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チラシの裏。


 まあ、言ってみれば執筆時の裏話や没エピソードです。スレ(『太臓もて王サーガでエロパロ』)で、語るのもどうかと思う
(そもそも書き手の自分語りは好まれませんし)ので書かなかったことなど。
 裏話に興味の無い方はご遠慮ください。(タイトル下のカッコ内はUP時の日付&レス番号です)


イヌイチ

 (2007/10/16 671-683)(雨宿り2007/10/20 692-695)

 当時、連載が終了して半年近くたって、スレッドが過疎化していく中、「いっその事自分で話書いて投下すりゃいいんじゃね?」と
ROM専だった自分が初めて書いたエロパロSS です。
 スレで見るとコピペ位置や文章の詰め込みっぷりに赤面する事しきりです。
 書き上げた後、当時紛失していた単行本8巻を改めて買い直し、84章(『カレシカノジョの事情』)を読み返したら、
実際のこのコンビは乾が暴走役だと知り、申し訳ない気分になりました。
(個人的に小悪魔小娘が好きなので、書けて満足してます)
 タイトルは「乾(『イヌ』い)×『一』口」の意味と「乾の一番」の意味があります。
 最後まで挿入ありにするか無しにするか悩んで、(文章内にもその名残がチラホラと…)結局挿入なしで落ち着いたのですが、
投下直後は、「エロパロで挿入無しってどうなんだ自分…」とヒヤヒヤしてました。
 温かい感想のおかげで報われました。ありがとうございます。
 あと、『ホテルアクエリオン』は現実にあってもいいと思います。(真顔)

 『雨宿り』は、御礼代わりの小話です。今思えばドラゴン殺しはないと思います。
 スレでは訂正レスを出してましたが、結局そのままにしました。

モモテウラ

 (2007/10/27 716-729)

 スレの方から「宏海×矢射子の話も…」とレスを戴き、調子こいて書いたSSです。
 きっかけなんてそれで充分だと思います。ええ。
 タイトルは『イヌイチ』の裏話だったのと語呂が良かったので。
 宏海視点は筆が進みやすいのですが、気が付くと地の文ばかりになって困りました。(あまり書きすぎると違和感を覚えるのです)
 確か漫画喫茶で荒木先生の短編集を読んだばかりだったので、影響が…。(ポップコーンももう少しひねりたかった)
 また本番シーンをぼかして書いている自分のヘタレ具合にしょんぼりしました。
 オチは原作の雰囲気に近くて、個人的に一番好きです。


続イヌイチ・前編&後編

 (前編2007/11/10 745-752)(後編2007/11/10 754-761)

 この辺からいかにもなスピンアウトになってきたSSです。
 小分けして投下というのを考えなかったのか…。(反省点)
 学校内の日常を書いてみようと思い、(あと『オマツリ』への伏線に)乾視点&一口視点の交互で書いてみたのですが、
 相変わらずエロの少なさにげんなりしました。
 でも、坂田が書けたので満足です。
 SS内の時間軸が『連載終了後の世界』という二次創作としてどうかというモノなので、進学話なども出てくるのですが、
乾の進学はアリなのか悩んだ記憶。
 しかしルリーダ先生の特訓メニューはやりすぎた。
 あと、作内の『書き手の愚痴』は実話です。太臓のエロは難しい…。


オマツリ

 (2007/11/15 766-785)

 キャラクターは多いがエロの全く無いSSです。
 「とにかくハッピーエンドが書きたい!」と王道てんこもりエロ無しを書いてしまいました。
 読んでくださったスレ住人の方々の広い心に感謝します。
 さて、『オマツリ』には没にしましたが、後日譚がありました。

 ↓↓こんなんです↓↓

 週明けの月曜日、逢魔市には、一足も二足も早い寒波が訪れていた。
 俺は、体質上苦手な寒さに身を震わせながら、隣を歩く己が主の言葉を、文字通り受け流していた。
「しっかし、ヒドくね?耐久レースって言ったのに、途中でDVDデッキが全部調子悪くなったんだぜ?
一緒ん家のも。そりゃふて寝のひとつもするって話だよな」
 王子は、未だ怒り収まらずといった風に、ぶつくさと文句を言っている。

 ――万が一、不在時にハイパーテンションになると困るので、花子に釘をさしておいたが、案の定
だったらしい。

「まあ、そりゃ災難ですが王子、私が戻った時には直っていたのでしょう?――もしかしたら、それ
は王子に穢れなき存在であって欲しいという誰かの願いが叶ったのではないですか?」
「誰か?…紋のヤツかなやっぱ。フフフ、もてる男は辛いな。しかし今回はちょっとおイタが過ぎる
ようだな…穢れを知らない男なんて、この世には居ないって言うのに…今度会った時にビシっと言わ
ないといけねえな」
「何がビシっだ。オマエの場合は返り討ちが関の山じゃねーか」

