コアラ社長の経営戦略(小原隆浩)

立地戦略-出店するならアウトカーブ。地方小都市では車移動がメインです、したがって、走行中の車から見える、見えないは、とても重要な判断基準となる。「アウトカーブ(ゆるやかなカーブの外側)」と「インカーブ(ゆるやかなカーブの内側)」では車からの視界は、「アウトカーブ」のほうが目に入る。同じ賃料ならば、どちらに出店したほうがよいかを考える。

 

タイムマシーン効果。東京には「はやり」「すたれ」の現象がある。地方小都市の中小企業にとって、その地域で将来確実にもうけれれる方法を事前にキャッチして準備する。つまり、タイムマシーンに乗って、ちょっとだけ未来に行きノウハウを見てから現代に戻り、多少のアレンジを加え同じことをする。地方小都市で商売をするからこそ、誰でもできる一番簡単な方法、これが「タイムマシーン効果」なのです。

 

成功者の方々と自然に交流できる方法。緊急時の食料確保のために南米のアルゼンチンまでその農場を視察するというツアーに参加した時、すばらしい事業者が参加しており、多くの話しを聞けることができた。旅費も安く、すばらしい創業者の方々と同類になる一番の近道かもしれません。

 

ランチェスターの法則。一般的に「弱者の法則」のことを指します。航空学のエンジニアであったランチェスターが第一次大戦の空中戦の分析してできた「軍事戦略」。現在は、この軍事戦略を企業の販売戦略に応用し、経営理論として確立され、弱者に分類される会社がどのような戦略をとればよいかを数学的に体系化しているものへと変化している。第1法則一騎打ちの法則(弱者の戦い方)、第2法則集中効果の法則(強者の戦い方)。

 

攻めるエリアを分類し限定する。地理的要因を重視し、車で片道15分の地域を一つの商圏とし、その限定されたエリア内の市場占有率を高める。

 

電話営業は極力しない。電話は相手の状況に関係なく、かける側にとっては便利なツールであるが、一方的な電話は喜ばれることはまずない。手紙やメールなら相手のペースで見ることができる。そして繰り返し見ることができる。

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最終更新:2007年10月02日 06:54
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