会社名が違う他社局(JR各社相互を除く)への乗車券を連絡乗車券といいます。
例えば、阪急~阪神で「尼崎~今津~宝塚」などと乗るときの乗車券です。殆どの方は社局が変わる度に乗車券を購入していると思いますが、1枚の乗車券で購入できる場合もあります。それを少し見ていきましょう。
阪急の場合
阪急は「阪急阪神ホールディングス」という会社になり、相互乗車のルールが少し変わっています。
回数券では190円、270円、280円、320円、370円の運賃区間であれば相互利用ができます。但しカードをそのまま改札に入れることはできず、予め切符に引き替えての利用となります。
阪急から接続している他車線に乗り換えするとき乗車券を1枚で発行できる駅は次の通りです。
社局名 |
接続駅 |
神戸高速鉄道 |
神戸三宮 |
山陽電鉄 |
西代 |
神戸電鉄 |
湊川 |
大阪市交通局(地下鉄) |
天神橋筋六丁目 |
能勢電鉄 |
川西能勢口 |
南海電鉄 |
天神橋筋六丁目-天下茶屋 |
阪神電車 |
今津・梅田 |
このうち、南海電鉄は間に大阪市交通局を挟み、関西空港を着とする場合に限ります。
名鉄、豊鉄などでは昔は連絡乗車券の制度がありましたがICカードの制度があるので乗車券の発売を止めました。
最終更新:2016年12月18日 11:39