12月24日

投稿者:田林 投稿日:2004/12/24(Fri) 17:47

今日は
「孫氏 勝つために何をすべきか」矢沢永一、渡部昇一
を読み終えました。

「孫氏」を知らない人でも「風林火山」は知っていると思います。その「風林火山」など、古代中国の軍事についての考え方が書いてある本が「孫氏」です。「孫氏」は「論語」や「史記」など儒学思想とは異なり、軍事に勝つためにはどうすればよいのかだけに絞って書いてあります。この本は「孫氏」の一部を、第2次世界大戦や戦国時代の合戦を具体例とし、その考え方を説明している本です。
この本を読んで、思い出した事が二つあります。1つは、ちょっと前に流行った「ザ・ゴール」という本の考え方です。企業が発展する為に本当は何が必要なのか、それに目を向ける為の方法が書いてある本です。僕は、この本を今年の7月城口さんに薦められ読み、それから本当の意味で色々と考えることができるようになりました。その「ザ・ゴール」に書いてある、物事に対する考え方が、「孫氏」に書いてある、物事に対する考え方とよく似ているのです。二つ目は、「はじめの一歩」という漫画でのワンシーンです。まあ、知ってる人しかわからないと思いますが、鷹村VSイーグルで、鷹村がイーグルの目の傷を狙いまくってTKOを取りに行くシーンがあります。まさに「孫氏」です。自分の目的を明確にし、戦いに勝つとはどういうことか、わかっていないとできないことだと思います。
ところで、「孫氏」における最高の勝ち方とは何だか想像できますか?それは、「戦わずして勝つ」ことだそうです。つまり戦う前に準備を周到にし、できれば戦う前に圧倒し決着をつけるのが最も上策である、ということです。その準備の大切さを強調している有名な一説(の一部)を紹介して、「孫氏 勝つ為に何をすべきか」の紹介を終わりにします。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

では


[1009へのレス] Re: 12月24日 投稿者:きよ 投稿日:2004/12/24(Fri) 18:27

昔中国史好きだったんでいろいろ読みました。孫子もありました。
孫賓とかだったっけ。今度貸してくださいな


[1009へのレス] Re: 12月24日 投稿者:おくむら 投稿日:2004/12/29(Wed) 23:34

孫子とは、越の孫吾(そんご)と斉の孫臏(そんぴん)の両名の総称です。

準備は大切ですね。論文前になって思う。


[1009へのレス] Re: 12月24日 投稿者:おくむら 投稿日:2004/12/29(Wed) 23:37

間違えた。
孫吾→孫武ですね。なんで間違ったんだろ。

ひんの字はにくづきに賓だったと思います。
ちなみに、足を切り落とす刑のことです。


[1009へのレス] 塩田剛造先生 曰 投稿者:いわた 投稿日:2004/12/30(Thu) 21:55

「塩田先生、最強の技を教えていただけますか?」
「それはですね、自分を殺しに来た奴と友達になることだよ。」

俺に足らないのは殺してやるという気迫だとよく思います。


[1009へのレス] Re: 12月24日 投稿者:田林 投稿日:2004/12/30(Thu) 23:29

きよさん
お貸しします。新年の練習の時にでも、持って参ります。

奥村さん
違う人が書いたものをまとめたんですか。知らなかった。孫氏って人がいるんだと思ってました。

岩田さん
大岡さんがこないだ、塩田先生の技をやってましたよね。あれほんとびっくりしました。見ていない方はまじ一見の価値ありです。手品を見ているようでした。


[1009へのレス] Re: 12月24日 投稿者:大岡 投稿日:2005/01/01(Sat) 11:06

あれは瞬間でできないと実戦では使えません。
俺はまだまだっす。




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最終更新:2008年02月01日 01:21