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近鉄子会社の経理課社員が10億円着服近畿日本鉄道の子会社で、ビル管理の「近鉄ビルサービス」(大阪市中央区)は27日、経理課の30歳代の男性社員が会社の運転資金約10億5200万円を自分名義の銀行口座に振り込み、着服していたと発表した。 社員は「投資で損をした穴埋めに使った」と認めているという。同社は社員を懲戒解雇(18日付)し、大阪地検特捜部に27日、業務上横領容疑で告訴状を提出した。 同社によると、社員は2008年4月10日〜今年11月10日の間、計70回にわたり、社内の経理システムを不正に操作して10億5200万円を個人口座に振り込んだ。 社員は10年以上前から経理課に所属し、取引先への現金振り込みを担当。自分の口座に、1度に5000万円を振り込んだこともあったという。 8月末の中間決算時、運転資金が不自然に減っていることがわかり、社内調査をして発覚した。平野雅大・執行役員は同社での記者会見で、「事態を重く受け止め、再発防止に努める」と謝罪した。 (2009年11月27日20時10分 読売新聞)
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