理想像について

投稿者:HC Iizuka 投稿日:2008/02/12(Tue) 10:47 No.4232

理想像について

●「理想像}とは
1月最後のMTGで強く言った
「理想像」ってなんだと思いますか?

俺は、

 自分が「こうなりたい」っていうもの

だと思う。ある意味、願望みたいなもの。


それは、

”もたないといけないから”

とかで持つものではないと思う。

”俺は、4年生で今年最後だからトップチームで活躍しなきゃいけなくて
そのためには、こういったプレーができなくてはいけなくて・・・・・・”

そういった義務感だけででてくるものではないと思う。

むしろ、
”俺はこういったプレーがしたい”
”俺はチームの勝ちに貢献したくてそのためにこういったプレーがしたい”
”俺はこういったプレーをして、観ている人を感動させたい”
と、こういう風になりたいんだってものだと思っている。

なんでか?
義務感だけで練習したって面白くもないし
義務感だけでやったってそんなにうまくならないし
そんな義務感だけでラクロスしている人の試合を見ても観ている人は
感動なんてしてくれない。
から。


もちろん、自分の理想像だけを追い求めるだけではだめ。
やはりチームとしてこういったラクロスを決めている以上
それにのっとったプレーをしなきゃいけない部分もたくさんあるし
むしろそれがなくてはチームでやっている意味がない。

自分の好きなプレーだけをする人間がたくさん集まったって
感動を起こせるチームなんてできないし、
それこそ勝てるチームなんてなれない。

だから、チームが目指しているラクロスに必要な部分は
必ず全員が理解して、それを遂行できるようにならないといけない。
だけど、チームから提示されるものを義務感をもってやるだけでは
やっていても面白くない。


つまり、
まずは、自分のなりたいプレーヤーのイメージを作ってきてくれ。
そのためには、ビデオ見たり、うまい人と一緒に練習して
”このプレーすげー
このプレーかっこいい
このプレーしたらチームの勝ちに貢献できる
このプレーしたら日本一の選手になれる”
”このシチュエーションなら、
俺はこういった動きをするんだ”

そういったものを、すべてのシチュエーションで、たくさん見つけてきてくれ。


で、その上で、チームの方針にそって、それを一つにまとめていく。
コーチ・幹部が、
今年のラクロスをしっかり提示し
選手の各々がやりたいプレーが今年のラクロスにあっているか
やってほしいプレーが足りていないんじゃないか
そういったものを判断して修正してもらう。

ある選手にとって、そのプレーはやりたいプレーかもしれないけど
BlueBulletsのラクロスの方針には合わないから、そこはやらないようにしてもらう
もしくは、それをやってもいいというくらいうまくなってきてもらう。

ある選手にとって、やりたいプレーには入っていないけど
BlueBulletsのラクロスには必要だから習得してほしいものを
習得してきてもらう。


そうやって、
選手全員が
チームとして必要なものはもっているけど
それ以外にも、その人その人の個性的なやりたいプレー
得意なプレーをもっている。
それらが一つになって、Blue Bulletsのラクロスになる。



●”理想像”の内容について

昨日、玄間と面談していて、
理想像の内容が選手にいまいち伝わっていないかもしれないです
ということを話していたので
俺が思っている、理想像の内容について話します。


理想像とは、自分のなりたいイメージのこと。
イメージにはには、大きいものから小さいものまで
言葉で表されるものから、視覚であらわされるものから、
聴覚で、筋感覚であらわされるものまで
あると思う。

で、大きいものほど、言葉で表されていて
小さいものほど、視覚で、聴覚で、さらには筋感覚であらわされる気がする。


で、俺がもってほしいのは、
そのすべて、

  • まずは言葉で
”全日決勝で2点取れて、アシストを1点して
GBをがむしゃらにおって
クリアに必ずからんで、自分でもらったり、人に指示をだして確実に成功させ
DF時には、自分の対面の1on1ではかならず一人で守る
プレーヤー”
みたいなものを持つ。


  • 次に、それを、視覚化しながら、細分化していく。

  • 細分化
setOF時はどんな感じだろう?
FO時は?
クリア時は?

