「番外ヒロさん12」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「番外ヒロさん12」(2009/12/20 (日) 17:01:57) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 15:59:32.08 ID:2ScDuEhD0
本編的番外編
「ひだまりのエロはないわ」という方、閲覧注意
どんっ!
ヒロ「あらあら、ごめんなさい!ほら紗英、気をつけないと」
紗英「・・・ああ、ゴメン○○(俺の名前)」
俺「どうしたの?なんか体調悪そうだけど」
紗英「いや、ちょっと小説の締切がね」
ヒロ「紗英ったら昨日も遅くまで頑張ってたみたいなんだけど」
俺「へー、大変だねえ。やっぱ趣味とプロじゃ違うんだろうなあ」
ヒロ「そうだ!○○くんって中学生の頃小説書いてたんだよね」
紗英「え、それ本当?」
俺「いや、俺のはただの自己満足で、紗英とは次元が違うっていうか」
紗英「よかったらさ、ちょっと相談に乗ってよ!」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:04:12.32 ID:2ScDuEhD0
三人は階段を上り、誰もいない屋上の踊り場で腰を下ろした。
俺は紗英の話を聞きながら、小説の世界観や登場人物を整理する。
美術科らしい色彩感や時間の感覚が、私小説的な世界に凝縮されていく。
なるほど、これだけの能力と個性があれば、高校生で職業小説家というのも頷ける。
ただ、こんな書き方ではすぐにネタが切れるのも致し方ない気もする。
まあ、まだ発展途上の才能である。
こうして締切に終われる中で、また一皮ふた皮剥けていくのだろう。
そんな中で、この愛すべき個性を失ってほしくないものだ。
俺はなるべく聞き役に徹して、紗英が考えを整理するのを補助した。
紗英は俺の助言を待つまでもなくアイデアをまとめていった。
そして、ついに煮詰まった紗英に俺は思い切った進言をした。
俺「痴漢なんかしてみたらどう?」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:08:46.08 ID:2ScDuEhD0
紗英「え、ええっ!?ち、チカンって、いわゆるあの痴漢?」
俺「そうそう。もちろんそれ自体が目的じゃなくて、ひとつのメタファとして」
ヒロ「でででででも、そんな下品なこと、紗英の小説には・・・」
俺「もちろん下品である必要はないんだよ。あくまで暗示。
それ自体が目的じゃないんだから、それを生かした書き方ができればいいんだよ」
紗英「で、でも私は実体験を大事にするほうだし、痴漢なんか遭ったことないし」
ヒロ「そ、そうよ!何も痴漢である必要はないんじゃ・・・」
俺「じゃあさ、ここでシミュレーションしてみようよ。俺も協力するから」
ヒロ「!!」
紗英「ええっ、でも、でも、そんな・・・」真っ赤になる
ヒロ「わ、私が実験台になるから!」(立ち上がる)
紗英「えっ!ちょ、ヒロ・・・」
ヒロ「だってだって、それで紗英のためになるのなら・・・」
俺「よし、決まり!じゃ、紗英はそこで見ててよ」(立ち上がる)
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:13:40.96 ID:2ScDuEhD0
俺は後ろからヒロの肩を抱いて、踊り場の壁際に誘導した。
ヒロの柔らかく肉付きのいい肩は、もう細かく震えていた。
後ろから見て分かるくらい耳まで真っ赤だ。
俺「紗英、よく見ててね?ほら、この状況だけでも何か暗示的だと思わない?」
紗英「う、うーん、そう、かな・・・」
俺(小声で)「じゃ、触るよ、ヒロさん」
俺は手を下ろしてヒロに体を密着させた。まだ小さい俺の男性自身が、
ヒロのお尻の谷間で少しだけ摺れた。
ヒロは無言で震えている。両手を胸の前で組んで、かなり緊張している様子だ。
俺「もっとリラックスしてよ。触られる前からそんなに緊張してちゃおかしいよ」
俺はそう言いながら、ヒロの柔らかいお尻に腰を押し付けた。
ヒロ(蚊の鳴くような声で)「は、はい・・・」
俺はさっそく右手を優しくヒロの右ケツに触れさせた。
ヒロはちょっとびくっとして、さらに全身を硬直させた。
右側から見ている紗英によく見えるように、少しだけ体を右に開く。
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:19:12.26 ID:2ScDuEhD0
