プロット:第三部

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*第3部 *ワンピース~胸と股間とお尻のしこり~ 涅槃神フィッフィーの眠る地球内部コアの局部。 一方地上では「カーワイの旋律」というものが制作されていた。 カーワイの旋律、かつての音楽家が後世に残した謎の曲集。 メロディー部位しか残っておらず、「旋律」と呼ばざるを得ない状況である。 1999年、白ウサギフィッフィーは瀕死の状態だった。 そんなフィッフィーにアール・カーワイという人物が耳打ちをしていった。 「洗礼を受けよ。一時の眠りの代償として、そなたの死を浄化させよう」 2112年、迫・鹿丸は人間の分子崩壊理論について追究していた。 フィッフィーの目覚め、フィッフィーの孤独を祈る、フィッフィーを想う人物・・・ フィッフィー覚醒とともにゲノムレゾリューションをその人物が起こす。 それを迫・鹿丸 は知っていたからだ フィッフィーを想う女の名はフランドルスカーレット。 アルルの女、ファランドールがオーケストラで公演された日の夜 彼女はとある研究施設に侵入する。そこに計ったように現れるバウロ。 「鹿丸に先越されたくはねぇ、お前の計画は俺が潰す」 彼女に光の槍を無数に打ち出すバウロ。しかし突然結界が張られ、光の槍が止まる。 「鹿丸よりも先にあなたを倒さなければなりませんか・・・」 甲鱗のワームだ。 移動結界を操りバウロを追い詰めるワーム。一方スカーレットは施設内で何かを探し回っていた。 そう、その施設はカーワイの曲集を完成させるための国連直属非公開組織研究所。 すぐに軍が施設に現れスカーレット捕獲作戦を始める。 一方そのころブームくんは |  ^o^ |いけません、バウロが危ない |  ^o^ |鹿丸に連絡しましょう。 スカーレットは大勢の軍を見て微笑を浮かべていた。 「空間歪曲迷彩を使っている私を捕まえようとするなど、愚かな連中だ」 シュタンッ 茶色のマントをなびかせて虚空から現れたのはブームくん。 バサァッ |  ^o^ |いかせませんよ 「ふん、やっかいなのが来たな・・・」 ブームくんは質量を少しだけエネルギーに転換する理論の研究者。 彼の理論を埋め込んだマントがスカーレットの空間歪曲能力との戦いを勃発させる。 「くっ・・・」バウロは影の結界に縛り付けられる。 「捻り潰してあげましょう」ワームは黒き結界を強く締め付ける。 ギリギリだった。|  ^o^ |に呼び出された鹿丸が現れたのだ。 「波ァーー!」鹿丸の手から迅雷の球が放たれる。 黒い結界が呻き声をあげて液体となってに飛び散った。 「Tさんのいとこ、Sさんとは俺の事だ!」 「お前も消してくれよう、波ァー!!」 青いイナズマが~ワームを攻める!炎、ワームを焼き尽くす! 「急ごうバウロ」 「けっ、お前に助けられるなんざぁちっとも嬉しくないね!」 バウロの頬は少しだけ赤らみ、膨れていた。おたふく風邪のようだ 一方その頃ブームくんは |  ^o^ |これでとどめです! 爆発と共に施設がこっぱ微塵となる。 炎と雷は宇宙の月まで達し、それを粉々にした。 | ;^o^ |な・・・なに・・・・ 女は空間歪曲で攻撃を逃れていた。 |  ^o^ |ぐはぁ ブームくんの胸がえぐれる。とっさに避けたので致命傷には至らなかった。 | ;^o^;|ま・・・まて・・・・・ 施設の地下への扉が露呈している 「ここか・・・この下にあるのか・・・」 「おっ、おい!ブームくん!!」 バウロと鹿丸が倒れたブームくんに近寄る。 |  ^o^;|みなさん・・・あの女を追ってください・・・! 見れば地下への移動装置に乗るスカーレットの姿が。 「ブームくん、ここは俺たちに任せろ!」 駆け出す二人。しかしそれに立ちはだかる結界。 「いかせん・・・・!!」 息絶えかけたワームが体を引きずりやってきたのだ。 「お前たちはここで見ているのだ。人類がアダムとイブの二人だけに還元される瞬間を!」 ワームの最期の力である結界は破れない。 「くそっ!くそおっ!!」ガンガンと結界を殴る鹿丸。 |  ^o^;|やむを得ません・・・未来に全てを託しましょう・・・ おもむろにブームくんは砂時計を取り出す。 |  ^o^;|再生の砂時計・・・動いてくれることを信じていますよ・・・ 「通せ!ここを通せ!俺たちを未来に通してくれーっ!!」 鹿丸の思いは石化して地面に墜ちていった。 「終わりとはあっけないもんだというが、まさにこのことだな・・・」 バウロは苦笑いをして地面に座る。 「なんだこの光は!?」 「くく・・・始まったのさ、浄化の儀式が」 光を追うように、後から音楽が流れ始める。 「なんだこの神聖なカンタータは・・・」 地割れが起こる。とてつもなく大きい地割れが。 「地球割れて、内部コアが露呈している!」 「フィッフィーの扉が開く・・・」 「カワーイは何を望んだんだ・・・?」 「人類を、人類自信に裁定させたのだろう」 「その結果がこれか・・・悲しいもんだ」 |  ^o^ |カンタータが終わればフィッフィーは覚醒し・・・ 「その代償に俺たちは消えるってわけか」 「時は来たれり・・・」 |  ^o^ |私たちは消えません。未来はまだあります 「そうだといいねぇ」 「まったくだ」 その瞬間だった。世界中が優しい音色に包まれ 人類は姿を変え、地球の中心に引き込まれていった。 ~完~

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