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今日は僕の誕生日です。
本当はあんまり期待はしていなかったけれど
家に帰ると彼がお祝いの準備をしてくれていました。
美味しそうな料理と、それから可愛らしいケーキ。
「凄いですね……有難うございます。嬉しいです」
僕がそう言うと、彼は少し照れながらも笑ってくれた。

彼の用意してくれた料理はとても美味しかった。
そして食後のデザートとしてケーキ。
細やかだけれども、嬉しくて顔がほころぶ。
頂きますとフォーク手にした僕を彼が呼び止めた。
「あ、悪い。まだトッピングが足りないんだ」
「あれ。そうなんですか?」
「ああ、こればかりは鮮度が大事でな」
見た目はとても綺麗になんだけれども、彼がそういうからには
まだ何か掛けるものがあるんでしょう。

大人しく僕が待っていると、彼はおもむろに立ち上がり。
ベルトを外しズボンを寛げて……え?なんでいきなり?
状況が解らず絶句して眺めるだけの僕に
彼は既に臨戦態勢のご子息を取り出して。
……まだ食事中ですよね?何故そんな元気なんですか。
しかしいつもと違い、彼は僕に覆い被さる事は無く。
問いを口に出せぬまま、目の前で彼はその……自慰をし始め。
このまま見ていて良いのか悪いのか。
行き場の無い視線を彷徨わせていると、やがて彼は小さく呻き声を漏らした。
どうやら果てたらしい。
それだけならまだ良いとして。
いや、僕が居るのに目の前で一人でされるのは
とても微妙な気持ちではあるのだけれど。
何よりも問題は……彼が出したソレが、僕のケーキに掛かっている事で……。
「……何なんでしょうか。これは」
「いやな、俺の生クリームもおまえに食わせた――」
彼の台詞が途中で途切れたのは僕が立ち上がったからで。
「待てよ古泉。どうせいつも飲んでるだろ?」
「ちょ……信じられない!そういう問題じゃありません!」

それから暫し押し問答があったのだけれど……。
最後には仲直りしましたよ。ええ。……これも彼なりのお祝いですしね。