横目で紗英を見ると、かなり混乱している感じだ。
予想しようもない展開に驚いているのだろう。
ヒロにしてもそうだろう。つい紗英を守るために被害者役を名乗り出たものの、
まだ心の準備どころか状況の確認すらできていないのだろう。
俺はかまわず右手を動かしてヒロのお尻を撫でる。
ふかふかと柔らかいお尻だ。体は細身だが、肉付きがいい。
だから、腰のくびれはしっかりしている。
女性の体の特徴をデフォルムしたような魅力的な体である。
俺(ヒロの耳元で)「ほら、ヒロさん、見ず知らずの人にお尻触られてるんだよ?」
ヒロ「・・・」
俺「どうするの?ちょっと抵抗してみたら?」
ヒロ(震える声で)「ど、どうやって・・・」
俺「たとえば、手を払おうとするとか、逃げようとするとか」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:24:59.77 ID:2ScDuEhD0
ヒロはぎこちなく体をよじった。緊張が伝わってくる。
俺の手のひらでヒロのお尻が動いて、さらに快感が高まる。
俺「そんなんじゃ駄目だよ・・・中途半端に抵抗したら痴漢は図に乗っちゃうよ」
ヒロ「・・・」
ヒロはまたぎこちなく右手を下ろして、俺の手を払おうとする。
しかし、ヒロの震える指は、ふっと俺の手首に触ったとたんに引っ込んでしまった。
俺「どうしたの?遠慮しなくていいよ」
ヒロ「・・・」
俺「じゃあさ、やめてください、って言ってみるとか」
ヒロ「・・・」
俺「もう声も出ない?」
ヒロ「・・・」
俺「・・ま、それもひとつのリアリティかな」
ヒロは完全に役になりきっているように見える。
しかしその緊張が本当に演技なのかどうかには疑問の余地があるが。
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:31:11.81 ID:2ScDuEhD0
俺は大きく右手を動かして、撫で回すように少しずつ指に力を入れていく。
ヒロの硬直した体に、柔らかいお尻がうにうにと躍動する。
横目で紗英を見ると、食い入るように見つめている。
痴漢を、というより、ヒロの表情を見つめているようだ。
俺「紗英、どう?注文があったら言ってね。角度とか」
紗英「え!?あ、うん・・・」
紗英の表情は複雑だ。初めて見るその行為に興味はあるようだ。
しかし、ヒロの怯えた表情には、興味とともに嫌悪感も抱いている感じだ。
まったく小説家なんてのは罪な仕事である。
こういう複雑な感情を表現する文章力が紗英にはあるだろうか。
もちろん俺なんかにはとても無理なことだ。
俺は左手もヒロの左ケツに当てて、引き続きヒロのお尻を楽しむ。
緊張に震えるヒロに増長して、否が応でも指の力は加速度的に強まる。
ヒロのふかふかのお尻を優しく揉みしだきながら、少しずつスカートをめくっていった。
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:37:25.61 ID:2ScDuEhD0
俺はほどなくヒロのスカートの中に両手全体を侵入させていた。
俺「ほんっといいお尻だね。ふかふかで・・・」
ヒロ「うっ・・・」
俺「パンティも柔らかいし、なんかヒロさんの人間性そのものって感じ」
ヒロ「・・・」
俺は少し腰を引いて両手でヒロのスカートをめくり上げ、視線を下に落とした。
腰のしっかりしたくびれの下で、ヒロのパンティがふたつ盛り上がっている。
ふたつの山の間は少しだけ凹んで、ピッとパンティの橋が架かっている。
こういうことは死角を崩すし、実際に混雑した満員電車ではできないことだ。
俺「へーえ。パンティはピンク・・・」
ヒロ「・・・」
俺「ヒロさんらしい、柔らかくてあったかい色だね」
ヒロ「・・・」
俺「ヒロさんのそんなとこ・・・俺は、好きだな」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:43:30.75 ID:2ScDuEhD0
俺はそのまま、ヒロのパンティに指をかけた。
紗英を横目で見る。さすがにパンティまで脱がせたらストップが入るかもしれない・・・
しかしそれは杞憂だった。紗英はまた呆然としている。
声が出ない。そんな感じだ。見ているだけなのにヒロと似たような状態になってしまっている。
俺は目視確認しながらヒロのパンティをずらしていく。ヒロの脚ががたがたと震える。
ヒロは耐えられないといった感じで、目の前の壁に手をかけた。
するするとパンティをずらしていくと、ヒロのお尻の谷間が顔を出した。
