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時は少し巻き戻って、一回戦その2――古泉vsみくる――

「ふぇぇ~ん。また負けちゃいましたぁ」

朝比奈さんの悲痛な叫び声と共に、彼女の身体から衣類がまた一枚すり落ちる。
彼女との野球拳が開始されてからある程度の時間が経過した現在、僕自身でも信じられないことに、ここまで朝比奈さんに全戦全勝負けなしの状態が続いていた。
「すみません……ギブアップされても構わないんですよ?」
僕は残り二枚の下着を残すのみとなった彼女にギブアップするよう進言する。
そう、この野球拳は、涼宮さんの進言により、一回戦に限り途中リタイヤ――所謂ギブアップをしていいことになっているのだ。
「いいえ、まだやります」
だが、朝比奈さんはにっこりと微笑んで続行を告げる。
涼宮さんのことだからギブアップ後に罰ゲームを設けていること間違いないわけで、それを考えるといくら朝比奈さんとはいえ、いや、だからこそ、簡単にギブアップをするわけがない。
ましてや傍らでは彼が速攻で全戦全敗していの一番に負けている状態なのだ。
仮にここでリタイヤする羽目になったとしても、ギブアップという形ではなく普通に負けたのであれば罰ゲームは免れる、だから普通なら多少の羞恥心はあっても後々の罰ゲームを考えるとここでギブアップはしないだろう。
それを解っていながら、何故僕は彼女に対してギブアップを提言したのか――
それは正直なところ僕が目のやり場に困っていたからである。
普段は――仮にそれがバニーガール姿であっても、所謂『コスプレ』だと思えば意識しなくて済むのだが、今こうして目の前で下着姿を見せられるとそうもいかない。
否が応でもその下にあるものを意識してしまう。
「そうですか……」
僕は極力今の朝比奈さんの姿を意識しないよう、彼女から一旦顔を逸らす。
人に裸を見られることより人の裸を見ることのほうが恥ずかしい――身体が熱くなるのを気力と理性で無理矢理押さえ込み、再び野球拳を再開した。

「これで最後ですぅ」

かくて朝比奈さんが一枚の下着姿となり、僕の勝利が確定した。
後は朝比奈さんが服を着直してくれればこれ幸いなわけだが、涼宮さんがそれを許す筈もない。
負けたというのにいつも通りの微笑みで鎮座されている朝比奈さんから意識を逸らすべく別方向を振り向くと、そこには二枚の下着姿――あと一回の勝負で勝敗が決する状態で対峙されている涼宮さんと長門さんの姿があった。
「………」
傍らに居る朝比奈さんの姿もそうだけど、僕の視界に真っ先に入り込んで来たお二人の姿――特に涼宮さんの姿は僕的にはかなりヤバイ。
下着姿なんて視点を変えればビキニ姿と大差ない――自分で自分を誤魔化そうと目を閉じて邪念を振り払おうとしていると、
「ナニ間抜け面しておっ勃ててるのよ、この馬鹿キョン!」
涼宮さんの声が聞こえてきた。
そして、彼女は突如彼の元へ歩き出してハリセンのようなもので頭をはたく。
「仕方ねぇだろ、生理現象ってやつだ」
はたかれた彼は悪びれる素振りも見せず彼女に言い返す。
確かに、その、朝比奈さんのお姿を見た後でそのように身体が反応してしまうのは十二分に理解出来ますが、だからといって涼宮さんの目の前であからさまな態度を取られてしまうと色々と心配になってしまう。
僕のアルバイトの回数が増えるという単純な理由ではなく、彼女の心情やその他諸々の意味で。
しかし、幸い今日の彼女は《閉鎖空間》を発生させるほど不機嫌な状態ではないらしい。
さほど怒っている素振りも見せず、腰に両手を当てて彼に向かって言い放った。
「アンタが負けたからといって、まだこっちの試合はまだ終わっていないんだから、少しはこっちも見なさい!」
「へいへい」
彼は肩をすくめて彼女らのほうへ身体を向こうとするが、
「………」
その瞬間、彼と目が合う。
何故か――いや、十二分に解っているけれどあまり考えたくはない理由で後ろめたさを感じたが、その想いを振り切るべく一旦深呼吸をしてから彼の側へと近づく。
「おや、貴方は負けたのですね」
ああ、もう大丈夫。いつもの自分を貫き通すことが出来そうだ。
「……あの二人が本気になったら勝てるわけないだろ」
「それもそうですね。僕は組み合わせ運が良かったと言えます」
「全くだ」
恐らく涼宮さんとしては彼をいの一番に敗退させて自分が最後まで勝ち残る予定なのだろう。
その証拠に、

