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(タイトル):Berlin/Lou Reed

(更新日時):2009-01-11 01:04

(本文)

気が付いたら一月経過していたどころか年を越してました。相変わらずのんびりやりますので、どうぞご付き合いの程を。
今回もまたも洋楽です。このアルバムを聴くきっかけについてはもう語るまでもないでしょう。必要ですか?…ええ、モーサムですとも。映画関連で色々語られておりましたが、分かるとか分からないとか、本能で音楽を聴いてる輩に理屈は無用、聴きたい時に聞くもんだと勝手に思い込みながらちょくちょく聴いてます。そうそう、忘れないうちに今度映画見に行ってきます。

最近音楽を聴くときに思うのが、脳に届いた瞬間にどのような感情を引き出そうとするのかという、今の語彙で語る上では表現上微妙な感覚なんですが、多分アーティストの出すエゴイズム的な感情といった方がいいのかもしれない。やっぱりよく分からないので少し具体的に言うと、例えば「楽しい音楽をやりたい」と思いながら演奏していれば、「楽しい」という感情が伝わってきてこっちも楽しくなるという感じなんですが、自分が聴いた範囲で言えば「High Time」くらいまでのミッシェル・ガン・エレファントとかはその部類に入るだろうと思うんです。そしてこのアルバムの一曲目が頭に入った瞬間に思ったのが、「死の匂い」が見え隠れするような閉塞感なんですね。ピーズの「リハビリ中断」とか、シロップ16グラムの「Coup d'Etat」とか、バンプ・オブ・チキンの「The Living Dead」なんかにもあったあの感じです。この辺りのアルバムを聴いたことのある方はちょっと想像を巡らせてみて下さい。出る音出る音が心臓を止めるために出されたというように聴こえるんですね。日本語訳のライナーノーツに、ルー・リードがこのアルバムを作ったことについて「精神的に自殺を図った」なんて表現が書いてあったくらいだから、音楽的にあれこれと思い詰めた結果「死」の匂いに向かっていってしまったなどと感じるんですね。それでもルー・リードの雰囲気がよく出てるし、この類のアルバムにはどういう訳か異様な集中力が感じられるから、聴いてみるとかなり良いアルバムなんですよね。詩については吟味してないので、今回はこの辺りにしておきます。
シロップとかバンプなどがもたらした独特の鬱な感じに囚われている方々、あの感覚を引き出してくれるアルバムはまだあったんですよ。マンネリ解消にお一ついかがでしょうか。
(これを聴いて何かが目覚めてしまっても当方では一切関知しません、悪しからず。)