 背後に響く声に、王子は慌てて振り返る。
 人がまばらに通う通学路になお目立つ、赤髪の男がそこに立っていた。
「おう宏海、何だよ驚かすなよ。それよりこの間の話、考えてくれたか?」
「この間?」
「だ・か・らよ、ココのSSのエロ成分補充用に、伊舞のカラダをオレにささg…へぶ!」
 王子の言葉は最後まで言葉にならず、特徴的な三角頭に、宏海のカカト落しが決まった。
「テメエの脳内約束なんぞ知るかバカ!!」
「そういえば王子、前回の話、本当は王子も出てくる予定だったらしいですよ?」
「えーっマージマジ・マジーロ?何ひょっとして両手に花電車モード?」
「…太臓、オマエはこのセリフの妙ちきりんさに気付いてないのか…?」
 こめかみを押さえる宏海をそっちのけに、王子のリクエストに応え、俺はその没文章を語り始めた。


 ―――アタシの名前は矢射子、心に傷を負った浪人生。
 コワカワフェイスに暴走体質の愛されたガール♪
 アタシがつるんでる仲間は、薔薇のつぼみ志願の一口、さわやかドMの乾、縁あって最近一線を越えた恋人の宏海。
 仲間がいても浪人生活はやっぱりタイクツ。この間も宏海にちょっとしたことで頬に張り手かました。
 受験生同士だとこんな事もあるからストレス溜まるよね☆そんな時アタシは『ロマンホラー!辛苦の日伝説館!』で三面六手の鬼人になることにしている。
 がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出ともいうかな!
「ヴァジュラ」・・・そんなことをつぶやきながらしつこいナンパを居ないものとして黙殺する。
「ねえ、ヒマしてんの?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
 ナンパ野郎は見た目はいいけどなんか薄っぺらくてキライだ。というか宏海以外に等身大のアタシを見られたいと思わない。
「フレアスカートから覗く矢射子姉ちゃんの生足ハアハア」
 ・・・またか、と討魔なアタシは思った。シカトするつもりだったけど、チラッと相手の顔を見た。
「・・!!」

 ・・・チガウ・・・今までのナンパとは何かが決定的に違う。三角おにぎりな感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・。
「・・(ド変態・・!!これって殺意・・?)」
 男は太臓だった。その場で武装セイバーを構えた。「ギャーやめて!」問答無用だった。
「ガッシ!ボカッ!」太臓は死んだ。
 スイーツ(笑)


「(笑)じゃねーーーーーっ!!!!」
「って言うかコピペだろソレーーーーっ!!!」

「UPさせる頃には風化もいいとこになりそうだったので、泣く泣く没にしたそうですよ。あ、ちなみ
に王子はこの後全く出てきません。言ってみればかませ犬ですね」
「ですね、じゃねえよ!馬鹿じゃねえかこの書き手!?」
「何だ宏海。オマエが食いつく所か?」
 俺の疑問に、宏海はぐっと息を詰まらせた後、本当に文章にならなくて良かったよ…と一人ぼやい
ていた。

 ひゅおっ。襟元をかすめる冷気に、俺は軽く身を震わせた。
 ――来るな。思い、そそくさと身を隠す。
「…大体だな悠。オマエの役回りは微妙すぎるぞ。――そりゃこの間は感謝してるが…」
「何を感謝しているのかしら?」
 ぴしり。
 おお、硬直している。
 いつの間にか、俺の居た場所に立っている少女の声に、宏海はいつぞやの矢射子のごとく、動けなく
なっていた。
「週末は随分お楽しみだったようね、宏海」
「さ、佐渡…」
「お楽しみだとーっ?なんだソレはドラクエ的なアレの話なのか宏…」
 ビシッ。――王子のカットインは、雪人あいすお得意の瞬間冷凍により、不成立と相成った。
「私が、何を言いたいのかわかっているわよね?」
「…あの、それはだな、その、解決したっつーか…」
「解決したの、それは良かった。…で済むと思ってるのかしら?」
 顔にはあくまで涼やかな笑みを浮かべている。
 が、それが心情を表していないのが、佐渡あいすたるところであろう。
「別に宏海一人が苦しむなら、困りはしないのよ?むしろ歓迎。…けれど、伊舞や私にまで迷惑が掛
かるのは不快だわ」

 面白そうなのでもう少し眺めていたかったが、俺は半蛇の間界人だ。冷気には弱い。
 しぶしぶ場を離れ、先に学校へ行くことにする。

 ――ぎゃああああ許してくださいいいいィィ!!!!!という、世にも愉快な絶叫が背後で響いたのは、
それからしばらく後の事だった。

「太臓もて王サーガのオチはこうでなくっちゃね」
 俺は一人呟く。
 まあ、そういうことだ。
                                    (終)


 …本当に没にして良かった。(しみじみ)風化とかそういうレベルの話じゃなくなる。
 えーと、本編ですが、まず最初に『宏海と伊舞の兄妹話』が気になって、
原作読み返していたらデスティニーランドに触れた表記があったので、「これだ!」と。
 あと、矢射子と乾と一口の三人とか、悠と翠のやりとりとか、書きたいものを詰め込んだ感じですね。
 矢射子が絡まれてる表記はもう少し書いた方が良かったかも。
 翠のセリフ(一箇所)は携帯から読んだ場合のみハートマークが出る仕様になってます。
 悠は『もて王』では数少ない「男性上位キャラ」なので、書いてて楽しかったです。