すべすべとした綺麗な右ケツと左ケツ、それにパンティが三角形の隙間を作る。
ヒロのむっちりとしたお尻は、パンティの張力で少し締められているが、
もともと彫りが深いので、十分に指を侵入させる余裕のある隙間だ。
俺は右手の中指をその隙間に侵入させて、ぐいぐいと動かして
パンティの中で右ケツを掌握した。
広がった隙間にさらに左手を入れていく。
生で触るとなおさらに柔らか味があるし、細かい震えまで伝わってくる。
ここに至って、俺はヒロを支配している感覚を覚えることができた。
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:49:11.33 ID:2ScDuEhD0
俺はヒロのパンティの中で生尻を揉みながら、また小声で話しかける。
俺「うーん・・・本当の痴漢でもここまではしないと思うけどなあ」
ヒロ「・・・」
俺「でも、ヒロさんみたいに大人しかったらこんなこともされちゃうかもね」
ヒロ「うう・・・」
俺はヒロに体を密着させながら右手を動かして、ヒロのお尻の谷間を目指す。
じっとりと汗がにじんで、するすると指が滑る。
そして、くいくいと中指でヒロのアヌスを刺激してやった。
ヒロ「ひっ・・・」ぞくぞくと震える
俺「こんなとこ触られて嫌じゃない?恥ずかしいでしょ?」
ヒロ「うう・・・」
俺「遠慮なく抵抗していいんだよ?あくまでリアリティのある範囲でね」
シミュレーションだということを忘れて怯えるヒロ。
紗英には、パンティの中での細かい動きは見えないし、まさかアヌスまで責めているとは思うまい。
それにしても、こんな展開で止めに入らないあたり、相当な寝不足なのだろう。
ヒロにしたってそうだ。こんなところで男に体を触らせるなんて、明らかに冷静さを欠いている。
きっと紗英につきあってヒロも寝不足なのだろう。
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:54:20.14 ID:2ScDuEhD0
俺は紗英に見えないように、ヒロの左耳をぺろりと舐めた。
またヒロはぞくぞくと震えてさらに体を硬直させる。
俺「ヒロさん・・・なかなか萌える反応じゃん」
ヒロ「・・・」
俺「にしても、まさかここまでやらせてくれるなんて思わなかったよ」
ヒロ「・・・」
俺「ありがとう」
ふかふかした太腿が左右から俺の手を包む。
俺は右手をさらに奥へと動かし、ヒロの入口、その割れ目に達した。
割れ目の周囲には柔らかい毛が控えめに生えている。
髪の毛とは全く違う、細くて柔らかい陰毛である。
俺がすりすりと指で割れ目をなぞると・・・そこはじっとりと濡れていた。
俺「ヒロさん、濡れてるよ」
ヒロ「・・・」
俺「さっきから黙ってると思ったら感じてたの?」
ヒロ「・・・」
俺「それで抵抗しなかったの?」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 16:59:39.36 ID:2ScDuEhD0
俺はさらに体を密着させて、右手で割れ目を撫でながら左手でお尻を揉んでいく。
右手の中指はヒロの柔らかい尻たぶに包まれて快感に喘ぐ。
濡れ方からして、ヒロが感じているのは明らかだ。
クリトリスまで責めてやれば、声が出るかもしれない。
しかし、そこまで行ってしまったらただの男女の行為に近づいてしまう。
あくまで痴漢。痴漢らしいところを紗英に見せてあげないといけない。
俺「そういえばヒロさんって胸も大きいよね」
ヒロ「・・・」
俺「ちょっと触ってみていい?」
ヒロ「・・・」
俺「まあ、純粋な興味ってやつでさ」
俺は右手をヒロのパンティから引き出して、
ヒロを抱きしめるようにしてその右乳に優しく当てた。
驚くべき巨乳、というわけにはいかないが、まあ大き目という感じである。
俺の手には余る大きさだった。
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 17:04:41.63 ID:2ScDuEhD0
俺はさらに、ヒロの胸をぐっと揉んでやる。
お尻と同様、ふかふかとして柔らかい。
俺は円を描くようにヒロのオッパイを優しく揉んでやった。
さらに、左手を奥に侵入させ、割れ目を意識しながら尻たぶを揉んでやる。
俺「ヒロさんって全身ふかふかだね」
ヒロ「・・・」
俺「きっとすごく抱き心地もいいんだろうな」
ヒロ「・・・」
俺「俺、ヒロさんのこと・・・抱いてみたいな」
じわり、というよりどくん、という感じで、ヒロの割れ目がにわかに激しく濡れた。
