田中正明

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'''焼夷弾'''(しょういだん、英:''Incendiary bomb'')は、[[爆弾]]・[[砲弾]]の一種で、攻撃対象を焼き払うために使用する。そのため、発生する爆風や飛散する破片で対象物を破壊する爆弾と違い、焼夷弾は中に入っているもの(焼夷剤)が燃焼することで対象物を[[火災]]に追い込むのが目的。焼夷剤として使う物としては、主に後述する[[テルミット]]や[[油脂]]、[[燐|黄燐]]の他にも重油などが用いられている。 == 概要 == 主として、[[テルミット法|テルミット反応]]を利用した[[エレクトロン焼夷弾]]、[[油脂]]の燃焼を利用した油脂焼夷弾、[[燐|黄燐]]の自然発火現象を利用した黄燐焼夷弾の3種が利用される。 有名なものに、米軍が[[東京大空襲]]で使用した集束焼夷弾E46や、[[ベトナム戦争]]で多用された[[ナパーム弾]]がある。 余談だが、黄燐焼夷弾の不発弾が地中に埋まり、それを含んだ土や岩が掘り起こされたりなどして空気に触れ発火する、という事故が[[沖縄県|沖縄]]や[[フィリピン]]で起こり、新種の鉱物か、と騒がれたことがある。 == 集束焼夷弾E46 == 木造の日本家屋を効率よく焼き払う為、第二次大戦時に米軍が開発した焼夷弾。子弾として48発のM69焼夷弾を内蔵する[[クラスター爆弾|クラスター構造]]を取っており、投下後上空700m程度でこれらが分離し、一斉に地上へ降り注ぐ仕組みになっている。なおM69焼夷弾1発あたりの大きさは、直径8cm・全長50cm・重量2.4kg程度。 「[[ヴャチェスラフ・モロトフ|モロトフ]]のパン籠」という異名がつけられていた。この異名はもともと[[ソ連・フィンランド戦争]]時のモロトフの発言<ref>フィンランドの都市への空爆を非難されたソ連のモロトフ外相は、「爆撃ではなく、人民にパンなどを投下している」と答えたと言われている。その痛烈な皮肉以外の何物でもない発言に対し、フィンランド国民はソ連の爆撃機を“モロトフのパン籠”と呼ぶ事で応じた。また、フィンランド兵は“お返し”として対戦車用の火炎瓶を「モロトフに捧げるカクテル」と呼んだと言われており、その逸話から火炎瓶を“モロトフ・カクテル”と呼ぶ事もある。</ref>からフィンランド国民が航空爆弾一般に名付けたものであったが、これに加えて上記のような構造がパン籠を連想させたことから、日本では特にこの爆弾の異名として用いられることが多い。 === 人体への直撃による被害 === 焼夷弾は目標を焼き払う為の兵器であるが、M69は子弾が非常に小型であり、尚且つ分離し大量に降り注ぐため、直撃による即死が多くの被災者の証言に見られている。 例えば戦争を題材にしたアニメ・映画では、落下した焼夷弾が家屋や地面に激突し大爆発を起こし燃え上がる描写が多く見られる。だが実際には避難民でごった返す大通りに大量に降り注ぎ子供を背負った母親や、上空を見上げた人間の頭部・首筋・背中に突き刺さり即死、そのまま燃え上がるという凄惨な状況が多数発生していた。 === 「火の雨」の様に見える理由=== M69の発火は、対象への激突後である。しかし「[[火垂るの墓]]」をはじめとする戦争映画等では、火のついた焼夷弾が「火の雨」となって落下する描写がある(多くの空襲被災者の証言にも見られる)。そのため、空中で発火して焼夷剤に引火させると誤解されていることがある。 M69には、目標(木造家屋の瓦屋根等)への貫通力を高めるため、姿勢を垂直に保つ目的のリボン(細長い布)が取り付けられている。上空での分離時に使用されている火薬によって、このリボンに着火し、それがあたかも火の帯のようになり一斉に降り注ぐ為、火の雨が降るように見えるのである。 == 脚注 == <references/> _ == 関連項目 == *[[砲弾]] *[[アントニン・レーモンド]] [http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%84%BC%E5%A4%B7%E5%BC%BE 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年4月15日 (火) 12:51。]     
'''田中 正明'''('''たなか まさあき'''、[[1911年]][[2月11日]] - [[2006年]][[1月8日]])は[[評論家]]。[[長野県]][[下伊那郡]][[喬木村]]出身。 [[松井石根]]の元私設秘書。南信時事新聞・元編集長、[[拓殖大学]]講師。日本アラブ協会常任理事。[[イオンド大学]][[教授]]。 [[南京大虐殺]]の存在に否定的な立場からの研究で知られる。田中の弟子としては[[水間政憲]]が保守系雑誌で、[[松尾一郎]]が[[インターネット]]上で田中の主張を引き継いで展開している。 == 『松井石根大将の陣中日記』改竄について == 田中は、本書を1985年[[芙蓉書房]]から出版し、南京事件幻説を補強する有力証拠だと主張したが、その際、松井日記の記述を日本軍に有利な方向に捻じ曲げる「加筆・修正・削除」を全く読者への断りのないまま行なった。「南京占領後の態度方針を説明するため外人記者団と会見をした」といった原文にない記述を追加した上、注釈として「松井大将が『南京虐殺』に関する質問を受けたという様子が全くみられない」などと述べるなど深刻なものも多く、細部まで含めると「修正」箇所は300ケ所以上に及ぶ。