(タイトル):HELLO/MO'SOME TONEBENDER

(更新日時):2009-04-29 02:15

(本文)

相変わらず色々と迷走しきりですが、気を抜いた瞬間にモーサムなどを聴くと気分が良いですね。何故かポジティブな気持ちになれます。彼らの人柄なんでしょうが、これもモーサムの持つ一つの魅力であると思います。
さて、まだ何も触れていないアルバムでも取り上げようかと思うのですが、その中で今聴いているアルバムがこの「HELLO」です。「HELLO」は初期モーサムの持つ荒々しさとメジャー故の聴きやすさを併せ持った良盤なんですが、次作「Light,Slide,Dummy」と較べたとき、「L,S,D」は特にアルバム全体の構成が良いのに対して、「HELLO」は粒揃いという評価がありますが、何度か聴いた実感としては全くその通りです。M-1,2は鉄板の名曲だし、最近何故か評判のM-3、モーサムお馴染みのドロップDのチューニングにすると無性にコピーしたくなるM-4、妙に気になるM-6、良曲であるM-7、リズムパターンが妙に癖になるM-10、キャリア屈指のヘンテコ曲であるM-12など、聴けば聴くほど癖になるお茶目な曲達が手ぐすね引いて待っております。聴き込めば聴き込む程に中毒性が増してきます。そして、初期の名曲の一つ「HigH」を聴かずしてモーサムを語るなかれ。初期にあるヒリヒリ感とやらを体感するなら、このアルバムを通ってみるといいですよ。



最終更新:2009年04月29日 02:16