読書

2007/09/23
感性消費の時代にお客さんが求めているものは、ミズダコが生活必
需品なのかどうかではない。それで、生活が面白くなるかどうかである
お客さんの行動を軸にビジネスを見ること。それが重要だ
これからのマーケティングにはますます「人間らしさ」が求められ
る、そういうことなのでしょう。

ほんとうの自信は、実は、この「自分との約束を守る」という覚悟
から生まれるのです
◆柳生家の家訓
「小才は縁に出逢って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁をいか
さず、大才は袖すり合った縁をも生かす」

個人的には、他人のまずい振る舞いを見て、それを忌み嫌うのでは
なく、「あの姿は、自分の中にも、ある」と思うことが「反面教師」
という言葉の本当の意味だ、という一節が参考になりました。

 

2007/09/24『トヨタ愚直なる人づくり』
極論すれば、「利益が出る」とわかっていても、プロセスが悪ければ、あるいはプロセスに納得しなければ、仕事には取り組まない

意外なことに、これだけの利益を出しているトヨタだが、社内では目標管理がない。売上高や利益をいくらまで伸ばそうといったような数値目標もほとんどない

詳しく言えば、P→D→C→Aの後には「S」が来る。Sとは「スタンダーダイゼーション(標準化)」のことである

人の能力を引き出してこそ、人に優しい企業

「もう一度やらせてみて、成功したら大いに誉める。そうすると、自信のなかった子に自信がつく」

人間尊重とは「その人の仕事の成果が世のため人のためになるようにしてやることではないか。無駄な時間を費やさせることは収奪に他ならない」

個人や組織に蓄積している暗黙知を形式知化し、社内で伝えやすいようにして、知らない人に教えることで、作業の効率化等は進むであろう。でも、肝心なことは、新しい暗黙知を生み出すことであり、これが抜本的な変革につながる

 

『勝負に強い人がやっていること』

大切なのは、競争しないことではなく、戦ってなお相手に対する敬意を失わないこと。これはビジネスの世界でも同じだと思います。

では、お互い尊敬しあえる関係を築くには、どうすればいいのか。常日頃から技を磨き、真剣勝負をすること。全身全霊をかけて戦うことです。

学生時代の成績のように、本気で努力している人とそうでない人がいる世界では、努力は必ず成果に結びつきます。しかし、皆が努力している世界では、必ずしも成果につながりません

 

『ゲームニクスとは何か』

確かに言われてみれば、日本のテレビゲームには他の製造業が学ぶべき点が多数あります。

そのなかでも最たるものは、本書で「2つの不文律」としてまとめられている要素でしょう。

それは、「誰でも、取扱説明書を読むことなく、ゲームが始められる」ことと、「誰でも、遊んでいるうちに、ゲームにハマってしまい、ゲームが上手くなっていく」ことです。

 

『アサーティブ――「自己主張」の技術』

相手を叩きのめして強引に「YES」と言わせても、次回はきっと「絶対に譲らない」「今度はこちらが!」と、腕まくりしてくるでしょう。「YES」と言わされた瞬間から、相手は「NO」の準備を始めています

◆自己紹介で伝えるべきポイント
1.あなたが相手に関心を持っていることを伝える
2.今日、伝えたいことを相手メリットで予告する
3.相手メリットで、あなたの実績をアピールする

◆本気で聞いてもらえる自己紹介の基本
1.相手が一番気にしているところを褒める
2.そこを「もっとよくするお手伝いができる」ことを伝える
3.なぜなら「こういう実績があるから」という裏づけを示す

自分にとっての一番のセールスポイントではなく、相手になくて、自分にあるセールスポイントを、”相手のために”どう活かせるかを伝えるのが、自己アピールのゴール

 

 

 

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最終更新:2007年10月01日 06:39
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