その事実は、「中間派」である[[板倉由明]]によって指摘された。[http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/objection/7kaizan-1.htm] [http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/objection/7kaizan-2.htm] [http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/objection/7kaizan-3.htm] これについて田中は「語句の扱いに配慮を欠いた点は認めますが、原文を勝手に書き直して、虐殺事件を隠したとか、大将の不利を補ったとかいったようなことは毛頭もありません。」と自著で反論している。([http://www.geocities.com/TheTropics/Paradise/8783/asahi.html 「朝日」の策略!「松井大将陣中日誌」改ざん事件の真実]) しかし、原文に存在しない文章を説明なく追加し、追加した文章を根拠に南京虐殺を否定する主張を行っている以上、史料を書き換えて南京事件を否定しようとしたことは否定できず、上の反論には説得力がないとする見方が一般的である。([http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/3924/article/tanakam.html 田中正明「松井岩根大将陣中日記」の改竄について]) また、上記の田中の反論は、直接自身に厳しい批判をした板倉にではなく、なぜか改竄の事実を報道した朝日新聞に向けられていたうえ、一般の報道被害から朝日新聞の南京事件に対する報道姿勢までが混在したものだった。 史料改竄の発覚後も謝罪や訂正を行わず、上記のような主張を行ったことによって田中の社会的評価はさらに低下し、この時期の南京大虐殺論争に終止符が打たれる直接の原因ともなった。 == 『パール博士の日本無罪論』 == [[ラダ・ビノード・パール|パール]]博士は、自身の意見書において、一部の暴虐行為は支那兵によるものなのではないか、証言には虚偽誇張が含まれているのではないか、との疑念を呈しつつ、「それでもなお南京陥落時の日本兵による暴虐な出来事の存在を認めざるをえない」としている。しかし、前述の「疑念」に加え、松井石根に対し無罪を主張したこと(『パル判決書』[[講談社学術文庫]]: 下巻p.566)から、田中はあたかも「パール博士が[[南京大虐殺]]は虚妄と主張した」かのように紹介した。 なお、パール博士が松井を無罪としたのは、「裁判の在り方自体に有効性がないため『有罪』という概念そのものが成立しない」との博士自身の主張に沿ってこれを全ての被告に対し一律に適用したものであり、各事件の事実関係の認定とは直接の関係がない。 == 主著 == * [[パール判事の日本無罪論]] * アジアの曙 * 南京虐殺の虚構 * 松井石根大将の陣中日記 * 南京事件の総括 * アジア独立への道 == 関連項目 == * [[歴史修正主義]] * [[自虐史観]] [http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%AD%A3%E6%98%8E 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2007年10月26日 (金) 06:16。] <br/> <br/> '''考察'''<br/> '''松井大将の弁護のために、資料の捏造や改竄を繰り返した人物。動機は理解できるが、信用できる人物でない。'''<br/> '''パール判事を「唯一の国際法の専門家」と(意図的かどうかは不明だが)間違って評したため、それを無批判に信じるバカが多い。パール判事が国際法に詳しかったことは間違いないであろうが、専門としていたわけではないし、パール判事以上に国際法に詳しい判事もいた。'''<br/> '''これが、伝言ゲームのように間違いが拡大され、パール判事が「国際法の学位」を有していたなどと言うバカまでが出没している。'''<br/> '''以下は、出どころは田中正明らしいが未確認の内容。'''<br/> '''東京裁判の裁判官であった梅汝敖氏が裁判官の職を持つ者ではなかった(経歴も無い)ことをもって判事の資格が無いと批判する人が多い。'''<br/> '''ところで、裁判官の経験が東京法廷の判事に必要であろうか。日本の最高裁判所の判事(裁判官)は、裁判官の経験が大学教授や官僚からも選ばれるが、裁判官として不適格とされた人はいない。また、小和田恆氏が国際司法裁判所の判事を勤めているが、小和田氏も裁判官の経験は無いが問題にした人はいない。'''<br/> '''梅判事の経歴を調べたが、シカゴ大学の法学博士を取得した後に中国の大学で教鞭をとったり国民政府の要職を勤めたりしているようであり、裁判官として不適格とする理由は何も無い。'''<br/> '''また、東京裁判の判決が、賛成6で反対5と分かれたと書き立てるのもよく見るが、反対した判事が何に反対したか全く理解していない。被告の各個人に対する有罪認定を見ると、圧倒的多数で有罪と判断されている。反対意見は、一部の被告を無罪と考える意見や死刑には反対とするもので、有罪か無罪かで判定すると有罪が10に対して無罪が1だ。'''

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