「勝ったわ! これで決まりね!!」
「………」

涼宮さんはまともに勝負しては決して勝てないであろう長門さんを打ち負かし、見事勝ち進む運びとなった。
「……やれやれ、涼宮さんが相手ですか」
僕は肩をすくめて溜息を一つつく。
実際の所、僕は罰ゲームをやらなくて済むよう、最低限勝てばいいわけで、既に一回戦を勝ち進んでいる以上、これ以上勝つ必要はない。
「お前の運もここまでだな」
「確かに涼宮さんを相手に勝つことは難しいとは思いますが――」
むしろ下手に勝ち進んで涼宮さんの下着一枚の姿を見る羽目に陥ったら僕自身が困る。
「少なくてもこの段階で僕の罰ゲームはなくなったわけですから、それだけでも良しとしておきます。
生憎とこの中で一番最初に負けたのは貴方であり、少なくても僕は勝っていますから」
「言ってろ」
彼は腕を組んで憮然と吐き捨てる。
既に最初に敗退している時点で彼の罰ゲームは確定だ。
僕と涼宮さんの対決となれば、涼宮さんの勝利は容易に想像は付く。
そして、その後に繰り広げられるであろう罰ゲームも。

――少なくても、僕はそう信じて疑わなかった。


決勝戦――ハルヒvs古泉――

かくして僕と涼宮さんの野球拳が開始された。
――が、その試合は、少なくても僕にとって順調に進んでいるとは言えなかった。
何故なら、ここにきても僕は全戦全勝で涼宮さんが脱ぎ続けていたからである。
一瞬、長門さん辺りが細工でもしているのかと勘ぐったが、彼女が小細工をする理由はない。
わざわざ涼宮さんの不興を買ってまで僕を連勝させる意味がないからだ。
「あーもう、しょうがないわね!」
そして、またもや負けた涼宮さんは、不満げな様子で衣類をまた一枚脱ぎ捨てる。
「あ、あの、涼宮さん。この辺りでギブアップしても……」
僕は二枚の下着だけになった彼女の姿に耐えきれずに進言した。
実際、意識しないように――極力見ないようにしてはいるが、そうすればするほど視線は彼女の胸元へと移ってしまう。
「あたしがそんなことするわけないでしょう! 勝負はこれからなんだから、このまま続行よ!!」
「わ、解りました……」
当然、涼宮さんがこのような進言を受け入れる筈もなく、目のやり場に困り果てながらも野球拳は続行されることになった。

「アウト! セーフ! ヨヨイのヨイ!」

だが、あと一回勝てばこの状況から解放される――そんな思考が災いしたのだろうか。
あれから僕は連敗を重ね、順調に服を脱ぐ羽目に陥っていた。
今現在の僕の出で立ちは、ランニングシャツにズボン、その下にトランクスである。
「だから言ったでしょ? 勝負はこれからだって!」
涼宮さんは下着二枚だけの姿で自信満々に言い放つ。
「解ったらとっとと脱ぎなさい!」
太陽のような明るい笑顔にいつになく露出されている肌がまぶしすぎる。
「わ、解りました……」
なるべく彼女の肢体から目線と意識を逸らしながら、下のズボンをゆっくりと脱いで床に置く。
「ふっふーん、これで泣いても笑っても次がラストね!」
そう、これで僕も彼女同様、下着二枚になったわけだけれど、
「……そのようですね」
今の僕はいつも通りの表情でいるだろうか。
身体中が――特に一部分がこれまでにない熱を帯びてきていて、かなりヤバイ状態だ。
ランニングシャツの丈が長めなお陰でトランクスの大半を隠すことが出来るのが幸いだが、幾らボクサーパンツ等に比べてゆったりしているとはいえ、下着一枚になったら流石に僕自身が自己主張している状態が露見されるだろう。
今から個室へ行くと告げても涼宮さんが許す筈もないし、その結果《閉鎖空間》を生み出したら目も当てられない。
今の僕に出来ることは――面前に居る涼宮さんに勝つことだけだ。
あと一回勝てば個室に駆け込むことも、それが無理でも床に置いているズボンを履くことも出来る。

