声を上げてしまう。
古泉も流石に驚いたようで、食いかけの弁当をテーブルに置いて
触手に向かって懇願している。
「うあ、こら……待ってて下さいって言って…、あっ…」
あっ て何だ あっ て。上擦った声を出すな。
調子に乗った触手は胸元を動き回っているらしい(古泉の服の動き方から察するに)。
俺は驚きと動揺とで古泉を見つめるしかなかった。
しかし、次に古泉が取った行動に、俺は度肝を抜かれることになる。
なんと、古泉がネクタイを解き、シャツのボタンを外し始めたのだ。
「ちょ、何やってんだよお前!」
「すみません、っ……あ、この子が、どうにも我慢できないようなので…
先に食事を済ませることにします…っ」
それがどうしてお前が服を脱ぐのと繋がるのか。そんな疑問が頭をよぎったが、
実のところはもう何となく分かっていたし、肌蹴られた古泉の胸元の、乳首を中心に
こねくり回す触手(そしてそれで妙な声を上げている古泉)を見たときにそれは確信に変わった。
あれだろ? お前の精液が食事とかいう、それなんていうエロゲ?的展開なんだろ?
嬉しそうに乳首を刺激する触手と、そんな触手を愛しそうに見つめる古泉。

こんな時、俺は一体どうすればいいんだろうね。