内親王(ないしんのう、うちのみこ、ひめみこ)は親王宣下を受けた女子の皇族。またはその身位、称号を指す。
かつての律令制では、天皇の皇女および姉妹を内親王といった。現在の皇室典範では、天皇の嫡出の皇女および天皇の嫡男系の嫡出の皇孫で女子であるもの(6条)、また、天皇の姉妹(7条)を内親王という。
平成20年(2008年)現在、皇太子徳仁親王の娘である敬宮愛子内親王と、秋篠宮文仁親王の娘である眞子内親王と佳子内親王の合計3人がその地位にある。これら3内親王は直系尊属である今上天皇の孫娘にあたる。
内親王が臣下に嫁すことを降嫁という。また、古語では内親王を母として生まれること、または生まれた子を皇女腹(みこばら)といった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月16日 (日) 10:49 。