そう、あと一回勝てば――

「どうやらあたしの勝ちみたいね」
だが、そんな想いもむなしく、数回のアイコの末、最後のじゃんけんは涼宮さんの勝利となった。
「……その…ようですね」
自分の意志と相反して、先程より一層熱を帯びている僕自身に情けなさを感じながら、無駄な抵抗と知りつつも彼女の身体から視線を逸らす。
今僕はどんな表情をしているのだろう。
身体どころか顔も熱くなっているのが痛いほど解る。
少なくてもじゃんけんに熱中し過ぎて真っ赤になった、なんて言い訳は出来そうもなかった。
ここはランニングシャツを脱いだ後、『僕も健全な男子高校生ですから』と申し訳なさそうに、かつ自分の反応が普通であることをさりげなく強調し、足早に個室へと駆け込むしかない。
僕が彼女の下着姿を見て反応している事実は事実だから、下手に隠すよりも認めてしまったほうがいいだろう。
ただ、あくまでも『健全な男子高校生』としてであり、それ以外の感情を匂わせてはいけない。
「それでは……脱ぎますね」
僕は意を決してランニングシャツを脱いで床に置く。
トランクス一枚になった僕自身は、僕が想像していたよりも遙かに自己主張をしていた。
気恥ずかしさの余り両手で隠したくなるが、隠したところで僕自身が過剰反応している事実は拭い去りようがない。
「……ふぅん」
涼宮さんは、トランクスに視線を集中させ、意地の悪い笑みを浮かべている。
「あ、あの、これは……」
健全な男子高校生が女子高生の下着姿を見て反応するのは何ら変なことではない、自分にそう言い聞かせて言葉を続けようとするが――

