学生割引

※このページに記載のあるものに関しては充分に確認は取っておりますが、調査後に制度が変更になっていることもあります。利用の際には各交通機関に確認を取ってご利用下さい。

中学生以上の学生がJR線等を101km以上利用する場合、2割引になります。
この割引は普通乗車券の他、往復割引乗車券(長距離において往復する場合割引になる制度)にも適用されます。
但し、この制度を利用する場合には予め学校から「学生・生徒旅客運賃割引証」の発行を受け、学生証と共に窓口に提出する必要があります。
学生証だけでは学生割引を受けることはできません。
定期券の場合は、学生証や生徒手帳等に通学用定期購入証が付与してある物が有り、それで代用することができますが、新しく通学定期を購入する際に「合格証書」や「通学証明書」等で購入はできません。
なお、予め学校で取り決めがしてある書類(鉄道会社との契約により便宜上手配が成されている書類)により購入ができたり、初回のみ学校が購入の代行をしたりすることがあります。
また、一部学校ではICカード(Suica、PASMO、manaca等)に学生証と定期が一体化した物を利用させることもあります。

学生割引はあくまで学生に対しての割引ですから、学校が許可した場合でも、卒業後(この場合の卒業とは卒業証書を授与された日を指し、年度末ではありません)の利用はできません。
卒業後に「学生・生徒旅客運賃割引証」を行使しようとした場合は罰せられることが有り、以後その学校の学割発給が取り消される場合もありますので十分に注意が必要です。学校側がよく卒業式後、年度末までは学生だからと学割証を発行することがありますが、利用することはできません。
また、通学定期券を購入する際も、予め学校に認可された区間(殆どの場合自宅最寄り駅から学校の至近駅)以外は原則として購入することができません。
区間外を利用する場合は(学校及び利用鉄道会社等に特例制度がある場合を除き)通常、通勤定期券を購入する必要があります。一部社局に於いては通学定期を購入する際に、区間を定める定期よりも低廉な金額の全線定期券の購入を勧める場合や、学校帰りの通い事まで含めてよいとしている社局もありますので確認が必要です。

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最終更新:2014年10月30日 11:05