みなみけとお花見

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/21(土) 05:42:05.65 ID:As/DBZcEO
季節ネタで言えば花見とか行けそうだが・・・内容も相手もまったく想像出来ないぜ・・・



304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/21(土) 05:53:19.78 ID:Sye3IKcG0
ヒントを得たので番外編

春香と花見に来た。もちろん春香だけではなく、可愛い妹たちも一緒である。
そればかりか春香や妹の友達もついて来て、かなり大勢になってしまった。
もちろんこういう花見なんてのは賑やかなほうがいいので、人数が多い分には構わない。
しかし、この中では俺がいちばん年上。成人も俺だけ。
小学生もいるし、監督責任を考えるとビールを飲む手も鈍くなる。

速水「春香ちゃんも飲みなよぉ~」
春香「いえ、私は・・・」
俺「ちょっと速水さん未成年でしょ・・・ほどほどにしたら」
速水「何よ~これは高級ジュースよっ!」

 ・・・弱い監督責任者だ。



305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/21(土) 06:01:42.79 ID:Sye3IKcG0
マキとアツコは速水さんのバレー部の後輩だという。
やはり逆らいにくいのか、それとももうこんなことには慣れているのか、
飲んだり飲むふりをしたりして誤魔化している。

俺「アツコちゃん顔赤いよ・・・飲んだの?」
アツコ「はい、ちょっとだけ・・・」
まずいなあ。何かあったら俺のせいなんだろうなあ。
アツコ「うーん・・・」

アツコはそのまま俺の膝に倒れこんでしまった。
まあ確かに飲んだのは少しだけみたいだし心配はないだろうけど・・・

春香「もう、仕方ないなあ・・・アツコ、風邪引くよ」
俺の横に座っていた春香がアツコに毛布代わりにひざかけをかけた。

もし藤岡なんかが春香の膝枕で寝てたりしたら・・・俺は嫉妬に狂いそうなところだが。
春香にはそういう発想はないのだろうか。



306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/21(土) 06:08:02.14 ID:Sye3IKcG0
マキ「ね、せーんぱい♪」
別に俺はマキの先輩じゃないんだが。まあ可愛いからいいか。
マキ「アツコのこと、どう思う?」
俺「え、ど、どうって・・・」
マキ「アツコがね、こないだ、先輩のことカッコイイって言ってたよ」
俺「え、そ、そんな・・・」
マキ「春香が羨ましいってさ」
俺「・・・そ、そう」
マキ「・・・あはははは!困ってる困ってる!はーるかー!」
俺「ちょwwwおま!」

慌ててマキを押さえて春香のほうを見る。
春香はマコちゃんと何か話しながら弁当をつまんでいる。

まあ楽しいからいいけど・・・俺は頼りにならないなあ。



307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/03/21(土) 06:15:35.02 ID:Sye3IKcG0
お花見は特にトラブルもなくお開きになる。
春香が夏奈や千秋をうまく使って監督責任を果たしてくれていた。
大したものだ。俺はなんかもうくたびれただけだ。

来るときより軽くなったかばんを手に帰途につく。
その道すがら、春香が俺の横にやって来た。

春香「ごめんね、無理に呼んじゃって。疲れたでしょ?」
俺「いや、楽しかったよ。春香にはいい友達がたくさんいるんだね」
春香「うん。・・・・あのね、この桜。」
俺「うん」
春香「散っちゃう前に・・・○○(俺の名前)と、二人で見に来たいな」

春香「たとえば平日の朝早くにでもさ。誰もいない桜の下を、二人で歩いてみたい」

その光景を想像してみる。それだけで疲れが吹っ飛んでしまった。
 ・・・なんだか、俺って春香に依存してるよなあ。けっこう年上なのに・・・
俺と春香は顔を見合わせて笑った。

特にオチが思いつかなかった番外編 終了

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最終更新:2009年03月21日 06:30
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