「キョン!」

涼宮さんが突然彼を叫んだかと思うと、いつの間にか背後に居た彼に羽交い締めにされる。
「えっ…?」
一体何がどうなっているのか把握出来ないまま辺りを見回すが、左には長門さん、右には朝比奈さんがそれぞれ一枚の下着姿のままで立っていた。
そして、真っ正面には――
「健全な男子高校生だもの、仕方ないわよね」
至近距離にまで接近していた涼宮さんが居た。
……これって囲まれている!?
「大丈夫、今すぐ楽にしてあげるから」
彼女は妖艶な笑みを浮かべると、僕のトランクス越しに僕自身に触れる。
「……っ!」
情けないことに、彼女の手が触れただけで腰がピクンと動いてしまう。
「もしかして、溜まっている?」
確かにそれは事実だけど、そのことを肯定するわけにもいかない。
「そ、そんなことよりも……」
何とかしてこの場から離れないと、このままでは彼女の目の前で醜態を晒してしまう。
助けを求めようと、背後に居るであろう彼に目線を送るが、
「すまんな、古泉。ハルヒ曰く『一番最初に負けた人は最後まで勝ち残った人の言うことを何でも聞く』とのことなんでな」
溜息混じりに小声で返される。
それは確かにその通りだけど、彼女は僕を羽交い締めにせよ、とは言っていなかった筈ですが?
貴方はいつの間にかテレパシストになったんですか?
涼宮さんとツーカーな仲になったのなら喜ばしいことですが。それとも阿吽の呼吸でしょうか?
あと、先程から僕の背中に当たっている硬い『何か』は、周囲に三人の下着姿の女性がいるからですよね?
僕同様に健全な男子高校生だからですよね?
「あら、キョンの顔を見て興奮する趣味があったの?」
涼宮さんが僕自身を一撫ですると同時に意地悪そうに囁く。
「い、いいえ、そんなことは断じてありません! ええ!!」
元よりその手の趣味はない上、冗談でも肯定してしまったら何が起こるか解ったものではない。
いつもなら微笑みながら冗談めかして否定出来るだろうけど、今の僕にそんな余裕はなかった。
「まあ、そうよねえ」
涼宮さんは満足げに笑みを浮かべ、布越しに僕自身を掌に包み込むと、そのままその手を上下にゆっくりと撫で始めた。
「あたしが少し触っただけでこんなに硬くなっているんだもの」
「あぁぁっ!」
与えられた刺激と、布越しとはいえ涼宮さんが扱いているという事実が相成って、溜まらず嬌声を上げてしまう。
こんな甲高い声を、誰よりも聞かせたくなかったであろう相手に聞かれ、逃げ出せるものならこの場から逃げ出したい気持ちで一杯になる。
だが、背後から彼に羽交い締めされていてはそれも適わない。
「す、涼宮さん、それは……!」
「なに?」
彼女は手を休めることなく淫靡な笑みを浮かべながら僕の顔を見据えている。
「なにって……その……手を……」
その手を止めて欲しい――そう言いかけた時、
「こうしてほしいわけ?」
涼宮さんはもう片方の手で僕自身の先端を円を描くように撫で始めた。
「ち、ちが……っ!」
否定しようとするも、声を押しとどめるのに精一杯で口を開くこともままならない。
「でも、ここは喜んでいるわよ」
彼女が指摘した通り、撫で始めてから時を待たずに、僕の先端からは先走り汁が滲み出て、トランクスの一部分にシミを広げていく。
「……っ!」
布越しから与えられる柔らかな刺激に、思わず腰を動かしそうになる。
「もっと強い刺激が欲しい?」
涼宮さんの問いと同時に、片側に居た朝比奈さんが僕の平板な胸を撫で始めた。
「あら、駄目じゃない、みくるちゃん。古泉くんの返事を待たなきゃ」
「ごめんなさい、涼宮さん」
朝比奈さんは甘い声で謝罪を告げると、
「でも、返事を聞くまでもないと思いますよ?」
僕の胸に顔を近づけ、その先にある突起物に舌を這わせる。
「はぁんっ!」
「だって、こんなに硬くて敏感になっているんですから」
朝比奈さんの指摘通り、既に硬くなって赤く充血していたであろうソコに、彼女の舌先と唾液が幾度となく絡み合い、淫靡な音を立てていく。
「……ズルイ」
そう言うや否や、もう片側に居た長門さんも朝比奈さんと同様に僕の突起物を弄り始める。
「……っ!」
そして、両方から与えられる微妙に異なる刺激に何とか耐えようと歯を食いしばっていると、
「ひゃぁっ!」
突然、予想していなかった方向――背後から耳朶を舐められ、またもや甲高い嬌声を上げてしまう。
「いやあ、空気読んだほうがいいと思ってな」
彼はそう囁くと、耳朶からその裏側を執拗に舐めていく。
そんな空気は読まなくていいですから!