ジュクジュクと愛液があふれ出し、ひとすじの線になって内腿を伝うのが左手の中指で確認できた。
俺「嬉しいな・・・そんなに反応してくれるなんて」
ヒロ「・・・」
俺「ヒロ・・・好きだよ」
またヒロの割れ目から愛液があふれる。
こんな言葉責めでこんなに濡れるなんて・・・
ひょっとしてヒロさん、俺に気があるんじゃないか。
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 17:09:19.60 ID:2ScDuEhD0
俺「・・・もうこんなところでいいかな」
ヒロ「・・・」
俺「でもね、大好きなヒロさんの体をこんなにいっぱい触れたんだ」
ヒロの愛液は好きと言われるたびにその量を増す。もうびしょびしょという感じだ。
俺「今日という日の思い出に・・・いいよね?」
俺は右手をオッパイから離し、ヒロの左頬に当てた。
そして少し右を向かせる。俺は右後ろからヒロの顔を覗きこむ。
紅潮した頬、充血した目。目が合うと、ヒロは目を逸らしもせずに俺を見つめた。
紗英「・・・ちょ、ちょっとストップ!」
紗英がそう叫んだのと同時だった。俺とヒロは接吻を交わした。
無理やりではない。本当にどちらからともなく、という風情だった。
横目で紗英を見ると、あっけにとられて開いた口がふさがらないという感じだ。
紗英もなかなかウブな反応をする。
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 17:14:30.71 ID:2ScDuEhD0
ヒロは相変わらず全身を硬直させている。
しかし、俺が舌を入れると、積極的に絡ませてくる。
ここに至って俺は、ヒロと一種の感情を共感できている思いがした。
そっと唇を離す。ヒロの目が涙ぐんで見える。
俺がにっこり笑うと、ヒロは恥ずかしそうに目を逸らした。
俺はヒロの服を直してやった。
俺「・・・こんな感じでどう?紗英、何か書けそう?」
紗英「・・・え?え、あーうっうん。えーと・・・」
俺は座っている紗英に歩み寄って、顔を近づける。
紗英も顔を真っ赤にして、逃げるように目を逸らした。
俺「うん、書けそうな感じだ」
紗英「そ、そう?」
俺「ちょっと刺激が強かったかもしれないけど、さっきと顔が違うよ」
紗英「そう、かな」
俺「うん。心の底から制御できないくらいいろんな思いがあふれ出してる。そんな顔してるよ」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 17:22:36.41 ID:2ScDuEhD0
俺「ごめんねヒロさん、変なことにつき合わせちゃって」
ヒロ「・・・え、あ、いえ、私は・・・」
紗英「何だか言われてみたら書けそうな気がしてきたよ」
俺「よかった。ヒロさんのおかげだよ」
俺はぽん、とヒロのお尻を叩いて微笑んだ。
ヒロはまださっきの感覚が残っているようで少しぼーっとしている。
紗英「さっそく書いてみるよ、今の気持ちを整理する前に書き始めてみたいんだ」
俺「そっか。役に立てたならよかった」
紗英「うん、ありがとう。じゃあヒロ、行こう」
紗英に手を引かれて階段を駆け下りるヒロを見ながら俺は思った。
このエロゲも真っ青の超展開はいったい何だったんだろう。
結局俺には痴漢しか書けないのかな、と。
番外 ヒロ編 終了
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/09(土) 17:34:03.78 ID:2ScDuEhD0
~エピローグ~
俺は書店に立ち寄り、紗英の小説が掲載された雑誌を手に取った。
それを読んでほとほと感服した。
痴漢のシーンなどどこにもない。下品なところも見当たらない。
ただ、登場する男と女の心象は、どことなくあの日の痴漢を思わせる。
というより、読んでいてあの時のことが鮮明に思い出された。
何だか心の底を見透かされているようでぞくぞくした。
ヒロもこれを読んだらおそらく似たような感想を持つだろう。
俺はまた紗英の才能に感服することになった。
あの日の痴漢を見ながら、紗英はその瑞々しく透徹した感性で、
その品のない外道とも言える行為から、人間一般が持つ感情を抽象していたのだ。
だから、筆致はどこまでも上品で、爽やかで、淡々としている。
誰にもおもしろく読める上質な作品に仕上がっている。
俺はその本を買った。
あの日の痴漢の思い出に・・・というのは二の次だった。本当だ。
本当に、紗英の文章に感銘を受け、感動したからである。