何かをやめて何かを新しく始める時、人は失うことばかりを考え、新しく手に入る素晴らしい世界を忘れてしまう。
でも、実際に行動した時には、新たな世界が拓け、そこではこれまでの知識や人脈、経験が生きてくるものです。
●「知行合一」、知っていることと行うこととは一緒でなければならないという厳しい陽明学の教えを大切にした侍に河井継之助がいる。
愛するもののために死んだ故に彼らは幸福であったのでなく、反対に、彼らは幸福であった故に愛するもののために死ぬる力を有したのである
他人の幸福を嫉妬する者は、幸福を成功と同じに見ている場合が多い
重要なのは、きみ自身が改革に取り組んではならないということなんだ。むしろ従業員が改革に取り組むのをきみがリードしなければならない
ビジネスを進化させるためには、ビジネスを構成するそれぞれのシステムに対して「イノベーション→数値化→マニュアル化」を繰り返さなければならない
◆6つの精進
1.誰にも負けない努力を日々続ける
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行を積む
6.感覚・感性を伴うような悩み、心配事はしない
日経ネットマーケティング
2007/10/08『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(小宮一慶)
気にしていれば、ものは見える
「思い込み」があると、ものが見えなくなる
わたしたちは、関心のあるものだけ、自分にとって必要なものだけを見るようにできている
ものを見る力を磨くには、まず、自分には見えていないものがある、分かっていないことがあるという意識がとても大事です
ある一点を見ることによって、その全体像が分かるような仮説が立てられると、ものの見え方はずいぶん違ってきます
幸いなことに(!)、同じ情報を前にしても、ふつうの人には何も見えていない。だから、プロがプロたりえるわけです
見る対象を少なくする。これが、ものが見えやすくなる方法のひとつ
2007/10/08『勝手に絶望する若者たち』(荒井千暁)
◆離職していった若手社員たちが述べた理由 ※一部紹介
A.仕事を教えてくれなかった
B.即戦力になれなかった
C.意見を聞いてもらえなかった。すべてが一方的だった
D.したいことをやらせてもらえなかった
「教え合う環境のなかで一人ひとりが育成されてゆく」という概念が、現代の職場では希薄になった
「仕事に必要な知識や技術、態度」が、具体的に特定しづらい時代
技術の伝承とはトップダウンで行われるものではなく、ボトムアップによってのみ可能なのかもしれない。そんな気持ちにさえさせられました。「必要な技量だ」と上からいわれても、本人がそうした必要性を感じていなければ、真の意味での伝承はありません
だが、ウォルトは平然とこう言ったという。
『セールスバイブル』
7.営業を楽しみ、お客さんに笑ってもらう
8.売り上げだけにとらわれない
◆お客さんからの本音の声「誠実な営業マンに来てほしい」「セールストークの証拠が見たい」
「ほかのお客さんが満足している様子を教えてほしい。自分が一番初めだったり、ほかに買った人がいないというものは買いたくない。
その製品がよそでどのように使われ、ほかのお客さんがそれを気に入っている例を教えてくれれば、安心して注文できるのに」「『今は余裕がないけれど欲しい』と思った場合に選べる支払い方法を教えてほしい」