「はぁ…はぁ…」
感じやすい自分の身体に情けなさを覚えながら、上と下から与えられる中途半端な刺激に思考が朦朧とし始める。
先程までは涼宮さんの前で醜態を晒したくないと思っていたにも関わらず、今はこのもどかしい身体の疼きから早く解放されたい――早く達して楽になりたい、そう願いようになっていた。
「もう一度尋ねるわ」
涼宮さんが手の動きを止めて僕の顔を見据えると同時に、他の三人の動きもピタリと止まる。
「もっと強い刺激が欲しい?」
突然止まった刺激に身体の疼きは抑えきれず、自分の意志とは無関係に腰が動く。
「それは……」
無意識のうちに無防備になった僕自身に手を伸ばしかけるが、
「うふふふ」
「………」
両脇に居た二人に手首を握り締められる。
「それとも……止めて欲しい?」
涼宮さんは妖艶な笑みを浮かべると、再び僕自身を撫で始める。ゆっくりと、くすぐるように。
「……欲しい…です」
弱々しく僕はつぶやく。
もう何もかも限界に近かった。
「何が欲しいの? 止めて欲しいの?」
彼女は全て解っているのだろう。
その手を止めることもなく、さりとて早めることもなく動かし続けている。
「し…刺激が欲しい…です」
「どこに?」
そして微笑んだままの彼女と目が合う。
「ですから……その……」
しかし、その目を見て言う勇気は僕にはなかった。
僕は彼女から視線を逸らし、自分の欲望を告げる。
「ぼ、僕の……お…ちんちんに……」
僕が言うや否や、彼女は僕自身を強く握ると、先程までの動きとは異なり、上下に緩急を付けながら扱き始めた。
同時に、僕の両方の胸と首筋に舌先による刺激が加わる。
「ひゃ…あぁっ!」
もはや与えられる刺激に抗う気力もなく、何度目か解らない嬌声を挙げた。
「あら、駄目じゃない。古泉くんはココしか希望していないわよ?」
涼宮さんは片方の手で僕自身を扱きながら、もう片方の手で先端をゆっくりと撫で回す。
「だって、古泉くんのココ、凄く物欲しそうにしていたから、つい……」
朝比奈さんはうっとりとした目で僕の胸の先端を長めながら、舌先でチロチロと舐め続ける。
「しょうがない子ねぇ、みくるちゃんったら」
涼宮さんはクスリと口元で笑みを浮かべると、僕自身の先端を指先で強く摘んだ。
「ふぁ……あぁんっ!」
一層強くなった刺激に耐えきれず、腰を何度も動かす。
そして、僕自身を包み込む彼女の掌の力は強くなり、扱く速度は上がっていった。
「……このまま中で出しなさい」
「はぁ…あぁぁぁっ!」
突き上げる衝動のまま身体を弓なりに反らすと、トランクスの中に僕自身の熱い熱が放出される。
どくどくと流れ出る熱が下着中に充満し、やがてそれは布越しに彼女自身の手と、トランクスの隙間から太ももへと伝って行った。

「はぁ……はぁ……」
やがて全てを出し尽くしたせいか、足に力が入らずガクンと腰がと砕けるが、
「おっと」
崩れ落ちそうな身体を彼の両腕に力強く支えられる。
安堵したのもつかの間、
「しかし……凄いな」
彼に指摘された瞬間、それまで虚無感で一杯だった意識が我に返った。
「あぁ…ぁ……」
さっきまではひたすらこの疼きから解放されたいと思っていたが、いざ熱が吐き出されると、自分一人で義務的に処理をする時とは比べものにならない量に驚きと、夢精した時とは比べ物にならないぐらい下着の中に充満する濡れた感触、そして収まりきらずに濡れた下着から溢れ出て太ももまで濡らしているソレに羞恥心で一杯になる。
恥ずかしさの余り顔を逸らして目をつぶると、
「有希」
涼宮さんが僕自身から手を離し、長門さんに目線を送る。
そして、片側に居た彼女は僕のトランクスを脱がしにかかった。
「や、やめ……!」
彼に羽交い締めにされたままの僕は抵抗する間もなく、一瞬でトランクスを脱がされる。
「あぁ……」
僕自身から吐き出された精液が、僕自身はおろか陰毛や玉袋、はたまた太ももにまでこびりついたまま外気に晒された。
そして、そこから青臭い匂いが嫌が応もなく鼻に伝わってくる。
「すげぇ光景だな、おい」
ゴクリという音と共に、背後から彼の声が聞こえる。
自分自身で目を背けたくなる醜態を見られ、このまま消えてしまいたいぐらいだというのに、肝心の萎えきっていた筈の僕自身は再び擡げ出した。
「まだ出し足りなかったのかしら」
涼宮さんは妖艶な笑みを浮かべると、精液で濡れたままの僕自身を握りしめ、人差し指の腹先にソレを絡めて先端を撫で回す。
「ひゃぁあぁぁっ!」
放出直後で過敏になっているであろうソコを撫でられ、今までにない甲高い嬌声を挙げてしまう。
ついさっき出したばかりだというのに、先端からは先走り汁が溢れ出る。
「時間はたっぷりあるんだから、一人では出来ないことを沢山教えてあげるわ」
彼女はそうささやくと、精液塗れの僕自身にそっと顔を近づけていった。