  • さらに細分化
setOF時にも
自分がロンミにつかれているときは?
ロンミが自分をはりめのときは?
ロンミが自分よりもカバーの意識が強いときは?

  • さらに細分化
ロンミが自分にはりめのときに、対角パスがでそうなときは?
ロンミが自分にはりめのときに、自分がボールをもっているときは?

  • と同時に視覚化
ゴール左上でボールをもっていて、少しロンミがずれていて、
シュートを打ちに行きたい。
どんな感じで動くのか?
カイルハリソンのようなするどい動きで敵を半歩置いていき
相手にプッシュされるまえに、ゴールから離れながらジャンプし、
少し遠目から出所がみにくくて、球の速度が速いシュートを打つ。



  • 次にそれを筋感覚に落とし込む。
いくら視覚のイメージがあっても、
実際に自分がプレーをするときには
自分の筋肉を動かしていくわけで
視覚のイメージが、筋感覚のイメージにつながっていなければ
想い通りの動きはできない。

相手を一歩おいていくためには
、はじめの一歩は相手に横のスペースに向かって重心を低く入っていく。
相手の間合いの一歩手前で、左足の外側の筋肉をはって
そこが壁になるようにして、自分の体を反発させ
そのエネルギーを同時に方向転換するために上半身と下半身のつなげめである
腹筋、背筋に力をいれ、上半身・下半身が同時に動くようにして
体をひらっと方向転換する。

それで相手の動きを一歩止めたら、そのあと、
次の一歩で加速し、重心を低くし、視野をとれるように顎は引いて
ロンミのチェックのタイミングを感じながら
ゴールに向かっていく…



そんな感じで。




こういった、一連の流れを、あらゆるプレーで
やっていってほしい。


新二年生とか、ラクロス経験がまだ浅いから
すべてのプレーとか言われてもよくわからないかもしれないけど
そこは、練習する中で、ビデオを見る中で
どんどん新しいシチュエーションを開拓し
イメージを作っていってくれ。


●理想像について

上にのべた理想像って
はじめから
言葉の部分から、各シチュエーション毎の細分化された筋感覚まで
もてていたら完璧だと思う。

ただ、実際はそんな選手はいないはず。


だから、
はじめはまだ、完全に明確な像じゃなくてもそこまで心配はしなくていい
(もちろん今のベストは尽くせ)
で、練習したり、ビデオを見たりするうちに
その像がだんだん細分化され、筋感覚まで落ちてくると
その像自体が明確に、鮮明になってくる。

だから、プロセスとしては、
はじめにかちっと明確なものができあがっているというよりは、
ぼやっとしている理想像をもちながらそっちに進んで練習し
練習することで理想像が鮮明に、明確になっていき
また、その理想像に向かって練習し…

っていったりきたりを繰り返すことになる。

で、勝負になってくるのは
そのいったりきたりを
どれだけ繰り返せるかということ。
どれだけ、早い時間で、どれだけ効率よく
それを繰り返せるか。

それで、今年の結果が決まる。


長くなりました。読んでくれてありがとう。


やってやりましょう。


Re: 理想像について さくま - 2008/02/12(Tue) 22:00 No.4233




で、勝負になってくるのは
そのいったりきたりを
どれだけ繰り返せるかということ。
どれだけ、早い時間で、どれだけ効率よく
それを繰り返せるか。

それで、今年の結果が決まる。


どれだけ繰り返し、効率よく進んでいくか。どこまでいけるかわくわくします。わくわくできるくらいやってやります。


Re: 理想像について IBE - 2008/02/12(Tue) 23:10 No.4234


やってやりましょう。


Re: 理想像について たばやし - 2008/02/13(Wed) 06:01 No.4236


俺のこと知らない人はごめんなさい。

別のスレにコメントして下げてしまったので、あげときます。


Re: 理想像について 8 - 2008/02/13(Wed) 23:13 No.4237

わくわくする。

これからは寝る前にもっと具体的なイメージを抱いて寝よう。




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年02月14日 22:00