(タイトル):メロディ泥棒&ビート刑事/SPARTA LOCALS

(更新日時):2007-09-28 00:52

(本文)

すいません。何となく行ったスパルタのライブってこのライブのことだったんです。黙っていても喋っても何の利益も損失も産まないカミングアウトから入ります。ああ、また野音ですよ。
このライブは、最初緊張して固まってしまって、ボーカルの人の「もっと動けよ。こんなん(乙女のように肘を曲げて腕を上げるようなアレ)でもいいから」みたいなMCを聞いた時に俺のことかと思ってどっきりしたものです。『ピース』辺りから、会場が火の海になったような盛り上がりを見せて、気分が乗ってきた時は何か嬉しかった。もっと曲を聴き込めば良かったと反省。あと、心無い客席からの野次はバスドラムで追い払うことが出来るらしいですよ。お試し有れ。
初回限定のDVDは『まぼろしFOREVER』のものに比べて、作り込まれていると思う。気合が入りすぎて訳が分からなくなるというのは、このバンドのアイデンティティなんですよね。誰か教えてください。メロディ泥棒とニアミスしたけど、何が何だかさっぱり分からなかった。DVDを見てもよく分からなかった。会場のシーンがほとんどカットされてるやん。座席が分からなくてスタッフの人に案内されているとか、腰振って踊っていたとか、結構素材は撮っていたのに勿体無いなあ。まあ、そのお陰で俺が映らなくて良かったってことは間違いない。
それでも、DVD用の選曲は良かった。これだけ曲があれば、『THE CLUB』が如何にライブ映えする曲かというのも分かったし、何で、CDとDVDの両方に『ばかやろう』を入れているのかも、映像を見て納得した。あれが初回限定だと思うと辛いものがあるけど。蛇足だけど、メロディ泥棒の存在にリアクションを取りかねていた露店のおねいさんに無駄にドキドキしてしまった。
選曲に難癖をつけたいところだけど、そんなに悪くないのが少し寂しい。まあ、『夢ステーション』聴きたかったけど……。ベストのような扱いなので、一見さんにもお勧め。あの時のドキドキ感を思い出すのも良し。前回のアルバムやDVDなどとドラムが違うだけでもこんなに違うんだ、という比較のためにも見ておいても良し。初回盤には、さりげなく新曲あります。


最終更新:2008年10月18日 00:40